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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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花組特訓!!前編


俺の名は、大神一郎。帝国華撃団花組の隊長をしている。

俺は、先ほど支配人室で、俺の後輩でもある、紫藤直哉に、昨日の明治神宮での報告をしに言った。

「大神さんは隊長として隊員のケアと、降魔に対する対応策を考えてください」

俺は、直哉に言われ、花組全員を、地下司令室に集め、新たな敵降魔の対策会議を開いた。

「やっぱ特訓しかねえよ隊長。あいつらに対抗するには」

カンナが意見を言う。

「特訓か・・・特訓に賛成なのは、俺入れて、さくら君、カンナ、マリア、俺の四人か」

「反対が、アイリス、すみれ君、紅蘭か」

「ではすみれ君は、何故反対なんだい?」

「それは、面倒だからですわ、ですから新しい量子甲冑を作ったほうが、早いですわ」

「アイリスもそう思うよ」

「せやね、体を鍛えるだけが、特訓じゃないからな」


「でもよ、最後に物を言うのは、肉体を鍛えた者じゃないか?」

「でも、鍛えただけで、どうにか出来る相手なのかしら」


「さくら君どういう意味だい?」

「あ、いえ特訓するにしても、ただ、体を鍛えるだけで良いのか、迷ってしまって」

「確かに、量子甲冑は、俺たちの霊力に比例していくものと、聞いたことがある」

「さくら君が言いたいのは、自分の霊力を特訓で効率よく引き出せないと、降魔、ひいては、叉丹に勝つことが難しいと言いたいんだね」

「はい、そうです」

「確かに、言われれば難しいな、あたいなんて、目標を立て、それに向かって行くだけだしな」

「カンナさんは、考えるよりも動くタイプですし」


「すみれは、何も考えてないけどな」

「何ですって!!カンナさん勝負ですわ」

「いいだろう、やってやるよ」

「すみれも、カンナ喧嘩は駄目だよ」

アイリスが二人を止めようとする。

「隊長、特訓の件は、どうするんです?」

マリアが大神に、質問する。

「皆聞いてくれ、特訓については強制はしない、各々が最善だと思うことをしてくれ」

「「「「「「了解」」」」」」


そして、話し合いが終わり、大神、マリア、カンナの3人は、特訓の為帝劇を離れた。

居残り組は、すみれ、アイリス紅蘭の3人だった。


そのころさくらは、支配人室の直哉の元を訪れた。


「直哉君いる?」

「いるよさくらちゃん」

「直哉君。私どうしたら良いかな?」

「いきなりどうしたらいいのって、どういうこと?」

「うん、降魔が出てきて私達も、特訓しようといわれて、私考えたんだけど答えが出なくて」

「そうか、さくらちゃん。やっぱり負けたことで、降魔に対する恐怖心が出てきたのかな?」

「そうかもしれない、ただ私は特訓も、無駄になるじゃないかと思う自分が怖いの」


「そうか、でもこの問題はさくらちゃん自身が答を出さないと」

「・・・うんわかった、じゃあ私直哉君と地元の仙台に帰りたい」

「え、なんでそうなるの?」

「いいでしょう。直哉君」

「でも僕仕事があるし・・・・」


「私、直哉君と、仙台に行くーーー」


「さくらちゃん。わかったから髪の毛を引っ張らないでよ」


結局直哉も、さくらの特訓の付き添いとして、仙台に行く事となった。




 
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