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ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー

作者:ribbons00g
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第1章 出会い
  第2話 もう1人のパラドクス

 
前書き
亜里沙がパラドクスに変身し、物語が動き出しましたね。

それでは、第2話の開始です。 

 
ペイント・ドーパントを倒した亜里沙は、家に帰ってきた。

しかし、家には様々ないたずらがされており、そのいたずらはいずれも亜里沙へのいじめによって仕向けられたものだった。

絵里と亜里沙の両親は、この責任を亜里沙すべての背負わせ、亜里沙は家から追い出されてしまった。

家から追い出された亜里沙は、その日の夜は近くの公園で身を隠し、一夜を過ごした。

翌日も、同級生からのいじめは続き、昼休みも亜里沙はいじめを受け続けた。

授業を終え、放課後も亜里沙は同級生からいじめを受けていた。

同級生A「家から追い出されたなんて、惨めだねぇ」

同級生B「まあ、あんたなんて家族からも見放されて当然だよね」

同級生C「担任や友人にも見放されてるしね」

亜里沙「くっ・・・・・・」

同級生D「へぇ、まだそんな目をするんだ」

同級生E「まだ、お仕置きが足りないみたいね!!」

そう言った直後、1人の同級生が亜里沙に殴り、亜里沙の体は壁にぶつけられる。

亜里沙「あうっ!!」

同級生B「あんたを見ていると、イラつくから、早く死んでよ」

同級生A「あんたたち、行くよ」

そう言った直後、同級生たちはドライバーやカードデッキを取り出し、1人はゲネシスドライバー、1人は戦極ドライバー、1人はゲーマドライバー、残りの2人はカードデッキを前にかざし、バックルを発生させる。

《ドラゴンフルーツエナジー!》

《ドリアン!》

《タドルクエスト!》

同級生A・B・C・D・E「変身!!」

《ロック・オン!》

《ソーダ!》

《ドラゴンエナジーアームズ!》

《ロック・オン!》

《ドリアンアームズ!ミスター・デンジャラス!》

《ガシャット!》《レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!? アイムアカメンライダー!》

同級生たちは変身し、Aは仮面ライダータイラント、Bは仮面ライダーインペラー、Cは仮面ライダーブレイブ(P)、Dは仮面ライダーブラーボ、Eは仮面ライダーライアに変身した。

タイラント「自分で死ねないなら、私たちの手で殺してあげるよ」

ライア「もっとも、あんたが死んでも、誰も悲しまないから、好きなようにいじめて、殺してやるよ」

ブラーボ「早く死んで」

インペラーが亜里沙に襲い掛かり、殴りかかろうとする。その時、亜里沙はインペラーのパンチをよけ、タックルを浴びせる。攻撃を受けたインペラーは突き飛ばされた。

ブレイブ(P)「何っ!?」

亜里沙「私を好き勝手にいじめて、いい加減にしなさい!!これ以上いじめるなら、容赦はしない!!」

亜里沙は5人の仮面ライダーに向けてそう言い放つ。

その時、後ろから拍手の音が聞こえてきた。亜里沙がその方角を振り向くと、そこにはパラドがいた。

パラド「よく言ったよ。亜里沙」

ブラーボ「だ、誰よあんた!!」

パラド「弱い者を相手にワンサイドゲームなんて、しらけることすんなよ」

ブレイブ(P)「そ、それの何が悪いというのよ!!」

パラド「・・・・・・そのかわりに、俺がお前らの遊び相手になってやるよ」

そう言った直後、パラドは亜里沙に渡したのと同じガシャットギアデュアルを取り出す。

インペラー「な、何なの!?あのガシャット!?」

亜里沙(私と、同じ!?)

パラドはガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回した。

《PERFECT PUZZLE!》

パラドがガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回したことで、ゲームエリアが展開される。

《What's the next stage?》《What's the next stage?》

パラド「変身!!」

パラドはガシャットギアデュアルの起動スイッチを押した。

《デュアルアップ!》

《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》

パラドは仮面ライダーパラドクス・パズルゲーマーレベル50に変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。

タイラント「あ、あんた何者よ!!」

パラドクス「仮面ライダーパラドクス、レベル50・・・・・・」

ブラーボ「仮面ライダー!?」

ブレイブ(P)「レベル、フィフティー!?」

パラドクス「お前らに、俺のゲームを教えてやるよ」

ブレイブ(P)「調子に乗って!!レベル2!」

ブレイブ(P)はゲーマドライバーのレバーを右に引いた。

《ガッチャーン!レベルアップ!タドルメグル!タドルメグル!タドルクエスト!》

ブレイブ(P)はレベル1からレベル2にレベルアップした。

パラドクス「さあ、来いよ」

タイラントたち5人のライダーはパラドクスに攻撃を仕掛ける。しかし、パラドクスはその攻撃を簡単にかわし、パンチ攻撃をしてきたライダーにはその腕をつかんで投げた。

さらにパラドクスはブラーボとライアに攻撃を加え、ダウンさせる。

パラドクス「PERFECT PUZZLEはあらゆる物質を自在に操るパズルゲームだ。例えば、バラバラだったお前たちのアイテムを1つにすることができる」

パラドクスの効力で、ブレイブのエナジーアイテムが現れた。

パラドクス「こうやって、エナジーアイテムを組み合わせることだってできる」

パラドクスは周りにあるエナジーアイテムを集め、パズルのように並べ始める。そして、3つのエナジーアイテムを選択し、その効力がパラドクスに及ぶ。

《分身!》

《ジャンプ強化!》

《キック強化!》

パラドクスが2人に分裂し、さらに空中に飛び上がると、ホルダーからガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを一旦左に回した後、再び右に回し、ガシャットギアデュアルを再びホルダーに装填する。

《キメワザ!》

《デュアルガシャット!》

《パーフェクトクリティカルコンボ!》

空中に飛翔した2人のパラドクスはインペラー、ブラーボ、ライア、ブレイブ(P)に必殺のキック攻撃を浴びせる。キック強化のエナジーアイテムの効力で、4人のライダーは遠くへと蹴り飛ばされた。

《オールクリア!》

《ガシューン》

パラドクスの必殺技を受けた4人のライダーは壁に激突し、地面に叩きつけられた後に変身を強制解除された。そして、4人の同級生は気を失った。同時に、エナジーアイテムの効力が切れ、パラドクスも1人に戻った。

タイラント「おのれ!!こうなったら、私が相手よ!!」

パラドクス「おいおい、俺の心を滾らせるなよ」

そう言った後、パラドクスはホルダーからガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に180度回す。

《KNOCK OUT FIGHTER!》

《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》

パラドクス「大変身!」

パラドクスはガシャットギアデュアルの起動スイッチを押した後、再度ホルダーに装填する。

《デュアルアップ!》

《Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!》

パラドクスはパズルゲーマーレベル50からファイターゲーマーレベル50にチェンジし、両肩にあるマテリアライズショルダーが両手に装備され、マテリアライズスマッシャーとなった。

パラドクス「遊ぼうぜ!!」

ファイターゲーマーとなったパラドクスはタイラントにパンチ攻撃を連続で浴びせる。

対するタイラントは右手に持っているソニックアローを使って接近戦を試みるが、ソニックアローの斬撃はパラドクスに効かず、連続パンチの攻撃で殴り飛ばされ、タイラントはダウンする。

さらにパンチから炎を発生させ、タイラントを炎の攻撃でさらに遠くへ飛ばす。

パラドクス「ノックアウトファイターは、相手をK.O.するまで叩きのめす、格闘対戦ゲームだ!!」

タイラントは立ち上がり、ソニックアローの弓を放ち、パラドクスを攻撃する。しかし、パラドクスはマテリアライズスマッシャーではじき返し、ガシャットギアデュアルをホルダーから取り出すと、ダイヤルを右に回した後、再び左に回した。

《キメワザ!》

《デュアルガシャット!》

両腕の装甲に炎が纏い、炎の拳がタイラントに襲い掛かる。

《ノックアウトクリティカルスマッシュ!》

1発目のパンチでタイラントを空中に上げ、2発目のパンチで、タイラントを遠くへと飛ばした。

《K.O.!》

遠くへ飛ばされたタイラントは柱に激突し、変身が強制解除される。

変身が強制解除された後、同級生Aも気を失った。

5人のライダーを倒した後、パラドクスは変身を解除し、パラドの姿に戻る。

パラドの姿に戻ったのを見て、亜里沙がパラドのもとに駆け寄る。

亜里沙「ハラショー!!パラドって、すごい強いんだね!!」

パラド「あいつらがたいしたことないだけだ。では、俺は帰るよ」

亜里沙「待って!!」

パラド「どうした?」

亜里沙「実は・・・・・・」

亜里沙は昨日、両親に見捨てられ、家から追い出されたことなどをパラドに話した。

パラド「そういうことか。なら、俺のところに来いよ」

亜里沙「本当にいいの!!」

パラド「ああ。俺は、お前の仲間だ」

そのあと、パラドと一緒に学校を出た亜里沙はパラドの隠れ家へと向かった。

数分後に隠れ家に到着し、中へ入ると、そこは大きな空間になっていた。

亜里沙「ハラショー!!とっても広ーい!!」

パラド「自室は好きなように使ってくれ。その辺にあるゲームをやっても構わん」

そのあと、亜里沙は荷物を自室に置き、リビングにあったゲームをやったのであった。

ゲームで休憩中、亜里沙はガシャットギアデュアルを持ちながら、外を見つめていた。

亜里沙「もう、弱い私とはお別れした。もっと強くなって、私は、女王になる!!」

女王になる決意を胸に、亜里沙は自室に戻り、就寝した。 
 

 
後書き
第2話で早くもパラドが変身しました。

パラドが変身するのも、亜里沙と同様、パラドクスです。

次回より、パラドクスの表記を変更し、亜里沙が変身するパラドクスは(A)に、パラドが変身するパラドクスは(P)になります。

例:パラドクス(A)
  パラドクス(P)

2人のパラドクスが現れたことで、物語が動き出しましたね。

最後にオリーブドラブさん、お気に入り登録ありがとうございます。

評価や感想、レビューをお待ちしております。

では、次回をお楽しみに!! 
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