サクラ大戦7人目の隊員
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突然の上京とさくらと直哉に託された物
さくらと直哉は上野公園で米田と合流しそのまま東京駅に向かった。
「支配人どうして私達のお母様がこちらに来るようになったんですか?」
「ああ、昨日の夜にな、若菜さんから連絡を受けてな」
「お母様から?」
「ああ、何でも一馬の部屋にあった荷物を開けると、さくらと直哉に宛てた荷物だったらしんだ」
「成る程それで、お母様がその荷物を届けに来るんですね」
さくらは米田の説明を受けて、納得した。
そして、三人が東京駅に着くと同時に、若菜が乗る蒸気機関車が東京駅に着いた。
「お母様」
「お母さん」
「さくらさん。直哉君元気にしてましたか?」
「「はい」」
「若菜お母さん。今日はどうして来たの?」
直哉が、若菜に質問した。
「今日はね、直哉君と、さくらさんにプレゼントを持ってきたの」
「プレゼント!!」
そして直哉が若菜からプレゼントの入っている箱を開けるとその中に入っているのは二つのリングだった。
「お母様このリングは一体?」
「さくらさん。これは護法リングと言うらしいです。これはどうやらさくらさんと直哉君にしか使えないのです」
「それは何故ですか?」
「さくらさんに、渡したほうのリングは、真宮寺家の血筋のみが、使えるのです」
「真宮寺の血筋・・・つまり破邪の力を使える者と言うことですか?」
米田の質問に、若菜は首を縦に振る。
「そして、直哉君に、渡したほうは、その当時の破邪の力の継承者が、最も大切にしている者にしか装着できないのです」
「つまり継承者のさくらが、最も大切にしている者、それが直哉と言うことですか」
「ええ、ですが私には、このリングにどんな効果があるのかは、知らないです」
「ねえ、直哉君私ねこのリングしてから言いたいことあるんだけど聞いてくれる?」
「うんいいよ」
「じゃ行くわよ、我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて・・・アタッ何するの直哉君」
「お姉ちゃんそれ以上言ったら駄目だよ」
直哉は、何処から持って来たのか、ハリセンでさくらの頭を叩いた。
「うう、直哉君怖いよごめんね」
さくらは怒った直哉に恐怖し、すぐに謝っていた。
ちなみに先ほどのさくらのセリフを聞いてわかった方は何人いるでしょうか?。
本編に戻ります。
そんなやり取りをしながら、東京駅をでて、さくらたちは、若菜を大帝国劇場に案内した。
そして直哉は、若菜に会ってからずっと若菜に抱っこしてもらっていた。
そんな状況を、大帝国劇場でモギリをしていた大神は羨ましそうに見ていた。
そして、大帝国劇場を去る時間が来た若菜を見送る為、さくらと直哉は、ロビーに来ていた。
「それではお母様、明日直哉君と一緒に駅まで行きますね」
「若菜お母さん僕も、行くね」
「わかったわ。それじゃ二人共、また明日ね」
そう言って、若菜は、自分が宿泊するホテルへと戻って行った。
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