願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
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誘拐事件、再び
ちゃっす!ユウジだ
今俺は蒼也と共に港の輸出用倉庫の屋根上にいる
そして今こそ発動しよう!
名のある明記の器と共に!
どうしてこうなった!
入学式から3カ月位が経過した
蒼也はクラスに大分馴染んだようで
家に帰る度にその日にあった事柄を話したりする
彼の言う原作組みとは仲良くしているようで
良く話したりするそうだ
その度に馬鹿二人が突っかかって来るそうだ
まあそれは置いといて…だ
今日は蒼也と校門で待ち合わせ、一緒に帰宅する事にしている
帰り際に翠屋という喫茶店に行くとのことだ
有り得ないほど簡単過ぎる授業が終わり、校門へ
蒼也はもう来ていたようで一緒に歩き出す
道中の会話と言えば、学校の事や、これから行く喫茶店のことなど会話が弾む
話している内に翠屋到着
席に座り、注文するが
蒼也「……頼み方が分からん………」
阿呆である
ユウジ「取りあえず食いたい物選べ」
蒼也「え、じゃあチョコケーキとココアで」
ふむ、無難なところだな
ユウジ「分かった、すいませーん『はーい』」
やってきたのは栗色の髪をした長髪の女性
いつしかの病院で[桃子]と呼ばれていた人物だ
本当に子持ちか?若すぎる…薬、いや不老か?
まぁいい、さっさと注文するとしよう
ユウジ「こっちにチョコケーキとココアを」
蒼也を指していう
はい、と言う返事をしてメモをとる桃子
ユウジ「俺はイチゴショートとコーヒーをブラックで」
蒼也「そんな簡単なので良いのか?ありきたりだろ」
そんな蒼也なの言葉に反応する俺
ユウジ「馬鹿め、蒼也馬鹿め……お前の母ちゃんべらぼうめ「べらぼう!?」
いいか?俺はケーキと言われればイチゴショートしか認めん
他のケーキがダメとかじゃない、イチゴショートが好きなんだ!
何故そう「じゃ、おねがいします」てめぇ………」
桃子は「少々お待ち下さい」と言い残し、厨房に入っていった
まあ、旨かったとだけ伝えとこう
代金を払い、店を出ようとした所で目の前にはまたまた何時かの……
ユウジ「きょ…………宮本武蔵!!」
恭也「恭也だ!何で言い直した!?「いや、本能がそう告げて」何でだよ!
「いや、だから本能がそう告げて」そうじゃなくて!」
続けること10分
恭也「ハァ…ハァ」
ユウジ「あのーそろそろ止めません?他の人が迷惑してますよ?特にあそこの席の人が」
恭也「ん?」
振り返る恭也
しかし客は一人もいない!
向き直る恭也
だがユウジも蒼也もいない
結論に至る恭也
………また騙された、と………
恭也「ぬあああああああ!」
哀れ恭也…………
さて、翠屋をでて数分、今日の夕飯の為の買い出しを開始
買う物は単純で胡椒などの調味料だ
袋は蒼也に持たせている
スーパーをでた辺りでデジャヴ現象発生
今度は紫をイメージさせる少女が一緒に歩いていたアリサと共に
車に乗せられ、誘拐された
此処までは良いんだ……
その車はこちらに向かってきた
蒼也「まずいんではなかろうか」
ユウジ「緊急回避!」
二人して回避に成功………
の瞬間に『パリィ!』『グシャ!』と言う音が
ユウジ「………………ふっ………そうか、
……なぁ、蒼也?味無し、自然風味の飯を食うか
はたまたアイツ等を殲滅するか………どうしたい?」
蒼也「聞くまでもないだろう?」
ユ•蒼「「ぶっ殺す!!」」
そして今、倉庫の屋根に居るわけだ
さあ、調味料一式の無念
ここではらさでおくべきか!
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