インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~
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第5巻
訓練&鍛錬後のご褒美×楯無との暮らす日々
前書き
最近戦国†恋姫Xをやってるから、更新は遅くなります。
今日の放課後での鍛錬を終わらせて、更識姉妹も別アリーナでそれぞれ相手をしていたようだけどエヴォルトシステム搭載機には敵わない相手だと言っていた。そんで俺は訓練後の褒美として調理室に行こうとしていたら、偶然廊下で出会ったのは本音の姉である虚さん。
「あら、織斑さん。鍛錬後にどこへ?」
「偶然だな、虚さん。何、訓練後のアイツらへの褒美として調理室にね」
本来なら先輩付けなのだが、俺と虚さんとは年上なので自然的なさん付けとなっていた。のほほんさんとは顔しか似ていないが、一組にいる鷹月静寐のようなしっかり者としている。
「お嬢様と簪様はどちらにいらっしゃいますか?」
「あの二人なら第四アリーナにでもいると思う。専用機持ちと一緒に模擬戦してるらしいし、ロシア側から軍属となったのかISも違うので様々な武装を模擬戦で使ってるようだ」
「そうですか。ですが、私にとって少々困りますね。今まで生徒会の仕事があったので、この時間は生徒会室にいるのですが。今では訓練が終わり次第仕事をしてもらっている状態なのです」
「そりゃ悪いと思うが、楯無には一日も早く我らのISに慣れてもらわないと困るのでな。俺が調理室で作ってる途中に来ると思うが、そん時に言っとくよ」
そう言うと別れたが、俺は調理室に行って何時も箒らの褒美として俺の料理を出すのが定番となっていた。箒は第三アリーナだが、第四アリーナにいる鈴とラウラは更衣室を箒がいる第三アリーナ付近で着替える事が多くなった。
「・・・・今回も疲れたー」
「ああそうだな、最も私はセシリアとシャルロットが教官としているので訓練も厳しくはなっていく」
「箒は近距離特化なのに、わざわざ中遠距離の武装訓練とその応用としてやっているのだな。一夏の指示とはいえお互いお疲れとでも言おうか」
「あたしは簪相手だけど一度も勝った事がないのが悔しいわ」
ISスーツから制服に着替えているが、パーソナライズされた専用機では量子変換された状態でISのデータ領域に格納されている。自動的にスーツも展開されているようだけど、エネルギー消耗が激しいから緊急時以外はISスーツを着用してIS展開するのが一般的。ただし、我らのはパイロットスーツで量子変換機を持っている俺達は素早く制服に着替えられて敵によってはMSに乗る事もある。
「今回もお疲れ様でしたわ」
「皆~お疲れ」
「セシリアとシャルロットか・・・・相変わらず着替えが早いな」
「一体どうなってんのよ、アンタらの着替え何て見た事ないわよ?」
「確か一夏と同じように着替えているようだが、もしかして腕輪ので着替えているのか?」
二人の手首辺りに腕輪があるので、質問をしたラウラだったがそれを答えたのは二人であって一夏曰く量子変換機で着替える事で素早く任務に行けるとの事。そして持っていた飲み物を三人に渡したが、ISスーツから制服に着替えてる最中に調理室では稲荷寿司を作ってると更識姉妹が来たので手伝ってもらいながら報告を聞いていた。
「今作ってるのは篠ノ之家直伝の稲荷寿司よね?」
「まあな~♪箒の母親直伝だったのを俺が受け継いだ形になる。それより鈴とラウラの模擬戦はどうだった?」
「今回も私が勝ったわ、一夏のお古だけどフリーダムはマルチロックオンシステムを打鉄弐式から受け継いでるからね」
「同じく私も~♪今回ジンクスⅣを使ってみたけど、前の機体にあったランスが使えるからよかったわ」
そう聞いている間に作ってるが、厚めの揚げにしっかりと味を染み込ませた事で、ご飯の味付けを抑える事でバランスを取る。濃口醤油とさっぱり酢飯と相性が良く、箒は剣道修行後に頬張っている記憶が曖昧だけどある。
報告を聞き終わる頃にはアン達の手伝いもあってか、予想時間よりも早く出来た事で稲荷寿司を包んでからまだいるであろう更衣室に行く俺。楯無には生徒会の仕事を言って簪は寮に戻る事で、現在俺と肩にいるアン達四体の武装神姫である。
「にしてもマスター、本当に更衣室に行ってもいいのでしょうか?」
「そりゃ普通だったら悲鳴上げるけど、ボクらのマスターは慣れてるから平気だろうね」
「それにもう着替え終えてる所だし、これを届ける為にわざわざ作ったのだから」
「私としても一緒に作れた事には喜びを感じるです~」
「レーネは裁縫担当だが、今回はマイもいて助かった。細かい包丁捌きの手伝いとしてな」
「私としてはマスターの喜ぶ事をしたまでです」
アン・アイネス・レーネ・マイのそれぞれ特化した事をやってもらったが、天使型アーンヴァルMk.2はしっかりもので優等生な性格で悪魔型ストラーフMk.2は己の戦闘技術向上に努めて武器の手入れも欠かさないタイプ。
戦乙女型アルトアイネスはツンデレ&ボクっ娘のはずがツンデレを除外した事で、戦乙女型アルトレーネは裁縫やアーマーを自作する程の手際とされている。アイネスとレーネは姉妹とされてるが、俺的にはどちらが姉か妹かなどと気にしていない。
「セシリア、開けても構わんか?」
『あら一夏さん。ええ宜しくてよ、全員着替え終わった所ですわ』
「なら失礼する・・・・その様子だと更識姉妹に負けた様子だな」
「グッ・・・・と言うかあの機体に勝つ事何て出来る訳ないわ!」
「誰も勝てとは言ってないだろ、模擬戦にて少しは強くなってもらわないと俺が困るんだからな。なあお二人さん」
「そうだね~一夏の手にあるのはもしかして訓練のご褒美かな~」
褒美と言った直後包みから取り出した稲荷寿司を取り出し、全員に行き渡った事で食べたが箒だけこの味に見覚えがあったので質問してきた。何故我が家の味を知っているんだ?と、それはレシピを前々から箒の母親から貰っていたからだ。食べた瞬間、箒・鈴・ラウラの三人は元気を出す所か落ち込むのを見てセシリアとシャルの二人は慣れた様子で食べていた。
「俺は文部両道であるが、いい加減俺が作る物に対して耐性が無いと作る度に落ち込むぞ」
「・・・・一夏の料理は増々レベルが上がると言う事なのか」
「いくらあたし達が手料理を作ったとしても、結局敗北感だけが残るのよね」
「これが日本の伝統料理の一つである稲荷寿司か・・・・随分前に食べた物よりも美味し過ぎていくつ食べても飽きない味だな」
そんで食べ終えたのか、鈴とラウラは寮に戻るが俺はセシリアとシャルと一緒に調理室に戻った。何でも箒は最近料理をしていないので、是非俺が一からご教授願いたいらしいので必然的にそうなった。二人はアン達と見学してたが、俺は不意に箒の料理姿を見ながら呟いた。
「そういや箒、最近紅椿のワンオフ・アビリティー『絢爛舞踏』が発動しないんだってな」
「うむ。最近になって、一度も発動しなくなった。訓練で何度も試しても反応ないらしいが、データベースでは表示されているらしいのだ」
「復習だと思って聞けばいいが、ワンオフ・アビリティーは操縦者の精神状態がISと完全同調時にしか発動しない。それは束が開発したISで、俺らが開発したISには操縦者の有無で発動するようになっている。あの時発動時の気持ちを再現すれば、自然に応えてくれるだろう」
「確かにそうですわね、篠ノ之博士が開発したISのワンオフだと完全同調しか発動しませんですの」
「でも一夏が開発したISのワンオフは操縦者の有無だけで発動出来ちゃうもんねー」
白式は一対零の消滅能力であるに対し、紅椿は一対百の増幅能力があるから他者へのエネルギーバイパス構築能力ともされている。束の自作機体でもあるが、俺ら的にはIGコアによる半永久的機関なので問題無し。
本来なら楯無のISについてだが、我らと同じ軍属となった事で大幅カット&修正をされているようだしな。IS学園最強の称号を持つ者は生徒会長の楯無とされているが、IS界で最強だと言うのなら俺と千冬ぐらいだろう。
「結構筋があるから、料理に関しても問題ないがISだけかな」
「射撃訓練の様子を見てましたが、やはり一夏さんの指示通りに訓練していると少しずつですがISに関しての動きが良くなってましたわ」
「うぐっ・・・・まあ確かに問題があるがそれも時間の問題だろう。今は近距離での射撃を熟せば少しは強くなっていくのだから」
「一夏の言う通りだけど、指令通りに訓練していれば問題ないのは僕らも分かってる事だしね~」
料理を終えてから、お茶と饅頭で休憩後に片付けをしてから寮に戻った。俺はアン達とだが、他の者らはルームメイトがいるようだし仲良くしているから問題無し。そんで俺の部屋である1030号室に到着し、ドアを開けるとそこには生徒会室で仕事しているはずの楯無がいたのだった。
「お帰りなさい~ご飯にします?お風呂にします?それともわ・た・し?」
「余り驚かないが、一体何をしてるんだが。とりあえずドアを閉めないとな」
裸エプロン姿をした楯無だったが、本来だと水着を着ているが一瞬にしてエプロン以外着ていないと判断した俺。夕方であるが、とりあえず風呂にしようと言うと既に準備済みだったので一緒に入った。どうやら一緒に入るのは余り恥ずかしくないらしいが、そりゃそうか・・・・記憶共有者ならではの行動とも言える。本来の鈍感主人公だと波乱とか。
「で?俺の部屋にいるのは何かしらの理由があるのだろ?」
「ええそうよ、今日から私ここに住む事にしたのよ。簪ちゃんには悪いと思ってるけど、これも護衛の一環だと思ってくれれば良いと思うわよ」
「予想していたが、こんなに早いとはな~どうせ皆に知れ渡れば簪にも何れバレるぞ。ちょっとした自慢が出来るし、俺の部屋で寝泊まりする者はこれで二人目か」
「一応国連軍少将である一夏の護衛でもあるからね~表ではIS学園最強と言われてる私だけど、何かあれば一夏が問題解決するし何かしらのバックアップはしたいのよ」
「どうせ一年生寮だとしても生徒会長権限だし、ここは二人部屋だから既に引っ越し完了と言う訳ね」
風呂に入った後、俺と楯無の二人は部屋を見渡すと俺以外の私物があった事で納得するしかなかった。そんで風呂上りにマッサージをしてくるが、俺直伝のをやるといくら素では先輩でもマッサージ後にはこの様だ。その内、同居生活が簪の耳に入るが特に言う事は楯無だったが俺に対しては何もなかった。たまにワイシャツと下着姿だけの時もあれば、制服姿となって生徒会長とした姿を見る時もある。
「それでは、皆さん中間テスト頑張って下さいね」
「やっと終わりましたね、マスターはこれからどうしますか?」
四時限目の一般科目が終わった事で、教室内はいつも通りとなって騒がしくなる。この授業科目に関して、言語圏に依存するんでクラス内には日本人しかいない状態。IS学園は世界中の生徒がいるけど、この科目だけは大和撫子のように黒髪で清楚な女子ばかりとなると専用機持ちは俺と箒だけなので必然的に一般生徒と一緒に昼食をする場合が多い。
「織斑さん、学食行こうよ」
「たまには私達と食べようよー」
「そうそう。専用機持ち組と軍属組ばかりズルい」
「そう言われてもな・・・・今日は客人を呼んでるからここで食べようぜ『お邪魔します』ほら来た、と言う訳で弁当組は俺らの所にでも集まれ」
女子に囲まれたとしてもいつも通りの受け答えをする事で、学食へ強制連行はしないが代わりに護衛の一人である更識姉妹が来る事となっている。で、今回は楯無の番となり、手ぶらで来た楯無であったが空間から取り出した重箱五段を机の上に置く。
「あら、準備が早いわね。それにたまには学食よりも教室で食べましょうよ、きっと楽しいわよ」
「そりゃ無論だ、楯無は他の女子らを誘って椅子も準備な」
「簪ちゃんだと学食行きだけど、私に限っては手料理だけどそれはそれでいいわね」
「そこにいる箒もこっちに来いよ」
重箱五段を準備している間、アンとマイがそれぞれの箸を空間から取り出す俺のフォローとして机上にて動き回る。今では珍しい光景ではないが、当時は大変珍しい状況だったのでな。六人程集まるが、その中に箒もいる事を確認してから俺は弁当を広げていった。
「うわ・・・・超豪華・・・・」
誰かがそう呟いたけど、俺と楯無以外のメンツらが超豪華な弁当に息を飲んだ。伊勢海老やホタテも入ってるので、ちょっとした年賀に食べる代物とされているが弁当と言うレベルではないな。
「こんな豪華なのをどうやって作ったんだ?一夏」
「ん~?普通に早起きして作ったが、手伝いはアン達でな」
最近では誰にも出来ない事と言う類の質問して来ても、普通に誰でも出来ると言う風に返している。ここにいる生徒達も箒達もこう思ったようだが、俺はどうやら天才の部類だそうだ。
「一夏、せっかくだから私があーんさせてあげるからあーん」
「俺が作ったから本来だと逆だがまあいいとしようか、あーん・・・・モグモグ、うむ俺の手料理は最強だな」
ぱくっと開いた口に料理を入れる事だが、ピーマンの肉詰めで良い味付けと肉の旨味を絶妙に引き出している。俺自身味見はするが、それは自分自身が料理の天才とも言えるので自然的に近くにいた楯無に味見させる事が多い。今回は俺だったが周辺一帯にいる女子らの問題はそこではなく、まるで凍り付いている周囲の女子らで一瞬フリーズしたが再起動した事で騒ぎ出す。
「え、え、え~~~~!?」
「織斑さんと会長ってそう言う関係・・・・?」
「死んだ!神は死んだ!今死んだ!今死んだよ!?」
「こんな不条理が認められていいのか!否、断じて否!」
「会長ズルい!美人で完璧で彼氏持ち何て許せません!」
「お姉様!私達のお姉様が!」
一瞬何を言ってるんだが、俺と楯無は上司と部下だと言う事を完璧に忘れているな。まあ箒何て、箸を折る程の力を出して立ち上がってから刀を手に取り出す。それを察知したのか、俺と楯無のアイコンタクトだけで箒の口に料理を入れられた。突然の事に驚いていた様子だったが、椅子に座り直してしばらく口を動かしていた。
「どう箒ちゃん、一夏の料理は美味しい?」
「は、はい。その・・・・しっかり味が染みついている良い肉じゃがですね・・・・」
「そりゃそうよ。褒めるのなら、目の前にいる一夏に直接言わないとお姉さんが作った事になってるじゃない」
手元にある刀はIS紅椿の武装だろうが、俺を斬りつける出来事になると自動的に牢屋行きとなる事を忘れてると思う。ナイスフォローとも言えるが、立ちながら食べるのもマナー違反ではある。料理の感想=俺に言えと誘導しているみたいだが、箒はそれに気付かないまま自分の弁当を開けて食っていた。
「諸君らも食べる?」
「えっ、あっ」
「は、はい」
「お、お願いします」
「おうよ♪それと言っとくが、俺と楯無は国連軍少将と中佐と言う関係だから自動的に護衛としているんだからな。まずはそれを理解した者から食べさせようかなー」
俺と楯無の関係を言った後、理解した者から箒と同じようにして食べさせていく。俺では緊張してしまうので、代わりに楯無があーんをさせていたが俺も楽しそうな笑みを浮かべながら自ら作った弁当を食べる。
味は五つ星とも言えるが、大人の俺の料理を美人生徒会長に食べさせてもらえると言うオプション。場の全員が何とも言えない表情をしたまま、ランチタイムは過ぎて行くが専用機持ち組であるセシリア達もそれなりに話は盛り上がっていたらしい。
「ふう・・・・一日が終わるがあくまでIS学園では長期休暇扱いだからな」
「そりゃそうよ、一夏は国連軍少将でもあって次元パトロール隊総司令官なのだから」
「俺の部屋を改造したからなのか、楯無と住み始めるといつも一緒だがこれはこれでいい」
箒の特訓を任しているのでそんなに疲れはしないが、千冬との対IS専用武器として真剣同士の模擬戦をしているので疲れは少々出る。放課後特訓&鍛錬を終わらせると俺は夕食前の風呂に入ると言うのが日課となった。本来なら寮には共用浴場があるが、男は俺一人なので自室を改造させて大きな浴場を付けた事でちょっとした大浴場と言えるような事になった。
「まさか寮の部屋で大浴場に入れるとは思わなかったわ」
「男性は一夏だけだからね、お姉ちゃんばかり護衛してると少し嫉妬してしまうよ」
「本来だとシャワールームに水着姿の楯無が入ってくるらしいが、俺的にはそんなのどうでもいい。一緒に入ってる時点で恥ずかしがってどうすると言う感じだ」
学校指定のスクール水着で、紺色の布地にはち切れんばかりのボディが閉じ込められているそうだが実際楯無はボンキュボンだ。で、一緒に入ってる簪もそうだが俺ら軍属組の特権でもある。
日替わりでセシリアとシャルと一緒に入る事もあるが、今の所は箒の特訓を任せてるので自動的に更識姉妹となってしまう。ま、俺的にはいいし軍属組である四人共女子から女にしてやったので日頃の鬱憤を晴らしてくれるのが更識姉妹でもあった。
「ふう・・・・」
とある寮食堂の夕食時間となっていたが、軍属組であるセシリアとシャルに簪はいつもの光景であるが楯無の姿はいない。最近だと生徒会室に行って仕事が溜まっている事で、最近ではこの三人が俺の護衛となっている。そして箒・鈴・ラウラは、疲れ切っている様子を見ては俺らは苦笑いしながら見ていた。最近だとセシリアとシャルの扱きで疲れ切りの箒、更識姉妹に負けてばかりの鈴とラウラである。
「一夏、最近楯無さん見ないけど」
「楯無なら生徒会室に行ってるぞ。だから自動的にセシリア達がいるんだろうな」
とりあえず夕食を食べていたが、最近では晩酌をしてから夕食を食べるので今机の上にあるのは酒が入ったグラスと瓶。ロックで飲んでるが、酔いをしないので顔を赤くならないで済んでいる。
「そーそー。書類がちょ溜まってるんだよね~」
のんびりとした声が聞こえた事で、振り向くとそこには本音=のほほんさんがいた。生徒会書記だから仕事手伝えといいたいが、のほほんさん曰く・・・・。
「私はね~いると仕事が増えるだけだからね~邪魔にならないようにしてるんだよね~」
「生徒会としてはこのままで良いのか分からんが、のほほんさんが言ってるんだから現状維持だな」
ちなみに本音が食べているメニューはお茶漬けに鮭の切り身をどーんと乗せている。豪快であるが、俺も軽食の時はいつもお茶漬けが多い。
「えへへ、お茶漬けは番茶派?緑茶派?思い切って紅茶派?私は烏龍茶派~」
「ちなみに俺は普通に茶漬けの素を入れてお湯に入れる派だ、味としては良いと思うが空いてる席でそんな事を聞いて来るなよな」
「それはそれで事で~これに卵も入れちゃいます」
ぐりぐりと箸でかき混ぜながら丼の中身としては、カオスのようになっていた。テレビ的に言うならアウトで、モザイク入れるかもしれん放送事故っぽくなる。粘り気が足したのか、のほほんさんは幸せそうに顔を緩ませていた。
「・・・・何か食欲が無くなるような音ね」
「気にするな鈴、あれはあれで慣れていれば問題はない」
「いくら軍属組であるようですが、私としては楯無さんに勝てる要素を教えてくれないか?」
「今回はジンクスⅣを使ったそうだけど、他にもなれる機体によって戦い方は色々とあるからな。そう言うのは自分で考えろ、ラウラ」
ジンクスⅣと言った事で気になった箒・鈴・ラウラだったので、投影型の映像を取り出して機体説明していた。セシリアが使うケルディムにシャルは最近だとセラヴィーを使ってるらしいが、砲撃に関して一番威力のある機体だな。しばらくすると腹が減ったので、ようやく夕食を食べてから部屋へ戻るとそこには疲れ切った楯無がいた事でマッサージをしてから俺らは寝た。
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