仮面ライダービルド 笑顔絶やさずに
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第二十一章
「今は数だけだが」
「それで終わりの筈がないからな」
「強い奴が出て来たらそいつは任せろ」
クローズが三人のライダー達に言ってきた。
「俺が相手をしてやる」
「そうしてくれますか」
「ああ、そして絶対にそいつを倒してやる」
「なら僕達は」
エグゼイドはここでフォームを変えた、金色に輝く姿になってそのうえでクローズに再び話した。
「他の連中を倒します」
「雑魚は任せてね」
ニコは三羽と共に戦いつつ彼に話した。
「私達が引き受けるから」
「おう、こうした時が俺達の出番だからな」
「頭の邪魔はさせねね」
「露払いは引き受けたぜ」
「そうだ、私もいるのだ」
ゲンムは確かに強い、ブラッド族の者達を何なく倒している。そうしつつ言うのだった。
「臆することはない」
「そう、桐生さん達はスサノオや中ボスを相手にして下さい」
まさにとだ、ポッピーもビルド達に話した。
「全部引き受けますから」
「よし、じゃあ俺達はな」
是非にとだ、ビルドはエグゼイド達の言葉に頷いた。そのうえで言うのだった。
「スサノオを探すか」
「その途中に中ボスが出て来るんだな」
「スサノオのあの楽しむ様な口調から考えるとな」
スサノオの性格を分析すると、というのだ。
「絶対にそうしたことをしてくるさ」
「自分の前に強い奴を出してくるか」
「強敵をな」
「パッピーピポピパが言う中ボスか」
「連中が出て来るからな」
「そうか、じゃあな」
それならとだ、クローズはビルドの言葉に頷いた。そのうえで今は多くのブラッド族と戦っていると。
戦場に悠然と三対のブラッド族が来た、彼等はそれぞれ名乗った。
「仮面ライダーブラッドだ」
「ゼブラロストスマッシュだ」
「シザースロストスマッシュよ」
「こいつ等が中ボスだな」
グリスは彼等を見て言った。
「自分達から出て来るか」
「なら話が早い」
「ですね、我々が戦いましょう」
マッドローグはローグにこう応えた。
「これから」
「ああ、やるか」
「そうしましょう」
「お前等はそのまま雑魚を倒してくれよ」
グリスは自分と共に戦う三羽に話した。
「俺は今からあいつ等に向かうからな」
「雑魚は任せて下さいよ」
「頭の喧嘩の邪魔はさせないですから」
「落ち着いて戦ってきて下さい」
「そうさせてもらうな、俺の相手はお前だな」
グリスはブラッドを見て言った。
「そうだな」
「俺と戦いたいなら来い」
「それは返事と受け取っていいんだよな」
「そう思うならそうしろ」
「ああ、行くぞ」
「ではだ」
ローグはゼブラロストを見据えて言った。
「俺も闘うか」
「それでは」
「一切容赦はしない、覚悟しろ」
「貴女は私がお相手します」
マッドローグはシザースロストと対していた、そのうえでの言葉だ。
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