ハイスクールD×ウィザード
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♪2「魔法使い、不憫(ふびん)です!」
前書き
ご存じの読者もいるかもしれませんがピクシブに投稿されている分とこちらに投稿している分では本の一部、字が違っていたりします。これはピクシブに投稿した分が少しおかしいのではないかというわけで修正しています。
オッス!俺イッセー!
前回ファントム・ゴブリンとかいう怪人が駒王町を襲撃し、俺達グレモリー眷属が迎え撃ったが俺達の力が効かずに大苦戦
だがその時!あらかじめ白い魔法使いという胡散臭い(うさんくさい)奴から渡されたファントムと戦える装備で仮面ライダーウィザードに変身した俺が登場!
見事勝利してやるぜ!
ゴブリン「いけグール共、ウィザードを倒せ! 」
グール達『ググーッ!! 』
ババッ!!
ゴブリンは雑魚らしそうな奴らを俺に繰り出してくるが
ウィザード「お…私の力を見て驚きなさい! 」
スッ!
『コネクト・プリーズ』
シュッ!
俺は魔方陣からウィザードの専用武器ウィザーソードガンを取り出した。
このコネクトってリングは魔方陣を通って遠くのものを手にすることができる。
ぐふふっ♪
この力をうまく活用すれば遠くの場所でされている着替えを覗くことも…
小猫「…一瞬、あの魔法使いからイッセー先輩並のスケベを感じました 」
やべぇ!?
小猫ちゃんは俺のスケベを察知できるから気を付けないと!?
それはともかく
ウィザード「ハァッ! 」
ズバンッ!!
グール達『グエッ!? 』
いつものワイルド的戦法ではなく舞うようにウィザーソードガンを使ってグールを倒す俺
アーシア「リアスお姉様、あの魔法使いさんは何なのでしょうね!?リアスお姉様? 」
リアス「・・・ 」
じーっ…
アーシアの話も聞かずに俺を見つめるリアス
見惚れているのかな♪
そして俺はグールを全滅させると
ウィザード「次はお前の番だ! 」
ダッ!
ゴブリンに向かっていった。
フフフッ!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)で高めた拳を食らえ!
ゴォッ!
俺は心の中でブーステッド・ギアを発動させ
ゴブリンに拳を食らわすが
ボコッ!!
ゴブリン「ぐっ!? 」
ウィザード「あれっ? 」
殴ることはできたものの、ゴブリンはあまりぶっ飛ばなかった。
おかしい!?
俺の拳を食らえば大抵の奴はぶっ飛ぶのに!?
まさか!?
この時、俺は気づいたのだった。
ウィザードのままではブーステッド・ギア等の能力が使えないと
まじかよ!?
じゃあ洋服崩壊(ドレス・ブレイク)や乳語翻訳(パイリンガル)も使えないわけ!?
それが使えなきゃ俺じゃねぇじゃないか!?
俺がショックを受けていると
ゴブリン「そらよ! 」
ドンッ!!
ウィザード「がはっ!? 」
余所見をしていた俺はゴブリンの一撃を食らってしまった。
ゴブリン「戦いの最中に余所見をするとは間抜けな魔法使いめ!次で仕留めてやるぜ! 」
ドドッ!!
俺に突進を食らわせようと迫るゴブリン
同じ手を二度も食らうかよ!
スッ!
俺は指輪をはめると
スッ!
『ランド!プリーズ!ドドド ドドドン ドン ドドドン!』
ジャキンッ!!
俺の体は赤い炎のフレイムスタイルから黄色い地のランドスタイルに変身した。
そして
スッ!
『ディフェ~ンド・プリーズ』
ゴゴゴッ…!!
俺はディフェンドのリングで壁を出現させ
ドカァッ!!
ゴブリン「がっ!? 」
ゴブリンに激突させてやった。
ゴブリン「き…貴様!?エレメントを変えられるのか!? 」
エレメント?
多分、属性のことだな
だがまだまだいくぜ!
ウィザードR(ランド)「ハァッ! 」
ドカッ!
ゴブリン「ぐっ!? 」
ブーステッド・ギアによる威力アップはないが、パワーならフレイムスタイルよりランドスタイルの方が上だぜ!
そして俺は
スッ!
『ハリケーン!プリーズ!フーフー フーフーフーフー!』
ジャキンッ!!
ウィザードH(ハリケーン)「ハァッ! 」
ビュンッ!!
ゴブリン「くっ!? 」
ハリケーンスタイルのスピードでゴブリンを翻弄し
スッ!
『ウォーター!プリーズ!スイスイ スイスイー!』
ジャキンッ!!
ウィザードW(ウォーター)「そらよっ! 」
ドキュキュンッ!!
ゴブリン「ぐはぁっ!? 」
ウォータースタイルに変身してウィザーソードガンの銃形態を食らわしまくった。
ギャスパー「あの人、僕達の攻撃が通用しなかった敵にダメージを与えてますね!? 」
木場「彼は一体何者なのだろう!? 」
みんなが驚いている間に
スッ!
『フレイム!プリーズ!ヒーヒー ヒーヒーヒー!』
ジャキンッ!!
俺はフレイムスタイルに戻ると
ウィザード「一気に止めを刺してやる! 」
スッ!
俺はキックストライクリングをドライバーにかざすと
『チョーイイネ!キックストライク!サイコォー!』
ウィザード「ハァッ! 」
バッ!
俺は魔方陣を足場にして高く飛び上がり
くるっ!
そのまま回転を加えて威力を上げると
ウィザード「ハァーッ!! 」
バッ!
俺はゴブリン目掛けて飛び蹴りを繰り出し
ゴブリン「ギャーッ!? 」
ドッカァーンッ!!
飛び蹴りを食らったゴブリンは爆散した。
よしっ!やったぜ!
と俺が心の中でガッツポーズをしていると
スッ!
リアスが俺に寄ってきた!
きっとリアスのことだから…
リアス「私達を助けてくれてありがとう。これからは互いに協力しましょう 」
と手を差し出すに違いない!
ウィザード「グレモリー眷属の皆さん、危なかったですね 」
スッ!
と俺がリアスに握手を求めたその時!
パシンッ!!
ウィザード「えっ!? 」
俺の手を弾くリアス
すると
リアス「助けてくれたのには礼を言うけど、怪しいあなたを信用できないわ 」
あ…怪しいだって!?
そういえば俺達が戦っている奴らに『魔女の夜(ヘクセン・ナハト)』っていうはぐれ魔法使いの集団がいたっけ!?
俺をそいつらの仲間だと思うわけ!?
見つめてたのは見惚れてたんじゃなくて怪しかったからなの!?
ウィザード「あ…あの!? 」
俺が弁明しようとすると
リアス「こんな人ほっといてイッセーを探しに行きましょう 」
アーシア「そうです!イッセーさんです 」
ゼノヴィア「どうりで静かだと思ったらイッセーがいなかったんだな 」
やべぇ!?
みんなが俺を探しに行って俺がいなかったら怪しまれる!?
ここはとりあえず
ウィザード「で…ではグレモリー眷属の皆さん、また会いましょう! 」
バッ!
リアス「あっ! 」
俺はその場から離れると
シュパンッ!!
ダッ!
変身を解いて俺がみんなより早く着くようぶっ飛ばされた方向へ急ぐのだった。
イッセー「ちくしょう!あの白い魔法使いめ!ウィザードになればモテモテなんじゃねぇのかよ! 」
モテモテどころか怪しまれちまったじゃねぇか!
あの白い魔法使いめ!
今度会ったら一発ぶん殴ってやるからな!
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