スーパー戦隊超決戦

「そうした奴はね」
「信頼出来ないな」
「それこそ背中からよ」
「平気で裏切ってな」
「ブスリとやるから」
「そうした奴とは友達になれないな」
「何があってもね、ただドクターマンは」　
　彼はというと。
「人は裏切らないのよね」
「そうした話はないな」
　ククルーガもそれはと応えた。
「全くな」
「そうよね」
「ギアの時もな」
「冷酷で人を憎んでいても」
「裏切ることはしなかったな」
「誇りがあるのよ」
　ドクターマンにはとだ、マーダッコは指摘した。その指摘には強い確信が含まれていた。そのうえでのことだった。
「あの人にはね」
「誇りか」
「誇りがあったらね」
　それならというのだ。
「もうね」
「裏切ったりしないな」
「そうよ、そのこともあってね」
「ドクターマンとは友達になれるな」
「あたい達もね」
「そりゃ昨日まで友達とか言っていた奴にt掌返して縁切るだとな」　
　どうかとだ、牙鬼は言った。
「絶対に信用出来ないからな」
「僕達にしたことでなくてもね」
　ヨドンナが冷静に応えた。
「それでもね」
「ああ、そういう場面見たらな」
「そいつはそういう奴だってわかって」
「信用出来ないぜ」
「そうだね」
「それで友達にもな」
「持ちたくないよ」
　牙鬼に冷静な声で述べた。
「絶対に信用出来ないからね」
「付き合いたくもないな」
「裏切られたらたまったものじゃないからね」
「最初からな」
　それこそというのだ。
「関わらないことだ」
「全くだよ、そして僕達もね」　
　ヨドンナは自分達のこともとここで言った。
「そうした連中にはならない」
「約束を守ってな」
「裏切らない」
　絶対にというのだ。
「そうすることが大事だよ」
「その通りだな」
　牙鬼も確かな声で頷いた。
「誇りを持ってな」
「そうしていこうね」
「これからはな」
「そしてドクターマンは誇りがあるから」
　彼はというのだ。
「だからね」
「是非な」
「そう、仲間つまりお友達にして」
「楽しくやっていこうな」
「一緒にね」
　こう話した、そしてドクターマンのところに行くことにしたがここでギルはふと思ってこんなことを言った。