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GSネギま

作者:星 ハヤト
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トラブルは突然に

 
前書き
原作に近づいていきたい
願望 

 
小竜姫は1人学園長室へとやってきた
『今日からよろしくお願いします』
『小竜姫殿に質問なんじゃが、名前はどうするつもりなのかの』
確かに盲点だった
今までは小竜姫だけだったが
一般の世界では苗字名前とあるのだった
『名前ですか、一応何通りか候補はあるのですが』
『なるほど、横島くんとは違うのかの?』
『は、はい。それはまだ流石に早いと言うか恥ずかしいと言うか·····』
小竜姫の中で妄想が広がっていくのであった
『ではどれにするのか決めてくれるかの』
『小竜姫奈と名乗りたいと思います』
『しょうりゅうひなですな、いい名前じゃ』
小竜姫と名乗りたいのは山々だが
この世界に合わせる名も必要だと横島とも話しあっていた
字画などいろいろ考え
ある人物からも参考にこの名前にした
『では小竜先生にはネギくんの副担をしてもらうとしよう』
『はい、わかりました。よろしくお願いします』
しばらくするとネギがやってきた
『学園長入ります』
『うむ、入るがよい』
ネギが入ると学園長からの説明があり
小竜姫を教室へと案内する
『それでは僕が呼んだら入ってきてください』
しばらくホームルームが始まり
生徒の声が聞こえてくる
『小竜先生どうぞ』
『失礼します』
小竜姫は教室に入り挨拶をする
『この度このクラスの副担になることになりました小竜姫奈と申します、よろしくお願いします』
クラスで拍手が送られる
小竜姫は顔をあげて生徒をみる
(なかなかやれる子もいるようですね、例のヴァンパイアもいますし、それにあと数人はそれなりに力を持っているようですが)
まずは生徒の顔を覚えようと名簿を貸してもらう
するとそこにいろいろとメモが書いてある
(京都神鳴流とは剣術の流儀でしょうか?あの子ですね、桜咲刹那さんですか、剣を持っているみたいですし、純粋な人間って感じではありませんが)
やはり剣術を極める者として気になったようだ
いろいろと興味を感じたが
初日と言うこともありまずは自己紹介をして終わる
『先生、質問です!?いいですか?』
『はい、えっとあなたは朝倉さんで大丈夫ですね』
『麻帆良報道部・突撃班の朝倉和美です!』
麻帆良報道部はこの学園のことを良く知っていて
彼女はそこでもなかなかの行動力を持っている
いろいろな質問をして来た
最後に出たのが
『小竜先生は結婚されてるんですか?』
っと言う質問だった
『結婚はしていませんが、とっても大切な人がいて今はとても幸せです』
っと答えるとクラスがかなり盛り上がり
お祭り騒ぎみたいになってしまった
無事にホームルームを終えると
クラスの中で1つ空いている席を見つけると
名簿には相坂さよと書かれていた
(あの席は?何かぼやっと見えるような気がしますが)
小竜姫は席に何かを感じた
だかうっすらとしか見えないので
ピントを合わせるように霊力を強める
(もしかしてあれが相坂さん?まさかこの世界にも幽霊がいるなんて、横島さんなら喜んで助けるんでしょうね)
ってことを考えると
さよの方をみて笑ってしまった
『小竜先生?どうしたんですか?』
『いえ、ちょっと気になったことがありまして』
そう言うと小竜姫は何もなかったように
そのまま続けた
(小竜先生?!私を見たような?まさか??)
さよは驚いたようにしたが
小竜姫が何も言わなかったので
さよも気のせいだと思った
『ネギ先生、相坂さよさんなんですが』
『僕も良く知らないんですがこの名簿には席を動かすなと書いてあるのでそのままにしています』
『なるほど、特に問題はないのですね』
小竜姫は1人で納得していた
(相坂さんは悪霊ではないのですね、とりあえず様子をみることにしましょう、後は横島さんに要相談ですね)
その頃の横島は
『へぇ、これが携帯電話ってやつなのか。こんな薄っぺらいのでいろいろとできるなんて世の中どんどん進化していくんだな、本当に空飛ぶ車とかできる日も来るのかもしれないと思えてくるぜ』
スマホを支給されたことで
その機能の多さに驚くと同時にいろいろと楽しんでいた
『そうだ、小竜姫様じゃなくて姫奈さんに連絡しないと』
早速メールを送信
それを受けとった小竜姫は
携帯電話の扱いに苦労していた
『この携帯電話って難しいですね』
『小竜先生どうされたんですか?』
『ネギ先生、このメールを返信しようとしていたんですが携帯電話なんて初めてなもので』
ネギにいろいろとアドバイスを求め
なんとか横島に返信できるようになった
二人は外食をする約束をして
学校終わりに会うことにしたのだ
その帰り道
ネギは茶々丸の行動を監視していた
その他にアスナとネギの方にネズミのようなのもいた
『ネギ、茶々丸さんめっちゃいい人じゃないの』
『本当ですね、僕も先生として誇らしいです』
『騙されちゃいけね、あいつはエヴァの手下だぜ』
どうやら茶々丸がエヴァの手下であると思って
警戒しているようである
しかし困っている人を助けたり
猫の世話をしたり
特に問題などないのであった
(ネギ先生?何やってるんだ?あれは茶々丸ちゃん!そうかエヴァちゃんのことがあるから)
横島はネギ達の動きを注意してみていた
すると
『茶々丸さん·····僕を狙うことはやめてくれませんか?そうしたら』
『申し訳ありません、マスターの命令は絶対ですので』
そう言うと2人は対峙した
ネギの横にアスナ出てきた
『あなたがネギ先生のパートナーですか?神楽坂明日菜さん·····いいパートナーを見つけましたね』
『茶々丸さん·····』
(まじか!こんなところで戦うつもりか!!)
猫達は一斉に避難を始める
行きます!
『契約執行10秒間!(シス・メア・パルス・ペル・デケム・セクンダス!)
ネギの従者『神楽坂明日菜』(ミニストラ・ネギィ・カグラザカ・アスナ)』
ネギの魔力をアスナに供給し
それにより茶々丸と互角の戦いをすることになる
ネギは茶々丸の隙をつき
『魔法の射手 連弾・光の11矢!(サギタ・マギカ・セリエス・ルーキス!)』
茶々丸は反応が遅れる
瞬時に攻撃は回避できないことを悟る
『申し訳ありません、マスター私が動かなくなったら猫達をよろしくお願いします·····」
『や、やっぱり、ダメっ!?』
ネギは思い直し魔法を戻そうとした
しかし爆発が起きてしまった
(もしかして間に合わなったの??)
ネギ達は罪悪感を感じ初めていた
だが目の前に思いもよらぬ人物がいたのだった
『茶々丸ちゃん?!大丈夫か?怪我はない?』
『横島さん???』
横島は今の攻撃に危機を感じ
(超)(加)(速)
文殊を発動させ
魔法が当たる前に茶々丸の前に行き
(防)を発動
魔法に対してはサイキックソーサーをぶつけた
『穏やかな状況じゃないな、特にネギ先生はこんな昼間に魔法使っていいのか?しかも今のは茶々丸ちゃんを殺す可能性があったんじゃないのか?』
『えっ!ネギあんた本当なの??』
アスナは横島の言葉に驚きネギを問い詰める
『横島さん?どうして·····』
『俺は茶々丸ちゃんが危ないと思ったからずっと見てたんだよ、とりあえずこの場は俺が預かった、特にネギ先生はいろいろと反省した方がいいと思うぞ!』
ネギは今にも泣きそうな顔をしていたが
『やいやい、テメー!何で邪魔したんだよ!?さてはエヴァンジェリンの仲間だな!そうじゃなかったら、庇うこともないしな!兄貴、コイツもギッタンギッタンにして』
(この世界ではネズミも喋るんだな)
『ネギ先生!このネズミはなんだ?』
『ネズミじゃなくてオコジョのカモくんなんですけど』
『まあいい、とりあえず今日は帰れ!それでもやるなら俺が相手になるぞ!!』
『兄貴!!!』
『カモくん、今日は横島さんの言う通り帰るよ』
力ない声でネギは帰り
それを心配そうにアスナは追いかけて行った
『茶々丸ちゃんも今日のことは許してやってくれ!あいつなりに必死に考えてやったことだと思う、だが怪我もなくて良かったよ、俺は誰かが傷つくのは見たくないんだ』
『横島さん·····私はガイノノイドですから怪我はしません』
『そんなことない!それに茶々丸ちゃんは猫の世話をしたりして優しいじゃないか』
『優しい?そんな感情はありませんが』
『ちょっと前だけど茶々丸ちゃんみたいに優しくて生きてるアンドロイドの仲間がいたよ、訳あってもう会えなくなっちゃったけど』
『生きてる?私もですか?』
『そうだよ、その優しいところがその証拠、今度またいろいろと聞かせてくれ!じゃあ用事あるから行くな』
横島は茶々丸を残し
約束の場所へと走って行った
『横島忠夫·····不思議な方ですね』
茶々丸は横島に言われたことを思うと
なんか胸が熱くなるような感覚になっていた
帰りに辺りをきちんと掃除して
猫の世話をして帰っていきました 
 

 
後書き
閲覧ありがとうございます
これからものんびりやらせてもらいます
 
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