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ソードアート・オンライン『明星の勇者』

作者:ウィング
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エターナルソード

深淵の闇の素顔がディアベルということに俺も含めて全員が驚いてるなか突然深淵の闇は苦しみだした。


ユリアン「なんだ!?」


シリカ「苦しんでる?」


ストレア「な、なにこれ…」


俺達が戸惑うなか、ストレアだけが俺達とは違う反応をしめす。


ストレア「頭の中に…何かが…入ってくる」


カイン「ストレア!?」


ストレア「いや、怖い…なにこれ…いや…いやぁぁぁぁっ!」


ストレアは悲鳴をあげるとそこで気を失い倒れてしまう。


シリカ「ストレアさん!」


深淵の闇「aaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!」


また深淵の闇も声にならない悲鳴を轟かせ次の瞬間、奴の体はポリゴン化し周りに飛散していき残ったのは奴が使っていた邪悪な両手剣だけになった。


カイン「…どうなったんだ…これは…」


ユリアン「勝ったってことでいいんじゃないか?」


カイン「…だといいんだが…それよりストレアだ」


俺はストレアに駆け寄り容体を見る。


シリカ「大丈夫です、ショックで気を失っただけみたい」


カイン「そうか…よかった」


???「まさか、このような場で会うとはな少年」


カイン「…デューク」


デューク「…深淵の闇は?」


ユリアン「あいつはいきなり苦しみだしてポリゴン化して飛散した」


デューク「剣は?」


カイン「剣?ならそこに…なっ!」


俺は剣がある方向を見ると先程まであった邪悪な両手剣は姿を消していた。


カイン「なくなってる!」


デューク「一足遅かったか…」


カイン「どういうことだ!」


デューク「奴の本体はあの体ではなくあの剣だ」


ユリアン「剣だと!」


カイン「まさか!…そうか、だからあの時ポリゴンは両手剣に吸収されたのか!」


デューク「その通りだ、だがこれ以上は関わるな…」


ユリアン「なんでだよ!」


デューク「貴様らではあの剣をエターナルソードを破壊することは無理だといっているのだ」


カイン「っ!!エターナルソードだと!」


シリカ「しってるの?」


カイン「ああ、ゲームで登場したかなり重要な剣だ、ある時は時と次元を渡ることが出来たり、ある時はどんな願いでも叶えられる飛んでもない代物だ」


ユリアン「それで、どうして俺達だと破壊できないんだ?」


デューク「あれには特殊な力で絶対に折れない、それを打ち破るのはこのデインノモスと…」


カイン「…もうひとつあるのか?」


デューク「………四大精霊の主の力で打ち破ることだ」


カイン「っ!!マクスウェルか!」


シリカ「そのマクスウェルって?」


カイン「四大精霊の主…簡単いうと全精霊の中で一番偉い人って言えばわかる?」


デューク「ではな、もしこの道をたどるのなら…好きにしろ…ただし後戻りはできんぞ」


カイン「わかった、覚えておく…」


デュークは軽く微笑んでからその場から消えた。


カイン「…とりあえず…帰ろう」


ユリアン「そう…だな…」


シリカ「…どうしたの?ピナ」


ピナ「キュア!」


カイン「何か見つけたのか?」


ピナは一直線に飛んでいきシリカと俺はそこに近づくと…


???「クエ~」


カイン「雛鳥?」


シリカ「もしかして…あのフェニックスの…」


カイン「かもな、命がけで守りとおした子供だろう…」


シリカ「…こんなところでほってはおけないよね」


カイン「もしかして…テイムできるのか?」


シリカ「うん、いいよね?」


カイン「ああ、別に問題ないよ」


シリカ「ありがと、カインくん」


シリカはフェニックスの雛鳥をテイムして抱き抱える。


シリカ「これからよろしくね、アリア」


アリア「クエ~!!」


こうして俺達は気絶したストレアとフェニックスの雛鳥…アリアを連れてザーフィアスに戻るのであった。

 
 

 
後書き
どうも~ウイングゼロです!


さてと今回で深淵の闇についてわかったことがありますね


そしてフェニックスの雛鳥がシリカにテイムされました!!!


次回はカイン達がこれからどうするかを考える回です。


それでは次回にお会いしましょうさいなら~ 
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