仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十三話 白い敵その十五
「そうなるわ」
「その時は俺が出る」
二ノ宮は強い声で言った。
「そしてあいつを倒す」
「指揮を執って」
「そうする、そして勝ってやる」
こう言ってだった。
二ノ宮は何時でも戦場に戻れる様に起き上がった、その間も戦局は進みオルフェノクは倒されていき。
遂に最後の一体が倒された、ここで二ノ宮は立ち上がった。
「よし、次はだ」
「スサノオだね」
「奴は出て来る」
ワニベに対して答えた。
「必ずな」
「だからだね」
「戦いになればだ」
「二ノ宮君が指揮を執るね」
「このふざけた銃があるが」
自分の腰の左を見て話した。
「こんなもの使うか」
「何故私を使わないの!?」
「あまりにもふざけてるからだ」
その銃ハバキリに言い返した。
「だから俺は戦わない」
「戦えば強いのに」
「その度に裸になったりしてたまるか」
「ですからその銃は使わないで下さい」
シアも言ってきた。
「私からもお願いします」
「わかっている、だからな」
「使わないですね」
「そして俺はこれがないとてんで弱いからな」
こと戦闘はというのだ。
「だからだ」
「二ノ宮さんは今回戦闘はされないですね」
「そういうことだ、だが指揮を執ってだ」
そうしてというのだ。
「必ずだ」
「スサノオが出て来てもですね」
「勝つ、やられたらやり返せだ」
二ノ宮は真剣だった、だが。
ここでスサノオの声が言ってきた、その声はこう言った。
「ははは、焦ることはない」
「スサノオの声」
リムはその声を聞いて言った。
「出て来たか」
「如何にも」
こう言うとだった、スサノオが出て来た。今の姿はアークオルフェノクでその姿になって姿を現して言ってきた。
「挨拶に来た」
「挨拶か」
「そうだ、そしてだ」
スサノオは戦士達の前に出て来て言ってきた。
「私は今君達と戦うつもりはないことを言っておく」
「その言葉嘘ではないな」
二ノ宮はスサノオを見据えて神に問うた、全ての戦士達が神と対している。
「貴様はよく謀略を使うが」
「私は自分には嘘を吐かない」
スサノオは二ノ宮に答えた。
「決してな」
「だからか」
「そう、私は今は私に誓った」
そうしたからだというのだ。
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