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遊戯王GX ~水と氷の交響曲~

作者:久本誠一
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ターン20 大将、最後に英雄が救うもの

 
前書き
十代vs万丈目。なんでこんな短いんだろう。なんで○○○(ネタバレのため伏字)とか○○○とか出せなかったんだろう。いつもは手札が足りなくてしょうがないのに、今回はむしろライフが足りなかった。もっと融合HERO出したかったなぁ。

まあ、前書きからこんな後ろ向き文章読んでても楽しくないでしょうし本編どうぞ。 

 
「なあ万丈目、お前とデュエルするのって、考えてみれば結構久しぶりだよな!」
「万丈目サンダー!………だがまあ、確かにそうだな。入学式の夜以来か」
「あの時の勝負だって、実質俺の勝ちだったんだ!ここであらためて決着つけてやるぜ!」
「なんだ、まだそんな負け惜しみを言ってるのか?まあいい、俺もあの時の俺ではない!清明はすでに倒した、次はお前に格の違いを教えてやる!」

「「デュエル!」」

「先攻は俺だ!俺は、ゴーレム・ドラゴンを守備表示で召喚してカードを2枚伏せ、ターンを終了する」

 ゴーレム・ドラゴン 守2000

「俺のターン、ドロー!最初から行くぜ、フィールド魔法発動、フュージョン・ゲート!そしてこの効果で、手札のスパークマンとクレイマンを融合する!サンダー・ジャイアント召喚!」

 フュージョン・ゲート
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
ターンプレイヤーは手札・自分フィールド上から
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
ゲームから除外し、その融合モンスター1体を融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する事ができる。

 E・HERO(エレメンタルヒーロー) サンダー・ジャイアント
融合・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2400/守1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
自分の手札を1枚捨てる事で、フィールド上に表側表示で存在する
元々の攻撃力がこのカードの攻撃力よりも低いモンスター1体を選択して破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

「サンダー・ジャイアントの効果で、手札を捨ててゴーレム・ドラゴンを破壊するぜ!ヴェイパー・スパーク!さらに手札のバーストレディを召喚して、バトル!まずはサンダー・ジャイアントからだぜ、ボルティック・サンダー!」
『十代、せっかくバーストレディ出したんならそっちから攻撃しろよ……』
 
 E・HERO バーストレディ 攻1200
 E・HERO サンダー・ジャイアント 攻2400→万丈目(直接攻撃)
 万丈目 LP4000→1600

「ぐっ……だがこのダイレクトアタック時、両方のトラップを発動!1枚目、ダメージ・コンデンサー!そして2枚目、痛恨の訴え!」
『言わんこっちゃねえけど、俺が予想してたのより一段とえげつねえな』
「まず手札を捨てて、ダメージ・コンデンサーの効果だ。俺のダメージは2400、よって攻撃力2400のアームド・ドラゴン LV5を特殊召喚する!そして痛恨の訴えの効果により、守備力1500のサンダー・ジャイアントのコントロールを貰っていくぞ!」

 ダメージ・コンデンサー
通常罠
自分が戦闘ダメージを受けた時、手札を1枚捨てて発動する事ができる。
その時に受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体を
デッキから攻撃表示で特殊召喚する。

 アームド・ドラゴン LV5 攻2400

 痛恨の訴え
通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体の
コントロールを次の自分のエンドフェイズ時まで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない。

 十代の場にいたサンダー・ジャイアントが万丈目のカードから伸びてきた光に包まれ、そのまま万丈目の場に連れて行かれてしまう。

「俺のサンダー・ジャイアントが!カードをセットして、ターンエンドだ」

 十代 LP4000 手札:0 フィールド:E・HERO バーストレディ(攻) 魔法、罠:1(伏せ)
 万丈目 LP1600 手札:2 フィールド:アームド・ドラゴン LV5(攻)、E・HERO サンダー・ジャイアント(攻) 魔法、罠:なし
 場:フュージョン・ゲート

「俺のターン、ドロー!サンダー・ジャイアントをリリースして、創生竜をアドバンス召喚する」

 創生竜(ジェネクスドラゴン)
効果モンスター
星6/光属性/ドラゴン族/攻2200/守1800
1ターンに1度、手札からドラゴン族モンスター1体を墓地に送る事で、
自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、
自分の墓地に存在するドラゴン族モンスターを全てデッキに戻す事ができる。

「創生竜の効果は使わん。バトルだ!アームド・ドラゴンでバーストレディを攻撃、アームド・バスター!」
「トラップ発動、攻撃の無力化!その攻撃を無効にして、バトルフェイズを終わらせるぜ」
「相変わらず姑息な手を使う……まあいい、俺の優位に変わりはないのだからな。ターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー!E-エマージェンシーコールを発動して、デッキのエッジマンを手札に加えるぜ。そして墓地からネクロダークマンの効果発動、一回だけE・HERO召喚のリリースをなしにできる!この効果でエッジマンを通常召喚だ!」

 E-エマージェンシーコール
通常魔法(準制限カード)
自分のデッキから「E・HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

「エッジマンでアームド・ドラゴンに攻撃!パワー・エッジ・アタック!」

 E・HERO エッジマン 攻2600→アームド・ドラゴン LV5 攻2400(破壊)
 万丈目 LP1600→1400

「バーストレディを守備表示に変更、これでターンエンドだぜ」

 E・HERO バーストレディ 攻1200→守800

 十代 LP4000 手札:0 フィールド:E・HERO バーストレディ(守)、E・HERO エッジマン(攻) 魔法、罠:なし
 万丈目 LP1400 手札:2 フィールド:創生竜(攻) 魔法、罠:なし
 場:フュージョン・ゲート

「まだまだこの程度!俺のターン、ドロー!レベル調整、レベルアップ!のコンボでアームド・ドラゴン LV7をデッキから特殊召喚!そして手札のランサー・ドラゴニュートを通常召喚する」
「うわ、僕もやられたコンビだ……」

 アームド・ドラゴン LV7 攻2800

 ランサー・ドラゴニュート
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守1800
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

「アームド・ドラゴンの効果は使わん。ドラゴニュートでバーストレディに、アームド・ドラゴンでエッジマンにそれぞれ攻撃!そして創生竜でダイレクトアタックだ!」

 ランサー・ドラゴニュート 攻1500→E・HERO バーストレディ 守800(破壊)
 十代 LP4000→3300
 アームド・ドラゴン LV7 攻2800→E・HERO エッジマン 攻2600(破壊)
 十代 LP3300→3100
 創生竜 攻2200→十代(直接攻撃)
 十代 LP3100→900

「どうだ十代、これが俺の覚悟!ターンエンドだ!」
「やるな、万丈目!なんだかワクワクしてきたぜ!」
「ええい、お前という奴はここまで追い込んでもまだヘラヘラ笑ってられるのか!」
「当たり前だろ?ヒーローってのは、どんな時でもへこたれないもんさ!ドロー!O-オーバーソウルを発動して、墓地のバーストレディを特殊召喚!さらにフュージョン・ゲートの効果で、手札のフェザーマンとバーストレディを除外融合!来い、マイフェイバリット!フレイム・ウィングマン召喚!」

 O-オーバーソウル
通常魔法
自分の墓地から「E・HERO」と名のついた通常モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。

 E・HERO(エレメンタルヒーロー) フレイム・ウィングマン
融合・効果モンスター
星6/風属性/戦士族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

「フレイム・ウィングマンでランサー・ドラゴニュートに攻撃!フレイム・シュート!」
「攻撃時に墓地のダメージ・ダイエットの効果発動!戦闘ダメージは無理でも、その効果ダメージは半減する!」
『コンデンサーで捨てたコストだな』

 ダメージ・ダイエット
通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。

 E・HERO フレイム・ウィングマン 攻2100→ランサー・ドラゴニュート 攻1500(破壊)
 万丈目 LP1400→800→50

『しかし、50残して倒し損ねたか!十代、これは痛いな。さあどうする』
「くっ………カードをセットして、ターンエンドだ」

 十代 LP900 手札:0 フィールド:E・HERO フレイム・ウィングマン(攻) 魔法、罠:1(伏せ)
 万丈目 LP50 手札:0 フィールド:アームド・ドラゴン LV7(攻)、創生竜(攻) 魔法、罠:なし
 場:フュージョン・ゲート

「せっかく引いたカードだ、使っておくか。フィールド魔法、サベージ・コロシアムを発動!」

 それまで広がっていたポリゴンの山が粉々になり、フィールド全体が古めかしい闘技場に変化する。これで、十代は融合召喚がさらにできにくくなったわけだ。もっともそれも、このターンを耐え切ってからの話だけど。負けないでよ、十代……!

 サベージ・コロシアム
フィールド魔法
フィールド上に存在するモンスターが攻撃を行った場合、
そのモンスターのコントローラーはダメージステップ終了時に300ライフポイント回復する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
攻撃可能なモンスターは攻撃しなければならない。
エンドフェイズ時、ターンプレイヤーのフィールド上に
表側攻撃表示で存在する攻撃宣言をしていないモンスターを全て破壊する。

「だが、この効果が役に立つことはあるまい。なぜならお前はここで負けるからだ、十代!アームド・ドラゴンでフレイム・ウィングマンに攻撃、アームド・ヴァニッシャー!」

 アームド・ドラゴン LV7 攻2800→E・HERO フレイム・ウィングマン 攻2100(破壊)
 十代 LP900→200
 万丈目 LP50→350

「ヒーローは決して諦めないぜ、お前にデュエルは勝ち負けだけじゃないってことを、ましてや誰かのためにやるもんじゃないってことを教えるまではな!デュエルは、自分が楽しいからするんだ!ここでトラップ発動、ヒーロー・シグナル!デッキのバブルマンを守備表示で特殊召喚して、カードを2枚ドロー!」
『出たな強欲な泡男!』

 ヒーロー・シグナル
通常罠
自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「E・HERO」という名のついた
レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

 E・HERO(エレメンタルヒーロー) バブルマン
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200
手札がこのカード1枚だけの場合、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に
自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合、
デッキからカードを2枚ドローする事ができる。

「ええい、サベージ・コロシアムさえ発動してなければ!創生竜でバブルマンを攻撃、剛炎弾!」

 創生竜 攻2200→E・HERO バブルマン 守1200(破壊)
 万丈目 LP350→650

「ありがとうな、バブルマン………ドロー!魂の解放を発動、俺の墓地のバブルマンを除外する!」
「何?俺の墓地ならまだしも、自分の墓地を自分で荒らすだと?」
「ああそうさ、これでこのカードが使えるからな!マジック発動、平行世界融合!俺が除外したフェザーマン、バーストレディ、クレイマン、バブルマンをデッキに戻して究極のヒーロー、エリクシーラーを召喚!」

 平行世界融合(パラレル・ワールド・フュージョン)
通常魔法
ゲームから除外されている、融合モンスターカードによって決められた
自分の融合素材モンスターをデッキに戻し、「E・HERO」と名のついた
融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。

 E・HERO(エレメンタルヒーロー) エリクシーラー
融合・効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻2900/守2600
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
+「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バブルマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの属性は「風」「水」「炎」「地」としても扱う。
このカードが融合召喚に成功した時、ゲームから除外された全てのカードを
持ち主のデッキに戻し、デッキをシャッフルする。
相手フィールド上に存在するこのカードと同じ属性のモンスター1体につき、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。

「エリクシーラー第一の効果で、俺のスパークマンとお前のダメージ・ダイエットをデッキに戻すぜ。そして第二の効果によって、光属性の創生竜と風属性のアームド・ドラゴンの分だけ攻撃力アップだ!」

 E・HERO エリクシーラー 攻2900→3500

「覚悟はいいな、万丈目!エリクシーラーでアームド・ドラゴンを攻撃、フュージョニスト・マジスタリー!」

 E・HERO エリクシーラー 攻3500→アームド・ドラゴン LV7 攻2800(破壊)
 万丈目 LP650→0





「ガッチャ、万丈目!」
「やった、十代が勝った!」

 これで勝負は2対3、僕らの勝ちだ!十代のところに駆け寄ろうとした………ところで、それより早く万丈目の前に2人の男が立った。あの面白味も何にもない真っ黒スーツは、万丈目の兄さんとやらか。ねぎらいの言葉でもかけてやるのかな、と思ったけど、放たれた言葉は優しいものとは程遠かった。

「準、きさま何をやっているのだ!自分のやったことが分かっているのか!」
「万丈目一族の名に、泥を塗りおって!」

 あんなに頑張ってこの言いざま。そのまま黙って………というかあっけにとられて聞いてたらまあひどいのなんの。俺たちのカードを使えばもっと強いデッキができたはずだ?自分の力で組んだデッキを使うことがふざけてるだ?万丈目も何か言い返せばいいのに、「すまない、兄さんたち……」って力なくつぶやくだけしかしない。人の家の話に口出しちゃいけないのかもしれないけど、そんなもん人前で話す方が悪いんだよね!

「「「「「「「やめろ、あんたたち!!」」」」」」」

 あれ、ハモった。僕と、十代と、あと5人はサンダー四天王の皆さん方。全員で素早くアイコンタクトして、一同代表として十代が喋りだす。いったん観客席まで戻ってたせいでやってくるのが遅れた三沢に明日香、夢想になぜかついてきた翔、隼人、カイザーも僕らのところにきた。心強いね、味方が増えると。喋るの十代だけど。その後当然のようにひと悶着あったけど、思えばこっちにこれだけの人が集まってくれた時点で結果は見えてたのかもしれないね。





 そして時刻は夕方、テレビ屋の後片付けとかでまだ島でぐずぐずしてた万丈目兄弟のヘリが帰っていくのをべーっと舌を出して見送り。ついに万丈目が、ノース校の皆が帰る時が迫っていた。

「また帰っちゃうんスね……」
「元気でな、万丈目」

 そうお別れの言葉をかける中、万丈目は意を決したように意外な言葉を口にした。

「………いや、俺はノース校には帰らん」
「「「「「えぇ~!?」」」」」

 どうやらその情報、サンダー四天王にも教えてなかったらしい。相変わらず一人で詰め込む奴め。っていうか、ノース校に帰らないってまさか………。

『喜べ清明、そのとーりだ。な、サンダーさんよ?』
「フン!そういうわけだ校長、また厄介になる」

 と、その時。レッド寮生の空気を読まないことに定評のあるクロノス先生が、またもややってくれた。このタイミングでマイクを使って何やら喋りだしたのだ。まあ、聞こえない位置だからしょうがないっちゃあそうなんだけどね。なんでも、今から表彰式を始めて、プレゼントの授与をミス・デュエルアカデミアとやらが行うらしい。
 ちなみに正直なところ、後ろを振り返って夢想の姿がいなくなってることを期待したのは否定できない。あっさり見つけたから、少なくとも彼女のことじゃないってのはすぐわかったけど。しかし、一体誰なんだろう?………って、トメさん!?そして唖然とした僕らが見ているうちに、スキップでもしそうな勢いでウチの校長が表彰台に上ってそのままトメさんのキスを受けた。

「えーっと………」
『いかん、間近で見るとわかっててもアホらしくなってくる。この手のギャグで落とすノリは嫌いじゃないんだがな』
「俺たち、こんなもんのために戦ってたのかよ~……」

 なんかもう、この十代の一言にすべてが詰まってると思う。あと、後ろで地団駄踏んで悔しがってるノース校校長が印象的だった。そのままノース校校長は走って船に飛び込み、皆が男泣きに泣きながら船はゆっくりと離れていった。

『そろそろ衝撃発表その2だな。万丈目と再戦したがってるお前にゃいい知らせだろーな』
「………?」
『ま、黙って大徳寺先生の話聞いてな』

 言われた通り黙って聞く。なになに、万丈目は出席日数が足りない、だから進級するためにはオシリスレッドに入らないといけない。オシリスレッド……僕らのとこ、だよね。っていうかウチの寮って3か月学校にいなくても進級できるんだ。レッド寮凄い。いろんな意味で凄い。

「なんで俺がこいつらと!」
「そんじゃ、万丈目の入寮を祝して!」
「勝手に決めるな!」

 往生際が悪いなあ、万丈目め。僕らは全力挙げて歓迎するよ?だってほら、おきまりの掛け声だって。

「一!十!百!千!」
「「「「「万丈目、サンダー!!!サンダー!サンダー!」」」」」

 ねえ?これからよろしく万丈目、サンダー。 
 

 
後書き
やっぱり短いなぁ。もっと長いデュエルにすればよかった。デッキ紹介……はなしね。前回やったし。
ともかく、これでサンダーとゆかいな仲間たちはおしまい。次からは墓守………を飛ばしてセブンスターズ編です!





……





…………





………………なぁ~んちゃってぇ!!!(CV:真月) 
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