ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
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GGO
第51話
前書き
死銃が登場する話(言うならばプロローグ)を書きます。
ガンゲイル・オンライン(GGO)。<ザ・シード>の開花後に造られた大型サーバーのうちの1つにして、VRMMOの1つ。
そこは銃をメインウェポンとする世界。
そこである事件が起きた。
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時系列は10月某日。
現実世界でも放送されたVRMMO内での生放送番組。
それに出演していたのは…、
ゼクシード「……という訳で……」
ゼクシードという人物だった。彼はGGO内で開催される大会“バレット・オブ・バレッツ”の優勝者。とはいえ、レア武器にものを言わせて勝利を掴んだ為、多数のGGOプレイヤーから怒りと憎しみを買っていた。
そんな中…、
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≪ガーーン‼︎≫
GGO内のとあるバーにて、骸骨のマスクと黒いフードで身を隠した謎のGGOプレイヤーが、ゼクシードが映る画面目掛けて拳銃を撃った。
弾は画面に命中。その光景を目撃したプレイヤーは首を傾げたその直後…、
ゼクシード『あっ…あっ…ああああーーー‼︎』
ゼクシードが画面越しにもがき苦しむと…、
≪パシュッ‼︎≫
突如画面から姿を消した。
『えっ、ええっ、えええっ⁉︎』
『一体…何故⁉︎』
その番組に出演していたプレイヤー達はあまりの出来事に驚きを隠せなかった。
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一方、謎のプレイヤーがいるにて…、
『俺はこの手で貴様ら全員を殺せる!この手でな!俺とこの銃の名は……死銃(デス・ガン)だ‼︎』
そう言い放ったプレイヤーはその場から姿を消した。
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その一件の後、ゼクシード/茂村 保(しげむら たもつ)の死亡が確認された。
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これが後の大量変死事件の発端となった“死銃事件”の始まりである。
後書き
今回はここまでにします。
次回作は早ければ来週辺りの公開を予定しています。
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