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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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花組特訓!!中編

東京駅構内・・・

「すいませんあやめさんそういう事になったので仙台に行って来ます」

「あらいいのよ、直哉君ゆっくりしてきて、貴方の今する仕事は無いから」

「はあ、あ、今日か明日米田さんが来るんで応対お願いします」

「わかったわ、こちらは任せてね」

「直哉君、しっかりさくらを支えるのよ」

「はい、あやめさん」


そして直哉は、あやめとの電話を終え、さくらの待つ仙台行きの蒸気機関車乗り場に向かった。


「あ、直哉君こっちこっちだよ」

さくらが、直哉に手招きをする。

「ごめんね、あやめさんに、事情を話してたから」

「ううん、私がわがまま言ったせいで、ごめんね直哉君」

そう言って、さくらは直哉に謝る。

「気にしないで、さくらちゃん。さくらちゃんのおかげで僕も、里帰りできるように、なったんだから」

「直哉君・・・」



二人が話していると、仙台行きの蒸気機関車が来た。そして二人は、その蒸気機関車に乗った。


移動中・・・

仙台


やっと着いたね、さくらちゃん」

「そうだね、直哉君。このまま私の家に行っていい?」


「いいよ、さくらちゃん。若菜さんに、挨拶するんでしょう?」

「うん、行こう直哉君」

仙台・・真宮寺家前・・・


「お母様、ただいま」

「あら、さくらさんお帰りなさい。あらもしかして、直哉君?」

「はい直哉です。若菜さんお久しぶりです」

「久しぶりね直哉君。さあ上がって二人共、居間で話しましょう」

「「はい」」

「居間・・・

「そうだったの?卓さんと、桜花が、海の事故で、亡くなってたなんて」

「僕自身も直接遺体と、面会してないんで、実感湧かないんですよ」


「あらどうして?」

「自分その時、航海演習に、参加してたんで」

「帰って二人の事を知ったのは、二人の死後4ヶ月後でしたから」

「そうだったの」

直哉と若菜が話していると、さくらがやって来た。

「お母様、直哉君行って来ます」

「「行ってらっしゃい」」


さくらは、特訓の為出かけた。


「さて、若菜さん厨房貸してくれませんか?」

「あら直哉君、料理できるの?」

「ええ、そんなに多くは作れませんがね」

「若菜は驚いていた。


そして直哉は、厨房を借りて、さくらの為に調理をしていた。


そのころ帝劇では・・・


「何だと!!直哉とさくらが帰るまで、俺に支配人と司令に復帰しろだと」

「そうです。それが直哉君からの伝言です。米田支配人いつ降魔が出てくるかわかりませんから

「確かにそうだが、直哉のやつ何で俺を復帰させようとしてたんだ?」

「それは、大神君の為でしょう」

「成る程な、直哉の奴気を使いやがって」

仙台 夕方・・・


「お母様、直哉君ただいま」

「「お帰り」」

「うわあ何この料理?お母様が、作ったんですか?」

「いえ、今日の料理は全て直哉君が作ったんですよ、さくらさん」

「ええーー直哉君が作ったの?」

「うん、美味しく作れてるか、不安だけど」


そして、3人は、直哉の作った夕食を食べた。


それから2週間後さくらの特訓が終了し、さくらと直哉は帝都に戻る事になったのだが、さくらは、直哉の作る料理が、大好きになっていた。

 
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