鳴海消失願望
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悪夢
貴 「ヤバい、眠い…」
ピーンポーン
貴 「!はい」
鳴海は合宿の準備をして玄関のドアを開けた。
不 「やあ、ちゃんと起きていて偉いよ」
貴 「違う、寝てない」
鳴海は眠いのが欠伸をした。
不 「寝てたら起こしてあげたのに」
貴 「良い」
鳴海は鞄を持って玄関を出た。
不 「そっか、でもあんまり無理しちゃ駄目だよ?」
貴 「うん、分かった」
不二と鳴海は学校に向かった。
不 「鳴海、好きだよ」
貴 「有難う」
鳴海は優しくお礼を言った。
不 「クスッ、鳴海らしいや」
貴 「そうでも良い」
不二はフフッと笑った。
菊丸 「あ!、鳴海不二おはよう~!」
菊丸はピョンピョンと跳びながら挨拶した。
貴 「彼奴殺して良い?」
不 「駄目だよ(汗)」
鳴海は真顔で言った。
手塚 「後は越前だけだな」
乾 「越前が二分遅れでやって来る確率100%」
乾は眼鏡をクイッと上げた。
貴 「不二、眠い…」
鳴海は不二のジャージの裾を引っ張った。
不 「ん、越前が来るまで少し待っててくれるかい?」
貴 「うん…」
鳴海は少し眠りかけていた。
貴 「寝たくないな…」
不 「寝なきゃ後が持たないよ?」
鳴海の独り言を不二が答えた。
貴 「分かってる、けど…何か寝たくないんだ」
不 「…大丈夫、僕が着いてるから」
不二は鳴海を安心させる様に言った。
越 「遅れてすみませんッス…はぁ」
越前は息を切らしていた。
手塚 「遅いぞ越前、じゃあ行くぞ」
全員バスに乗った。
貴 「ふわぁ、眠っ」
不 「もう寝ても良いよ」
不二は鳴海の髪を撫でた。
貴 「も、無理・・・すぅ…すぅ」
鳴海は眠ってしまった。
貴 「(寝たく、無いよ…)」
鳴海は睡魔に逆らえず眠ってしまった。
~夢~
貴 「母様…痛いよぉ、止めてっ」
母 「五月蠅いのよ!、黙りなさい!」
母親は鳴海を殴った。
パシンッ
貴 「ううっ、ヒクッ…ブン太ぁ、助けてぇ」
母 「五月蠅いって言ってるのが分からないの!?」
ガンッ
母親は鳴海の頭を壁に打ち付けた。
父親 「良い事やってんじゃねぇか、俺も、鬱憤晴らすかな!!」
母親と父親は鳴海の体に痣が出来るまで殴り蹴ったリ等した。
貴 「ぐっ…うあっ…痛い、よぉ」
もう鳴海の体には血が沢山出血していた。
母親 「五月蠅いって」
父親 「言ってるのが!」
父/母 「「分からねぇのか、よ!!!!」」
ガンッッッッ!!!
父親と母親は同時に金属バッドで鳴海を殴った。
貴 「ぐあぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁあ!!!」
不 「み…鳴海っ」
貴 「はっ」
鳴海は悪夢から起こされた。
不 「大丈夫?、凄く魘されてたけど」
貴 「別に大丈夫」
鳴海は直ぐに無表情に戻った。
不 「そう、じゃあ降りようか」
貴 「((コクッ」
鳴海は頷き不二と鳴海はバスから降りた。
降りるとそこには二校の学校がもう到着していた。
後書き
next…幼馴染
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