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ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー

作者:ribbons00g
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第1章 出会い
  第8話 ダークライダーの眼魂

 
前書き
前回の話で同級生を粛清した亜里沙たち。

今回は劇場版に登場したあのダークライダーが登場します。
 

 
同級生の粛清から翌日の土曜日の朝、パラド達の隠れ家において、亜里沙たちはテレビを見ていたが、その中であるニュースをニュースキャスターが読み上げていた。

『昨夜未明、東京の河川敷におきまして、女子中学生の遺体が発見されました』

それは、亜里沙をいじめた同級生と思われる女子中学生の遺体が発見されたというニュースだった。この時、亜里沙は『自分をいじめた罰が当たった』と思っていた。

亜里沙(ざまあみろ。私をいじめるから死ぬんだよ)

そう思いながらも、亜里沙は朝食を食べる。朝食を済ませると、亜里沙は私服に着替え、アランと一緒に秋葉原へと向かう。

その道中、亜里沙とアランはある人物に声をかけられる。

???「よう。アラン」

アラン「あ、兄上!?」

亜里沙「えっ、アランのお兄さん?」

アルゴス「そうとも。私はアルゴス。アランの兄だ」

そこにいたのは白の軍服を着た青年、アランの兄のアルゴスだった。彼もアラン同様、眼魔の世界から来た人物である。

アルゴス「君が絢瀬亜里沙か。君のことはアランから聞いている。私たちは君を必要としている。私もアラン同様、君に力を貸そう」

亜里沙「はい!!」

アルゴスと亜里沙は握手を交わす。その時、スキンヘッドの男2人組が亜里沙たちの前に現れる。

男A「お取込み中悪いんだけどさ・・・・・・」

男B「その女を俺たちによこせ!!」

そう言って、男2人はガイアメモリを取り出し、スイッチを押す。

亜里沙「ガイアメモリ!!」

《スカラベ!》

《サンダーキラー!》

1人の男は額に、もう1人の男は右の脇腹あたりにあるコネクタにガイアメモリを挿入し、それぞれスカラベドーパントとサンダーキラードーパントに変身した。

アルゴス「ドーパントか、面白い!!」

アルゴスはゴーストドライバーを発生させ、ダークゴースト眼魂のスイッチを押す。それを見て、アランもメガウルオウダーを左腕に装着してネクロム眼魂を取り出し、スイッチを押し、亜里沙もガシャットギアデュアルを取り出す。

《スタンバイ!》

アルゴスはダークゴースト眼魂をゴーストドライバーに、アランはネクロム眼魂をメガウルオウダーにセットし、ユニットを起こして待機ボタンを押す。さらに亜里沙はガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回す。

《イエッサー!》

《ローディング!》

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

《PERFECT PUZZLE!》

亜里沙がガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回したことで、ゲームエリアが展開される。さらにゴーストドライバーとメガウルオウダーから、それぞれパーカーゴーストが現れる。

《What's the next stage?》《What's the next stage?》

亜里沙・アラン・アルゴス「変身!!」

亜里沙はガシャットギアデュアルのスイッチ、アランはメガウルオウダーの緑の部分のスイッチを押し、アルゴスはゴーストドライバーのレバーを引いて押し込んだ。

《カイガン!ダークライダー!闇の力!悪い奴ら!》

《テンガン!ネクロム!メガウルオウド!》

《クラッシュザインベーダー!》

《デュアルアップ!》

《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》

アランが白のスーツ、アルゴスが黒のスーツに覆われ、それぞれのパーカーゴーストを纏い、アランは仮面ライダーネクロム、アルゴスは仮面ライダーダークゴーストに変身し、亜里沙も仮面ライダーパラドクスに変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。

パラドクス(A)「仮面ライダーパラドクス、レベル50」

ダークゴースト「私は、仮面ライダーダークゴースト」

ネクロム「仮面ライダーネクロム。私がお前たちの支配者となる!!」

スカラベドーパント「仮面ライダーが何だ!! 俺様たちが倒してやる!!」

サンダーキラードーパント「これでもくらえ!!」

サンダーキラードーパントがパラドクス、ネクロム、ダークゴーストに電撃攻撃を仕掛ける。3人のライダーはこれを回避するが、スカラベドーパントがネクロムとダークゴーストに襲い掛かる。

しかし、戦闘力はネクロムとダークゴーストが圧倒的に上で簡単にスカラベドーパントを返り討ちにする。

スカラベドーパント「くそっ、この力を得たのになぜだ!!」

ネクロム「その程度で私たちに挑むなど・・・・・・」

ダークゴースト「所詮は愚か者がすることだ」

ネクロムとダークゴーストはスカラベドーパントにキック攻撃を同時に浴びせ、スカラベドーパントはダウンする。

一方、パラドクスと戦闘しているサンダーキラードーパントは、ネクロムとダークゴーストに圧倒されているスカラベドーパントを見て、不甲斐なさを感じたのか、呆れた感じを見せる。

サンダーキラードーパント「あいつ、だらしないな」

サンダーキラードーパントは電撃攻撃をパラドクスとネクロム、ダークゴーストに浴びせ、攻撃の余波はスカラベドーパントにも及ぶ。

パラドクス(A)「えっ!?」

ダークゴースト「あいつ、味方まで!!」

スカラベドーパント「テメェ、何しやがる!!」

サンダーキラードーパント「だらしないお前が悪い」

スカラベドーパント「貴様!!」

突然、サンダーキラードーパントとスカラベドーパントは仲間割れを始めた。

ネクロム「仲間割れか・・・・・・」

ダークゴースト「見るに堪えんな・・・・・・」

パラドクス(A)「なら、この隙に!!」

サンダーキラードーパントとスカラベドーパントの仲間割れをみたパラドクスは周りにあるエナジーアイテムを集め、パズルのように並べ、3つのアイテムを選択し、自身のほか、ネクロムとダークゴーストにも与える。

パラドクス(A)「アラン!! アルゴス!! これ使って!!」

《マッスル化!》

《マッスル化!》

《マッスル化!》

パラドクス、ネクロム、ダークゴーストは『マッスル化』のアイテムで、攻撃力が上昇する。

ダークゴースト「これがエナジーアイテム。力がみなぎる!!」

ネクロム「感謝するぞ、亜里沙」

パラドクス(A)「さあ、一気に決めるよ!!」

パラドクスはホルダーからガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に回し、再度右に回して、ホルダーに再装填する。

《キメワザ!》

《デュアルガシャット!》

さらにネクロムは一旦倒したメガウルオウダーのユニットを再び起こし、待機ボタンを押す。

《デストロイ!》

ネクロムは緑の部分のボタンを押し、必殺技を放つ状態になる。さらにダークゴーストもゴーストドライバーのレバーを引いて押し込んだ。

《ダイカイガン!ダークライダー!オメガドライブ!》

《ダイテンガン!ネクロム!オメガウルオウド!》

《パーフェクトクリティカルコンボ!》

パラドクス、ネクロム、ダークゴーストは同時に跳躍すると、サンダーキラードーパントとスカラベドーパントに向けて、必殺技のキック攻撃を放つ。

サンダーキラードーパントが3人のライダーに向けて電撃攻撃を放つも、攻撃ははじかれ、必殺技の攻撃がサンダーキラードーパントとスカラベドーパントに命中する。

《オールクリア!》

そして、3人のライダーが着地した後、2体のドーパントは爆発した。

《GAME CLEAR!》

その後、スカラベとサンダーキラーのガイアメモリは破壊され、元の男の姿に戻る。3人のライダーはその場から去り、男2人はその後、警察に逮捕された。

場所を移した後、3人のライダーは変身を解除する。

《オヤスミー!》

アルゴス「絢瀬亜里沙、やはり君は女王の素質がある。君の力とその素質は我々に必要だ」

亜里沙「あ、ありがとう。私、そう言われてとてもうれしいわ」

アルゴス「そこでだ。これから眼魔の世界に亜里沙を連れて行きたいのだが」

亜里沙「それって・・・・・・」

アラン「父上や姉上も亜里沙と会ってみたいと言っていた」

アルゴス「亜里沙がいいのであれば、すぐに転移しようと思うが、どうする?」

アラン「決めるのは、君自身だ」

眼魔の世界に来ないかと誘われ、どうすると言われる亜里沙。亜里沙は迷うことなく、こう返答する。

亜里沙「眼魔の世界に行くよ。アランやアルゴスのお姉さんやお父さんに会ってみたい」

アルゴス「分かった。では転移しよう」

アルゴスが目玉の紋章を発生させると、アランや亜里沙と共に眼魔の世界に転移した。

眼魔の世界に転移すると、そこは空が赤く、周りが廃墟の様な光景だった。唯一、高層ビルの様な建物が目立っており、亜里沙たちはその建物に向かって歩いていく。

建物に入ると、中は空洞の様な感じであった。さらに進んでいくと1つの部屋に到達し、アルゴスが扉を開ける。

扉を開け、中に入ると、そこには仲間たちが待っていた。

パラド「おっ、来たか。亜里沙」

亜里沙「パラド!? どうしてここに!?」

眼魔の世界にパラドがいることに驚く亜里沙、さらにパラドだけでなく、音也や悠斗も眼魔の世界にいたのだ。

ほかにもアランの家族やほかの仲間と思われる人物が6人おり、椅子に座っていたアランの父親と思われる人物が立ち上がる。

???「ようこそ、眼魔の世界へ。絢瀬亜里沙。私たちは君を歓迎する」

こうして、亜里沙は眼魔の世界の歓迎を受けた。 
 

 
後書き
今回登場したオリジナルドーパント
・スカラベドーパント
 仮面ライダー555に登場するスカラベオルフェノクの姿をしたドーパント。
 能力はスカラベオルフェノクと変化はない。

・サンダーキラードーパント
 ウルトラマンジードに登場するベリアル融合態の1つ、サンダーキラーの姿をしたドーパント。
 能力はサンダーキラーは変化はなく、大きさも一般成人男性の平均身長とほぼ同じである。

アルゴスが登場しました。ちなみに、アルゴスは味方として登場し、亜里沙を手助けしてくれます。

そして、亜里沙はついに眼魔の世界へ、そこでアランの家族たちと会います。まあ、誰であるかは検討尽きますが・・・・・・

ちなみにパラドや音也、悠斗が眼魔の世界にいる理由は次回判明します。

さらに、今回の話より仮面ライダー以外の怪人、怪獣もドーパントとして登場します。

怪獣の場合は一般成人男性(もしくは女性)と同じ身長の怪人として登場します。(つまり、巨大化はしない)

さまざまなドーパントが登場し、物語がさらに加速しますね。

最後に茨木翡翠さん、お気に入り登録ありがとうございます。

お気に入り登録、レビュー、感想、評価は大歓迎です。

それでは、次回をお楽しみに 
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