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転生貴族の銀河

作者:ドンコ
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第7・5話

 
前書き
本日も投稿します。
お気に入り感謝です。 

 

イゼルローン要塞


「もう直ぐ寄港します、ですがメルカッツ副指令官には帰還兵をオーディンまで移送して貰いますので戦力は半減します」

「それとイゼルローン要塞司令部の監査に入りますが内密にです」

「勝手にやってよ、俺は好きに動くしね」

「「「好きにですか!」」」

「ビッテンフェルトと飲みに行く位かな!ロイエンタールも連れて行くし良いでしょ」

「分かりました、ですが司令長官からくれぐれも何もしないようにとのお言葉がありますので」

「大丈夫だよ、ただ気軽に飲みに行くだけだし」

「・・・・・分かりました」
不安が!不安が大きくなるのは俺だけか!
と、皆が心の中で呟いた





時間は溯る

軍務尚


「何処までも勝手にだ」

「今回は救出作戦が上手くいったから陛下も喜んでおられるし、余り怒られんぞ」

「ミュッケンベルガー元帥如何したのだ。浮かない顔をして」

「・・・すまんこの件には私も絡んでいるのだ。今現在帝国軍の正規艦隊で真面に機能するのは五個艦隊しかないので・・・・
ロルフに配下の少将を今回の件が無事に成功すれば・・・」

「成功すれば?」

「艦隊の少将を10人程を中将に昇進させて正規艦隊の指揮官にすると約束させていたので」

「元帥本当か」

「スマン本当の話だ。
各少将の実力は何度も戦場で確認している。
本人達も問題ない性格や気質に統率力等それで苦肉の策でロルフに掛け合ったのだ。」

「そうだったのか・・・」

「そこまで酷い惨状だったとは。スマン聞いてはいたが元帥に随分と心労を掛けてしまったようだ」

「そんな事は無い、自分の責任で宇宙艦隊が機能してない、不甲斐ない事だ」

「スマンな統帥本部の立て直しで他に余裕が無くなっていたのだが・・・
宇宙艦隊こそ最初に建て直さなくてはいけない部署だったのだ本当にスマン」

「そんな事は無いのだ、御蔭でもう直ぐ精鋭の指揮官が10人も来るのだからしかし・・黙っていてスマン、ロルフに借りを作るのは自分だけで良いと考えていたのでな」

「ロルフに借りか面白くは無い話だが仕方が無い事だな。今回は拳骨一つで治める事にするか」

「確か1000人以上を昇進させたと聞いている、部下が噂していたのだが本当かな軍務尚書」

「本当だ、しかし今の話を聞けば大事な古参幹部を数十名を取られるのだからな・・・・
ロルフの艦隊の練度が低下もするし 一から訓練が必要になるナ」

「後一年はイゼルローン要塞を軸に防衛の方針しかないか」

「遠征も良いが!此処は戦力を精鋭にすることが大事だな、それに戦死者が減ればと陛下が漏らしておったのでな」

「では、来年は艦隊の訓練に重点を置き遠征は無しで良いかな」

「「問題無い」」

「だだし!貴族が勝手に行くのは止めない、補給物資は全てその分の代金を貰う事にするが良いかな」

「リヒテンラーデ候にも相談しようそれで帝国の方針として」

「それが良かろう、馬鹿の貴族の為に大事な国家予算を食いつぶされてはな」

「三人で行くとするか」

三人は顔を見合わせ頷き新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)に向かった・・・




イゼルローン要塞


歓楽街

ロルフは黒のスーツで身を包み、ロイエンタールとビッテンフェルトと共に飲みに出かけていた。
今夜で三日目である、ソコで問題が発生した!

何処かで聞いた事がある出来事が起きたのだ!

イゼルローン要塞の兵士がロルフの事を貴族で金で階級を買い、20歳で大将閣下等裏金で買ったとか色々と文句を言っていたのだが!

「喧嘩を売るのは止めてくれ」
下級兵士がまだ17.18歳位の兵士は俺の文句を言っている連中に喧嘩を売っている。
原作でもあったな確かキルヒアイスが止めたんだよな?

これって!俺が止める役目になってるのか?

「坊ちゃん貴族の付属品が何言ってるんだ」

「そうだぜ、各分隊の司令官にメルカッツ中将がいるんだから今回の任務が成功したのは当たり前だろ」

「三万隻も連れてな」

「誰だって出来る救出作戦」
全員が笑いだしているが若い兵士達は

殴り合いになり・・・・・

「良いのですか?」

「参加しますか」

「やりますか!大事な仲間をほっておけないしな」

と!そのまま喧嘩中の・・・殴られっぱなしの部下の近くにいき相手をビッテンフェルトが殴り飛ばし

「フェルナン、ブレン、ファガスト伍長お疲れ様、済まないね俺の為に此処からは俺達も参加するゾ」

と!戦闘開始した、飲み屋が喧嘩の?喧嘩居酒屋になっていた。
しかしだロルフは三人の名前を知っていた、それは自分の為に死ぬ事がある部下に対しての自分の責任としてだった。
無論全員の名前を知っているわけではないが

憲兵が喧嘩を聞きつけ此処に向かっていたが!護衛が

「失礼、私はボウマン大佐だ中で喧嘩をしているのはロルフ・フォン・ジークヴァルト艦隊司令官である」

「何ですと!ロルフ・フォン・ジークヴァルト艦隊司令官が喧嘩ですか?」

「はい、部下がロルフ司令官に対しての暴言に我慢できなく今の状態です」

「参りましたね、艦隊司令官それも戦場の英雄達の救出作戦を指揮された方に対して手が出せませんね。
個人として尊敬してますしボウマン大佐申し訳ないですが!閣下と部下を連れ出して下さい、その後に憲兵は突入します」

「良いのかね、憲兵が」

「閣下が救出してくれた中には従弟がいたので私は嬉しいのです、生きて会える事が出来る可能性が出来ました。それに貴方には逢っていませんし他の喧嘩の仲裁で此処には遅れて来ましたんで」

「私もアソコには兄が二人居ましたので」

他にも親戚や実家の近くの者などがいたらしく話は直ぐに済んでいた

店の中に入ると!既に勝負はついて全員が倒れていた。
ロルフ司令官は近接戦闘の上級クラスの腕前でオフレッサー大将とも真面に相手出来る数少ない一人であった。


その後に貴族の子弟が町を歩いていると絡んで来たのだったが!ボコボコに殴り蹴りと・・・・・
毎日繰り返して!

結果は馬鹿な中将が出て来てしまい騒動になった。


「貴様らか部下に暴行したのは大事な部下に貴族の子弟もそれが貴様が負う罪だ。
死刑になる馬鹿な真似をしたな」

「スイマセンが、貴族に手を出したからですか!」

「そうだ門閥貴族に逆らえば死ぬしかないのだ」

「門閥貴族の命令ですか」

「死ぬから教えてやろう、その通りだだから誰も逆らえないんだよ」

「良い話を聞きましたよ、因みにこれは録音してますから証拠になりますよ中将、俺はロルフ・フォン・ジークヴァルト司令官だ外には既に装甲擲弾兵が待っているのだがね、俺に協力しろすれば問題無く退役出来るし我が領地に家も用意しよう今後は安泰した生活が待っているが?」
と!言ったのを契機に装甲擲弾兵が突入してきた

「是非にお願いしたい、家族は本当に無事に生活を?」

「君が今誓えば今から家族を我が領地に永住させる。安全は保障するのがこの話の根本だからね」

後日


イゼルローン要塞の中のでイベントが開始された。

門閥貴族の子弟が跳梁跋扈している中で全員がロルフに捕まっていた。

罪状は私的行為犯罪!

ロルフが勝手に決めた犯罪名で軍隊は階級で行動の自由や権限があるが!門閥貴族は階級に関係無く命令などを出していたしまた、脅迫もしていたのでそれも全て前回立ち寄った時に部下を200人程忍び込ませてたのである。
そして今回の出来事で門閥貴族の愚行が表に出る事になる。
この件は軍務尚書の耳に入り、リヒテンラーデ候そして皇帝陛下の元まで届き貴族には前線を混乱させたと言う重大な罪に問い!
罪を犯した全員が漏れなく捕まり、裁判は無く貴族の称号や財産を没収された127家の貴族がその歴史に終わりを迎えた。


ロルフは知らないままに貴族を駆除していたが自分には関係無いと言うばかりに毎日飲んで回っていた。
艦隊の各司令官も共にそして喧嘩も当然の如くしていた・・・・


オーディンに戻れば各司令官は正規艦隊司令官に昇進するので皆が思い出作りにイゼルローン要塞の歓楽街を我が物顔で飲み歩いていた。

その頃!

ルッツに参謀達は困難なんの中で両大将の後ろ盾の貴族の失態に喜んでいた、彼らに妨害されていた調査が思うように調査されて行ったのだ。


新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)



「卿等はどうするのだ今回の結果を」

「結果は両大将の更迭です、その他のイゼルローン要塞の参謀達には職務停止を命令を、イゼルローン要塞の司令部に駐留艦隊は一時的にロルフに指揮させます」

「ロルフにか良いのか!」

「現在イゼルローン要塞で最高位はロルフの大将です、帰還後には上級大将になりますが今回の作戦成功に対してですが!
今回は陛下に今の段階で上級大将にして欲しいのです」

「この混乱を納めるのには権威が必要です、上級大将がイゼルローン要塞を指揮すれば面倒な事は大半が無くなりますので」

「分かったが!何時までじゃ?」

「少なくても三月は・・・・・」

「そうか・・・・・・陛下はロルフの帰還を待っておるのだ理由は言えんが」

「申し訳ありません、至急に調整しますが同じ事が繰り返すのも問題ですので時間をください」

「それは分かっておる、十分に思案し人員を配置してくれ、今から陛下の元に行って来るが昔と違いこの面倒も面倒とも思わなくなって来た、皆が陛下の為に動くのが分かるからかの?
この貸しは美味い紅茶を飲ませてくれればいいのでな」

リヒテンラーデ候はそのまま部屋をでていった・・・・


「紅茶か・・・・・」

「私が用意しよう、高くも無いが安くも無いだが。病み付きになる味のお気に入りの紅茶が有るのでな」

「シュタインホフ元帥では頼む」

「ウム、明日にでも・・・・」

「しかしだ・・・・・ロルフが納得するかナ」

「納得して貰うしかない、如何に自由気ままでも軍人だ陛下の命令ならば従うだろう」

「そうだな、後任を急ぎ選ぼう」


その後に昇進を言い渡されたロルフは!

「何故だっ」

と一言崩れ落ちだとか

 
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