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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル

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オカルト研究部との出会い
  第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!

side:イッセー


 虹の実捕獲から数週間が過ぎた、あれから時に依頼も無くめぼしい食材も見つからないため俺は駒王学園で学生生活を送っていた。


「あ~…腹減った……」
『またか、毎日それを聞く俺の身にもなれ』


 俺の呟きにドライグが呆れた様子で脳内に声をかけてきた、だってしょうがねえだろ、この体滅茶苦茶燃費が悪いんだからよ。
 机に突っ伏しているとパタパタと可愛らしい足音が近づいてきた。


「イッセーさん、一緒に帰りましょう」


 俺に声をかけてきたのはアーシアだ、つい一週間前に駒王学園に転入したんだ。
 

 アーシアは俺が預かっているが家にいたってやることも無いだろうし同い年なら学生になってみるのもいいんじゃないかって事でアーシアに話を持ち掛けてみた。最初は申し訳ないと断ったがドライグが『コイツと四六時中一緒にいられるぞ』と言ったら目の色を変えて俺の提案を受け入れてくれた。


「でも何でまた急にノリ気になったんだ、もしかしてまだ堕天使の襲来を恐れて……」


 俺と一緒にいなければアーシアは戦うことも出来ないからなすすべもなくやられてしまうだろう、きっとそれを防ぐために駒王学園に入ったんだろうな。


『お前はバカか?どうみてもお前と一緒にいたいから……もういい。だがひとつだけ言っておくが偶には食う事以外にも目を向けたらどうだ?』
「はあ、食う事以外にね……想像もつかんな」
『駄目だなこれは……』


 うるせーぞドライグ、そもそも俺から食い気をとったら何が残る……って何故か俺から食い気を取ったら何だか変態扱いされそうだ、具体的にはおっぱいなんて恥ずかしい事を惜しげもなく言うような変態に……いやないな。


「イッセーさん、どうかしましたか?」
「ああいや、アーシアの制服姿が可愛らしくてな、少し見惚れてたわ」
「……そうですか、嬉しいです」


 俺がそう言うとアーシアは両手の人差し指をツンツンとさせながら顔を赤くして微笑んだ。


 実際にアーシアの人気は凄い、転入して最初の日にその日本人離れした金髪とエメラルドグリーンの瞳に多くの男子生徒がノックアウトしてしまったようで10人以上もの男子に告白されるほどだ。だがアーシアが返事を返す前に逃げて行っちまった、あいつら何がしたかったんだろうな?


『(まあこいつが睨むせいで全員逃げて行ったんだがな)』


 ドライグが何か言いたそうに感じたがまあいいや、とにかくアーシアの人気は凄いもので男子だけでなく女子にも人気が高い、普通男子にチヤホヤされる女子は嫌われる事が多いがアーシアにはそれが全くない、同性からも好かれるアーシアは『学園の聖女様』なんて呼ばれるようになった。


「それにしても遅かったな、何かあったのか?」
「ええと、その職員室から教室に帰ろうとしたらある方に声をかけられてその…」


 何、声をかけられただって!?


「まさか何かされたのか!?」
「その…告白されました」


 な、てっきりもうそんな奴はいないと思っていたがまだいたのか!


「それでどうしたんだ?まさかOKしたのか!?」
「いえ桐生さんが通りかかって助け舟を出してくれました」
「桐生が?」
「そういう事よ」


 アーシアと話していると眼鏡をかけたおさげの女子生徒が話しかけてきた。こいつの名は桐生、この学園で数少ない俺に普通に接してくれる女子生徒だ。


「兵藤、あんたがアーシアを見ておかないと駄目じゃない。アーシアに告ってた奴この学園じゃちょっと名の知れたイケメンよ。そいつ女癖が悪くて気に入った女子は力づくでも物にするとかいう噂だし」
「そうだったのか、アーシアを助けてくれてありがとうな、桐生」


 俺は桐生に対して感謝の言葉を言う。すると桐生は少しニヤけた表情を浮かべた。


「兵藤、あんたがしっかりしないと大事なアーシアちゃんが他の男に取られちゃうわよ?」
「別にアーシアは俺の物じゃないぞ?」
「……本当にアーシアには同情するわ」
「いえ今はこうでもいつか必ず……!」
「偉いわね、本当に健気なんだから……可愛い♪」
「はわっ、桐生さん!?」


 桐生が俺に残念そうな視線を向けて何やらアーシアがやる気を出してそれを見た桐生がアーシアをハグする……なんだこれ?


『お前には分からんだろうな』


 ドライグにもそう言われて俺は首を傾げたままだった。


「なら今度裸で迫れば……」
「はわわ、裸ですか!?」
「おい、さりげなくアーシアに変なことを教えんな!!」



ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー


 その後桐生と別れ俺とアーシアは家に向かっていた。


「いいかアーシア、桐生はいい奴だが時々とんでもない事を言い出すから真に受けるなよ?」
「そんな事ないですよ、桐生さんは色んなことを私に教えてくださいます」
「じゃあ二日前に風呂場に突入してきたのは……」
「はい、桐生さんに教えてもらいました、日本では裸の付き合いがあってそれで仲良しになるって……」
「それは同性同士でやるもんで普通は異性とはやらないんだよ」
「そうなんですか……」


 桐生はいい奴だとは思うが実は結構エロいことを普通に話す、それこそ女版元浜と呼ばれるくらいだ。アーシアの事を気にかけてくれるのはいいがそれだけがな。


『まあそんなガッカリするな、相棒も内心では嬉しがっていたぞ』
「え、本当ですか?」
「あ、おいドライグ!」


 いきなり話し出したと思ったら何を言ってるんだ!


「待て、アーシア誤解するな、俺はそんなふしだらな事は考えてない!」
『本当か?』
「イッセーさん……」
「えっと……正直ドキッとはした……うん」


 無理だ…潤んだ瞳で上目遣いで見つめてくるアーシアに酷い事は言えない…というか言える奴がいるなら会ってみたい。


「嬉しいです、イッセーさんが喜んでくれて」
「普通は異性に裸を見せるのは嫌なもんなんだけどな」
「そんな事はありません、私はイッセーさんなら見られてもいいですし……それくらいでしかお役に立てませんから……」
「えっ?」
「私は小猫ちゃんみたいに一緒に戦えませんし回復の力もイッセーさんのお役には立っていません、最近は小猫ちゃんもお料理の腕が上達しているのに私はダメダメで……」
「ああ、確かに小猫ちゃんは呑み込みが早いよな……包丁の扱い方も様になってきてる、でもアーシアだって負けてないさ。人によって上達の速さは違うし何より料理は速さも大事だが丁寧に作業をこなすのも大事な事だ、アーシアはそれが出来ている。だからそんなに自分を卑下にすんなよ」
「イッセーさん……はい!」


 アーシアはギュッと俺の左腕に抱き着いてきた。


「やっぱりイッセーさんは優しい人です、そんな貴方だから私は……よーし、決めました!」
「何をだ?」
「私、もっともっと回復の力やお料理を頑張ります、小猫ちゃんにも負けてはいられません。アーシア頑張ります!」
「おお、何だか分からないが頑張れ!」
「はい!」


 小猫ちゃんにも負けないようにか……そういや最近は姿を見ないな、部活が忙しいんだろうか……






side:小猫


 皆さんこんにちは、小猫です。今悪魔の仕事を終えて部室に帰る所なんですが何故かラブコメ臭を感じて絶賛イライラしています、隣で歩いている祐斗先輩も困ったような表情を浮かべています」


「小猫ちゃん、何だか不機嫌そうな顔だね」
「あ、ごめんなさい。何故か突然イライラしちゃって……」
「もしかしてリアス部長の事で何かあったのかい?」
「部長の事でイライラした訳じゃないんです、でも心配ではあります」


 私は悩んでいる事がある、リアス部長の事だ。ここ最近リアス部長は疲れ切った表情を浮かべており悪魔の仕事も調子が悪いようだ、何があったんじゃないかと思って聞いても大丈夫としか言わないし……どうしたんでしょうか?


「朱乃先輩なら何か知ってるんでしょうか?」
「そうだね、朱乃さんは部長の『女王』だから多分詳しい事も把握していると思う、でも僕達がでしゃばる訳にもいかないし…難しい所だよね」
「はい……」


 そんなことを考えていると不意にどこから何か強い殺気のようなものを感じて戦闘態勢になった。


「小猫ちゃん、どうかしたの?」


 だが祐斗先輩は何も感じてないようで私の行動に首を傾げていた。


「いえ、何か強い殺気を感じて……」
「殺気?僕は感じなかったけど……」
「……そうですか、騒がせてすみません」


 祐斗先輩に謝って再び部室に向かったが部室前で祐斗先輩が立ち止まった。


「僕がここまで来て初めて気配に気づくなんて……」


 目を細めて顔を強張らせる祐斗先輩、私が先程感じた強い殺気もここからしたんだと思います、でも何で私は気付けたのに祐斗先輩は気付けなかったんだろうか、実力的にはお互いに一緒くらいなのに。


 祐斗先輩が扉を開けて中に入るとそこには部長と朱乃さん、そして銀髪のメイドの格好をした女性が立っていた。


「グレイフィア様……」


 彼女はグレイフィア様といってグレモリー家にメイドとして仕えている方で他にも説明することがありますが今は省きます。
 部長は不機嫌そうに顔を歪めており朱乃さんもニコニコとしているが身に纏うオーラは冷たい。会話は無くピリピリとした雰囲気が部室に漂っていた。


「まいったね……」


 祐斗先輩も苦笑いをしている、それだけこの場の空気が重いということなんだろう、私も正直辛いです。


「全員揃ったようね、実は貴方達に話があって……」


 その時だった、部室の隅に描かれた魔法陣が光りだした、これは転移現象……?でも部室には全員いるしグレイフィア様もここにいる、あれは……


「フェニックス……」


 隣にいた祐斗先輩がボソリと呟いた、そして光が晴れてその場に姿を現したのは金髪の男性だった。


「ふぅ、人間界は久しぶりだな」


 赤いスーツを着崩したホストっぽい男性が部長を見てイヤらしい笑みを浮かべた。


「愛しのリアス、君に会いに来たぜ」


 その男性の正体はリアス部長の婚約者、『ライザー・フェニックス』だ。



ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー


「いやー、リアスの『女王』がいれてくれたお茶は美味いな」
「痛み入りますわ」


 朱乃先輩はニコニコしているがあれは絶対に不機嫌な時の朱乃先輩だ、何度か噂で聞いたことがあるがあれが部長の婚約者…もしかして最近の部長の様子と何か関係があるのかな?


「所でリアス、さっそくだが式場を見に行こうか、日取りも決まっているんだ、早め早めがいい」
「いい加減にして、ライザー!!」


 先程から肩や髪を触られていた部長がとうとうキレたのか立ち上がってライザーを睨みつける、当の本人はヘラヘラと笑って余裕の笑みを浮かべている。


「以前にも言ったはずよ、私は貴方とは結婚するつもりはないと!私は自分の意志で旦那様を決めるって!」
「そうだったな、だがリアス、それを聞いて、はいそうですかとはいかないんだよ。先の戦争で純潔悪魔の大半が塵と消えた、戦争を脱したとはいえ天使、堕天使達とは拮抗状態にある。だからこそ純潔の血を引く俺のフェニックス家と君のグレモリー家、二つの強い血を混ぜて更に強い新生児を生んでいく……これは俺と君の父上、そして魔王サーゼクス様の意志でもあるんだ。君は身勝手な我儘でグレモリー家を潰すつもりなのか?」
「家は潰さないわ、婿養子だって入れる。でもそれは貴方じゃない、私が自分で決めて本気で好きになった人とよ」


 部長が真剣な表情でそういうと流石に今まで余裕の笑みを浮かべていたライザーも不機嫌な表情になり舌打ちをする。


「……なあリアス、俺もフェニックス家の看板を背負っているんだ、だからこの名前に泥を塗る訳にはいかないんだよ。これ以上駄々をこねるっていうなら君の眷属を全員燃やしてでも君を連れ帰るぞ?」


 ライザーの体から炎があふれ出しチリチリと火の粉が舞う、殺意と敵意が部室に広がり私の背中に冷たいものが走り手足が震えだした。この人は強い……!見た目のチャラさとは裏腹にかなりの実力者だ、もし今ライザーに全員で戦っても勝てない……そう思わせるくらいに……


「お待ちください、お嬢様、ライザー様」


 部長とライザーは互いににらみ合っている、一触即発の空気になりかけた時グレイフィア様が待ったをかける。


「これ以上続けるというにならば流石に私も黙っている訳にはいきません」


 静かだが部長やライザーを遥かに上回る魔力を放ちながらグレイフィア様は淡々と話す、するとにらみ合っていた二人は殺気を抑えた。


「最強の女王候補にある貴方にそう言われたら俺も止めざるおえないな、まだ死にたくはないんだ」
「ありがとうございます。さて今回の件ですがグレモリー家もフェニックス家も意見の食い違いになることは初めから予想されていました、そこで今回の一見は『レーティングゲーム』で決着をつけるのはいかがでしょうか?」


 レーティングゲーム…確か爵位持ちの悪魔たちが行う、下僕である『兵士』『騎士』『戦車』『僧侶』『女王』を用いて悪魔同士で競い合うゲームの事ですね、でもあれって確か成人してないと駄目なんじゃ…


「お嬢様も知っての通りレーティングゲームは成人した悪魔しか参加できません、ですが非公式なら話は別です」
「なるほど、御家同士のいがみ合いに決着をつけるにはちょうどいい舞台って訳ね、私は賛成よ」
「俺も異論はない」
「承知いたしました。お二人のご意見は私が私が確認させていただきました。ご両家の立会人として私がゲームの指揮を執らせていただきます。それでよろしいですか?」
「構わないわ」
「こちらもだ」
「分かりました、ご両家には私から話しておきます」


 レーティングゲーム……いつかは参加しなくちゃいけないと思っていたけどまさかこんなに早く参加することになるなんて思ってもいませんでした。


「おいリアス、もしかしてここにいる全員が君の眷属か?」
「それが何か問題でもあるのかしら?」


 部長がそう言うとライザーは可笑しそうに笑いだした。


「ははは!それで俺と戦うつもりか?たった3人しかいないじゃないか」


 ライザーが指を鳴らすと再び魔法陣が光りだして光が晴れるとそこには15人の女性が現れた、そう、15人全員が『女性』だ。


 騎士や魔法使い、小さな女の子といった所謂美少女達がライザーの周りに集まる。


「これが俺の眷属だ。どうだ、今からでも考え直して俺の物にならないか?そうすれば君も君の眷属も愛してやるぞ、こんな風にな」


 ライザーは近くにいる自分の眷属の女の子を引き寄せると唇を奪った、それもディープなほうをだ。私はその光景に不快感を感じた、部長も朱乃先輩も同じように顔を歪ませて祐斗先輩も嫌悪感を露わにしていた。


「……ライザー、今貴方私だけじゃなく私の眷属も、と言ったわね。どういうつもりかしら?」
「決まってるだろ、俺がグレモリー家に嫁げば君は俺の物、従って君の眷属も俺の物になる訳だ。『雷の巫女』も相当な美少女だからな、男もいるようだがそいつはいらん」
「……最低ですわ」
「ははっ、酷い言われようだね……」


 朱乃先輩も祐斗先輩も笑ってはいるが完全にキレる一歩手前だ、私も流石に頭に来た。ライザーは眷属を物としてしか見ていない、自分の欲を満たす道具にしか思ってないんだ、私達を家族として愛してくれるリアス部長とは全くの正反対、部長が頑なに拒否するのも理解できた。
 

「--ッ!?……ほう」


 ライザーが私を見て舌なめずりをした、一体なんですか…


「君、名前は?」
「……塔城小猫」
「驚いたな、リアスの眷属に君みたいな美少女がいたなんて……」


 ライザーは私に近づくと目線を私に合わせて顔を近づけて……ッ!?


 パァンッ!!


 私の平手がライザーの右頬に真っ赤な跡をつけた、間違いなく今この人私にキスしようと……!


「小猫!?ライザー、貴方何を!!」
「ライザー様!?」


 部長が怒りの表情を露わにして怒鳴りライザーの眷属達が私を睨んでくる。怒りたいのは私なんですが……


「大丈夫だ、しかし……ふふふっ気に入ったぞ小猫。君を俺の女にしてやる」
「なッ!?」


 私がこの男の女……!?


「冗談じゃありません!だれが貴方なんかに……第一気安く私の名前を呼ばないでください!」
「その気の強さも気に入った、そういう女を俺色に染めるのもいい物だからな」


 こんな男の女なんて…想像もしたくありません!第一私はこんなチャラチャラした女性に不埒な事をする男が大嫌いなんです。私はもっとこう見た目はワイルドだけど子供みたいに好奇心旺盛で食べてばっかりだけど優しくて私を支えてくれるそんな男性がいいんです!


「リアス、気が変わった、直にゲームを始めようかと思ったが君に10日間の猶予をやろう」
「猶予ですって?」
「このままやっても俺の勝ちは確実…それじゃあつまらない。だからハンデとして10日間の猶予をやる、その間に修行でも何でもして強くなればいい。そうすれば君は理解するだろう、なにをしても俺には勝てんとな……」
「ぐっ……」


 ライザーは私達に強くなるチャンスを与えたんじゃない、どれだけ修行して足掻いても無駄だという意味を込めて10日間の猶予を与えたんだ。


「じゃあなリアス、10日後を楽しみにしているぜ。そうだ小猫、お前も準備しておくんだな、俺の女になる準備をな……ハハハハハッ!!!」


 ライザーはそう言うと魔法陣に入り消えて行った。


 ライザーがいなくなってしばらく部室には何とも言えない空気が広がったが部長が話し出した。


「皆ごめんなさい、こんなことに巻き込んでしまって……」


 部長は申し訳なさそうに私達に謝る。


「部長、僕達は貴方の眷属です」
「リアスが望むなら私達は喜んで戦いますわ」
「それにもう他人事ではないですしね」


 部長をあんな男にくれてやるつもりもないし私もライザーの女になるつもりはない。


「皆……ありがとう」


 部長は嬉しそうに微笑んだ。


「なら私達は与えられた10日間で強くならなければならないわ、明日から早速修行を始めるわよ!」
「「「はい!」」」


 ……でも正直このまま普通に修行してもライザーには勝てないかも知れない、一体どうすればいいんでしょうか、イッセー先輩なら力になってくれるでしょうか……




  
 

 
後書き
 こんにちは小猫です、次回は打倒ライザーに向けて修行に入ります……ですが本当にライザーに勝てるのでしょうか?イッセー先輩に相談しようともしましたが彼を悪魔の事情に巻き込めないし…どうすればいいんでしょうか……次回『小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!前編』でお会いしましょう。 
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