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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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戦闘校舎のフェニックス
  人間界本家訪問(昼と夜)

今日の放課後、オカルト研究部の活動場所が俺の家になったので、車を3台増やしての帰宅となった。放課後になったばかりなのか、送迎車を待機させてから部室に行った。全員揃っていたので、俺の家がそんなに楽しみなのか?と思いながらソファに座った。部長が来たので挨拶した。

「来たわね一誠。あなたの家に行くのがとても楽しみよ」

「そんなに楽しみなんですか・・・・ではちょいと失礼」

と言い、皆の顔写真を撮っていた。いきなりだったが、皆笑顔で撮影後に端末で撮影した画像と簡単なプロフを人間界本家にある関所に送信。これで関所を通過時、安心して通れるからだ。グレモリー眷属代表として、朱乃が質問してきた。

「いきなり写真を撮りだしてどこへ送ったのですか?」

「んー、家の関所さ。家周辺には強力な結界が張っていてな、画像と同じ人物じゃないと通れないようになっている」

「結界ですか?結構セキュリティーが堅いんですね」

「まあな。でも一度通れば、魔法陣で来れるようにしてる。サーゼクスも暇な時来るからな」

サーゼクスの事を言ったら、リアスが驚き反応した。

「お兄様が!それは早く行きたいわね。送迎車は来てるの?」

「ああ学校の正門に来てる」

なら行きましょうと言い正門に行った。そしたら黒塗りの車3台とドライバー3人がいたので、俺に気づくと俺は1番先頭の車に乗って、部長と朱乃とアーシアは2番目の車に乗って、木場と小猫ちゃんは3番目の車に乗って発進した。

俺は鞄を椅子に乗っけて飴を舐めていたが、いつも飴を食べるのでストックしてある。するとドライバーメイドが話しかけてきた。

「どうしましたか。ご主人様?」

「人間界本家を紹介する事になったのは、サーゼクスやアザゼルにミカエル以外来てないからな。少し緊張しているが、あそこだけは見せるなよ?俺のいや俺達の重要機関だからな」

「それは重々承知していますが、トレミーの事や次元の狭間本家も秘密ですからね」

「ああ。それはそうと君はBSの者だろう?どうだ、この仕事に慣れたか?」

「はい。3日に一度は基地に戻っていますが、中々楽しい仕事ですね。隊長が来なければ、私達は他の隊に行っていました。隊の代表として言いますが、感謝しています」

「そうか。おっとそろそろ家に着くぞ」

関所通過後、2台目・3台目も無事通過出来た事で、これからは魔法陣で来れる。人間界本家の玄関には、メイド長の月がいた。

「どうした。月がここにいて?」

「お客様のお迎えに来ました」

「そうか」

そう言って鞄を持って降りたが、同じく乗っていた部長達も到着して降りた。家を見た感想は、皆それぞれ同じ事を言っていた。

『大きい』

『私の実家よりも大きいわ』

アーシア以外そう言ったが、リアスの実家よりも大きいと言ってたけど、人間界ではこれより大きな家はないが、他のとこだったら小さい方だと言ったら驚愕していた。すると月に気づいて挨拶していた。

「お客様、ようこそいらっしゃいました。私、人間界本家のメイド長をしている月と申します。今回我が家に遊びに来るという事で接待して頂きますので、どうぞよろしくお願いします」

『よろしくお願いします』

で、玄関からドアを開けて家の中に入った。俺は一足先に、自室に行ってから部屋着に着替えた。リビング兼ダイニングへ行くと、ちょうど部長達が案内されてたのでソファに座って紅茶を飲んでいた。俺はいつも通りミルクティにして飲んだ。

「それにしても、外から見ても中から見ても広いわね。冥界にある私の家より大きいんじゃないかしら?」

「冥界にある家ね。もしかしてケルディムの家か?」

「あら?お父様を知っているの」

「ああ。アイツとは親友で、人間界にある家には行った事があってな。いやー実に懐かしい事だ」

あの時は江戸時代だったと言ったら、とても驚いていたが貴方何歳よ?と部長に聞かれたが秘密と言った。するとインターホンが鳴ったので、メイドに対応させた。はて?今日は客は来ないはずだと思ってたら、月からお客様です。だったので、こちらに通せと言ってからリアスに他にも客が来る事を知らないからな。

客が来たのであれば、追い出すにもいかないのでこちらに来させた客というのは、俺にとってはいつもの客だがリアスにとっては意外な客だとな。サーゼクスとグレイフィアならまだマシだったが、悪魔の敵である天界の長ミカエルに堕天使の総督アザゼルが来たので、リアス達は臨戦態勢をしたのだった。

「おいおい部長。いやリアス、今はオフで来ているんだからお前らも落ち着け」

「何でここに天使と堕天使がいるの!?あと何でお兄様も!?」

「月、説明を頼む」

「はい」

説明したが、何でも玄関前に魔法陣反応があったので確認するといつもの反応だった。一応玄関に行くと、いつも通りのメンツ達だったらしい。

「という訳だが言ったろ?俺は仲介役で、天使・悪魔・堕天使のトップと俺は知り合い以上の盟友なのさ。ミカエルとアザゼル、彼女らに簡単でいいから自己紹介しろ」

「私の名はミカエル。天界の長をしていますが、彼とは飲み仲間であり盟友の一人ですので、よろしくお願いします悪魔の皆さん」

「俺の名はアザゼル。堕天使の頭をしてる総督だ。ミカエルや一ちゃんと同じく、盟友であり飲み仲間だ。よろしくな、悪魔の諸君」

皆は唖然していたが、リアスだけは予想していた顔をしながら挨拶した。何故かこのまま宴となってしまったので、リアス達は人間界本家の案内をさせて俺とサーゼクス、ミカエル、アザゼルは飲み会を始めた。ちなみにグレイフィアは、リアスに付いて行った。

「一ちゃんの家はいいよな~、色んな酒が飲める」

「アザゼル、まさかそれ目的で来たてのか?まあそれもいっか」

「私もたまには、こういう息抜きが必要だと言ったのですが、中々来れないと思えば貴方の家に来てしまいます」

「俺はこういう時しか酒飲めないし、今は学生設定にしている」

「私もしたいのは山々だが、グレフィアが見ているから抜けられないのだよ。魔王をオフにしないと、こうした飲み会は出来ないからね」

部屋の中は酒だらけになったが、換気しているので問題はなかった。夜になったら、サーゼクス達トップは酔ったが、天界と冥界悪魔領と堕天使領に帰った。リアス達も案内を終わらせてから、夕食を食べて皆それぞれ魔法陣で帰っていった。

何故かリアスとグレイフィアが、一緒に帰って行ったけど俺は気にしないようにした。グレモリー眷属らに、人間界本家を見せた次の日の夜。俺はいつも通り夕食を済ませた後、自室に戻ってパソコンで次元の狭間本家からの報告書を読んでいた。

この前仲間になった吉音達と千冬達についてだが、あの日から修業してると書いてあるが修業相手は愛紗を始めとした五虎将軍のメンバーとアグニ達。もし死にかけたとしても、シャルロットが癒しのオーラで回復してまた死にかける修業をしての無限ループになっている。

と詠がそういう報告書が出ているが、返答はそれぞれだったが皆に強くなってほしいと言っておいてくれと頼んである。束は新たなISを作ろうとしているが、今の装備のままで壊れたら修理頼むと言った。

また整備班と一緒に研究しているらしい。報告書を読み終わって、パソコンを消して寝ようとしたら魔法陣の反応があった。この時間は魔法陣拒否れるようにしているので、例え魔法陣で来たとしても関所前まで弾き飛ばされる。

何回も反応があったので、皆の迷惑になるので入れてやった。俺の部屋に現れた魔法陣は、グレモリー眷属だったので誰だ?と思えばリアスだった。それも制服姿だったが、挨拶しようと立ち上がると彼女はこう言った。

「イッセー、私を抱きなさい」

と言ってきたので。

「はっ?」

と答えた。その後こう言った。

「私の処女をもらってちょうだい。至急頼むわ」

と。

「ほら、ベッドへお行きなさい。私も支度するから」

俺は訳が分からなくなったが、俺は既に経験済みでこれまで何十人の女性を抱いてきたが、リアスみたいに大胆すぎる奴は今までいなかった。部屋に入れてあげたら、処女をあげるとか普通言わねえよな?だがリアスは、服を脱ぎ出していた。スカートを脱ぎ出して、下着を露わにするが純白の下着は勝負下着なのか?俺は気分に乗らないままベッドに行って押し倒した。

「本当にいいのかこの俺で」

「ええ祐斗はダメよ。彼は根っからのナイトだから、絶対に拒否するわ。だからこそ、一誠しかいないのよ。それに既成事実が出来てしまえば文句も無いはず、身近でそれが私と出来るのは貴方しかいないわ」

どうやら確定らしいので、ブラジャーのホックを外して胸を揉んだ。リアスは感じていたのか、息が漏れていた。

「一誠は初めてよね?それとも経験あるのかしら」

「初めてではないぞ。経験者であるが、何しろ何十人の女と抱いた経験がある」

キスをしようとしたら、別の魔法陣反応があったので俺の部屋に通した。そしたらリアスは言った。

「・・・・一足遅かったわね・・・・」

床の魔法陣を見ると、魔法陣の紋様はグレモリー眷属の物だった。はて?この時間に来る者でリアス以外だとすると、もしかしてと思い魔法陣から現れたのはグレイフィアだった。グレイフィアは俺達を見ると静かにこう言った。

「こんな事をして、破談へ持ち込もうという訳ですか?」

グレイフィアはそう静かに言ったら、リアスは眉を吊り上げた。

「こんな事でもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてくれないでしょ?」

「いくら一誠様でも、このような事をしていたのが知れると旦那様やサーゼクス様が悲しまれますよ」

グレイフィアの言葉を聞いたリアスは、一気に不機嫌な顔をしていたが不機嫌なのは俺の方だ。

「私の貞操は私の物よ。私が認めた相手に捧げて、何が悪いのかしら?それに一誠はやる気満々だったわよ」

俺の事をジッと見たリアスだったが、グレイフィアはため息を出した。俺としてはやる気満々だったが、止められるとやる気を失せるように着替え直した。

「悪いなグレイフィア、リアスの我が儘とはいえ。な・・・・」

「他の男ならまだしも、貴方なら別によかったのですが。何はともあれ、貴女はグレモリー家の次期当主なのですから、無闇に殿方へ肌を晒すのはお止め下さい。ただでさえ事の前なのですから」

とグレイフィアは、嘆息しながら床に脱ぎっぱなしの上着や下着を拾ってから着させる。

「グレイフィア、貴女がここへ来たのは貴女の意志?家の総意?・・・・それともお兄様のご意志かしら?」

半眼で口をへの字にしたリアス。何か年相応の女の子っぽい反応だったが、グレイフィアはこう言った。

「全部です」

だとよ。即答で言ったらリアスは諦めたような感じだった。

「そう。兄の『女王』である貴女が、直々人間界に来るのだから。分かったわ」

リアスは、脱ぎっぱなしの服を手にかけた。袖に腕を通していき、俺はグレイフィアの後ろに隠れていたが、グレイフィアの合図で着替え終わったようだ。

「ごめんなさい一誠。さっきまでの事はなかった事にしてちょうだい。私も少しは冷静ではなかったわ。今日の事はお互いに忘れましょう」

「という訳で一誠様、誠に申し訳ありませんが今回はなかった事には出来ませんか。この通りです。お願い致します」

「今回は見逃そう・・・・ただ、このドアの向こうには俺のメイド達がいる。出来ればそこにいるメイド達に謝罪してくれない?ホントなら迷惑料としてサーゼクスに報告する義務があるが、今回は謝罪だけで勘弁してやる」

ドアを開けて、そこに突っ立ていたメイド5名と監視カメラに向けて謝罪をした。メイド達は皆許してくれたのでグレイフィアは感謝の礼を言った。

「グレイフィア、私の根城へ行きましょう。話はそこで聞くわ。朱乃も同伴でいいわよね?」

「『雷の巫女』ですか?私は構いません。上級悪魔たる者、『女王』を傍らに置くのは常にですので。それと一誠様、この話についてまた後程お話を致しますので今回はこれにて失礼します」

リアスから頬にキスをしてから、グレイフィアと共に魔法陣で帰って行った。メイド達もすまないと言いながらも持ち場に戻って行ったが、この処理をどうしようと考えてたら桃香と愛紗が寝間着のままこちらに来た。

「どうしたお前ら?眠れないのか?」

「いえ、その、あの」

「もうしょうがないな、愛紗ちゃんは。率直に言うと、ご主人様のそれを見たら私達見てられなくてね。よかったら私達で処理しようかなと思って//////」

愛紗は言葉が詰まってたので、代わりに桃香が話してくれた。

「俺でいいのか桃香ぁ・・・・ぷはぁ、早すぎだぞ」

「だーめ。早くベッドに行ってご主人様に愛されたいの。愛紗ちゃんと一緒に」

桃香とキス後に、愛紗もキスしてから行為を始めた。行為後に浄化をして愛紗は気持ちよくて寝ていたが、桃香はというと。

「ご主人様、何回も私と愛紗ちゃんに出して、そんなに溜っていたの?」

「ああ、なかなかする時がなくてな。本来なら紫苑ともヤりたかったがまあいいだろう。それに次元の狭間本家にいる奴らも、今頃嫉妬しているんじゃないか?」

「うんそうだね。私はご主人様の事を守れないけど、癒しならいつでもいいよう。ふふふ」

と言いながら俺達は寝た。そして次の日の学校へ行く時の為にな。グレイフィアが言った話については、明日辺りで聞けそうな気がするな。桃香ぐらいの巨乳であったリアスであるが、あの年齢で巨乳とは思わなかったぜ。ま、俺には桃香達がいるし最近情事してないから問題ないな。 
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