仮面ライダーナンセンスギャグ(仮)
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開眼!御卓への道(仮面ライダーネクロム編)
前書き
この話は、僕がc90にいる時に考えた内容ガバガバですが、どうかお許し下さい。
アラン「なんだ、このコミケットとは?」
シブヤ「コミケットっていうのは世界の中で特定の趣味の人が集まってオリジナルの作品を出展しあうイベントのことですよ。」
アラン「なるほど。感情を理解しあえる人間だからこそできる祭典か。」
御成「アラン殿、あれは色欲と物欲にまみれたおぞましい空間。拙僧は薄気味悪くて仕方が在りませぬぞ。」
ナリタ「でも、自分の心に素直になるって意味では、間違っていませんけど。」
アラン「それは興味深い。私を是非とも連れていってくれないか?」
カノン「でもアラン様、行ってみるのはいいことですけど、アラン様の趣味や興味のある事って何かあるのですか?」
アラン「趣味や興味か。今となっては私はたこ焼きを食べる事とこの世界の美しいものを護る事以外に興味がなかったな。」
マコト「アラン、それなら一日目と二日目に西に行くといい。食べ物関係の本を置いている。」
カノン「お兄ちゃん、なんで知っているの?」
マコト「カノン、お前には関係ない。」
タケル「それじゃあさ、みんなで行こうよ。俺も初めてだし。」
アカリ「私も賛成。たまには息抜きも必要よね。」
御成「拙僧は絶対に行きませぬぞ!」
タケル「じゃあ御成、留守番よろしく。一日目は明日だからみんな頑張ろう!」
アラン「ああ!」
次の日
アラン「なんだ、この長蛇の列は!?」
マコト「あんな時間に出ればこの列は仕方がない。」
アラン「なんだ、あのさっきから右側に抜けて行く荷物を運んでいる人は?」
タケル「あの人達は今日の出品者だよ。」
アラン「凄いものだ。出品者になれば列など関係ないのか。」
マコト「だが大変な苦労の先に得た結果だ。」
カノン「………なんでお兄ちゃんあんなに詳しいんだろ─」
タケル「それより、そろそろ列が動くよ!」
アナウンス『只今より、コミケット90、開演致します。』
パチパチパチパチ!
アカリ「さあ、これからは別行動よ!カノンちゃんも気をつけてね!」
カノン「大丈夫。お兄ちゃんが守ってくれるよ。」
タケル「よし!行くぞ!」
アラン「我々も行くぞ。」
夜
アラン「まさか、ここまで疲れるとは。」
タケル「アラン、いいものはあった?」
アラン「何故だ。何故ツナ缶や麻婆豆腐があってたこ焼きが無い!こうなれば、かくなる上は!」
アカリ「アラン、その紙は?」
アラン「決まっているだろう。次回の為の申し込み書だ。」
タケル「それって!」
アラン「ああ。次回はサークルとして参加する。私の趣味は私しか作れない。」
マコト「アラン、眼魔世界やグレートアイ、タケルの肉体の事はどうする!」
アラン「何、すぐに完成させれば済む話だ。」
メガウルオウダー『Loading─』
アラン「協力してもらうぞ、グリム、サンゾウ。」
シュンッ!
カノン「ああ!アラン様がサンゾウ眼魂に!」
サンゾウ『まったく、あの者は何を考えているのか~?』
タケル「サンゾウ、アランは?」
サンゾウ『彼は今、修行の間で原稿を書いている~。』
タケル「連れ戻せないんですか?」
サンゾウ『それは不可能な事~。あの空間は、その者が成し遂げるまで開かない~。』
タケル「そんな……」
修行の間
アラン「頼むグリム、私に同人誌の書き方を教えてくれ。」
グリム兄「阿呆な事を言うな!自分の使命を忘れてそんな事!ってお前も何をしている!」
グリム弟「やだな兄さん、これは『大人のグリム童話』だよ。」
グリム兄「まったく、自分の作品をそんな風に魔改造されて何とも思わないのか!」
グリム弟「何を言うんだ兄さん。とってもいい文化じゃん!」
グリム兄「とは言っても、この空間からは出られそうにも無い。なんとしてもアランにマスターしてもらわねば、我々も出られない。」
アラン「大丈夫だ。心強い助っ人がいる。」
サル「キキー」
ブタ「フゴフゴ」
カッパ「クエックエッ」
グリム兄「アラン、本気か?」
アラン「ああ、構成や知識をあなた達から学び私が原稿を作り彼らにネームを頼む。これこそがチームプレーだ。頼む。」
グリム兄「まあ、ここに来た以上、手伝おう。」
アラン「有り難い。」
12月
タケル「あれからアランどうしたんだろう?」
マコト「結局、俺達だけでガンマイザーとアデルを倒して、グレートアイを取り戻してその力でタケルも復活したのに。」
カノン「アラン様、大丈夫でしょうか?」
マコト「さあな。とにかく、二日目のこのサークルに行けば解る話だ。」
タケル「そうだね。」
翌日
マコト「なんだ、あの気色悪い売り子は?」
?「おお、マコト殿にタケル殿、それにカノンではないか!久し振りですな!」
マコト「誰だ!」
?「酷いな。親友を忘れたのか?カノンなら解るだろう。私が誰か。」
カノン「お兄ちゃん、私、あの人怖い。」
マコト「貴様、カノンを泣かせたな!」
タケル「二人とも落ち着いて!ところで、あなたは?」
?「そうか。私は親友からも忘れられたのか。これなら解ってもらえるか?」
ネクロム眼魂『standby…』
タケル「もしかして、アラン!?」
?改めアラン「その通りだ。私はグリム達と協力し最高の同人誌を完成させた。見本は自由に読んで構わない。カノン以外は。」
カノン「どうしてですか、アラン様?」
アラン「年齢の都合だ。タケルとマコトは構わない。」
タケル「ええと、何々、『深海兄妹背徳活動記録』?」
マコト「それにこっちは『天然おっとり妹にお手伝いをしてもらう本』?アラン、頭でも腐ったか!」
カノン「そんな、あのアラン様が─」
マコト「よくもカノンを悲しませたな、この変態!ロリコン!面汚し!シスコン!」
アラン「シスコンはマコト殿の方でござろう。」
マコト「何を!」
タケル「二人とも落ち着いて!カノンちゃんも大丈夫?」
カノン「こんなの……こんなのアラン様じゃない。もうアラン様じゃなくてアランで充分!もうデブでも食ってろたこ焼き!」トコトコ
アラン「カノン…そんな……」
マコト「そういう事だ。お前とはもう友では無い!それから、もう二度と仮面ライダーを名乗るな!」トコトコ
タケル「ごめんアラン。グリムとサンゾウは返してもらうよ。」トコトコ
アラン「そんな、私は何の為に!」
8月15日
アラン「はっ!身体は、太っていない。筋肉痛もある。夢、だったのか?何だ、これは?『深海兄妹背徳活動記録』?馬鹿な!夢なら、夢なら覚めてくれ~~~!」
タケル(ナレーション)「この番組は、大人の自己満の為に子供の夢と希望を壊す企業、○ANDAIと、ご覧のスポンサーの提供で、お送りしました。」
後書き
今思えば、これも電子媒体を利用した同人誌みたいなものですよね。さて、読んでいただいた皆様にお願いが有ります。現在、この作品の正式タイトルを募集しています。是非とも感想から送って下さい。よろしくお願いします。
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