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サクラ大戦7人目の隊員

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休日特別指令真宮寺直哉を守れ後編

「いい加減話してくれよ皆」

「「「「「「駄目です」」」」」」

「そんなーー」

「おいおいお前たち、朝から何の騒ぎだよ?」


「そう言えばさくらと、直哉は、どうした?」

「米田が、全員に質問した。


「「「「「「大神さんが直哉君を襲うので、二人で逃げてもらいました」」」」」」」

「おいおい大神、お前男を襲う趣味あったのか?」


「いえないですよ俺は、忠直や訓とままごとをしたかっただけですよ」


「「「「「「「ええーーー男同士で、ままごと遊びーー」」」」」」」


「隊長辞めなさいキモイですから」

「少尉に、そんな悪趣味をお持ちとは」


「ヤダーーお兄ちゃんといたら直哉君が汚されちゃうよ」

「ぐはっ何もそこまで言わなくても」


「いや直哉も俺の息子だからな、大神直哉にこれ以上、変な目的で付きまとうと言うのなら、お前は専属モギリに降格だからな」


「そ、そんなーー」


「おっといけねえさくらと直哉に用事があったんだ出かけてくるぜ」


「「「「「「「はい行ってらっしゃい支配人」」」」」」」


そして、米田は、さくらと直哉を迎えに帝都の街に姿を消した。

そのころさくらと直哉は・・・


「はあ、はあ、すみれさんの執事さんは何処かしら?は、しまったわ執事さんの名前を菊の忘れたわ」

そして、さくらは、寝ている直哉の寝顔を見ながら、帝都中を歩いていた。

「はあ、こんな調子で私も、直哉君も大丈夫かしら?特に直哉君君を守れなかったら、私は・・」

「ううん駄目よさくら。貴女は、直哉君の許婚だし、直哉君のあの力の秘密は、私の力と同じくらいの秘密だからなあ。もし直哉君の力が暴走したら大変な事になるから気をつけないと」

さくらはそんなことを考えながら、上野公園に向かって歩いていた。

「ふぁ、あれさくらお姉ちゃんここ何処なの?」

「あ、起きたのね直哉君」

「あ、もしかして僕の力が暴走仕掛けた?寝てる時に、それでお姉ちゃんが、被害が出ないようにしてくれたの?」

「ううん違うの、直哉君。最近は直哉君の力は安定してるわ。だけど今回は緊急事態だったの」

「緊急事態?」

「ええ、大神さんが直哉君を襲うとしてたから、直哉君を守る為ここまで、逃げてきたの」

「えええーー大神さんが、僕を襲ったの?何で」

「それは、私もわからないわ」

「それなら俺が教えてやるぜ」

!!

さくらと直哉は後ろから聞いたことのある声がしたので、振り向くとそこには、米田支配人がいた。

「「米田支配人。どうしてここに?」」

「ああ、お前たち二人に用事が会ったんだが、大神の暴走から逃げてると聞いたから追いかけて来たんだぜ」

「そうなんですか?すいません米田さん」

「時にさくらよ、直哉のあの力について何かわかったのか?」

「いえ、あの件は、具体的にわかるにはまだ時間が必要みたいです」

「そうか、直哉も大変だな正体不明の力を持ってるんだからな」

「そんな事無いよ、米田さん確かにこの力は怖いけど、さくらお姉ちゃんといることで抑えることが出来てるし、それに僕は、さくらお姉ちゃん大好きだから」


「・・・直哉君」


「はは、そうかそれなら安心だな。さてと二人共東京駅に向かうぞ」


「何故ですか?支配人」

「何故ってお前達の母親である。若菜さんがこの帝都に来るからだ」

「「ええーーー」」

さくらと直哉の叫び声が、上野公園中に響いた。







 
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