真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
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2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
綾と車いすの少女と青年
前書き
今回の話は、クトゥルフ神話TRPGのシナリオ
shinaeさんが作ったロッカーを題材に2章を書いていきます。
少し早いですがあの人を出したくなったので・・・TV版2.5話
漫画版1巻の話の最中です。
また変な関西弁になりますがよろしくお願いします。
クトゥルフTRPGをやっていてロッカーをやっていない方は、
ネタばれになってしまいます。
大筋も変えれるものでもないので、3.4話ぐらいで終わります
―――ここにはロッカーがある。
ここにはロッカーしかない――――
なんだこの異質な空間は?
≪ティア瞬間移動は?≫
≪不可です。綾様以上の力で押さえつけれれています≫
≪ダメもとで次元移動は≫
≪残念ですが≫
≪そうか≫
俺は車いすのガキから声をかけた。
子供の方が心配だからな
「おい」
車いすの少女はきょろきょろと周囲を見渡し、俺が後ろにいるのを気づいたみたいだった。
だが顔色はあまりすぐれない感じだ。
「おい、てめえもここに連れられた達か?」
「あなたも?」
見た感じはすずかやアリサと同じ年頃だろう
車いす生活がいつからかわからないが、体の成長は遅れている感じがする
もしかしたらすずか達より年上かもしれない
すずか達の年頃だったら泣きさけんだりするだろう。
だが理性のある目で周囲を観察したり、俺を見定めてる辺り
小学生の感性には見えない。
「あぁ気づいたらな」
「これ、例の失踪事件に関連があるんとちがう?」
「それはない、その事件は先日解決したからな、だが模範した事件かもしれん」
「なら拉致られたとちがうんか?」
「さぁな、俺も今気づいたばかりだからな、あそこの男性に出も聞いてみるか?」
「そうやな」
俺は、呆然としている20代半ばの青年に声をかける。
リックを担いでいるから、どこかに旅行者なのかもしれない
俺が声をかけるとホッとした感じだったのだが、俺らの姿を瞬間驚きの顔をしていた。
「俺らと会ったことあったか?」
「あ、いや・・・えっと」
「あのな、多分私らが子供だったから驚いてるんと違うんか?」
「なるほどな、兄ちゃんしっかりしろや」
「あぁ」
≪ティア・・・・おい≫
≪君のデバイスとはここの空間では遮断させてもらったよ
君らがここに来るなんて予想外、どうやら奇々怪々っていうんだっけ?
運命が君らを呼んでいるのかもね
そうそう、綾さんがどうなろうとここでは僕自身干渉はしませんよ
もちろん特別扱いもしないから、ゲームを楽しんでいってください
それでは観察させてもらいましょう≫
「どないしたん?」
俺は少女の声を聴いてはっとなった。
ちっこの現象の黒幕はこの間の前髪ぱっつん女子か、
去り際に混沌が這いよる刻といってたから混沌だな
今の俺らでは正面から反抗が出来ないほどの奴だ
このくだらんゲームをクリアするしかないみたいだな
「本当にどないしたん?」
「大丈夫だ、自己紹介がまだだったな
俺は南條 綾」
「私は八神 はやてや」
「僕は野見山 祐介といいます」
「そや、ちょっと電話してみるわ」
そう言って八神はスマホでどこかに連絡を取ったのだが・・・
『あなたはここからでられませえええええんあっははははははははhhhhhhhhhhh』
甲高い男性とも女性ともわからない声の笑い声が部屋中に声が響きブツリと切れた。
「な・・・なんや・・・これ」
「一体どうなってるというんだ!」
悪趣味な、悪趣味な奴だったなそう言えば
二人を見ると、電話をかけようとした八神は恐怖で顔が青ざめていて、
野見山は不安そうな顔をしていた。
「大丈夫だ、先生が何とかするから!」
「野見山さんは、先生だったのか」
「そうだよ、南條君。僕は山乃瀬学院の先生をしてます」
山乃瀬学院というのは、ここも良いところの学校だな
私立聖祥大学付属といい私立多くないかここの地域は・・・
「俺は私立聖祥大学付属小学校3年だな」
「私もや」
「は?」
おい、この世界の小学生は異常生物ばかりか?
全員が小学生探偵か何かだというのだろうか
「二人ともすごくしっかりしてるね」
「私は、理由があって一人で生活してますから」
「俺は訳ありでね、先生はここがどこかわかるのか?」
「残念ながら、僕自身理由がわからないんだ
徹夜で授業の教材を作っていてね、家での作業は出来たから、
明日のために完成させようと学校に行こうとして、
バスで、うたた寝をして気づいたらここで」
「私もや」
「俺は今日、プールに誘われてな、そこに行く途中で眩暈にあってしまってな」
「綾さん、えっとな、まだプールには時期が早いんと違うんか?」
「誘ったやつが言うには市民センターかなんかの温水プールらしい」
「ええなぁ」
「もしここが抜けたらくればいい」
「お誘いは嬉しいんやけどな、これから診察が待ってるんや
石田先生も待ってるはずやろうから」
「そうか」
「ありがとうな」
「雑談はここまででいいか、なんだこの部屋は?」
「5つの学校の掃除道具が入ってそうなロッカーが5つあるぐらいか?」
「先生と綾さん、これ見てえな」
俺は八神に言われた床を見てみるとこんな文字がうっすらと書かれていた
『ここにはロッカーがある。ここにはロッカーしかない。さぁ出口はどこでしょう』
本当に馬鹿にしやがって、今度見かけたら絶対にぶんなぐってやる
名付け親かなんか知らねえが、こんなふざけたことしやがって・・・
「何でしょうか、これは」
先生が不思議そうに言ってる
「多分意味なんてねえよ、俺たちが恐怖を感じて楽しんでるだけだぜ」
「なんでそんなことがわかるんや」
これをやったやつを知ってるとは言えんな
「こんなことをやる奴だぞ
殺すつもりならもう、何かしてると思うし
身代金というのなら、違うだろう」
俺に何かあれば、なんか身代金払いそうだよな
黒幕知ってるからそんなことないし
「それに、大人ないたずらなら、はやては若すぎる
俺や先生は男だから除外をするが
反対に俺や先生なら、ターゲットは先生だけになるはずだ」
「「え、綾さん (君)は男の子だったのか?」」
「驚くところはそこか、観たらわかるだろうが!」
「どこの世界にロングのサラサラヘアで目は釣り目だけど、ミステリアスな赤目で色白
低身長、どこ見ても美少女やろ」
「話し方で察しろ」
「声も少女みたいな感じやし」
「声じゃなくは・な・し・か・た」
「ごめん、僕も南條君は女の子だと思ってたよ
君ぐらいの年の子は男の子たちとも遊んでいる子が多くてね
男の子言葉で話す子もいるからてっきり」
「わかったよ、俺の事はどうでもいい、ここを出る気あるのかないのか?」
「切れへんでもいいやん、私も他に何かないか探してみるわ」
「そうだね」
奴がこう書いている以上、ロッカー以外には何もないんだろうな
全く素直にすずか達と一緒に行けばよかったぜ
後書き
はやて登場
本格的に参戦するのはまだ先です
山乃瀬学院というのは、リリカルなのはの元の作品
トライアングルはーと2に出てきた小学校です。
制服は、幼児体形をカバーするブラックセーラースタイル。
白いラインとリボンがオールドファッションらしい。
多分普通の市立は風ヶ丘だと思います。
多分
漫画の主人公たちって基本お金持ちですからね
ドラえもんの野比家も都心でマイホームですよ
声優さんが変わって家の間取も小さくなったらしいですが
推定ですが・・・
(旧)91.87m2/(新)83.83m2
間取り:(旧)5DK/(新)3DK
一般的な家庭といわれていた野比家でさえ、良いところで暮らしてます
練馬区らしいですね
なのは世界の主要人物
お金持ちです
はやてもそうですね
グレアム叔父さんが援助をしてたそうですから
いつも思うんだが
次元世界の貨幣と地球世界の貨幣どのように紙幣トレードしたんだろう
ご都合主義だとおもいますが・・・
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