GSネギま
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吸血鬼との接触
前書き
横島とエヴァが
絡みます
どうなることか!?
高畑との対決を終えると
正式に裏の仕事を任されることになった
『横島くんに1つお願いがあるんじゃがいいかの?』
『はい、もちろんです』
『実はネギくんと戦ってたエヴァのことなんじゃ』
『あ、あの吸血鬼のことですか?訳ありですか?』
横島はなんとなくだが
訳ありなのはわかっていたのだ
『実はの、エヴァは呪いをかけられてこの街に縛られておるのじゃ、そして登校地獄と言ってこの15年学園に通い続けておるんじゃ』
『それは辛いっすね、自慢じゃないですが勉強は嫌いだし学校も嫌いでした』
横島はそんなエヴァに同情してしまった
『そこでネギくんとエヴァの戦いにはなるべく関与してもらいたくないんじゃ、出来ることならネギくんに任せてもらえるかの』
『そういうことならもちろん参加しませんよ』
とりあえずエヴァのことは
自分自身でも調べてみることにした
『ところで住む家なんじゃが!?一軒家でいいかの?』
『まじですか?!ありがとうございます!!』
『そこまで喜ばれると照れるの、あと給料なんじゃが基本は50で後は歩合で良いかの??』
『可能な限りなんでもやらせて頂きます!あの頃の自分に頑張ればいい事あるぞって教えてやりたいぐらいです』
泣きながらに横島は喜んだ
小竜姫はそれを笑いながら見ていた
『小竜姫殿もそれで良いかの?』
『はい、お気づかいに感謝します』
『では案内役は高畑先生にお願いするとしよう』
高畑は横島と小竜姫を目的の家まで案内する
その道中では対決中との違いに戸惑ってもいた
『横島くんは本当に強いんだね、僕はまだまだって思い知らされたよ』
『すいません、この世界での自分の力ってちょっとわからなくてなんとも言えませんが、居合い拳でしたか?あれはさすがにわかりやすい技でしたね』
『確かにスピードはありましたが来るとわかってしまうと簡単に対処できる技ではありますね』
高畑の力はこの世界ではそれなりに強い存在である
それをここまで簡単に防がれ避けられるとは
思ってもいなかったのだ
横島は見た目ではとても判断しにくい人間である
昔とは違い女性に対しての執着心は減ったとはいえ
まだ多少は興味があるようで
密かにいろいろ目で追っているのだった
もちろん小竜姫にはバレており
その度に睨まれたり殺気を放ったりして
阻止をしているのだった
『横島さんは相変わらず女性が好きなんですね!?』
『いやいや昔とは違いますが、癖みたいなもんですかね?目が勝手に追ってしまうんですよ』
小竜姫の怒りには触れて行けないと
改めて感じる横島であった
そんな二人のやりとりをみて
本当にこの人はそんなに強いのだろうかと
疑ってしまう高畑だった
『二人はその、恋人同士なのかい?』
『恋人というよりは師弟関係って方が今はしっくり来るんじゃないかな』
『そうですね、今では私よりも横島さんの方が強いと思う時もありますが剣術とかは私の方がまだ勝てるかも知れませんね』
それはつまり小竜姫も高畑よりは強いと言うことだった
また再び勝負を挑みたいと
密かに思いを強める高畑に対して
(こいつもバトルマニアかよ)
(いいじゃないですか、こっちの世界でもそういう友達ができることは良いことですよ)
そうこうしているうちに目的の家へと着いた
そこは森の中にあり
少し行くともう一軒家が見えるぐらいで
自然豊かな場所だった
『ここですか?なかなか良い環境ですね』
『ご近所さんはあの家ぐらいしかありませんね』
『実はあの家にはエヴァが住んでいるんだ、出来たら仲良くしてくれる助かるんだが』
少し考える横島と小竜姫
狙いはそれかと笑ってしまった
『大丈夫ですよ、ヴァンパイアの友達は前の世界にもいましたから』
『本当に横島くんの世界は興味深いよ、また良かったら話しを聞かせてくれないか?もちろん修行がてらでも』
『だが断る!!修行なら小竜姫様にやってもらえよ』
『そうですね、是非お手合わせ願いしたいです!こちらの世界の力に私も興味ありますので』
前の戦いを見ているうちに小竜姫も戦いたいと
思うようになっていたのだった
家を見る前に
横島はエヴァの家を訪問することにした
異空間から粗品の紅茶セットを手にすると
チャイムを鳴らした
『どちら様でしょうか?』
『今度近所に引越して来た者です、良かったらこれ引越し祝いなんですけど』
そう言うと中から女の子が1人出て来た
『これはまた可愛いらしい格好の女の子が出て来たな、これは主人の趣味?』
『はい、マスターの趣味でございます』
『君の名前は?』
『絡繰茶々丸です、よろしくお願いします』
『俺は横島忠夫って言うんだけど、そのマスターはどこにいる??』
『今は花粉症が辛いようでおやすみになっておりますが』
『じゃあ出直すとするか』
横島が帰ろうとすると
辛そうな表情のエヴァがやってきた
『お前は確か·····あの時の邪魔したやつ!!』
『覚えてくれてたのか、できたら忘れて欲しかったな』
『黙れ!お前のせいで私は!!』
『マスター今はダメです、安静になさらないと』
エヴァを止める茶々丸
横島は1歩下がり様子をみていた
『本当にすまんかった!目の前ドンパチされて誰かが傷つくのを黙って見過ごせなかった!!』
『今更遅い!ここでお前を·····』
エヴァは花粉症の上に高熱を出していたのだった
『本当に大丈夫か?それにしてもヴァンパイアなんだろう?それにしては弱くないか?えっと、確か·····』
横島はふと名前を思い出していた
確か名前を聞いたような
(長い名前だったような、エヴァに続くのは)
『エヴァンゲリオン!そうだったやっと思いだしたよ』
『違うわ!!』
横島はエヴァに殴られ
久しぶりに吹っ飛んだ
『なんか懐かしい感覚·····ってなぜ殴る!?』
『名前が間違っとる!エヴァンジェリン・アタナシア・キティ・マクダウェルだ!よく覚えておけ!!』
『長い!もう忘れた!!』
横島は頭を使うのは苦手だ
確かに長い名前なので覚えにくいのは間違いない
『お前と言うやつは!絶対に殺す!!!』
『痛いのは勘弁!覚えました、えっとキティちゃん』
『(怒)(怒)(怒)(怒)』
言葉にならないぐらいの怒りで殺気を解き放った
横島はすかさず土下座する
『ごめんなさい、エヴァちゃんで勘弁してくれ』
『ちっ!とりあえずそれでいいだろう!今は体調がすぐれんからな、命拾いしたな!!だが覚えておけよ、この怒りはいつかはらす!!』
『ありがとうございます、近所に引越して来たのでご挨拶にと、では失礼します!お大事になさって』
っというと横島は逃げ出した
『なんだあいつは?茶々丸あいつも裏の人間だ、一応は用心するとしよう』
『了解しました』
(でも不思議とあの人と話すと何かを感じるような気がしたのは気のせい!?)
茶々丸は横島との出会いに何かを感じていた
(次は必ず!しかしあいつ私を前にしても殺気とかは全く感じなかったが本当に挨拶に来ただけなのか)
エヴァも少なからず横島に興味を持ったようだった
家に帰った横島は小竜姫と今後について話していた
『本当に追ってが来ないかは正直わからないですよね?』
『たぶん大丈夫だと思いますが過激派は何をするかわからないのが現状です、でもさすがに異世界に来ることはないと思いますのでそこまで気にすることはないですよ』
『そうですよね、ってかこれからは小竜姫様と力を合わせて生きて行かないと』
『横島さん、これまでお疲れ様でした!これからは私があなたを守ります、だから安心してくださいね』
小竜姫は横島を本当に心配していた
霊能者としてのきっかけを与えたことを後悔していた
優し過ぎること、臆病過ぎること、自分を過小評価すること強くなっても戦闘には向かないのである
『とりあえず荷物は異空間アジトにあるやつ出しますから選びに行きましょう、買うともったいないですから』
『そうですね、何もないのも寂しいですから』
必要な物だけを抜粋し
家に転送させた
『じゃ私はご飯作りますので、横島さんはゆっくりと待っていてください』
『ありがとうございます、楽しみだな小竜姫様の手作り料理!』
『腕によりをかけて作りますから、あと様をつけるのは今日でやめにしてください!もう神族ではありませんし、いつまでも距離を感じてしまうから』
『そうですよね、これからは気をつけます』
いつまでも様を付けられることに抵抗を感じていた
横島と近づきたい小竜姫にとって
まさにはじめの1歩だった
後書き
進み悪くてすいません
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