勇者指令ダグオンA's
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第三十五話 子持ち勇者登場!
「ほ~ここが地球か・・・」
とある商人があるデータを元に集まった。
「地球のロボットは高く売れるぞ」
商人は地球に飛来した。
第三十五話 子持ち勇者登場!
宇宙商人登場
『・・・・・・・・・・』
サイモンのコールがなければ特に出動する事の無いダイ。
『王子達は・・・あれ?』
ダイのレーダーに引っ掛るなにか。
『調査に向かおう』
とダイが独自の判断で調査に向かった・・・これが悪かった。
「う~んよく寝た」
某科学者が作り上げたお手伝いロボットアリスが島国でキャンプ生活をしていた。
「さ~今日も博士に美味しいご飯を作らないと・・・」
と言って食材を買いに行くアリスだが。
チュドーン
商人が来襲した。
「な!なに!?」
アリスが着弾地点を見ると宇宙船の中から等身大のロボットが現れた。
「え?」
「ほうお前この星のロボットか」
宇宙商人はアリスを見つめる。必死に逃げようとするアリスだが捕まってしまう。
「中々の動きじゃねえか」
「やめて!」
「こいつは高く売れるぜ」
「離して!」
その時
『待て!』
「ん?」
アリスの危機に飛来するダイ。
『チェンジ!超星機甲!ダイブライド!!』
「な!なんだ!?」
ダイの出現に驚く宇宙商人。
『その娘から離れろ!』
「う!うるせえ!」
と言って商人はダイに銃を放つが
カッキーン
ただ出逢え図体のでかいダイは拳銃の弾なんて効きません
「な!」
宇宙商人が唖然としているときダイは胸の砲身を開いた。
『去れ!』
「ひええええええええええ!」
宇宙商人は戦略的離脱を試みた。
『大丈夫だったか?』
「はい・・・ありがとうございました・・」
『そうか・・ぬ・・』
急に目眩を起こすダイ。
「あのどうしました?」
『なんでもない・・・ここ数日出撃が続いたからエネルギーが・・』
ここ数日ろくなメンテを受けていないダイは不調だった。
『ぬ・あああ!!』
と言ってアリスに倒れこんでしまったダイ。弾みでチューしてしまいました。
「あ!いや~」
アリスにダイのデータがインプットされていく。
『す!すみません!』
ダイは慌ててアリスからどくが何故かアリスが赤らめた。何故かお腹の辺りが動いている。
『あの?どうしたんですか?』
無言で首を振るアリスに?マークのダイ。
夜
ところ変わっていつも集まる喫茶店にてたむろしている八神組。
「そういえばダイはどうしてる?」
力の一発にサイモンは。
「ああ!地球防衛やっているはずだけど・・・ん?」
と言ってサイモンのタクティカルコマンダーが鳴り響いた。
「ん?ダイ?」
『お!王子!』
「ん?ダイどうした?」
『不味い事に!!』
「は!?」
と言って力達はダイがいる離れ小島に向かい留守の博士の屋敷に入るのだが
「「「「に!妊娠!!!?」」」」
サイモン、力、飛鳥、はやてがムンクの叫びで見ていた。
「種族保存装置・・・私達は体内に小さな工場があって子孫を残す事ができるのです・・・」
「ホンマかいな」
「そうかいな」
「弾みでキスしただけでなんちゅう機能だ」
「何でそんな機能つけたんだって・・・ところでそれって・・・」
「「「「誰の子だ?」」」」
皆でダイの事見ています。
「勿論・・・ダイ様の」
『い!いや!私は知らん!潔白だ!!』
と言って必死に弁解するダイだが・・・
ガシャコン!!!!
『へ?』
ジーッ
チームアルフェリスやソウルユニバースやソウルフェニックス、八神家に超冷たい視線で睨まれています。
『そ!そんな目で見るな!事故なんだ!戦いに疲れてそれで!!その!!』
思いっきり睨みならダイに詰め寄る八神組。
「ダイ!医者を呼べ!」
『医者!?』
サイモンの台詞に仰天するダイ。
「陣痛が始まった!力君!取り上げて!!」
「ええええええええええええええええ!やったことねえ!!」
と言ってはやてに無茶振りをさせられる力。
「産まれるぞお前の子が!」
『わ!私の子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?』
コッケコッコー オギャー
『産まれた・・・・私は子持ちの伝説の勇者になってしまった!!!』
【おおーーー!】
何故か拍手する八神組。
『男の子ですかね~』
『い~や~女の子かもよ~』
『『どっちがいい?』』
いやらしい目で見るデルタとボルト。
『いや私は・・・』
「ダイ見ろよ」
と言ってサイモンが抱っこしながら現れる。ロボットなのに汗たらしながら見るダイと興味津々のチームアルフェリス。
「ほら!元気な男の子だぜ!」
『バブ~』
認知迫るレベルじゃない赤ん坊。
『だはっははは!ダイそっくりだな~』
『どうも・・・』
ガンザーに肩叩かれるダイ。
「喜ぶのは早いよ」
と言ってはやてと飛鳥が再び赤ん坊を抱っこしてきた。
「双子?」
「いや。三つ子だ!」
シグナムとヴィータの言葉に頭抱えるダイ。
『なんてこった・・・宇宙を守る私が3人の子ども持つなんて』
『い~え』
『へ?』
『4人です』
止めを刺されるダイ。でかい図体でピクピクしています。
『すげえな。どうしたら四つ子なんて』
『伝説の勇者の力か?』
ボルトの言葉に凄まじい一発を放つビルガー。因みに力は緊張のあまり魂抜けてます。
「うれしいです。こんなたくさんの子宝に恵まれて・・・これからよろしくお願いします・あなた」
もはやウットリしているアリスと
『『おめでとー』』
「「「「がんばれよーー」」」」
「がんばるです!」
『『がんばれー』』
先ほどとは違い超温かい目で見るダイを見る八神組。
『ダイ今日からお前はパパだ!』
「パパダイ」
「パパダイ!」
『『『『パパダイ!』』』』
『ぱ・パパ』
人生の墓場に落ちた伝説の勇者。そして伝説の子持ち勇者の称号を得たダイでした。
午後、博士が帰宅すると
『すみません!』
「な!なんじゃ!?」
いきなりどでかいダイに土下座される博士。
『アリスさんを私にください!!』
「は?」
博士はカクカクシカジカの要領で・・・
「うぬ・・・貴様!アリスを幸せにしなかったらただじゃおかんぞ!!」
『はい!』
と言ってアリスと新居を作成するダイだが当面はダイの体内で過ごしています。
尚、結婚式は八神組会長ノルウェールの仲人とこういうおめでたい行事にうるさいはやてのおかげで大いに盛り上がったという。
「ふんふんふ~ん」
アリスが空き地で編み物をしている。
「大子は遊ばないの?」
「うん!私王子と遊ぶ!」
「おお!」
ダイの娘大子と遊ぶサイモン。
「まあ早い初恋ね~お父さんが反対するかも」
ダイが小屋を建てていた。
「うわ~い!」
ダイを滑り落ちる大一郎。
『止めなさい大一郎、大二郎、大三郎』
「父ちゃん!」
「遊んで遊んで!」
『父ちゃんは今忙しいの!』
新居作っているダイ。だが遊び盛りのようでダイにかまってほしい息子達。
『父ちゃんの言う事が聞けないの!?め!』
「「「う・う・うああああああああああああああ!!」」」
泣き始める息子達に・・・
『お!おい!泣かないでくれよ~』
お父さんアタフタしています。それを見ていたサイモンは。
「あっら~あいつ自分の息子には弱いのね~」
助け舟出しません。
「もうしょうがないわね~あなた!」
『は!はい!』
「子ども達と散歩に行ってきてちょうだい」
『は!はい!』
と言ってダイは息子達と散歩に行きました。
「子持ち亭主の悲しい性?」
自分の相棒に向かって身も蓋もないこと言うサイモンでした。
「さてと・・・じゃあ作りますか?」
「え?作るって何を?」
「新居です。大子の面倒お願いできますか?」
「は・はい」
と言って日曜大工始めたアリス。ダイより上手いです。
「うっわ~ダイ面子丸つぶれ・・」
「王子!遊んで遊んで!」
「はいはい!」
サイモンは大子の相手をしていた。その時タクティカルコマンダーに通信が入った。
「ん?どうした?」
『サイモン!不味い!商人がまたお前らを狙っているぞ!』
「なに!?アクセス!!」
サイモンがタクティカルコマンダーを起動させるとサイモンの身体が大人になり銀色の強化服が覆った。
「タクティカルスーツ!装着完了!加速!」
サイモンは加速装置を起動させるとダイの元に急いだ。
『もういいか~い?』
「「「もういいよ~」」」
と言ってかくれんぼしているダイ達だが・・・
『この野郎!』
昨夜ダイが撃破したはずの宇宙人がリベンジにやってきた。
『貴様は!?』
『大男!てめえ!リベンジしてやる!!』
宇宙商人は宇宙船からビームを繰り出した。
『ぐ!』
シールドを張るダイだが。
『ついでにお前の大切なものを奪ってやる!!磁力ビーム!』
宇宙船から周辺に磁力線が発射された。
『な!なんだ!?引き寄せられる!』
必死に逆噴射するダイは持ちこたえるが
「「「うわあああああ!!」」」
『あれは!』
ダイの子ども達が磁力線に飲み込まれてしまいカプセルに収容された。
『大一郎!大二郎!大三郎!私の子どもを返せぇぇ!!』
ロボットのくせに思いっきり筋浮かんでいます。
「ダイ!」
ダイの危機に駆けつけたサイモン。
『王子!早く乗ってください!!』
「よっしゃ!!」
ダイに乗り込むサイモン。ダイがフルパワーの状態になった。
『父ちゃん!助けて!!』
『待ってろ!子ども達!!ブライドバルカン!!』
ダイの両腕からマシンガンが放たれるが
「うあああ!!」
『なに!?』
子どもを盾にされ有効打が取れない。
「ふはっはっはっは!貴様!自分の子どもを殺せるか!死ね!!」
『ぬおおおおおおおおおおお!!』
宇宙商人の攻撃にダイはひたすら耐える。
「「「父ちゃん!!」」」
『く!子ども達よ・・・ぬあああ!!』
「ダイ!負けるな!!」
「死ね!伝説の勇者!」
宇宙人の超出力砲がダイを襲うその時。
ズガン!!
「うおおおおおおおおおお!!」
「「「ああああ!!」」」
子ども達を捕獲していたカプセルの連結部分が破壊され子ども達が救出された。救出した男は。
『北斗!』
サイモンが北斗を見た。
「俺もお前の家族が気に入ってるんだぜ・・・子どもは俺に任せて決めな・・」
『了解!』
『おのれ!!』
宇宙商人がダイを破壊しようとしたその時ダイの伝説の力が解放された。
『ダイ!コウケーションアタックだ!』
『了解!チェンジ!!』
ダイは戦艦形態に変形しとてつもないエネルギーを纏いながら突撃した。
『ぬおおおおおおおおおおお!!』
『なあ!』
宇宙商人の宇宙船を貫くダイ。
『うああああああ!!』
宇宙船が爆発するとダイのヘッドが輝いた。
『何故だ?何故一緒に来ないのだ?』
突然はなれて暮らすと言い出したアリス達に困惑するダイ。
『我々は家族じゃないか!』
「僕達分かったんだ!」
「僕達今のままじゃ父ちゃんの足手まといになる!」
「だから僕達!父ちゃんと一緒に戦うために強くなる!!」
『子ども達よ・・・』
子ども達の決意にアリスが
「あなた・・・使命を果たしてください・・・大丈夫ですあなたが居なくてもこの子達は立派な勇者に育ててみせます!」
涙するアリス。
『アリス・・・子ども達・・・待っていてくれ・・・戦いが終わったら絶対に迎えに来る!!約束だ!!』
ダイの言葉に喜ぶ家族。
「いいな~ダイの家族か・・・」
家族を持ったダイを羨ましがるサイモン。
『王子何を言っているんですか!』
「え?」
「私達はあなたの家族でもあります!」
「俺の・・・家族?」
「はい!」
「はは!大家族だな・・・じゃあ!俺が一家の大黒柱だ!!」
そしてサイモン達は家族の絆を得た。
後書き
力
いや~最近は色々な奴が増えたな~ん?何だこいつ?・・・紗華堂牙濫・・・誰だ貴様?
テメエ・・・何でファイバードの力を・・・そういう事か・・・外道・・・
次回!勇者指令ダグオンA’s 異次元の敵
お前が今まで無事だったのは俺がお前を知らなかったからだ
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