ハイスクールD×Dとオレンジ色の死神
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出会い
前書き
遅くなり申し訳ない
やっとテストが終わりました
短いですがよろしくお願いします
この世界にきて三日目
俺の家(一軒家)に同居人?ができた
同居人と言っても夕食を一緒に食べるだけだが…
いきなり訳のわからないことを言ってしまった
話は少し遡り
この世界にきて二日目、土曜日
二日目の土曜は学園に通うために必要な書類作りで終わってしまった
三日目の日曜日、今日は日用品を揃えようと町にあるデパートに繰り出した…
繰り出した、はずだった
一護はぼやく
一護「…どうしてこうなった…」
一護の腕に自分の腕を絡めている女性がいる
長く艶やかな黒髪を持ち、道行く男に聞けば10人が10人『美女』と答えるだろう容姿をした女性が…
特に迷うことなく、デパートに来たのは良かったのだが…
窃盗犯「邪魔だぁ!!どけえ!!
」
デパートに入った瞬間にそんな声が聞こえ、窃盗犯らしき男は一護の目の前を横切る
男は懐から折り畳みのナイフを取り出す
血走った眼でナイフを振り回しながら走り、周りの人を威嚇する
そんな男の目の前に一人の女性が…
その光景を見た一護はアスリート顔負けの速さで走り、男の前に立つ
窃盗犯「っ!?」
窃盗犯はいきなり現れた一護の頭を狙いナイフを突き出す
突き出されたナイフは一護に当たることなく空を切る
一護は突き出されたナイフの軌道を読み、危なげなく避け、拳を振りかぶり…
ゴンッと鈍い音が鳴る
窃盗犯は一護の『手加減をした一撃』の元に意識を刈り取られた
一護は捕まえた窃盗犯を騒ぎに駆け付けた警官達に引き渡し(窃盗犯は麻薬中毒者だったとか)
警官からの感謝を受け取り、その場から退場しようとするが
黒い和服の女性「ちょっと待つにゃ」
一護(にゃ?語尾なのか?なんかやばそうなんですけど)
一護「えっと、何か用か?」
語尾に少し引きながら返事をする一護
振り返るとさっき窃盗犯の前にいた女性が…
黒い和服の女性「さっきはありがとにゃ♪」
と言いながら腕に抱き付いてきた
一護が驚いていると
黒い和服の女性は
黒歌「私の名前は黒歌。さっきは本当に助かったにゃん」
自分の名前と感謝を伝え
黒歌「…で、あなたいったい何者?」
と彼女は耳もとで囁いた
黒歌side
黒歌は自分の妹、白音の様子を見にこの町にきていた
そして妹の様子に満足した黒歌は、のんびりと散歩でもしようと町をうろつき
てきとうに買い物して帰ろうと思いデパートに入り獲物(商品)を探す
特に目ぼしいものがなかったので、帰って眠ろうとして…止まる
黒歌は猫魈という妖怪であり、しかも仙術という「気」を扱うが故に「殺気」や
「狂気」などの「気」に敏感であり、自分にむけられた殺気に気づき敵襲か!?と身構える。
しかし、現れたのはただの目が逝ってる野郎だった
ぶちのめしてもいいがあまり騒ぎを起こすと、この地の悪魔に気づかれてしまう
そんなことを考えていると、野郎の前にオレンジ色の髪をした少年が立ち無駄な動きなく無力化してしまった
騒ぎを収めてくれたことに感謝すると同時に目の前の少年、いや青年を警戒する
動きに無駄が無く、そして有り得ないほど強大な力を制御して見せている
只者でないことは確かだ
警戒しながらも何者かを問い詰めようと話かける
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