ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版
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旧校舎のディアボロス
原作スタート
そろそろリアスが高2になりそうだったので、俺はサーゼクスに頼んで駒王学園の入学許可を貰った。入学式に出てから1年が経ったが、リアスは高3になって俺は高2になった。学校に行く時は、送迎車での登校なので最初は目立つが今ではいつも通りとなった。
アスモデウスの情報によると、リアス達は新たに眷属を2人増やしたらしい。1人目は木場佑斗、俺と同じ2年生でイケメンなのか女子に人気のある生徒。2人目は塔城小猫で1つ下の1年生らしいが、黒歌の妹だと判明したので、この事を聞いたら会いに行くと行ったが全力で止めた。
今は様子見にしようと説得した。グレモリー眷属は『王』リアス『女王』朱乃『騎士』木場『戦車』小猫だそうだ。いつも通り起きて朝鍛錬後にシャワーを浴びてから、制服に着替えてダイニングルームへ向った。
「おはようございます。ご主人様」
「ああ、おはよう。今日もいい天気だ」
「もうすぐ出来上がるから待ってて」
『いつもだが早いな。相棒』
『まあな。一緒に朝食食うか?』
『もちろんだとも相棒』
上から月、俺、華琳、ドライグの順で答えて行った。俺が手をかざして魔法陣でドライグを呼んでからの朝食。今日の朝食はトーストにハムエッグ。ドライグはいつも通りの生肉1k。食べた後、歯磨きして玄関へ向かって行き、ドライグを元の場所へ戻らせてから外へ出た。念話しようとしたら既に寝ていたのでやめたが、鞄を持って送迎車に乗り込んだ。
車を運転するのは俺ではなくメイドだ。いくら俺でも今の身分は学生なので、車の運転もメイドに任せている。運転手兼護衛なので、ブラック・シャーク隊の者がやっている。学校に着いて降りた後、教室へ向かった。
見知らぬ生徒でも名字で挨拶して来るが、俺の事を『イッセー』と呼ぶ者は悪友二人のみだった。現在人気者となっているが、何故かと言うとある事で女子からの人気度は日々アップするからだ。教室に行くと皆が『おはよー』と挨拶してくるので、挨拶してから机に向かうといつもの悪友が登場した。
「ようイッセー。お前相変わらずだな」
「くそ、何でお前はモテるんだー」
「おはよー松田に元浜。お前らも相変わらずだな」
「それよりイッセー、放課後空いてるか?俺んちでこれ見ようぜ」
俺の机に置いたブツは、エロ本やエロDVDだった。
「おっ、それはお宝のではないかー。なあ、一緒に見ようぜー」
元浜が机に置いたものを見るなり女子達は騒ぎ始めたが、俺は鞄からハリセンを持ち出して叩いた。
『パシイィィィィィィィィイン!』
「お前らはバカか?そんな物を俺の机に置くんじゃねーよ。没収して先生に提出してやる!」
「「そんなーーーーーーーー」」
チャイムが鳴ってたのか、クラスメイトらは着席してから先生が来たので、俺は没収した物を先生に提出した。いつも通りHRは無しだと言って、松田と元浜の首根っこ掴んで行ってしまった。女子達は『さすがー』と言っていたが、男子達はご愁傷様と言って皆合掌して手を合わせた。昼休みになったので、俺はいつも屋上で食べるようにしていたが今日は先客がいた。
「やあ一誠君。ここで昼食かい?」
「まあな。お前もか?」
「まあそういう事だよ。一緒に食べるかい?」
「そうさせてもらう」
木場とご飯食っていたら木場狙いの女子達が、集まってきたので追い払いながらご飯を食べていた。そんで放課後になってから帰ろうとしたら、剣道部員の一人である村山の親友からの通報で向かう所だった。そこに行くと俺はやはりと思いながら、手にはいつの間にか持っていたハリセンを用意と教師をここに呼ぶように伝言を頼んだ。松田と元浜が、俺がいる事すら気付いていない様子だった。
「うおおお!村山の胸、マジでけぇ」
「かぁぁ、片瀬、いい脚してんなぁ」
バカ二人が興奮したセリフをボイスレコーダーで録音している事さえ、気付いていないバカ二人組。女子剣道部員の隣にある倉庫の外にいたが、声が丸聞こえだったしドアを少し開けてからビデオカメラで録画もしていた。そんで生徒指導室にいる先生が来た事により、俺は録画を止めてから先生の方へ向いた。
「兵藤、毎度だが相変わらず懲りない連中だな」
「そうですよ先生。俺はいつの間にか、アイツら専門の説教やら証拠を集めていましたからね。これが録音してたのと録画しておいた物で、全て学校からの借り物なのでこれごと渡しておきます」
「なるほど、で?奴らはまだ気付いてない様子なのか『そうです』ならば、倉庫のドアを開けてお説教をするか。兵藤も協力してくれ」
そんで倉庫の扉を思いっきり開けると、バカ二人組が外を見た瞬間青くなったり冷や汗していたりと様々だった。まず俺がハリセンでブッ叩いてから、逃げられないようにしてから生徒指導する先生に引き渡しをした。
そんで穴を塞いで二度と見れないように、壁ごと強化した。エロな情熱を注いでが、度が過ぎると俺からの鉄槌が下る事は駒王学園生徒も知っている。特に男子からは暗黙のルールとなっている。俺は歩いていたが本来なら送迎車が来るはずが、月に電話して歩いて帰ると言った。歩道橋を渡ろうとしたら1人の女の子、正しくは堕天使が俺に話しかけてきた。
「兵藤一誠さんですか?」
「ああそうだ(こいつは堕天使か)」
「お願いがあるんですけどいいですか。私と付き合ってくれませんか?」
「ここでは誰かに聞かれるとまずいから移動しよ」
近くの公園にきた来た後、改めて言われたが拒否したら堕天使の姿になった。
「ちっ、せっかく楽しんでから殺してやろうと思ったけどもういいわ。ここで殺してやる」
「お前。やはり堕天使だったが、ここはグレモリー家の管轄内だぞ?いいのか」
「結界が張ってあるから気づかないわよ。私はレイナーレ。人間にお前とか言われる筋合いないわ」
「殺してやるだと?こっちが追い返してやるぜ『ドライグ、起きてるか?』」
『ああ、いつでもいいぞ相棒』
俺は籠手を発現させたらレイナーレは笑っていた。
「神器持ちというのは知ってたけど龍の手か、残念だけど私を殺す事は出来ないわよ。ははははははははははは」
笑っている間、十秒経ったので1段目強化された。レイナーレは、それを聞かないで光の槍を飛ばしたが効かなかったので驚愕の顔をしていた。『Boost』が、5回鳴り響いたので倍加した力を解放したら更に驚愕の顔となった。
「有り得ないわこの力!中級いえ上級クラスの力」
「分析している所悪いが、吹っ飛びやがれ!おりゃあああ!」
レイナーレに向けて軽い波導弾を放ったが、一瞬の隙で逃げられたようだ。籠手から、普段の腕に戻して帰ろうとした。その時赤い魔法陣が出てきたが、このマークはグレモリー眷属のだ。出てきたのはリアス、朱乃、木場、小猫だった。
「来るのが遅かったな」
「結界が張られていたから遅れてしまったけど、大丈夫そうね。だけど貴方は何者なの?」
「何者?って言われてもただの人間だ。で、そっちは木場と小猫ちゃんか」
「実は僕も部長の眷属だからね。何もないという事は、もしかして神器持ちなのかな?」
「・・・・驚きです」
俺は人間界本家に帰る前に、さっき起きた事については明日の放課後に話と約束して帰った。神器を使ったのは久しぶりだったが、俺は本気のホの字も出してない事を去る時に察知したグレモリー眷属だった。
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