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インフィニット・ストラトス~IS学園に技術者を放り込んでみた~

作者:壬生咲夜
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本編
  第21話「クラス対抗戦」

 
前書き
お待たせしました。
少しずつ書きながらようやく完成しました。

いや~IS2期が始まりましたね。
録画したのを仕事終わった後に見みました。

ナギや癒子も登場!! あれ、ナギ役の人変わりました?
とりあえず一夏は爆発しろ。
月をバックに生徒会長も登場!!! カッコィィィイイ!!!
そして話は一気に進むがなぜ、虚さんが来ない!!!
弾や蘭、本音たちにももっと出番をプリーズ!!!!

すみません、取り乱しました。
それではどうぞ…

 

 
今日はクラス対抗戦の日です。

既に全校生徒のほぼ全員が観客席に付いており、その他の一部生徒や私たち生徒会は整備室や放送室、管制室といったそれぞれの持ち場に付きクラス対抗戦を影からサポート及び記録をしています。
勿論、教員の方々も担当の部門の指揮や来賓された各国の方々の護衛などに着かれています。

楯無
「いや~、ようやく対抗戦の日が来たわね~」

「そうですね。この日まで色々とありましたからね…」

ええ、本当にイロイロと……
特に生徒会の仕事をバックれてどこかに行かれたダレかさんのせいで、その負担が全て私に周ってきたんですけどね。

どうしてくれましょうかこの怨み…。


楯無
「ア、アハハハ…、ほら虚ちゃん。試合が始まるみたいよ!!」


バ会長――お嬢様の言うとおり、アリーナに選手が入場し、なにやら個人間秘匿通信(プライベート・チャンネル)で会話をしています。
宣戦布告か何かでしょうか?

楯無
「…なんだか貶された気がするわ」

「さぁ? 気のせいじゃないですか」


[3・2・1…ビィー!!!]

一夏
『うぉぉおおおおお!!!!』
鈴音
『はぁぁあああああ!!!!』

試合開始のブザーが鳴り1学年の一回戦―――織斑君と凰さんの試合が始まりました。

先手必勝とばかりに猛スピードで凰さんへと切りかかる織斑君。
しかし、そこは代表候補生。取りだした青龍刀であっさりと撃退されました。


凰さんの操る専用機“甲龍(シェンロン)”はパワータイプで格闘と射撃を両立し、燃費と安定性を第一に設計された第三世代型IS。
一方、織斑君の専用機“白式(びゃくしき)”はスピードの高い近接格闘タイプで、一撃必殺の能力を持ちますがS.Eの燃費がかなり悪い機体。
戦闘経験も操縦時間少なく、刀以外の武装を一切持たない織斑君が勝つには近接格闘に持ち込んでの短期決戦が一番と仲間内で決めたようですね。


楯無
「それにしても、今年も優秀そうな子が入学したわね」

「そうですね」

大体の生徒は入学当初に担任の先生から「クラス代表とは委員会議の出席や対抗戦などの代表として出場する」といった説明を受け、「面倒な役割だ」「対抗戦も学校行事の1つで、代表に任せればいい」と思っています。

ですが、クラス対抗戦はただ単にクラス代表が戦えばいいというのではありません。
これはクラス代表という“個人の技量”を診るのではなく、“クラスの団結力”を診る一種の隠されたテストなのです。

実はこの一ヶ月の間、教員や一部の生徒によって各クラスの動きはそれとなく観察されていました。

1組は主に専用機を持つオルコットさんと諸事情で訓練機を借りやすくなっている篠之乃さんがISの訓練をし、本音とその友人たちが情報収集等といったサポートを行ってます。
動きから見てクラスの1/4ほどが纏まって動いているようですね。
評価としては『多少協力的な生徒がいて、ある程度の統率がとれたクラス』といったところでしょうか?

次に2組ですが、急なクラス代表の交代に戸惑いと疑心が混ざった状態で、代表も織斑君に御熱心なため纏まりがなっていません。
評価としては『ほとんどをクラス代表に任せっきりで、代表もクラスを纏める気が無い』とかなり低いです。
例年に見られる評価ですね。対抗戦後どのようになるのでしょうか?

3組のクラス代表は専用機を持たない代表候補生で、「専用機持ち、ましては男なんかに負けるか!!」と意気込まれており、自らがクラスの指揮を取っているようです。
クラスメイトと協力して出来る限りの訓練機やアリーナの使用届を提出し、ISが使えない日はジムや道場で訓練をされている模様。
『少し血の気が多い』『訓練だけでなく情報戦に力を入れるべきだった』『クラス全体が纏まっていないが残念』といった評価です。

最後に4組ですが、クラス代表が方針を決め、代表補佐が上手くクラスを纏め、それぞれの生徒がサポートに付くと纏まりがある模様。
諸事情でISでの訓練は少なく、情報収集や解析、公開されている戦闘記録の解析などに力を入れたそうです。
『ISでの戦闘は未知数だが、情報を怠らない統率のとれたクラス』とかなり高い評価ですね。
あら? 隅っこに『親衛隊コワイ』って書かれてるわね。

楯無
「んふふ~♪ 今のところの報告だと簪ちゃんのクラスが一番評価が良いわね♪」

「欲を言えば情報の撹乱と隠蔽も行えるともっと高い評価を貰えましたね」
楯無
「…あのね、普通は偽情報を流したり、クラス代表自体が全く違う人だったり、2丁のスナイパーライフルで遠距離無双したり、無理して近づいてきた相手を足で蹴ったり、ギロチン下ろしなんて禁手を生み出したり、武器やISを魔改造するなんてことしないわよ」

「え、やりませんか?」

あれでも結構抑えた方だと思いますけど……。

楯無
「…少なくとも入学したての生徒はそんなことしないわ。当時の報告書見たら『エゲツナイ』『やりすぎ』って書かれてたわよ」

「それを言いましたら、お嬢様も対戦相手に剣を投げられたり、絡め技で意識を落とされてましたよね」
楯無
「ついムシャクシャしてヤった。でも後悔も反省もしてないわ」

反省はしてください。
いつもいつも皆して暴れまわって…後処理をするのもめんd――大変なんですよ?

この2週間の間でも
問題児と教員による鬼ごっこ
アリーナ内で突然の模擬選(2対1)による苦情
新たに結成された親衛隊KKK(きっときっとかんちゃん)とSSS(スキスキシャオリン)の騒動
とある部屋の扉が真っ二つ
部屋変え要請と嘆きの声を上げる部屋割担当
ISの無断使用(女子寮内)
とある男子の部屋の扉の破壊
IS武装の魔改造
空を跳ぶ上級生
1組代表と2組代表の喧嘩(?)
アリーナの壁が陥没
イージスコンビの居眠(サボ)
倒れる元日本代表候補の教員
仕事をサボる生徒会長
ストーカーされる1年4組代表
学園中に響き渡る悲鳴
織斑先生のボールペンのインクが入れ替る
etc etc……
といったといったことがありましたし……。

なんですかお嬢様。
その“人のことを言えないみたいな視線”は

楯無
「…別になんでもないわ」

そうですか

楯無
「ところで虚ちゃん。話が変わるんだけど…」

「なんですかお嬢様」
楯無
「あえてさ、ず~っと無視してたんだけど。アレってまさか………」

お嬢様が指をさされた方へ視線を向けます。
そちらには、パイプイスや変装道具が散らばり、所々の壁や床に凹みや紅いナニかが―――。


「アレは、狂化(バーサーク)した織斑先生がキョウとケイン(問題児)を処刑したあとです」


―――
――



鏡也
「イックシ!!」
ケイン
「風邪かキョーヤ」
鏡也
「んにゃ、身体は織斑先生にボコられたとこ以外平気だが…」

誰かが噂話でもしてるのかね~。

ケイン
「ああ、今回のはかなりヤバかった。大分ストレスとか溜まってたのかね~」
シャノン
『あんだけぼこられて何でもう普通に動けるのよ』

対抗戦を遠巻きに見ながらデータ取りして話してると通信越しにシャノンも会話に混ざってきた。
作業を片手間に話してくるってことは、あっちも順調みたいだな。

鏡也
「それはギャグ補正だからさ(キリッ」
シャノン
『…突っ込まないわよ』
ケイン
「ボケ殺しとか、シャノンのいけず~」

鏡也&シャノン
「『キモッ』」
ケイン
「ひどっ!?」

いや、確かにボケ殺しとか正直簡便だけど、今の対応は無いわ~。

鏡也
「お、チャイナ改めニャン子が青龍刀を連結して切りかかったな」

連結刀とはロマンをわかってるじゃないか…


ケイン
「ん? 織斑が急に撃たれたみたいにぶっ飛んだぞ?」
シャノン
『あれがデータにあった衝撃砲“龍咆(りゅうほう)”ね』
ケイン
「見えない空気砲モドキってやつだっけ?」
鏡也
「まぁ正確には空間を圧縮して砲身を作って、余剰で出来た衝撃を弾丸として撃ってるんだがな」
シャノン
『理論上だと全方位に展開可能みたいね』
鏡也
「にしても使い方がなってないね~。あんな眼をしてたら撃ちますよって言ってるようなもんだろ。」
ケイン&シャノン
「『いや、だからそんなことで避けれるのは(あなた達くらいよ)お前らくらいだって』」

いやいや、他にもやりようはあるだろ。
スモークを撒いて空間圧縮を見えるようにするとかセンサー弄ってエネルギー数値の上昇を確認したら相手の思考を読んで避けるとかさ。


「クスクス」
「ヤダーオリムラクン」
「コレダカラオコトッテ…」


おいおい、そこの1年生。
切りかかった織斑がぶっ飛んだのを見て「操縦ミス?」「あるいはギャグ?」って笑ってるが、お前らちゃんと何が起きてるのか理解してるか?
4組や一部の1組の生徒みたいに記録するなり、考察するなりしろよな。
後悔するのはお前らだぞ?


鏡也
「やれやれ、結局対抗戦の趣旨を理解したのは4組と1組だけか…」
ケイン
「けど、これからどんな風に挽回するのか楽しみでもあるだろ?」

毎年あるパターンなんだがな。
後悔しまくったあと、次の対抗戦に向けてデータを集めたり、対抗策を練ったりな。

さて、織斑はどんな対抗策を練ってきたのかな?
なにせ白式(あの機体)には拡張領域(パススロット)の容量がほとんど埋まってて雪片弐型しか入ってないからな。
そんな状態で戦うのは余程の腕が無い限り厳しいだろう。
ならばどうするか?

拡張領域(パススロット)を弄って容量を増やす?
んなこと、入学したばかりの普通の生徒にはまず無理だ。

別の機体、打鉄やラファールに乗り換える?
専用機に慣れ始めた織斑少年にとってそれは無謀に等しい。
まして量産機で専用機に勝てるような技量を織斑少年が持ってるはずがない。

相手の武器を奪って使う?
不可能ではないが、奪ったとしても使用承諾(アンロック)がかかってるから銃系統は使用できない。
まぁ、鈍器くらいにはなるか…。


残る方法は出来る限りの技量を伸ばすのと相手のことを調べ尽くすこと。
これが1年1組(あいつら)が出した案で決まった方針みたいだな。
あとは、織斑少年があれ(クラス代表選)からどれまで成長したかだね~。
さてさて、どう来るかな?


ケイン
「お、何やら織斑が仕掛けるみたいだぜ」
鏡也
「見たいだな」

恐らく瞬時加速(イグニション・ブースト)だな。

過去の戦闘記録を見てオルコットか織斑先生、山田先生の誰かに聞いて教えて貰ったってところか。
基本的に教員はクラス対抗戦に手を出してはいけないが、生徒に頼まれて技術を教える程度なら許容範囲だからな。

まぁ、やりすぎると他の教員にあまりいい顔されないけど。

にしても、瞬時加速(イグニション・ブースト)と零落白夜を組み合わせた一撃必殺を選んだか…。
習得期間からして付け焼刃だな。
かなり危険な賭けなうえに2度目は通じないぞ織斑少年。


―――
――



このままではいずれ自身のS.Eが尽きてしまうと判断した一夏は一度甲龍との距離をとった。

鈴音
「どうしたのよ一夏。まさか怖気付いた?」
一夏
「それこそまさかだ。俺はお前に勝って約束の件を話して貰わないといけないんだからな」
鈴音
「な、うぇっ!?」
一夏
「どうしたリン?」
鈴音
「にゃっ!? にゃにゃにゃんでもにゃいわよ一夏!!!///」
一夏
「まあ、いいや。いくぜリン!!!」
鈴音
「フ、フンかかってきなさい!!」
一夏
「ウォォォォオオオオオ!!!!!」


一夏が今まさに瞬時加速(イグニション・ブースト)を発動し、鈴音に切りかかろうとしたとき、



事態が急変してしまった。



シャノン
「っ強力な熱源反応接近!? 距離500!!!」

全員
『っ!?』

教員A
「なぜ気付かなかった!!!」
教員B
「それよりも早くシールドの強化を!!」
シャノン
「ッダメです間に合いません!!!」



その言葉と共に緑色の閃光が遮断シールドを突き破り、ガラスが割れたかのような音がアリーナ全体に響く。


???
『ギギッ…』

殆どの人間が混乱する中、ソレは静かにアリーナへと降り立つのだった。




【後書き】
中々進まない…次回の更新もまた遅くなると思います。


【ボツネタ】
楯無
「最近、虚ちゃんの私に対する扱いが酷く感じるのは気のせいかしら?」

「そんなことありませんよ?」

ええ、本当にお嬢様が仕事をバックれてくれるおかげで仕事の殆どが私に回ってきて休みがあんまりないとか、キョウと一緒にいれないとか、指が硬くなったとか、座りっぱなしで体中凝ったとか、クラスメイトや友人に哀れんだ眼を向けられたとか、デートが中々出来ないとか、教頭や女尊男卑派の教員(おばさんたち)からネチネチと嫌味を言われりとか、仕返しにイロイロとやったとか、買物に行けないとか、不穏分子(キョウに近づく雌豚)を排除できないとかそんなこと思ってませんよ?」

楯無
「うん、ごめんね。てか急に大人しくなったかと思えば、アレ、虚ちゃんがヤってたんだ」

「……はて、なんのことでしょうか?」
楯無
「今さら惚けたって虚ちゃんが十分鏡也君に染まってるのは知ってるからね? ねぇ、本当に何やったの? あの人たち一時期凄い挙動不審になってたわよ」

「中学の頃じゃないですし、権力を逆手にセクハラをしてくる教頭(ハゲ)をまっさt―――曰くつきの公園の公衆トイレ付近に放置したら暫くの間無断欠勤をしてましたが、再び登校されたときに公衆の前で男性を襲おうとしたので恨み辛みを持った人(教師含む)全員でフクロ叩きにして警察に突き出して、The ENDなんてことしてませんよ」
楯無
「やだこの子恐い」


後の事情聴取で『私は既に掘られた身だ』『ツナギ恐い』『ウホッイイ男』と暴れまくり、社会的にもThe END

結果:やりすぎ&イロイロとオープンし過ぎでボツ。


【オマケ】
◆去年の第1回クラス対抗戦

楯無(当時1組クラス代表)
『はぁぁぁぁっ!!!!』
3組クラス代表
『クソッ、離せぇぇぇぇえええ!!!!』


楯無
『筋○バスタァァァァアアアッ!!!!』

[ゴキャッ!!!]

3組クラス代表
『ゴバハァッ!!??』

[ビィ―――!! し、試合終了(汗]

楯無
「そんなことした覚えないわよ!!」

「そうでしたか?」
楯無
「もう、10代のうら若き乙女が両足を開いて急速落下なんてしないわよ。正しくは――」

楯無
『コブラツイスト… (コキッ』
3組クラス代表
『カフッ!?』


楯無
「だったわよ!!」

ダリル
「普通に武器使って戦えよ」
フォルテ(当時2組クラス代表)
「うぅ~、まさかあんな手を使ってくるとは思わなかったッス……」
和輝
「まぁ、普通は試合開始と同時に打鉄の剣を投げて不意を突かせ、瞬時加速(イグニション・ブースト)で一気に近づいてからのコークスクリューブローだなんて予想しないな」
ケイン
「トドメにダウンしてるところを卍固めとかエゲツな…」
ダリル
「いや、2年前の1年4組(お前ら)よりましだろ。遠距離無双したり、動き封じてギロチン下ろしやったりって…。対戦相手マジ泣きしてたぞ」
オラクル's
「「「「「「いや~///」」」」」」
ダリル
「褒めてねぇよ」




◆まさかの不意打ち

鈴音
「どうしたのよ一夏。まさか怖気付いた?」
一夏
「それこそまさかだ。俺はお前に勝って『毎日、私の作った酢豚を食べさせてあげる』の意味を教えて貰わなきゃいけないからな!!!!」
鈴音
「うぇっ!?」

アリーナ全体
「「「「「「「「「「(こいつ鈍感(バカ)だ)」」」」」」」」」」」


鈴音
「にゃにゃにゃにゃにをいってるのしゃ~~~っぱりわからにゃいわよいひぃか//////////////」
一夏
「どうしたリン。顔真っ赤だぞ?」
鈴音
「う、うるひゃい!!/// にゃんでもにゃいっていっへるでひょう!!!//////(バカバカバカ、一夏のバカァァァァアアッ!!!///)」
一夏
「そ、そうか…」


ケイン
「うわぁ、無自覚で精神的に揺さぶるとかマジ鬼畜。子猫ちゃんも可哀そうに…」
鏡也
3年4組(うち)には天然ナイフを持ったやつがいるがな」
和輝
「誰のことだ?」

ケイン&鏡也
「「お前だよ!!!」」

和輝
「??」


◆教えて○○先生!! ~イグニション・ブ-スト編~
Take1:セシリアの場合

セシリア
「いいですか一夏さん。イグニション・ブーストというモノはですね。~(面倒なので略します)~ということです」

結果:理論的過ぎたりして解らない。


Take2:麻耶の場合
麻耶
「そうですね…。イメージとしましては、こう…背中に力をこめてぇ(グググ」
一夏
「…(ゴクッ」
麻耶
「ドンっとする感じです(ブルンブルン」
一夏
「そ、そうですか///(チラチラ」
麻耶
「? どうかしましたか織斑君」
一夏
「あ、いえ…///」
箒&セシリア
「「一夏(一夏さん)ちょっとこっちに来い(来て下さいな)」」
一夏
「ひっ!?」

結果:身体を使った表現をし、イロイロと集中できない

Take3:千冬の場合
一夏
「と、いうことで瞬時加速(イグニション・ブースト)を教えてください(ヒリヒリ」←両頬に真っ赤なモミジ
千冬
「…私は立場上一生徒に詳しく教授することはできん」
一夏
「そ、そうだよな…」
千冬
「だが、アドバイスくらいならしてもいいだろう」
一夏
「ち、ちh――織斑先生!!!」
千冬
「いいか織斑。―――風を感じるんだ」
一夏
「………」

結果:箒といい勝負


結論:今までのデータをもとに頑張って覚えました。






【別に読まなくても大丈夫な設定資料】
◆SSS(スキスキシャオリン)
新たに結成された親衛隊の一つ
主に1年4組と年下(男の娘)好きの上級生で構成されている。
活動としては、天使(シャオ)に近づく女狐の毒牙から守りつつ、影から見守って(ストーキングして)いる。
ただし、天使同士の戯れは黙認される


◆KKK(きっときっとかんちゃん)
新たに結成された親衛隊の1つ
主に1年4組と妹萌の上級生、生徒会長によって構成されている。
活動は―(省略)―ている。
同じく、天使同士の戯れは黙認されているが、時折会長が暴走する。


◆HHH(ほのぼの本音ちゃん)
主に本音の癒しオーラに当てられた人によって構成され、活動としては、のほほ~んと過ごしたり、スイーツ巡りなどである。
構成員こそ少ないが、天使(本音)を悲しませたらその人物をブチ殺す勢いになるので、他の親衛隊よりもかなり恐い。
天使同士の戯れを温かく見守っている。


◆ギロチン下ろし
2年前にとある少女が行った禁じ手。
動けない(あるいは動けなくなった)相手に処刑鎌を下ろす様だったころから着いた模様。
当時それを受けた少女は断末魔を上げ、気を失った。





 
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