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仮面ライダー555 夢を持たない化け物

作者:希楽 絶牙
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第1話 夢を持たない少年

 
前書き
初めて小説を書きます。希楽 絶牙です。
評価やアドバイスを頂けるとありがたいです。
それでは、本編をどうぞ。 

 
「あー、今日も何もねぇ一日だったな。」
俺は独り言を呟きながら歩いていた。
俺は希楽 絶牙。中学二年生の帰宅部だ。
まぁ、鍛えてはいるから別に部活に
入らなくても平気だ。めんどくさいし。
っと、いつの間にか横断歩道の前に
着いていたようだ。信号が赤なので待つ。
ふと顔を上げると、向こう側に親子がいた。
母親と女の子は幸せそうに笑顔を浮かべながら、
話をしているようだった。俺はそれを見て、
「家族か...」と無意識に言葉を漏らした。
信号が青になり、女の子が走り出した。
(元気なのは良いけど、怪我しないよう気を
つけろよ。)と心の中で思った。
すると突然、車のエンジン音が聞こえた。
慌てて音のした方を向くと、青信号だと
いうのに車が走っている。「女の子」の方に。
「ヤベェ!」俺は無我夢中で走った。
もう目の前で人が死ぬのは見たくない、その一心
で。
鍛えていたおかげか、間一髪女の子の元に
辿り着いた。俺は女の子を母親の方へ投げた。
親子は唖然とした表情を浮かべていた。
「良かった...」そう呟いた瞬間、強い衝撃に
襲われた。あぁ、俺死ぬのか。薄れていく意識
の中でそう思い、俺は目を閉じた。

 
 

 
後書き
ここまで読んで下さった方、本当にありがとう
ございます。
評価やアドバイスを頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。 
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