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ジオン公国転生記

作者:正博
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第22話 マクロスフロンティア編

 
前書き
 これから、転生者達が本領を発揮しだします。 

 
 転生者ってマニアが多いな(前回の事は忘れよう) 

 
 スーパーロボットからか。

 ゲッターロボがいる。
 ゲッターロボGがいる。
 ゲッターロボ號がいる。
 真ゲッターロボがいる。
 新ゲッターロボがいる。


 待て、待ってくれ。
 何故ゲッターロボがこんなにいる。
 アニメ化された作品ばかりだよ、分かるけどね、俺別のも見たいな。


 マジンガーZがいる。
 グレートマジンガーがいる。
 UFOロボグレンダイザーがいる。


 待て、待ってくれ。
 何故か嫌な予感がするんだ。
 ここで止めようね。


 マジンカイザーがいる。おい!
 真マジンガーZゼロがいる。
 真マジンガー衝撃!Z編がいる。
 マジンカイザーSKLがいる。

 分かった。
 分かったから、ちょっと待って何で同じシリーズにこだわるの?


 勇者ライディーンがいる。
 ラーゼフォンがいる。
 無敵鋼人ダイターン3がいる。
 無敵超人ザンボット3がいる。
 大空魔竜ガイキングがいる。
 ガイキングLODがいる。
 超電磁ロボ コン・バトラーVがいる。
 超電磁マシーン ボルテスVがいる。
 超獣機神ダンクーガ
 獣装機攻ダンクーガノヴァ

 待て、今度は2つずつ同じ様な気がするんだが。


 ダイモス、ゴッドシグマ、ゴライオン、ダルタニアス、ゴーショーグン、ブライガー、バクシンガー、サスライガー、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グラヴィオン。


 覚えられない、知らない作品が多すぎる。
 しかも、作者面倒になって最後サブタイトル手抜きしやがった。
 さてリアル系は(書けよ作者)


 ザクⅡA型、ザクⅡC型、ザクⅡF型、ザクⅡF2型、ザクⅡ改、高機動型ザクR型、ザクⅡS型、ザクⅡFS型、高機動型ザクRー1型、高機動型ザクRー2型、


 OK作者俺の負けだ。
 ごめんなさい、ザクばかり書くのを止めて、もうただのザクⅡでいいじゃないか。


 UCガンダム、ガンダム、ガンダムMK-Ⅱ、Zガンダム、ZZガンダム、ガンダムF91、Gガンダム、ガンダムX、Vガンダム、00ガンダム、レイズナー、エルガイム、ドラグナー、ダンバイン、スコープドッグ・・・・・・・・・・・・・・・・。


 リアル系にも問題児がいた。
 グフがいる、ラルさん貴方ですね、ちゃんと宇宙仕様にしてくれてたらいいでしょ。でもね、後ろのザクⅡ部隊、貴方の趣味を押し付けていたら処罰しますね。


 疲れた。馬鹿共にやり直しを命じて俺とギレン兄は帰った。
 後日、再確認を俺1人で行けとギレン兄は放棄した。
 俺は取り敢えず1部隊を除いてOKを出して帰った。


 そして俺達の機体、身内は大丈夫と思ってましたが、身内にも爆弾がありました。
 サスロ兄がよりによって赤い巨人を出しました。
 ギレン兄と俺が無理やり消しました、力発動したら宇宙消えるからやめてよね。
 

 まず、ハマーン姉はやはりキュベレイ、キシリア姉もキュベレイ。
 ガルマ兄、作戦が不服でやけになったのか、ガウ攻撃空母(宙空両用仕様)。
 サスロ兄、ガオガイガー?何故、そんなに赤い巨人に乗りたかったの?
 ドズル兄、ネオグランゾン!ギレン兄ですね。あんな危険な物を知らない人に使わせて事故ったら知りませんよ。
 俺は、ブラッディと言った瞬間、ボコられましたので、ストライクフリーダム(仮)の(仮)を外し搭乗。ただし、秘密裏にブラッディと合体するようにいじりました。
 ギレン兄は秘密だと言って教えてくれませんでした。



 さて問題が1つと言うか、1部隊残っているので調べに行きました。
 ラル部隊のザクⅡである。
 部隊員への聞き取り調査の結果、黒、真っ黒でした。
 しかも部隊員の名前まで、アコース、コズン、洋子さんはハモンと変えさせられていた。

 部隊員には、好きな機体に乗るように命じた。(馬鹿をしたら処罰)
 名前も元に戻すように言ってやった。

 暫く待つと、ラルさんが帰ってきた。
 そして驚いた、ザク部隊が全機機体を変更していたのである。


 ラル「こらー、ラル部隊はザクしか認めんぞ、誰だ勝手に変更したのは」
 ユーリ「俺だよ。ラ~ル~さ~ん!」

 ラルさんの体が『ビックッ』となり硬直した。

 ユーリ「どうしたのラルさん、こっち向いてね」

 ラルさんはゆっくりと、俺の方に振り返った。

 ラル「これはユーリ様、今日は何の用で、洋子君お茶を出さんか」
 ユーリ「あれえ、君確か『ハモン』さんだよねぇ」
 洋子「はい、昨日から『ハモン』と名乗るように、命じられました」
 ラル「・・・・・・・・・・」
 ユーリ「どういう事か説明してもらいましょうか、ラルさん?」
 ラル「・・・・・・・・・・」
 ユーリ「説明できないと。困ったな! よし、この部隊俺の直属だから、1年戦争時のMS古いから搭乗及び所持禁止」
 ラル「そ、そんな~」
 ユーリ「部隊長はこれから代々『マリオ』を名乗る事、嫌ならひげを剃る事」
 ラル「あうあうあう」
 ユーリ「それから」
 ラル「ユーリ様、すみませんでした」
 ユーリ「何の事、俺と口を利きたくないのでしょう。あっ!そうだ、色物部隊が機体数割れして困てるんだ。俺が嫌ならその部隊へ転属してもらおう。なあ、アコース君、コズン君。ハモンさん紙頂戴、一筆書くから」
 ラル「すみません。すみません。名前の事もザクの事も私の我儘でした。名前を元に戻します、部下の機体も自由にさせます。だからもう勘弁してください」
 ユーリ「『貴殿の部隊長へ推挙致します  ユーリ・ザビ』と、ハモンさん朱肉ある?」
 洋子「ユーリ様。その辺で許してもらえないでしょうか」
 ユーリ「色物部隊に隊長が要るのよね。名前まで変えさせる人物要る?」
 洋子「そこをなんとか。我儘を言う事もありますが、面倒見の良い隊長なんです」
 
 俺はラルさんの方に振り返り言った。

 ユーリ「ラルさん分かった。自分がどれだけ良い環境に居る事を、良い部下に囲まれている事を」
 ラル「すみません。洋子君、ライル君、ジェフ君すまんかった。もう2度と我儘は言わん」
 ユーリ「困ったな、元に戻ったか。折角、色物部隊の隊長が決まったと思ったのに」
 洋子「ユーリ様! 注意しに来たんじゃなく、本気で転属させる気だったのですか?」
 ユーリ「うん。部隊仲悪くなってるし、ならちょうどいいやと、ラルさん自身が色物だし」

 ラルさん以外全員が笑った。

 ユーリ「ライル君でもジェフ君でもいいや。部隊長だよ、給料3倍、いや特別に5倍でどう行かない色物部隊長」

 ライル君にもジェフ君にも、この部隊が良いと断られた。

 ユーリ「仕方ない他を当るか。ラルさん今度こんな事をしたら、即色物部隊だからね。一筆あるし」
 洋子「それ、冗談ですよね?」
 ユーリ「俺の実印だよ。チラシの裏でも有効だよ。じゃあねぇ」

 ラルさんは気を失って倒れていました。



 それから数日後、突然救難信号が飛び込んで来た。
 フロンティア船団と同じ、移民船団ギャラクシーがバジュラに襲われていると。
 新統合政府はギャラクシー船団救援の為、急遽SMSの出動を要請した。

 ジオンでも救援部隊の編成が進められていた。
 色物扱いで数を減らされたものの、攻撃力と艦載機搭載能力が再評価され、宇宙戦艦ヤマト(2199版)とアルカディア号(SSX版)の2隻が救援部隊として、マクロスクオーターと行く様に指示が出た。
 当然、通常の艦載機は降ろされ、新設部隊が乗り込んだ。
 俺の魔改造により艦載機格納庫は、艦載機の質量に応じて空間の拡大縮小が可能である。
 又、この2隻はフォールド航行が出来る様に変更されている。
 (ワープは危険であり取り外された)
 そして乗員も5人で機能する様に完全自動化が図られている。


 まず、マクロスクォーターから発進した。
 ジオンはもう少し艦載機の積み込み作業に時間が掛かる。
 ジオンの救援部隊の指揮は、キシリア姉がとる事になった。
 副指令としてマクベが選ばれ、今回俺はお留守番を言い渡された。


 ジェフリー「フォールド」

 マクロスクォーターは、スペース・フォールドに突入した。
 ギャラクシー船団を救う為、そしてシェリル・ノームの帰る場所を守る為、そうギャラクシー船団こそシェリル・ノームの故郷の船団である。


 遅れる事30分ジオンの救援艦隊も、発進準備が整った。
 キシリア姉はヤマトに乗り込み、指揮を執った。

 キシリア「フォールドせよ」

 ジオンの救援艦隊も、スペース・フォールドに突入した。



 モニカ「デ・フォールドします!」
 ジェフリー「本艦はこれより同胞であるギャラクシー船団を救助の為、バジュラと一戦交えるだが、諸君も全員フロンティア船団に帰るのだ。行くぞ諸君発艦せよ!」

 オズマ「スカルリーダー発進する」

 スカル小隊を先頭に、次々と艦載機が発進して行く。


 やがてギャラクシー船団の護衛艦と思われる戦艦と空母が見つかった、バジュラの集団と共に。

 オズマ「くそう! かなりやられている」
 アルト「他の艦や船団は?」

 オズマ「こちらフロンティア船団所属SMSスカルリーダー、ギャラクシー救援の為出撃して来た。聞こえるか?」

 ???「こちらギャラクシー船団所属戦艦カイトス、救援感謝する。しかし船団本隊とはぐれ、船団本隊の状況確認出来ず」

 オズマ「スカルリーダーよりカイトス、フォールドは可能か?」

 ???「カイトスよりスカルリーダー、フォールドは可能だがバジュラが邪魔だ!」

 オズマ「スカルリーダーよりカイトス、もうすぐ救援本隊が来るもう少し持ちこたえてくれ」

 ???「カイトス了解した、出来るだけ急いでくれ」

 オズマ「スカルリーダーより各機へ、出来る限り虫共を艦より引きはがせ! スカル小隊行くぞ」


 カイトスと空母ダルフィムへ飛んで来るバジュラを叩き落すが一向に数が減らない。


 ルカ「これは! スカル3より、隊長!後方に巨大なバジュラの反応があります」
 オズマ「くっそたれー! バジュラの巣か母船か? どおりで数が減らない訳だ、拙いぞこれは」

 その時である。

 キシリア「遅れて済まない。詫びに後方は私達が引き受けよう」

 ジオンの2隻の艦が現れた。

 キシリア「アルカディア号は救援の助太刀をせよ。ヤマトは後方の大物を叩く」

 アルカディア号の艦載機部隊長はマクベ(ギャン)であった。

 マクベ「行くぞ。虫共を殲滅せよ」

 まず、飛び出したのは黒い3連星、乗機はリックドムⅡ.


 ガイア「マッシュ、オルテガ、バズーカは使うなよ。艦を沈めたら元も子もないからな、ヒートサーベルだ!」

 3機のリックドムⅡは、艦に降り立つと当たるを幸いと、取り付いているバジュラを斬りまくった。

 マッシュ「へぇーこれがレベルアップ。なんか面白くなってきやがった」
 オルテガ「俺なんか、もうレベル13だぜ」
 ガイア「よし! 1番レベルの低い奴のおごりって言うのはどうだ」
 マッシュ「乗った!」
 オルテガ「負けるかよ!」

 それから3機のバジュラを狩る速度が上がった。


 ジョニー「出遅れた! でも獲物はまだまだいる」

 真紅の稲妻ジョニーライデンである、乗機は高機動型ゲルググ。

 ジョニー「黒のおじさん達はあそこか。じゃあ俺は反対側へ」

 3連星の反対側に降りたジョニーは、ロケットランチャーをしまうとビームナギナタを出した。
 そしてビームナギナタを回転させながら、高機動を生かして素早く駆け抜け始めた。

 ジョニー「これは面白い、病みつきになるね。レベルがカウンターの様にドンドン上がっていくぜ」

 マクベ「あの馬鹿共は優雅さが無いのだよ。とは言え私も活躍せねばキシリア様に申し訳が立たぬ」

 マクベのギャンは1匹ずつ確実に仕留めていった。


 他では色々な機体が様々に攻撃を仕掛けていた。

 ジオン兵「レイ、V-MAX発動!!(レディ)」

 レイズナーが宙を駆け巡り、バジュラを叩き落していた。

 ジオン兵「行け! フィンファンネル」
 ジオン兵「ファンネル達! 行って」
 ジオン兵「行くぞ!光の翼」
 ジオン兵「いけぇ! ハイメガキャノン」
 ジオン兵「フッ メガランチャー撃つ!」
 ジオン兵「撃つぞ~ 本当に撃つぞ」
 ジオン兵「早い、早いよ こういう時焦った方が負けなのよね」
 ジオン兵「僕だってアムロに勝ちたい!」
 ジオン兵「いけぇ、フルバースト!」


 オズマ達バルキリー隊が唖然としていた。
 以前のジオン軍は、整然として統制がとれていた。
 だが今日の目の前で行われている、カオスな状況に以前の面影は無かった。

 クラン「おい、オズマ 私達はどうするのだ!」
 オズマ「どうするって、クランお前あの中に行くか?」
 クラン「無茶言うな!! 味方の攻撃で死にたくないぞ」
 オズマ「だったら黙って良く見とけ! たまに流れ弾が飛んで来るぞ」

 カオスな状況で唯一救いなのは、ギャラクシー船団の艦に不思議と攻撃が当たらない事と、バジュラの数が確実に減っている事だろう。

 ルカ「スカル3ってもういいや、隊長」
 オズマ「どうしたルカ?」
 ルカ「後方のジオン艦より物凄いエネルギーを感知しました。現在も上昇中です」
 オズマ「後方の艦、1機も艦載機を出して無いじゃあないか。故障か? だったら向こうの援護に行くぞ」
 ルカ「それが故障じゃ無く攻撃エネルギーのチャージ中で近寄ると危険だそうです」
 オズマ「故障じゃ無いなら、ほっといても大丈夫か」
 ルカ「でも、隊長」
 オズマ「何だルカ! 言いたい事があればハッキリと言え」
 ルカ「じゃ言いますけど、ジオン艦のエネルギー既にマクロスキャノンの3倍で、まだチャージしてます」
 オズマ「!!お前それを早く言え。そんなのをぶっ放したら」
 ルカ「もう遅かった様です。今から『波動砲』って言うのを撃つから注意せよ! だそうです」


 その時、宇宙が光に包まれた。
 その光の消滅と共にバジュラ艦と、その後方に在った惑星が消滅していた。
 そしてギャラクシー船団の艦に取り付いていたバジュラもジオン部隊により全滅をしていた。


 ルカ「隊長」
 オズマ「何だルカ? もう何があっても驚かんぞ」
 ルカ「いえ、そうじゃなくて、こないだの会議の僕の提案って、必要かなと思いまして」
 オズマ「ルカ。ジオンでの補給作業も、もうじき終わる。その後必要なんだ、分かったなルカ」
 ルカ「はい! 隊長ありがとうございました」

 オズマ「スカルリーダーよりカイトスへ、フロンティア船団の場所を今転送した。ただそこは、ジオン公国と言うコロニー国家の宙域である事を了解してもらいたい。フロンティア船団も補給を受けているので間違っても騒ぎを起こさない様に。後ろに在った筈の惑星の様になりたくなかったら」

 ???「こちらカイトス了解した。よーく理解した。これからフォールドに入る救援に感謝する」


 こうしてギャラクシー船団本隊は見つからなかったが、2隻だけでも救援に成功したのであった。
 ギャラクシー船団本隊を探してその後も捜索を続けたが、本隊は勿論はぐれ艦の1隻も見つからなかった。

 
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