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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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二人の直哉の思い出3 平行世界へご招待後編


「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」


「何を言う、小僧が」


「皆ごめんね、司令官の僕が、この世界の事を考えなしで、戦いを選択して」


「ええ、直哉にしては、軽率だけど、私も同じよ」

「マリアさん」

「あたいは安心したぜ、直哉にも欠点があってよ」

「カンナさん」

「そうですわ、少尉の欠点より何倍もマシですわ」

「すみれさん」

「それにうちも、あの男は許せんしな」

「紅蘭」

「直哉お兄ちゃんの、気持ちアイリスたちには、痛いほど分かるから」

「アイリス」

「それに、直哉君が間違えそうに、なっても私達が止めてあげるから心配しないで」

「さくらちゃん」

「皆ありがとう」

「「直哉さんなら大丈夫ですよ」」


「直哉君、さくらさん」

「それじゃあ行きましょう皆さん。戦闘開始です」

「了解」


ついに巨大ヤフキエルとの戦いが始まった。

「ねえお兄ちゃん。話の途中だけどさひとつきになった事が、あるんだけどいい?」

「何かな?なのは」

「あの、女の人と一緒にいた女の人の名前桜花手言ってたよね」

「ああ、真宮寺直哉君に、会いに来た女性、名前はメルクという人の付き人の人の事だね」

「うんあの人の目お兄ちゃんしか見てなかった気がするの」

「なのは大丈夫だよ、もしあの人達が言ったように僕達の世界も直哉君達の世界も、協力出来るんだから、世界が終わりに向かう未来があったとしても、未来は、変えられるんだから」

「お兄ちゃん」

そして、直哉の話は再開された。

「紫藤直哉さん。二つの帝国華撃団の指揮をお願いします」

「え、直哉君どうして?」

「何となくですけど、紫藤さんのほうが、指揮の経験が、多いようですし」

「直哉君・・・わかった、指揮は任せてくれ」

「はい」

「二人の紅蘭は、皆の援護をしつつ、巨大ヤフキエルの情報を集めてください」

「「了解や」」

「アタッカーは、カンナさん、すみれさん、そしてさくらさんとさくらちゃんです」

「「「「「「了解」」」」」」


「マリアさんは援護部隊の指揮と、援護をお願いします」

「「了解」」

「アイリスは、皆の回復を中心にお願い」

「「うんわかった」」


そして戦いが再開された。

「きゃあああ」

「うわあああ」


「直哉君」

「さくらさん」

真双焔武は、巨大ヤフキエルの攻撃をまともに受けてしまった。

「アイリス急いで、回復して」

「うん」

その時巨大ヤフキエルが、必殺技を繰り出し、全ての機体に大ダメージを与えた。


「「「「うわああ」」」」

「「「「「「キャアアア」」」」」」


「グルギャアアア」

巨大ヤフキエルは、不気味な奇声をあげる。まるで自分の勝ちを、帝都中に知らせるように。


だがヤフキエルの思惑通りには、行かなかった。

「さくらちゃん行くよ」

「ええ、直哉君」

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」


「お姉ちゃん僕達も行こう」

「ええ」
「じゃ行くわよ直哉君」

「うん、お姉ちゃん」


「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」


「ぐるぎゃああああああああああ」


巨大ヤフキエルは断末魔を叫びながら桜武と真双焔武の合体必殺技を受け.消滅したのだった。

「「「「やったーーー」」」」

「さすがお兄ちゃんだね」

なのはたちは、巨大ヤフキエル戦の結果を聞いて、喜んでいた。

「なのはちゃん。安心してはいけないわ」

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

4人はさくらの言葉に驚いていた。

「私たちはこの後、真宮寺直哉君の世界での最終決戦が待ってたの」

「「「「えーー最終戦」」」」

「そう最後の敵が現れたの」
それから数日後・・・

直哉たちが元の世界に帰ろうとした時、突然起きた地震により、並行世界を繋げる装置が、起動をしなくなった。


その後、真宮寺直哉がやって来た。


「直哉さん、皆さんちょっといいですか?」


「あ、直哉君大変なんだ、あの装置が、動かないんだ?」

「それは、あの城のせいです」

「あの城の?」

「あの城の力で、この世界からの移動は、不可能になりました」

「何だって!!」

「それじゃあ僕達が帰るには、あの城を壊さないといけないのか?」

「ええ、そういうことに、なりますね」

「直哉さん、どうしますか?」

「直哉君やろう。私達なら大丈夫だから」

「でも皆、連戦じゃないか」

「あたい達は、2日休めたんだ、行けるぜ」

「そうですわ」

「うちも行くで」

「アイリスも頑張る」

「直哉私も、皆と一緒だわ」

「皆・・・わかった・・・行こう」


「どうやら決まりのようですね」

これより我々帝国華撃団は、再び現れた、魔城江戸城に突入作戦を開始します」


「「「「「「了解」」」」」」

「僕達も行くよ皆」

「「「「「「おーーー」」」」」」」

「「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点江戸城」」

「「「「「「了解」」」」」」


こうして二つの帝国華撃団旧花組にあたる合計12人を乗せた翔鯨丸は、再び江戸城に向かった。
2組の帝国華撃団は、協力し魔城江戸城攻略する事にしたのだが、なんと今回は翔鯨丸で一気に天守閣には行けなかった。


「仕方がないです、大神さん地上から行きましょう」

「それしかないか」

1階・・・


「久しぶりだね帝国華撃団」

「お前は、刹那」

「さて二人のマリア・タチバナ僕と遊んでもらうよ」

そう言って刹那とマリアたちの間に密閉空間が出来た。


大神と直哉たちは、刹那はマリア達に任せ、2階に上る。


「「待っていたぞ、帝国華撃団」」

「貴方達は、ミロクに叉丹」

さくらが自分たちの前にいる者の名を言う。


「「隊長ここはあたいたちと、私達に任せてください」」

「カンナ、すみれ君」

「どうやら我等の相手が、決まったな」

「そのようじゃの」

そして密閉空間になる。

3階・・・


「ようきたの、帝国華撃団、大神一郎」

お前は天海!!」

「余は貴様と戦いを待っていたぞ、さあ闘おうぞ」


天海がそう言うと、密閉空間に変わり始めた。




密閉空間が出来る直前・・・


「「直哉君、直哉お兄ちゃん。お兄ちゃんの事は、私と紅蘭でサポートするから先に行って」」

「「アイリス」」


そして、密閉空間が出来上がった。

天守閣・・・

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

「何故貴方がここに・・・」

「まさかこんな事が・・・」

「久しぶりだな、直哉」

「お久しぶりです。さくらさん」

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」


「え、あの子母さんと同じ名前だ」

「えええーーーなんでお母さんが、敵として出てきたの?お兄ちゃん」

なのはが驚いた。

そして僕達は無事に、勝つ事が出来てこちらに帰って来れたんだ」










 
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