FAIRY TAIL 真魂の鼠
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第八話 RFG
前書き
駄作者07です☆
今回は遂に始まったRFG。その内容とは・・・!?
今回はルーシィ目線で書いていきます。やっとシン以外の目線で書ける時が来た~!!
それでは、第八話・・・どうぞっ☆
ズドドォンッ!!ズダンッ!!!
ル「いったぁ~・・・」
もぉ~、いったい何なのよぉ~!私たち最強チームは、【不気味な館調査 400万J】とゆう依頼をしに、列車で館に来たんだけど、その依頼用紙は偽者で、本当は空想の館でやるRFGの招待状だったの。RFGが終わるまで空想の館から出る事が出来ない私達は、仕方なくRFGの最初の挑戦者として参加する事になったの。そしたら、いきなり床に穴が開いて、私達は真っ暗な闇の中へ真ッ逆さまに落ちていったの。で、落ちたのは石畳の部屋。結構広いわね。やっと止まったのはいいんだけど、地面にお尻をぶつけちゃって~・・・ん?これ、地面じゃない・・・恐る恐る下を見ると、
シ「ル、ルーシィ・・・早く、下りろ・・・」
私はシンの背中の上に乗っていたのっ!?
ル「えぇっ!?ゴ、ゴメンゴメン!!」
慌ててシンから下りる。シンは顎と背中を痛そうに摩りながらゆっくり起き上がると、
シ「いてててて・・・最初に顎を強打するは、上からルーシィが降って来て背中に落ちるは、災難続きだな。」
ぶつぶつ呟きながらきょろきょろ辺りを見回すと、
シ「あれ?俺とルーシィだけか?」
ル「えっ?」
シンの言うとおり、私とシンの他に誰もいなかった。落ちた時に逸れたのかしら?すると、部屋の奥から映像魔水晶が飛んできた。
シ「何だ、映像魔水晶って?」
ル「そっか。シンは知らなかったわね。」
読者の皆は知ってると思うけど、シンの為に魔水晶について少し説明するわね。魔水晶ってゆうのは、魔力を結晶にして、一般の人でも魔法を使えるようにした道具の事なのよ。読者の皆がいる世界ではライターっていう道具を想像するといいわね。火の魔法を使えなくても、ライターなら火を出す事が出来るでしょ?そんな感じで、魔力を生活の一部に組み込む為の魔法道具なのうお。読者の皆がいる世界では、映像魔水晶はテレビやカメラっていう物と同じような物ね。
ル「どぉ?少しは分かった?」
シ「大体な。あ、何か映ったぞ。」
映像魔水晶に何かが映し出された。映っているものは、
ル「ナツ!?ハッピー!?」
シ「グ、グレイ!?」
ナ「エルザとウェンディじゃねぇか。」
ハ「シャルル~♪」
グ「無事かお前等。」
エ「私たちは平気だ。」
ウェ「皆さん大丈夫ですか?」
ナツとハッピーとグレイ、エルザとウェンディとシャルルだった。皆も途中で逸れちゃったみたいね。
シャ「ていうか、この映像魔水晶、通信機能まで付いてるのね。」
お互いの姿が見れるだけじゃなくて、お互いの声が聞こえる。随分便利な魔水晶ね。すると、映像魔水晶にロットの姿が映った。
ロ「驚きましたか?さてさて、共に行動するペアも決まったので、ここでRFGのルール説明を致しましょう。」
ハ「ペア?」
つまり、ナツとハッピーとグレイ、エルザとウェンディとシャルル、私とシンがペアって事ね。落ちた時に一緒になった人がペアになるよう細工してたのね。
ナ&グ「こ、こいつと・・・」
ナツとグレイが顔を見合わせて不満な事を言ったのは余談よ。そんな事より、ルール説明を聞かないと・・・!
ロ「このゲームはあくまでも空想の世界でのお遊びです。皆さんにはペアと一緒に空想の世界への入り口、『始まりの門』を潜っていただき、入った空想の世界の中でお遊びをしていただきます。もちろん、皆さんは魔道士なので、魔法を使うのはOKです。」
よかったぁ~。てっきり空想の世界に入ったら魔法が使えなくなると思ってた。
シ「『始まりの門』を潜って、空想の世界へ入った後は何をすればいいんだ?」
ロ「僕達製作者が用意した空想の世界には、『三つの試練』が予め準備されています。皆さんにはその『三つの試練』に挑戦していただきます。」
グ「『三つの試練』?」
ル「どんな試練なの?」
私の質問にロットは口元に人差し指を立てると、
ロ「それはまだ内緒です。『三つの試練』の内容は空想の世界にいる案内役が教えてくれますよ。」
あ、案内役?それも予め準備しておいたのかしら・・・?
ロ「『三つの試練』を全て達成すれば、空想の世界の出口、『終わりの門』を潜って、元の世界に戻って来る事が出来ます。但し、『三つの試練』を達成する事が出来なかったら・・・」
ロットの黒い瞳が急に険しくなった。
ナ「・・達成する事が、出来なかったら・・ど、どうなるんだよ・・・?」
皆息を呑む。すると、ロットがまた口元に人差し指を立てると、
ロ「それもまだ内緒です。」
穏やかな黒い瞳に戻って言った。でも、不安が背中に圧し掛かる・・・
ロ「でも安心して下さい。先程も言いましたが、RFGの挑戦者の命は、僕達製作者が必ず保障しますよ。」
改めて言ってくれると心の底からホットする。すると、映像魔水晶にフィーネ、ケイ、セナ、シイナ、アージンの姿が映った。
フィ「ロット、全ての準備が整いました。」
ケ「こっちも異常無しっ!!何もかもバッチリだぜっ!!」
セ「こっちもOKだよ~♪いつでもOKだよ~♪」
フィーネが頭を下げて、ケイが右手でガッツポーズをして、セナが頭の上で両手で〇を作る。空想の世界の全ての設備はOKみたいね。
シイ「空想は空想を見る人の頭の中でしか分からない。でも、このRFGは空想の世界を現実の世界に作り出した者と、世界中で冒険を繰り広げる者が夢のような共演をして一つになった世界にたった一つの究極のお遊び・・・」
ア「ハラハラドキドキの出来事はもちろん、あんな事やこんな事、現実では絶対に起こらない摩訶不思議な出来事が現実化するRFGで、妖精の羽を思いっ切り広げて来いっ!!」
シイナとアージンが嬉しそうにRFGの魅力を語る。その時の二人の瞳は夜空に瞬く星みたいにキラキラ輝いていた。すると、私とシンの目の前に人が三人横に並んで通れるくらいの虹色に光り輝く大きな門が現れた。私とシンの目の前だけじゃなくて、ナツ達やエルザ達の目の前にも現れたみたい。
ウェ「これが、空想の世界への入り口・・・」
ル&シ「『始まりの門』・・・」
『始まりの門』は私達挑戦者を出迎えてくれるように輝きを増した。私はその美しさにしばらく見惚れていた。
ロ「さぁ、間も無く『始まりの門』が開きます。」
ロットが言い終わったのと同時に、三つの『始まりの門』がギギギィィィィィと同時に開いた。私達RFGの最初の挑戦者の六人+二匹は一歩『始まりの門』に向かって踏み出した。
ロ「それでは、挑戦者の皆さん、RFGへ・・・」
私たちは吸い込まれるように『始まりの門』を潜った。
ロ&フィ&ケ&セ&シイ&ア「Goodluck!!!」
後書き
第八話終了致しました☆
こうして書いていると、だんだん私もRFGをやってみたくなりましたっ!!後、最近Goodluckにはまっているんですよね~。あの響きが好きなんですよ。
次回はナツ&ハッピー&グレイがRFGで大暴れっ!?
それではSeeyou☆
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