真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
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1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
月村 すずか
昼間に着いたのはいいのだが人気がない
「ノエルって言ったよな」
「はい、綾様。どうなさりましたか?」
「月村家の親御さんにあってないんだが」
「ただいま海外出張に行ってまして」
「余計に俺がいたらまずいだろうが」
「旦那様と奥様の両省は受けております
綾様が正式にこの家に暮らすときにあいさつに来ると思います」
「何かあったても知らんぞ」
「どうしても手が離せないプロジェクトに携わっておりまして、
顔を出せないのは申し訳ないと受けたまっております。」
この家の主人が了承してるんならいい
見れば見るほどいい女に見えるのだが、人の気配が感じん
なんで俺は振り回されてるのやら、招待された部屋で待ったりしている
どうせ夕方にはすずかが帰ってきて、ちょっかい出してくるんだろう
俺に拒否権は無しっと
案の定夕方部屋にノックがあった。
「空いてる」
「お邪魔します」
「何?」
「お話をしたいなって思って」
俺はベッドで横になってたのだが、起きだしてそこに座った。
すずかの行動はビックリした。
なぜなら俺の隣に座ったから
こんなガキなのに女のいい匂いが俺の鼻腔をくすぐる
「アリサにしろ、話すのが好きなんだな」
「いっぱいお話をすると、相手の事がよくわかるし
仲良くなれるから私は好きだよ
綾君は嫌いなの」
「そんなの考えたことねえな
会話なんて、どっちが主導権を取るためだけの化かし合いの腹の探りあいでしかない」
ちっガキに何を話してるんだ
この間の殴ろうとしたのがいけない
調子が狂う!
「そんなことないよ
相手の事を思いやって話していけば
その人の事が大好きになるよ」
「そんなものか、よくわからんな」
「綾君も人に興味を持つとわかるようになるよ」
「時間の無駄だ!」
「私は綾君の事が知りたいな」
「今日アリサから嫌ってほど聞いただろ」
「うん、たくさん聞いたよ
でも直接聞きたいな
なのはちゃんも楽しみだって」
「ちょっと待てなのはって誰だ?」
「私たちの親友で高町なのはちゃん
私たちと同じクラスメイトだよ」
そういやおやっさんが言ってたな
高町家にも俺と同い年のガキがいるって
なのはっていうのか
ガキの面倒は2人だけにしてほしいぐらいだ
「明日行く士郎さんの娘か」
「うん私たちの大の仲良し」
アリサもそいつの子と自慢してたな
すずかとなのはしか話題に出なかったな
友人少ないのか、お本当に同い年なら口説くだろ
まったく何をしてるんだろうな若人は
「そういえば聞きたいことがあるんだが?」
「何かな?」
すごくうれしそうに返事をした。
「昨日もアリサの会話を聞いて思ったのだが、友人ってアリサとそのなのはしかいないのか?」
「そんなことないよ。特に仲がいいのがなのはちゃんとアリサちゃんだよ
ほら進級したばかりだから」
進級したらクラス変えでもあるのか
俺らの時は1、2年と3,4年・・・
あぁそういえば
今3年か!
顔が変わるな確かに
3人は4年間一緒になるわけだ
相変わらずアリサと同じ方法を取らせてもらう
聞き役に徹し話させるという方法
やはりすずか自身も良いところのお嬢だった
月村重工の娘さん
お嬢様って基本傲慢でわがままなやつばかりだと思っていたのだが
この二人はどうも勝手が違うし、
いつも相手していた女どもとも違う
俺は、自分のペースを崩されていることには気づいていた。
「聴いてるかな?」
「あぁお前らがどれだけ友情に熱いということがわかった」
お互いが離さなくなり、肩が触れ合う用に座ってるのだが、
嫌な感じはしねえ
むしろこの空気良いような気がする
「なぁすずか聞いても良いか」
「会ったのは一昨日が初めてだけど、聞いてくるのは初めてだよね
うん、何かな?」
「お前ら本当に9歳なのか?」
どう考えても小学低学年の思考してないだろう
アリサの話だとIQが高すぎるから他と合わないと言ってたが、
だったらすずかもそのなのはって子も同じぐらいのIQなのかって突っ込みたくなったが、
そんなことはないだろう
こいつらと話してると小学生に話している気がない
「正真正銘9歳だよ。
もちろんアリサちゃんもなのはちゃんも」
えてしてゲームや漫画のキャラは年齢相応じゃないのは知ってるが
すごい違和感がある
名前だけは知っているとらハは元は18禁ゲームだ
俺も少しだけこの手のゲームはやったことはあるのだが、
このゲームに出てくるキャラクターは18歳以上ですとか
大人の事情なんだけど
だから容姿は未成年だが学校は○○小とか中が抜けていて
学園とかが多い
なのも話さない時間が過ぎ去っていっている
「なぁ」
「何綾君?」
「こんなまったりとした時間は久しぶりで眠っても良いか?」
「どうぞ」
俺は言葉に甘えて眠りに入った。
それからある程度の時間
多分体感で3時間ぐらいだろう
目を覚ましたらすずかの顔がアップで見える。
俺はなぜかすずかの膝枕で眠っていて
すずか自身も目を閉じて仮眠をとっているみたいだった。
起き上がろうにも俺の腹のところにすずかの手が当たってるので動けなかった。
本当にすずかと言い、アリサと言い子供をやめてる変わった女がいたものだ!
俺はあきらめて心地よい膝を味わいながらもう一度眠りに入った。
後書き
今回はアリサかすずかをヒロインにしたいと思うのですか
本編にどうやって入れようか悩んでいます
なのはがこの時点で1回も出ていない
魔法少女なのはなのに・・・
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