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ハイスクールD×Dとオレンジ色の死神

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異世界

 
前書き
ぐだぐだですね
次からやっとシリアス?からぬけます
ヒロインは黒歌の予定です
 

 
結界を切り裂いて入った時に目にはいった光景は


さっきまで追いかけていた青髪の少女と、金髪の知らない少年が戦っている光景だった


一護「なにやってんだ!!」



打ち合う二人の間に割り込み


ゼノヴィアの振るうエクスカリバーを左手の人差し指と親指で掴み


右手に持っている斬月で、木場の魔剣を受け止めようとするが



木場「なっ!?僕の魔剣が!!」



斬月が木場の魔剣を切断してしまい、木場に斬月の刃が迫る


まさかのことに動きが止まる木場は避けられない



一護「あぶねえ!!」



一護は咄嗟に斬月の具現化を解き対処する


木場は不利を悟ったのか後方に跳び一護から距離をとる


ゼノヴィアはエクスカリバーを素手で止められたことに驚き、動きを止め


一護はあっけにとられているゼノヴィアのエクスカリバーから手を放す



ゼノヴィア「…何者だ貴様」



リアス「私も知りたいわね。貴方は何者なのかしら?」



ゼノヴィアからドスの効いた声で、リアスはオーラを纏い、嘘は許さないと問いかけられ、一護は



一護「わかったから、その剣と戦闘態勢をどうにかしてくれ。って無理か…
まず俺の名前は黒崎一護、異世界で死神代行をしている者だ」



「「…異世界?死神代行?」」



一護「ああ。なあ、こっちにも死神っているか?」



リアス「私は『あんた』じゃないわ。私の名前はリアス・グレモリーよ」



一護「わかった。じゃあリアス、この世界に死神ってのはいるのか?」



リアス「ええいるけど。あなたの言っている死神とは違うかもしれないわ」



一護「どうゆうことだ?」



リアス「まずは貴方のいう死神について教えて貰おうかしら」



ゼノヴィア「まて。なぜコイツの言っていることを信じている?」



リアス「信じてはいないわ。ただ話を聞いておこうと思ったのよ」



ゼノヴィア「…ふん。おいお前、私と勝負しろ。相手を戦闘不能にしたら勝ちだ。…いくぞ!!」



一護「くそっ話を聞きやしない。戦いながら説明するから聞いててくれ」



ゼノヴィアが振るうエクスカリバーを、一護は斬月を具現化し受け止める



一護「俺の世界の死神は魂の監視者なんだ。人が未練を残して死ぬとその魂は、成仏せずに現世にとどまり、所謂幽霊になる。

しかしいつまでも幽霊で居られる訳じゃない。幽霊になると因果の鎖っていう肉体と魂を繋ぐ鎖が切れるんだ。

この鎖の切れた部分から魂本体に向かって侵食が進み、浸食が魂本体まで到達すると幽霊は虚という化け物にかわる。

虚になると周りの力のある霊体や人間を襲って喰らっていくんだ。虚に喰われた魂は、救われることなく虚と共にさまよい続ける。

死神は幽霊が虚になる前に、斬魄刀で『魂葬』し、虚になってしまった魂を斬魄刀で浄化し、魂の本来あるべき姿にして解放することを役目とする者たちのことだ」



一護は死神について話しながらゼノヴィアの攻撃をすべて避けてみせた



ゼノヴィア「はぁはぁ、なぜ当たらないんだ…」



一護「こんなスピードもなく、力任せの攻撃なんて死神ならだれでも避けられるぞ。
しかもなんでお前と戦わないといけないんだ?」



ゼノヴィア「くそっ!!」


まだ切りかかってくるゼノヴィアに対して一護は、瞬歩でゼノヴィアの背後に回り込んで首に向かって



手刀をおろし、ゼノヴィアの意識を刈り取った



ゼノビィア「ガハッ」


倒れる体をしっかりと支え



一護「コイツの連れのところに案内してくれ」


ゼノヴィアの連れのイリナに気絶しているゼノヴィアを渡すと睨まれたが何も言わず帰っていった



リアス「それにしても強いのね。貴方の言っている死神とこの世界の死神は違うものよ」



一護「…そうか」



リアス「帰る方法とかに心当たりはないの?」



一護「ないな。ここで暮らすほかなさそうだ」



リアス「やけにあっさりしてるわね?」



一護「ああいや、帰れないんだ」



リアス「?」



一護「そうだな…、この世界を世界A、俺が住んでいた世界を世界Bとする。世界Bにいた俺はなんかの切っ掛けでこっちにきたんだ。
けどここが問題らしい、本来なら世界Bで俺こと黒崎一護は存在してないといけない、それが世界Aにきてしまうと、世界Bの流れがおかしくなってしまうから、それを防ぐため黒崎一護は二人になって片方だけ送られたんだ。だからオレは帰れないし、帰ること自体出来ないらしい」



リアス「…それが本当ならどうして貴方はこの世界に呼ばれたのかしらね?」



一護「さあ、わかねえ。ただこの世界で困っているヤツがいたら助けるだけさ」



一護は苦笑混じりに言う



リアス「そう。…貴方、家はあるの?それにこの世界での戸籍は?」



一護「それはあるらしい」



リアス「さっきから『らしい』と言っているし、さっきの話もそうだけど、どうして知ってるの?」



一護「この世界にきて死神の力…、此処で言う神器を使った時に頭に流れてきたんだ」



リアス「貴方、私の眷属にならないかしら?私の眷属になれば生活は保障するわよ?」



一護「眷属ってなんだ?」



リアス「眷属とは上級悪魔に贈られる『イーヴァル・ピース』を使って自分の下僕にするのよ。転生す
れば寿命も長くなるし人を越えた力を手に入れられるわ」



一護「へぇ、でもいいや。寿命なら軽く一万年あるみたいだしな。相談したいことがあるんだがいいか?」



リアス「なにかしら?」



リアスは少し残念そうにしたがすぐにもとにもどって一護の頼みを聞く



一護「俺が何かするから、高校に行くのを手伝って欲しい」



リアス「いいけど…、どうして?」



一護「高校が途中だったからな…、それに戸籍はあっても中身は白紙に近いから自分じゃ書類が作れな
いだろうから」



リアス「じゃあ、月に一回私からの依頼を受けるかわりに、この学園に通えるようにします」



一護「ありがとよ。それで頼む」


こうして一護は異世界で生きていくことになった
 
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