ソードアート・オンライン『明星の勇者』
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四大精霊
ガバルド火山から戻ってきた俺達は直ぐにムラマサ達を呼び出し緊急会議を開いた。
カイン「…以上が今回のガバルド火山であった出来事だ」
俺はみんなが集まってからガバルド火山での深淵の闇との対決と正体、それの対抗策を話した。
ムラマサ「まさか、そのような出来事が」
シャール「筆頭は…どうするつもりなんです?」
カイン「決まってる…徹底的に深淵の闇と戦う、あいつがいたら次もしかしたらプレイヤーが狙われる」
フルブライト「そうだな、それでこれからどうするつもりだ?」
カイン「マクスウェルを会うには四大精霊を仲間にするんだ」
モニカ「四大精霊?」
カイン「ああ、地水火風の大精霊…火の大精霊イフリート、水の大精霊ウンディーネ、風の大精霊シルフ、地の大精霊ノーム、他にも精霊はいるけどこの4体がかなり有名だから四大精霊って呼ばれてる」
アイリス「それで場所は?」
アイリスから精霊の居場所を聞かれたが…勿論…
カイン「…知らん!」
その瞬間俺以外のみんなが椅子からずっこけた。
カイン「だって、そんな特定できるもんじゃないしな…ただしそれぞれの精霊に基づいた場所にいるはずだからそれらしき場所にしらみ潰しで行けば多分…」
ユリアン「要するに時間がかかると」
カイン「ああ、これは深淵の闇のことを知ってる俺達だけができることなんだ、頼む俺に力を貸してくれ」
ユリアン「そんなの決まってるだろ?当たり前に貸すよ、なあ?」
全員「当然!」
全員一致で協力をしてくれることになった。
カイン「みんな…ありがとう!」
そうして緊急会議は閉幕し俺達は解散となった。
シリカ「カインくんこれからどうする?」
カイン「俺は少しストレアの様子見てくるわ」
シリカ「うん、わかった、あたしは部屋に戻ってアリアのこと見とくね」
俺はシリカと別れてストレアが寝かされている空き部屋の前にたちノックをする。
カイン「カインだ、入るぞ」
そういって部屋にはいると上半身を起こし窓から夕日を見ているストレアがいて入ってきたのに気づきこちらに振り向く。
カイン「お目覚めだったか?」
ストレア「あ、うん、もしかして運んでくれたの?」
カイン「当たり前だあんなところで置いていったらそれこそ不義だ」
ストレア「そうなんだ、ねえあの後あいつは…どうなったの?」
カイン「…消えた…けどデュークが言うにはまだ生きてる」
ストレア「…ごめんね、ここまで運んでくれてありがとう、それじゃあ私いくね」
カイン「行くってどこにだ?それに今日は泊まっていけ」
ストレア「これ以上迷惑はかけたくないし、それにあいつは…他人のようには思えないんだ」
カイン「あいつって…深淵の闇か?」
ストレア「うん、私ね、このSAOに来るまでの記憶がないの」
記憶がない?確かにそんなプレイヤーもいるがそれでも断片的にという話だが
ストレア「気が付いたらはじまりの街にいて、覚えていたのはストレアの名前だけ…」
ストレア「でも深淵の闇を見てると何感じたの、もしかしたら深淵の闇を追えば私の記憶も戻るんじゃないかって…」
カイン「…」
ストレアはかなり重い過去を背負っても前を向いて生きてるって訳か
ストレア「それじゃあほんとにありがとう、また何処かで」
そういってベットから出て…俺の横を通り部屋から出ようとしたときに俺は声をかけた。
カイン「なら…一緒に来るか?」
ストレア「え?」
カイン「俺達も深淵の闇と戦う…それはさっき決めたし目的も深淵の闇だから一緒、だから共に歩くのもいいとは思うが?」
ストレア「そうかもしれないけど…」
カイン「なら決まりだな、それじゃあよろしくな」
そういって手を差しのべる。
ストレア「…うん、これからよろしくね」
ストレアは考えた末に俺との協力を承諾しストレアは凛々の明星にはいり、ここに住むことになった。
後書き
どうも~ウイングゼロです!
今回は戦闘はなしですがストレアが正式加入しました~
そしてストレアと深淵の闇との間にはある関係があるのですよそれがわかるのは…もっと後ですかね?
そして次回は…精霊を探すカインのまえにアイリスから奇妙な情報がまいこみます。
恐らくメンバーは…
カインとシリカとアイリスとユウナになります。
もしかしたら感ずく人はいるかもね
それでは次回にお会いしましょうさいなら~
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