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ハイスクールD×ウィザード

作者:西森
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♪8「悪夢、怖いです!?」

 
前書き
今話と次話はピクシブにも掲載されてないオリジナルストーリーとなります 

 
俺は兵藤一誠。みんなからはイッセーと呼ばれている。

元は単なる人間であったが悪魔でドラゴンにもなり、つい最近では魔法使い・仮面ライダーウィザードにもなってしまった。

まぁリアス達仲間達にはウィザードについて話したため色々とやり易くなったわけだし、これからもハーレム王目指して頑張るぜ!

そして俺は昼休み、誰もいない屋上に一人でいると

イッセー「う~ん。あの白い魔法使いからもらったこの創造の指輪、一体何に使おうかな? 」

創造の指輪を使えば俺が念じた指輪を作れると白い魔法使いは言っていた。

そしてその内の一つは日食を起こす指輪を作るために使えっていってたけど何でだ?

イッセー「あいつの言ってることなんてわかんねぇな 」

俺が考えていたその時だった。

?「お前、何を考えてるんだよ? 」

イッセー「えっ? 」

突然誰かの声が聞こえ、俺がそっちを見てみると

匙「よっ兵藤! 」

イッセー「さ…匙(さじ)!? 」

そこには生徒会役員であり俺と同じ二年で同期の悪魔である匙元士郎がいた。

匙元士郎

駒王学園の二年生で生徒会書記。俺と同期の悪魔

上級悪魔である生徒会長、支取蒼那(ソーナ・シトリー)に仕える兵士(ポーン)で駒の消費は4個

五大龍王の一体・ヴリトラ系の神器(セイクリッド・ギア)を装備している

匙「お前がそんなに考えるなんて何かあったのか?俺でよかったら話くらいは聞いてやるぜ 」

最初に比べたらこいつも結構いい奴になってきたのだが

ウィザードについては今のところ俺達以外には秘密にしている。

みんながそれを守っているのに俺がバラすわけにはいかない!

そう思った俺は

イッセー「鋭いな匙、実は悩んでるんだ 」

匙「おっ!何々 」

イッセー「俺はいつリアスのおっぱいを吸えるのかってな 」

匙を誤魔化すことにした。

ちなみに本当にいつおっぱいを吸えるのか悩んでいる

それを聞いた匙は

匙「兵藤、何だよそれ俺に対する嫌味か!!まだ同居してる分、お前はいいじゃねぇか!! 」

いきなり俺の胸ぐらを引っ張ってきた。

そう。こいつは俺同様、主である蒼那会長に恋してるのだが当の会長からは弟みたいなものと思われ、その道はかなり険しい

匙「俺なんて下の名前で呼んでもらえないばかりか映画に誘っても眷属みんなでって言われるんだぞ!あぁ、こんなことじゃ夢である会長とのできちゃった結婚なんて何時になるのやら… 」

そしてこいつの夢は蒼那会長とできちゃった結婚することなんだ。

リアスのおっぱいを吸う夢を持つ俺と同等だな

イッセー「諦めるな匙!俺達はいつか必ず主様のおっぱい吸ったり、主様とできちゃった結婚しようじゃないか! 」

匙「兵藤…、そうだよな! 」

俺と匙が熱く語り合うなか

?「フフフッ… 」

俺達の近くに新たなファントムがいたことに俺は気づいていなかったのだった。


俺は匙元士郎。通称サジ

学校で兵藤と熱く語り合った俺は下校し、眠りについた。

匙「せめて夢の中だけでも会長とイチャイチャしてやるぜ 」

そして俺が眠ったその時

?「ヒーヒッヒッ♪ 」

何かが俺に迫ったのだが、俺は寝ていたため気づかなかった。

匙「んっ?ここは… 」

そして俺が目覚めると

匙「し…式場!?それに何だよこの服!? 」

俺は何故か結婚式場におり、服装もタキシードに変わっていた。

すると

椿姫「匙、会長をよろしく頼みましたよ 」

イッセー「お前に先を越されるなんて参ったな 」

匙「ひょ…兵藤!?森羅副会長!? 」

何でスーツ姿の兵藤とドレス姿の森羅副会長がいるんだ!?

すると次に現れたのは

蒼那「サジ、少し落ち着きなさい 」

何と!?ウェディングドレス姿の会長であった。

匙「か…会長!?そ…その姿は一体!? 」

蒼那「何を言ってるんですかサジ?あなたが私を孕ませた(はらませた)のですから責任とって私と結婚してもらいます 」

へっ…?

いま会長、何て言ったんだ?

蒼那「それと、私のことは蒼那と呼びなさいと言ったでしょう! 」

えええぇぇーっ!!

マジかよ!?ついに俺は会長とできちゃった結婚しちゃったのか!?

そんな覚えはないから多分これは夢だろうけど構いやしねぇ!!

パアァーッ!!

すると突然結婚式から飛ばされ

匙「今度は病院!? 」

いきなり舞台が病院へと変わった。

その時

オギャーオギャーッ!!

匙「部屋の中から赤ん坊の鳴き声!!まさかまさか!? 」

俺は部屋の扉を開くと

蒼那「サジ、私達の子供が産まれましたよ 」

そこには赤ん坊を抱いた蒼那会長がいた。

マジかよ!?蒼那会長が抱いてる赤ん坊は俺と会長の子供!?

蒼那「サジ、あなたはこの子のお父さんなのですから子供の顔くらい見てください 」

匙「わ…わかりました!さぁ赤ちゃん、パパでちゅよ~♪ 」

俺は会長から赤ん坊を受け取り顔を見るのだが

ミルたん「パパだにょ♪ 」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

えええぇぇーっ!!

こ…この顔は確かミルたん!?

確か兵藤の悪魔稼業でのお得意さんで魔法少女になるのが夢のマッチョなゴツい漢女(おとめ)だ!!

蒼那「私にそっくりですね 」

匙「な…何を言ってるんだ!?こんな化け物が俺達の子供でしかも会長に似てるだなんて!? 」

俺が蒼那会長を見ると

蒼那「あら、どこからどう見ても私にそっくりでしょう 」

会長の姿がミルたんのように変化していた。

それを直視してしまった俺は

匙「うわぁーっ!?はぁはぁ…夢か!?夢でよかったぜ!? 」

俺は驚きのあまり目が覚めるのだった。

匙「あんな夢はもうこりごりだぜ!? 」

ところが

匙「うわぁーっ!? 」

匙「うわぁーっ!? 」

あれから俺は睡眠や昼寝をする度にあの悪夢を何度も見てしまい

数日後

匙「よう兵藤! 」

イッセー「おぅ匙、って!?お前一体どうしたんだよ!? 」

匙「いやぁ、ちょっとな 」

俺は目の下にくまができ、すっかり痩せ衰えてしまった。



イッセー「悪夢だって!? 」

俺は匙から話を聞いた。

何でも最近寝る度に悪夢ばかり見るためここ数日間ずっと寝てないらしい

匙「結構大変なんだぜ。コーヒーをブラックで飲みまくったり、寝ぼける度に自分を殴ったりよ 」

そこまでして見たくない悪夢って何だよ!?

イッセー「お前いくら悪魔だからってそのうち睡眠不足で死ぬぞ少しでいいから寝ろ 」

匙「嫌だ!あんな悪夢見るくらいなら… 」

すると

パキンッ!!

匙「絶望してやる… 」

イッセー「さ…匙!? 」

匙の体がまるでガラスのように壊れだした。

これってファントムが関係してる!?

イッセー「匙!しっかりしろよ匙!! 」

匙「うひひひっ… 」 
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