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魔法少女リリカルなのは〜破壊者DCD〜

作者:仮面
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StrikerS編
  第十一話「破壊者、暴れる。後編」

 
前書き
十一話目です。 

 
翔の殺害容疑者の話しが話題になり
アースラの会議室では重い空気が流れていた。
「現場検証並びにモニターで確認したけど、間違いなく門矢翔一等陸尉に間違いなかったわ。」
とはやてが言うとなのはが立ち上がり
「なんかの間違いだよ。なんで翔君がこんな事をするの?」
と言って皆は、顔を伏せてしまう。
「クロノ総督からの任務で門矢翔一等陸尉の真相を解明とスカリエッティの事件に力を尽くしてくれだそうだ。」
とアインスが言うと、とりあえず頷き解散となった。


〜翔sede〜
俺は、黒にマゼンタ色のラインがあり後ろと右胸にディケイドのマークと文字がある服装に着替えていた。
「月影、あんたの言う通り確かに管理局の上の奴らとDr.スカリエッティはつるんでいたし、レジアス中将も証言も録音済みだし。」
「しかし、一時的仲間になると言って来た時は驚きましたよ。」
と月影は少し笑う。
「うるせぇ!」
と言いながら次の準備をして居た。


〜クロノsede〜
まさか、彼が本当に殺害容疑者になってしまうとは、あの日いきなり彼から通信がきた。
『クロノさん、今大丈夫ですか?』
「あぁ、どうしたんだ?」
『実は、クロノさんにお願いがあるんですが。』
「なんだ言ってみろ僕ができる範囲なら手伝おう?」
と言った。
『まず、これを見てくださいこれは俺の仲間が調べた物です。』
と言って資料をモニターで読んでみると、
「まて、これが本当なら大問題だぞ⁉︎」
と言ってしまう。
『その通りです。まさかレジアス中将がDrスカリエッティと組んでいたとなるさらに奴等が関連してますので。』

ーーー俺が殺します。ーーー
聞いた瞬間時間が止まったように感じた。
「い、今お前なんて?」
『奴等を殺します。』
再び聞くと僕の聞き間違いではなかったようだ。
『そこでクロノさんにお願いが。』
と言って僕に幾つかお願いをされた。
簡単にまとめると。
①、こちらの調べが終わるまで機動六課の敵となる。
②、彼の階級などは、クロノが預かる。
③、上層部の制圧をクロノが行い裁判を行う事。
「分かったできるだけ叶えられるようにしよう。……しかしいいのか、はやて達に言わなくて?」
と言うと彼は少しだけ悲しそうな顔になったが、
『俺はあいつらを守りたいし好きという気持ちがあります。あいつらのためなら、俺は悪魔にでもなりますよ。それに話す時が来たらきちんと話します。』
「分かった、現時点を持ち門矢翔一等陸尉に特務を発令する。」
と僕は彼のデータなどを解決まで封印した。
そして、本当に殺害容疑者となり追われる身となってしまった。


〜翔sede〜
俺は、ダークディケイドとなり今ガジェットと交戦をしていた。
「だぁぁぁりゃあ‼︎」
ライドブッカーソードモードで破壊して行く。
「翔ぉぉぉお‼︎お前は、何やってやがる‼︎」
と上空からハンマーが落ちて来た。
俺はよけると、赤いゴスロリBJ姿の
ヴィータだった。
直ぐ側にシグナムも居た。
「何をしてるかだと?観ての通りガジェットの破壊だが?」
と言うとシグナムがレヴァテインを向けて、
「翔、大人しく捕まってくれないか?お前に殺害容疑が出ている。」
と言ってくるので俺は頭をかきながら、
「断る、俺にはまだやる事があるからな。」
と言って武器を構えた、二人も武器を構え、
「だったら、今ここでお前をボコボコにしてはやて達の所に連れ出してやる。」
とヴィータが叫びながら突っ込んでくる。
俺とヴィータ間に人影がそしてヴィータのアイゼンを止めた。
「そっちはあらかた片付いたのか?」
「えぇ、後は離脱のみですが。」
と言うとヴィータを蹴り飛ばした。
シグナム達は乱入者に驚いていた。
「お初目にかかる。機動六課の諸君、私はディケイドにお使えする月影だ。」
と言うとベルトが現れ光が彼を包むおさまると銀色で複眼が緑のライダーが立っていた。
「またの名をシャドームーン。」
と言ってサタンサーベルを構えた。
オーロラが現れもう一人漆黒のライダーが現れた。
「私は、オルタナティブ•ゼロ」
と言ってシグナムに剣を向ける。二人はシグナムとヴィータに攻撃を仕掛けて俺は一人になり、
「出て来いよ。いるんだろう?」
と言うとなのはとフェイトが出て来た。


〜なのはsede〜
私達はヘリでガジェットが現れた場所に向かっていた。
『ロングアーチよりスターズ、ライトニングに通達現在ガジェットが破壊されて行きます。モニターを映します。』
私達はモニターを見るとそこに居たのは、ダークディケイドに変身した
翔君だった。
「FW達はレリックの回収を私達は翔元一等陸尉を逮捕します。」
と私が言うと、FW達は顔を伏せながらも頷く。
『もうすぐレリック回収地点です。』
とヴァイスから通信が入りFW達はBJ姿になり飛び出した。
そして私達は翔君がいる真上に来ると、ヴィータちゃんが我先に飛び出した。


〜ドカン‼︎〜
と響き攻撃したことが分かった。
「テスタロッサ、高町よ、まだ覚悟が出来ていないならここに残れ翔は我らが捕まえる。」
とシグナムさんが言って飛び降りた。
私が迷っているとフェイトちゃんが
「なのは、前にさ翔が言ってたよね?『手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬほど後悔する。それが嫌だから手を伸ばすんだ。』って。」
そうだ、私達が行ってどうしてこうなったのかを聞けばいいんだ。
私達が諦めたら駄目なんだ。
そして、私達は翔君の元に向かい、
今翔君と向き合っている。


〜視点〜
翔は変身を解除した。
二人は彼の服装が六課で着ていた服とは、違う物に驚いた。
フェイトが一歩前に出ようとすると、
〜ガガガガン‼︎〜
「っ!」
銃声が響きフェイトが下がる、
翔の手にはディエンドライバーが握られておりフェイト達は撃ったのだと分かった、地面には横に弾丸が撃たれていた。
「その線から出たら次はお前等を撃つ。」
と翔は睨んでいた。
なのはは、翔に聞いた。
「なんでこんな事をするの?」
「それは、上の秘密を知ってしまったからだ、それに気に食わないからだ。だから俺は管理局本部を破壊する。」
「秘密ってなんなの?どうして私達に言ってくれないの?」
「それは、言えないし言う気もない。それに俺は、破壊者だからな。」
「だったら‼︎」
と言ってなのはとフェイトが飛び出した。
「っ‼︎」
と翔は驚き、『破壊の力』を解放した。素早く足元に落ちていた木の棒を拾うと、姿が変わった。
『仮面ライダークウガ、ドラゴンフォーム』が使用する専用武器『ドラゴンロッド』の黒い版だった。
なのはのレイジングハートとぶつかり合う。
「だったら、私達が止めてみせる。」
「は、無駄だな。」
と言いながらバックステップでフェイトのシューターをよけたりした。
翔はウィザードの力を使い、なのはとフェイトにバインドをかけた。
「悪いな、俺は俺で行動する。」
と言うと、シグナムとヴィータがなのは達の所に飛んでくる。
正確に言えば飛ばされた。
「随分と遅かったな。」
「少しだけ手間取ってしまった。」
と森から出て来たシャドームーンと話し、オーロラを出現させる、
「お前等がもし邪魔をすると言うなら俺はいくら元仲間でも容赦はしないからな。」
と言うとオーロラに向かって歩き出す。シャドームーン達は先に潜り翔も潜ろうとすると、
「「翔(君)‼︎」」
なのはとフェイトに呼ばれ、
首だけ向けて、口パクをして
オーロラを潜る。


〜なのはsede〜
私達は翔君を止める事が出来なかった。ヴィータちゃん達もボロボロで私達はバインドで動けない。
彼の名を呼ぶが彼は首だけを向けて
私達にこう言った。


ーーさよなら。なのは、フェイト。ーー


 
 

 
後書き
次回予告
「聖王のゆりかご機動‼︎」

「お前らに協力してやる。」



「機動六課の大一番の任務やで。」

次回「最終決戦 前編」 
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