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スーパー戦隊超決戦

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第三十三話 回り道を終えてその十

「ドクターマンの周りには今も戦隊の連中がいるな」
「連中と戦うことになるな」
「いや、そこで先頭に入ると戦隊全体ととの戦いになる」
 ドレイクに答えた。
「それがはギアが加わってからでいいだろう」
「だから避けるんだな」
「うむ、そうすべきだ」
 こう言うのだった。
「ここはな」
「そうだな、若しここでドクターマンの前に行ってもな」
「戦隊のいずれかのチームがいてだ」
「そいつ等と戦闘になってな」
「すぐに他の連中も来てだ」
「総力戦になるな」
「彼を迎える前にな」
 ドクターマンをというのだ。
「だからだ」
「それはしないか」
「出来れば戦隊の連中に見付からない様にしてだ」
 そのうえでというのだ。
「ドクターマンと事前に連絡を取るべきだな」
「そうするか」
「そうだな」
 ここでギルは考えた、そのうえで言った。
「ドクターマンが経営している店だが」
「ああ、土産物屋か」
「そのサイトにアクセスしてだ」  
 そうしてというのだ。
「そちらのメールにだ」
「連絡を申し出るか」
「そうすれば戦隊の連中にもわからない」
 こう言うのだった。
「奴等はどうも店のメールまでは確認していない様だしな」
「ああ、ここだな」 
 エンドルフが自分のスマートフォンから検索してすぐにサイトにアクセスした。
「ああ、店のことばかりで戦隊の足跡はな」
「全くないな」
「どうもな、店のことしか書いていなくて」
 それにというのだ。
「こっそりアクセスした連中のIP確認してもな」
「戦隊と思われる者はいないな」
「全くな」
「ならだ」
 ギルはエンドルフの話を聞いて確信を以て述べた。
「そちらからだ」
「アクセスしてか」
「密かに会いたいとな」
 戦隊の者達に気付かれずにというのだ。
「連絡するのだ」
「そうして会うか」
「不要な戦い避ける」
 ギルは強い声で言った。
「それが今の俺達のやり方だな」
「だからだな」
「そうだ、ここはだ」
 絶対にというのだ。
「そうしてだ」
「ドクターマン、ギアを迎えてか」
「そのうえでだ」
「連中と戦うんだな」
「最後の決戦を挑み勝ち」
 そうしてというのだ。 
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