ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
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第2章 仮面ライダークロニクル
第11話 新たなゲームの幕開け
前書き
皆様、新年あけましておめでとうございます。
今回は新年最初の更新のため、亜里沙から新年の挨拶があります。
亜里沙「皆さん、新年あけましておめでとうございます。2018年度もこのArisa's Paradoxの応援をよろしくお願いします。2017年度は半年以上、間が空くことがありましたが、2018年は可能な限り多く更新していく予定です。最後に、今年もよろしくお願いします」
仮面ライダークロニクルのゲームがスタートし、世界は変わるのか、今回はゲームスタート宣言後の最初の話です。
亜里沙が眼魔の世界へ行った同じ日に幻夢コーポレーションから仮面ライダークロニクルの発売が発表され、ついに発売当日を迎えた。
発売日前日には幻夢コーポレーションの社員の1人が仮面ライダークロニクルのガシャットを起動し、ライドプレイヤーに変身するシーンが全国に発表され、発売日前日まで、仮面ライダークロニクルを求める人は待ちきれないでいた。
発売日当日、全国各地で仮面ライダークロニクルを買い求める人々でゲームショップなどは混雑し、入場制限をかける店まで出た。
そして、秋葉原駅付近にある喫茶店ではユグドラシル・コーポレーションの呉島貴虎がパソコンで仮面ライダークロニクルの売れ行きをチェックし、偶然にも同じ喫茶店で遭遇した悠斗や亜里沙もパソコンの中を見て、売れ行きをチェックしていた。
グラフを見ると、幻夢コーポレーションの株価が急上昇し、仮面ライダークロニクルは発売開始直後から爆発的な売り上げを見せていた。
悠斗「すごいな」
貴虎「どうやら、奴らの噂は一般人にも広まっているようだな」
亜里沙「そりゃそうだよ。だって、私がネットでショッカーPXのことをみんなに広めたんだから」
亜里沙がスマートフォンを取り出しながらそう言うと、そこにはある掲示板のサイトにつながっていた。その内容を見ると『各地で暴れている怪物を倒せるよ』というのを亜里沙が書き込み、ほかのユーザーから『それいいな!!』や『絶対に仮面ライダークロニクルを買う!!』などといったコメントが相次ぎ、仮面ライダークロニクルの購入に前向きなユーザーが9割近くを占めていた。
悠斗「だが、これを見る限りだが、亜里沙が広める前から奴らのことを知っている人もいるみたいだな」
貴虎「今は見守るとしよう。俺たちライダー変身者の役目はライドプレイヤーの援護および違反行為がないかのチェックすることだ」
その後も貴虎は悠斗や亜里沙と一緒に仮面ライダークロニクルの売り上げや幻夢コーポレーションの加物価の推移を見守っていた。
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一方、御茶ノ水駅周辺では全身黒タイツのショッカーPXの戦闘員10人が音ノ木坂学院の制服を着た1人の女子生徒を誘拐しようとしていた。
戦闘員A「早くこの女を誘拐するぞ!!」
戦闘員B「イーッ!!」
戦闘員C「誘拐して俺たちの手駒にしようぜ!!」
女子生徒A「嫌!! 離して!!」
戦闘員A「おとなしくしろ!! その方が身のためだ!!」
女子生徒A「やだ!! 誰か助けて!!」
10人の戦闘員たちに誘拐されそうになる女子生徒。その時・・・・・・
???「待ちなさい!!」
女子生徒から見て右側から女性の声がしたため、戦闘員たちは振り向く。そこには同じく音ノ木坂学院の制服を着た2人の女子生徒がいた。
女子生徒B「あれがネットにあった全身黒タイツの集団・・・・・・」
女子生徒C「見ているだけで気色悪い」
女子生徒B「とにかく、行くわよ!!」
女子生徒C「ええ!!」
2人の女子生徒は鞄から仮面ライダークロニクルガシャットを取り出し、ガシャットのスイッチを押す。
《《仮面ライダークロニクル!》》
仮面ライダークロニクルガシャットを起動させると、ガシャットのスイッチをもう一度押す。
《《Enter The GAME! Riding The END!》》
2人の女子生徒はライドプレイヤーに変身し、戦闘員に攻撃を仕掛ける。
2人のライドプレイヤーはライドウェポンを駆使し、戦闘員たちを倒していき、あっという間に6人の戦闘員を倒していた。
ライドプレイヤーA「すごい」
ライドプレイヤーB「これがあれば、いける!!」
2人のライドプレイヤーは残った4人の戦闘員と戦い、最後は2人の連携で残った4人の戦闘員を倒し、全滅させた。
《GAME CLEAR!》
GAME CLEARの後、2人のライドプレイヤーは変身を解除し、襲われていた女子生徒のことを気遣っていた。
3人の女子生徒の様子をビルの屋上からパラドとアデルが見ていた。
アデル「想像以上だな、仮面ライダークロニクルというのは」
パラド「あいつらと共闘できると思うと、心が躍る」
アデル「これで、父上の目指す計画にまた一歩近づく」
その後、パラドはアデルと共に眼魔の世界へ転移した。
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一方、ショッカーPXの本拠地では・・・・・・
ショッカーPX首領「何をやっている!! なぜ人間相手に作戦失敗している!!」
人間相手に作戦失敗したことにいら立つショッカーPXの首領にある人物が首領を落ち着かせる。
???「どうやら、新たな手を打ってきたようだわ。一般人にも力を与えているみたいだし」
???(幹部)「人間め、我らに歯向かうことが愚かであることを思い知らせてやる!!」
???「ならば、私にお任せください」
ショッカーPX首領「策があるというのか?」
???「ええ。まずは力を与えている物の流通を止める。そのためには、ある組織を利用する必要があります」
ショッカーPX首領「ならばお前に任せる。期待しているぞ、滝川紗羽」
紗羽「ハッ!!」
ショッカーPXは仮面ライダークロニクルの流通を阻止するため、行動を開始するのだった。
後書き
今回はライドプレイヤーたちの戦闘シーンで、亜里沙たちの戦闘シーンはありません。
なお、この作品のライドプレイヤーは原作と異なる点があります。
まずは変身を解除してもゲーム病を発症しない点。原作では変身を解除してしまうと、ゲーム病を発症してしまうリスクがありましたが、今回は変身解除後もゲーム病にならないように設定してあります。
次にスペックを見直し、エグゼイドに登場するライダーのレベル2およびレベル3に相当するスペックに見直され、ショッカーの戦闘員や眼魔コマンドクラスの敵なら簡単に倒せるように見直しています。ま
あ、ドーパントクラスが相手だと苦戦は免れませんが・・・・・・
次に仮面ライダーのレアキャラ扱いの廃止です。原作では仮面ライダーはレアキャラとして扱われていましたが、これを廃止しました。これにより、仮面ライダーとライドプレイヤーの共闘が実現することができます。
最後にラスボスがゲムデウスではなく、ショッカーPXの首領になっていることです。この作品の仮面ライダークロニクルはショッカーPXの首領を倒せばゲームクリアとなります。
ライドプレイヤーの原作との変更点は以上になります。
最後に、この話からArisa's Paradoxの登場人物が後締めを行います。
今回は亜里沙とパラドが登場します。
亜里沙「パラド。仮面ライダークロニクルが始まったわね」
パラド「ああ。一般人との共闘は心が躍りそうだ」
亜里沙「そうね。みんなと一緒にショッカーPXを倒したい。そして、女王になりたい!!」
パラド「お前ならできるさ、亜里沙」
亜里沙「話が変わるけど、ショッカーPXが仮面ライダークロニクルの運営を邪魔しようとしているみたいね」
パラド「そのようだ。だが、奴らが阻もうとしても、俺たちのやることは変わらない」
亜里沙「ええ。あいつらに、仮面ライダークロニクルの運営の邪魔はさせない!!」
パラド「頼もしくなったな、亜里沙」
亜里沙「仮面ライダークロニクルは始まったばかり!! 次回をお楽しみに!!」
追加になりますが、作者である私からも一言で、最後にショッカーPXの本拠地に仮面ライダービルドに登場する滝川紗羽が登場しました。
原作では、紗羽は味方でしたが、この作品では敵として登場します。
彼女の暗躍にも注目ですね。
2018年度もArisa's Paradoxの応援をよろしくお願いします!!
それでは、次回をお楽しみに!!
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