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人外と童女と紅白が異世界から来るそうですよ?

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箱庭の魔王
yes!ウサギが呼びました!
  新戦力

次の日。

「あ、あの皆様!」
黒ウサギが霊夢達に声を掛けた。
「何かしら?」
「なんだい?」
「何?」
「御三方の為、黒ウサギは白夜叉様に頼み込み、新たなる戦力をこの箱庭世界にお呼び致しますのですよ!」
黒ウサギはウサ耳をウサッ!と伸ばす。
「新戦力?」
「Yes!此度はギフトゲームと言う形をとらせていただきます。そして御三方にはその新たなる戦力の方々をお探しして頂きたいのです!」
「その新たなる戦力って?」
と余接。
「皆様の世界から1人ずつ、そして黒ウサギと白夜叉様が決めたお1人様、計四人でございます!」
「ならその四人の特徴とか教えてくれてもいいんじゃないかしら?」
「1人は幽霊の様に足がなく、1人は螺子曲った様な雰囲気、そしてもう1人は猫の様な方。そして最後は・・・まぁ会ってみればわかるのですよ!」
言い終わると黒ウサギは契約書類を出し、安心院達に見せる。
《ギフトゲーム名 問題児達のかくれんぼ
プレイヤー一覧
安心院なじみ
斧乃木余接
博麗霊夢
プレイヤー側勝利条件 新戦力四人の確保。
プレイヤー側敗北条件 新戦力四人を確保できなかった場合。
新戦力の殺害。
ただし1人は例外とする。

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の元、ギフトゲームを開催します。
サウンドアイズ 印》
「成程ね・・・」
安心院は契約書類に目を通し終わると、姿を消した。
「じゃあ私も探しに行こうかしら」
霊夢は空を飛んで何処かへ消えていった。
「僕も探そ・・・」
余接は飛べないので、普通に歩いて。

***
「あの黒ウサギって子から大体説明は受けてるけど・・・イマイチ実感が掴めないねぇ」
と足がない少女。
「そうか?俺は慣れたが」
と言うのは、学ランを着た金髪の少年。
「俺は別ににゃんでもいいけどにゃあ」
と猫耳を生やした白髪の女の子。
一方、もう一人の学ランを着た少年は一言も話さない。
何故ならそれで正体が・・・ゲフンゲフン。
兎に角喋らない様に3人から強く言われているのである。
「さて、俺達もそろそろ動くか?」
「そうにゃねぇ」
「そうだね。面白くなってきたね・・・」
四人は姿を消した。
 
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