転生貴族の銀河
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第七話
前書き
文字数が多すぎるので!
前半、後半に分けます、評価有り難う?
帝国歴478年
遠征23日目
旗艦ヴァーリ
「だから言っているだろうが、艦隊は全体を見るんだ。
今はこの本艦主体に本営の5000隻で良いのだ。この艦隊は准将が150隻を指揮している全員で延べ40人その纏め役で少将が1000隻を纏め五人の少将を含めてこの艦隊にいる98%がジークヴァルト伯爵家の領地の人間で構成されている。」
「はい、その少将達に本艦から命令を出し戦うのですが私は防御が苦手で・・・」
「それと艦隊の三割は無人艦になっている、戦闘の際に一番被害が大きいのが先頭集団だコレを無人艦にする事で兵士の無用な戦死を割けるのが狙いだが、10隻単位で自由に動かせるから問題は無い」
「しかし、それでも妨害電波で邪魔をされるのでは」
「それは無い、特別な周波数を使っているのでどんな妨害もとは言わんがな。
それでも20分間は命令の通りに動きその間に通信艦を使い次の指示を出すのだ。
全ては言わないけど後に分かるよ」
「司令官しかし・・・・」
「今は学べよ、幾らでも学べるなんて夢の様だぞ!他の者はこんな環境には居ないんだからな、メックリンガー参謀長にルッツ副官に学べ時間は沢山あるのだからな。
俺は部屋に戻って寝る事にする流石に三日間貫徹は疲れるわ」
「お疲れ様です、書類が多くなり申し訳ありません」
「ルッツの責任では無いよ、俺が気になって調べ過ぎたからね」
それから俺は自室に戻り、風呂に入り気持ちをリラックスしてワインを一本程飲み大きなベットに一人睡眠を・・・
食欲がわかないのでソーセージを三本食べただけだがユックリと睡眠がとれた戦闘中でないからだが
遠征26日目
「着いたなアムリッツア星域に」
「既に合流地点まで24時間です、メルカッツ艦隊からは連絡が入ってきています。順調です」
「そうか、問題無いナ」
「全艦隊に故障もトラブルも無く恐ろしい程に順調です。三回の艦隊同士の戦闘訓練も流石に訓練度が高いとしか言えない程に高度に艦隊運動が出来ています。
司令長官の艦隊でも此処までに運動が出来ないでしょう、以前に元帥の艦隊で参謀をしていましたので」
「参謀長は元帥閣下の艦隊にですか?」
「半年程ね、その後にロルフ司令官に呼ばれて参謀長にまで出世した」
「・・・・・それでも羨ましいです、元帥閣下の艦隊の参謀などとは」
「だがな・・・この艦隊はどの艦隊よりも練度に士気が高いし各分隊の連携がスムーズだこの艦隊を将来はビッテンフェルト卿が作れるかな?」
「確かに次席副官をしていてこの練度にスムーズな連携は頼もしいし、将来は自分もこの艦隊に近づける様に艦隊を作ろうと思うし時間も有意義に使ってやりたですが!
やりたい事がそのあり過ぎて・・・・」
「では、優先順位を付けるのが良いだろう」
「・・・ハイ」
暗い顔だな、悩んでる?
「ビッテンフェルト卿は13:00時に俺の部屋に来い良いナ」
「はい?」
思いっきり不安な顔してるし・・・・
その後
俺の部屋で!
ビッテンフェルトにメックリンガー参謀長とルッツ副官が来たので四人での飲み会になり、三人から俺もね悪い所よりも良い所を褒めて伸ばすことにした。
「メルカッツ艦隊まで1時間です、周囲に変化なし」
「同盟軍艦隊は5000隻に減らし待機状態です。メルカッツ副司令官からの直接の連絡です」
「了承したと連絡を返信」
「了承と返信送ります」
旗艦のメインスクリーン!
「メルカッツ師匠・・お久ぶりです、元気そうですね」
「若、お元気そうで何よりです」
「ですね、艦隊を先鋒に配置しますね」
「・・・・それでは強行軍になりますか」
「そうなりますね、時間は有限です行きますか」
「何時でもではイゼルローン要塞まで三日です補給は直ぐに受けて下さい、我が艦隊は先行します」
「御願いします、同盟の艦隊を先頭にお願いしますね」
「勿論です、面白い事を考えましたね」
「使う事無く作戦が済めば一番ですけどどうなるか・・・・」
「惑星カプチェランカまで15日ですが最初に散策艦隊を先行させます、今回初めて投入する航空母艦艦隊を」
「それで行きましょうか」
「では、お先に失礼します」
映像は消え
「補給を急げ、アムリッツア補給基地は一度に8000隻の補給が可能だが急ぎ態勢を整えろ」
「メックリンガー参謀長、ここは万全の態勢をお願いします。急いでも良い事は無し」
「分かりましたが正確に言えば正確に急ぎ安全に行動せよと既に通達して有りますので」
「流石ですね、ビッテンフェルトは?」
「エッ・・・・補給中に空いてる者に自由時間を各分艦隊の司令官に一任し飲酒も許可ですか」
不安な顔で聞いて来る
「合格点かと司令官は」
「うん、良いね最低限必要な事は入ってるしね直営艦隊に三交代で三時間ごとの休憩を」
「六時間は休憩時間が作れますね」
「それにイゼルローン要塞には挨拶程度で直ぐに出発するからね、イゼルローン要塞までは全方位を索敵して進むから寧ろ全員にこの期間で有意義な時間を与える」
「直ぐに伝えます、しかし余裕を持っての移動でしたな、参謀長として楽が出来て逆にこれから集中力が感覚が冴えて来ますね」
「本当に良い時間の作り方も学んだのだし!今後に如何に活かすか楽しみだな」
イゼルローン要塞に近づき
「要塞司令官はクライスト大将、駐留艦隊司令官はヴァルテンベルク大将この二人は仲が非常に悪いので参謀長と副官と護衛で行くぞ挨拶に、面倒は嫌い何でね、直ぐに帰って来る」
「「「ハッ」」」
それからイゼルローン要塞にて両大将との挨拶を簡単にしてから直ぐに艦隊に合流し艦隊を前進させた。
もう会いたくない位の険悪な関係を目の前で見せられ嫌気がさして・・・
三長官に連絡を入れておく事にした、稀には報告も必要だろうと
「司令長官との回線がつながりました」
「報告します。イゼルローン要塞の両司令官の険悪な関係は改善しないと今後支障が出るかと思います。以上」
ミュッケンベルガー司令長官は目を大きく開き質問が帰って来た!
「参謀長に副官達ロルフは大丈夫か?真面な事を言っているぞ」
ミュッケンベルガー司令長官は失礼な事を言っているぞ、しかも俺の目の前でだ
「司令官は何時も真面目ですが?イゼルローン要塞の件は問題があり過ぎるかと緊急時にはマイナスになる可能性が大かと思われます」
ルッツ君!そこで?マークはなんですか
「わかった、他の者が言うなら問題なのだろう・・・・
直ぐに対処できるようにするが他には」
「特には・・・イゼルローン要塞の参謀達が問題かとも思いますが、険悪な雰囲気を出しているのでその影響も両大将に影響しているかと」
「・・・・・帰還する時に補給と称してその辺を探りを入れてくれ、後はこちらでも監査として情報を探る」
「分かりました、任せて下さい」
「貴様は何もするな、面倒が大きくなる良いナ」
「分かりましたよ、何もしませんから」
直ぐに回線は切れ、俺は信じて貰えていない?
惑星カプチェランカ
思いの外順調に進んでいる、索敵を強化し時間は掛かったが問題無しでカプチェランカの基地撤収作業が進んでいる。
二日で撤退が80%完了した、他は機密書類に基地の爆破作業に入っている。
俺は人員撤退後に核融合弾を撃ちこんで終わりと考えていたが、それでは機密が何処かで破壊されずに残ると提言され全てを任せる事にした。
そこで一つの事件があった!
ヘルマン・フォン・リューネブルクの亡命だった。
転生して史実の違いが発生しているのかな?
その後は500隻~1500隻程の艦隊を幾つか殲滅しイゼルローン要塞迄戻り・・・
無論我が艦隊には人的損耗は無しだ!無人艦隊には被害が出たが人的損害が無ければokだしね。
無人艦隊それは!
巡航艦
全長576m、全幅141m、全高144m。 乗員0名
全無人艦隊は全移住空間を全て捨てた分を他の装備の補強に装甲の強化が思いの外に頑丈になり
・ビーム防御中性磁場は他の艦の三倍に強化され、攻撃はレールガンを30機連射可能で一番近い艦に自動で攻撃を行うが!
艦の正面はいく層にも違う素材が100メートルにもなっているので正面からの攻撃ではミサイルでも爆発しない構造になっている。
全てロルフが資金力を背景に構想し、作ったのだが思いの外安く作れたのだ。
何故なら移住空間を無くすだけで艦を作る金額が五分の一になっていた、移住空間は空気・部屋・医療室・廃物処理・廊下・食料・水等諸々が!入らない機能になっているので安価に仕上がっている。
ロルフはコレを最終的には半数を艦隊の分隊に配備したいと考えていた。
その他に宇宙艦艇は居住可能惑星への大気圏突入は出来ない設計になっているのであったが、無人艦隊はと言うよりも!
無駄に惑星に突入出来る艦が全艦であると言う事は無いと言う理由で15000隻の内3000隻が惑星に突入出来る総数であるが、今回は輸送船もいたので問題は無かった。
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