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魔法少女リリカルなのは〜破壊者DCD〜

作者:仮面
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StrikerS編
  第九話「機動六課崩壊、破壊者暴れる。前編」

 
前書き
第九話です。 

 
今、俺達がいるのは時空管理局本部
特別会議党の外にいる。
なぜいるのかと言うと二日前……


ヴィヴィを保護しながら生活も慣れてきた日はやてに呼び出され部隊長室に行く。ヴィヴィは六課にある保護室に預ける。
中に入ると、なのは達がおりやはりカリムさんと話していたあの予言が気になった。
内容は、こうだ。
【旧い結晶と無限の欲望が交わる地
死せる王の下、聖地より彼の翼が蘇る
死者(使者)達は踊り、中つ大地の法の塔は虚しく焼け落ち
それを先駆けに数多の海を守る法の船は砕け落ちる。】
はやては、二日後に行われる三提督とはやての会合の日ではないのだろうかと予測する。
そのため、FW達はギンガ•ナカジマと機動六課の守備任務、ザフィーラとシャマルもいる。
会議周辺を隊長、副隊長と俺が護衛する、形になる。シグナムは念のためはやての付き添いである。

俺は、他の部から来た魔導師と交代で晩飯を取りに行く、すると途中で同じく交代の時間だったヴィータと鉢合わせる。

「ヴィータ。お前も交代か?」

「ああ。今からメシだ。お前もなんだろ?」

「あぁ、せっかくだし一緒に行こうぜ。」

「だな、それに私もお前に話があったしな。」

 二人は並んで歩くと、夜食が入ったトレイと、飲み物をもらうと、二人は適当な場所を見つけ並んで食事を始める。

 ある程度食べると、翔がヴィータに問うた。

「そんで? 話ってなんだよ。」
「カリムは占い程度なんて謙遜してるけど、あれは大規模な災害やでかい事件とかは的確にあててんだよな。」

「前に聞いた話と今回は管理局機能の崩壊ってのが予言されてたんだっけか?」

「そうだ。ロッサの調査じゃ今回はクーデターって線はないらしい。となるとだ、残されたのは…」

「外部からのテロ。」

 ヴィータの意見に続くように翔が言うと、ヴィータもそれに頷く。数瞬の沈黙が流れるが、ヴィータは話を続ける。
「けどよ、考えてもみろよ。外部からの犯行からにしたってなんだって管理局を狙う? 管理局を狙うにしたって一体そいつ等に何の特があるってんだ?」

「まだ誰が襲撃してくるか、そもそも襲撃してくるのかもわからねぇが。もし、襲撃があるとすりゃあソイツはたぶんスカリエッティだろ。」

「どうしてそう言える?」

「スカリエッティは兵器開発者としても有名だ。だったらその力の証明とかじゃねぇのか?」

 翔がヴィータを見ながら言うものの、彼女はまだ納得が言っていない様子だ。その証拠に口元に手を当て深く考え込んでいる。

「力の証明って言ってももっとほかでやりゃあいいだろうに。リスクがでかすぎるだろ。いくらスカリエッティと言ったってそれぐらいはわかりそうなもんだけどな。」

「まぁな。けどよ、今はんなこと気にしてもしゃーねーだろ。襲撃してきたら迎撃ってだけ考えてりゃ大丈夫だ。幸い、こっちにゃ優秀な部隊長がついてるんだしよ。」

「それもそうだな。」

「気にすんなよ。けど、よろしく頼んだぜヴィータ‼︎」

「おう、まかせとけ!」

 二人は互いの拳を合わせながら笑いあった。
〜次の日〜
「ほんなら、もう一度だけ確認な。私とシグナムはこの後カリム達と合流して本会場に行くことになってる。フェイトちゃんになのはちゃん、翔君は今回は中の巡回をよろしく頼むな?」

 三人は頷くと、共に自分達の持ち場へと向かっていく。同じフロアであるものの、中は一人出回るには広すぎるので、三人はそれぞれ別方向に散った。

 持ち場に着いた三人は思念通話を始める。

『開始まであと少しだけど……そっちはなにかある?』

『こっちはないね、翔の方は?』

『こっちも特に問題はなさそうだな。』

 なのはの問いに、二人は落ち着いた様子で答える。しかし、その中で特に話すことがないため一度集まるが話す事が無かった。

 しかし、その沈黙を破るように、
彼奴がモニター越しに現れた。

[加賀一、参上‼︎]
とポーズを取りながら出てきた。
(((げ、嫌な奴⁉︎)))
[久しぶりだな、嫁達まさか、なのはは、『エースオブエース』だしフェイトは、『閃光の魔導師』
はやては、『総部隊長』になるし俺の鼻が高いぜ。]
とまさに自分の家族のように語り出す。
「翔君、おにぎり食べる?」
「あ、私お茶を持って来たよ。」
「あぁ。」
と無視して間食を始めた。
[ってか、なんで貴様が俺の嫁達の所に居るんだ‼︎]
とモニター越しに翔を指差す馬鹿。
「俺、お前より階級上だしなんか文句ある?」
[貴様が俺より階級が上だと笑わせるな、この二等陸尉で執務官の俺よりか?]
俺は証明書を見せつけた。
門矢翔
一等陸尉、前線指揮官、特務特別専門官

「加賀一二等陸尉、上官命令で君をこの作戦から解任よって次の指示が来るまで自宅謹慎、(地球に帰れ。)本部にデバイスを置いていく事を義務付ます。」
[な、なんだと!]
「加賀二等陸尉、復唱!」
[か、加賀二等陸尉、自宅謹慎並びに本部にデバイスを置いていくことに従いま……す。]
 そんなことをしていると近くの中継モニターに本会場の中が映し出された。
馬鹿との通信を切りなのはとフェイトと話す。

「っと、始まるみてぇだな。にしてもこのおっさん。」

「おっさんって……レジアス中将のこと?」

「ああ。シグナムから聞いたんだけどよ、このおっさん武闘派で有名なんだろ? 体系的に武闘派にはみえねぇよな?」
 とこんな会話をしその後も他愛ない雑談や、昨日、ヴィータと話したときのようなことを話しながら、三人は警備を続けた。

「ふあ~……ねみぃ(_ _).。o○」

「こら翔。警備中なんだから寝たらダメだよ?」

「んなこといったってもう何時間やってんだよ……よくあきねぇなぁ。さっきから同じような話題ばっかじゃんか。」

「にゃはは……まぁ確かにちょっと長いなって感じちゃうね。」

 既に空は茜色に染まっており、開始から四時間以上が経過している。三人は一度ばらけて巡回し合流して、未だ終わる様子のないモニターでの会議に目を向けている。

 いまだにモニターの中では、管理局の上層部の者達がそれぞれの意見を述べている。

「つーか中には寝てる奴とかいんじゃね?」

「さすがにそれは……」

「ないんじゃないかな……」

「でもよぉ、日本の国会だってよく寝てる奴いるし。ひでー時はゲームしてる奴だっているぜ? だから多分こっちにもいるって。」

 からからと笑いながら言う翔になのはたちはそれぞれ苦笑する。

 しかし、彼等がいる地上本部から離れた洞窟では、魔の手が着々とその手を伸ばしていた。




〜とある場所〜
「ナンバーズ、全員ポジションに着きました」

 薄紫色の髪と黄色の瞳の見た目からすると秘書を髣髴とさせるイメージの女性。ナンバーズ、ウーノが背後にいるスカリエッティに言う。

『ルーテシアお嬢様とゼスト殿も準備は整っています。命令が下り次第いつでも作戦開始可能です。』

 複数開かれているモニタの中の一つの中に映し出されているのは、藍色に近い髪色にウーノと同じように黄色い瞳をした女性。トーレが堂々と言い放つ。

『ディエチちゃんのバレルも特に問題ないようですしぃ、すぐにでも撃てますよドクター。』

 甘ったるい声で言うのは眼鏡をかけ、髪を三つ編みにしているナンバーズ、クアットロだ。すると、それを聞いていたスカリエッティが肩を震わせながら狂ったように笑い出す。

「楽しそうですねドクター。」

「ああ。楽しいとも、何せこの手で世界の歴史を変える瞬間を作り出すことが出来るのだからね。研究者として心が沸き立つじゃあないか。そうだろう、ウーノ。我等のスポンサー諸君にも我等の研究成果を特とごらんいただけることだろう。それだけじゃあない、エシェクにも会えるかもしれないのだからね。楽しくてしょうがないよ。……ククク」

 またしても笑うスカリエッティはすぐにウーノたちに向き直ると、腕を振り下ろしながら命じた。

「さぁ!! はじめよう!!」

 彼の顔は狂気に満ち満ちていた。








 ふと、翔は窓の外を振り返る。外にはなにも異常がないように見えるものの、翔には確かに何かを感じ取った。

 (なんだ、今のピリッとした感じ。)

「どうしたの?」

 フェイトの問いに翔は答えることはなく、通信でティアナを呼び出す。しかし、つながったかと思った瞬間、通信にノイズが走った。

「通信妨害!? まさかっ!!?」

 翔が言ったのもつかの間、次に地上本部を襲ったのは衝撃だった。

「なに、この揺れ!?」

「一つは中からだ、もう一つは外か!!」

 三人がいるところはさほど揺れてはいなかったが、確かに揺れは確認された。同時に全てのモニタにノイズが走り一気に現状が把握できなくなる。

「通信はダメだ。フェイト、なのはヴィータと合流する!」

「うん!」
「了解!」
 三人はヴィータのいるほうに向けて駆け出した。

 少し走ると、エレベーターが動かなくなっていたり、隔壁がしまっていることに四苦八苦している局員の姿が見えた。

「制御室がクラッキングされてるみたいだね。電力も落とされてる。」

「……変身……」

「え? 何?」

「ちょっと翔⁉︎」

 翔は、ディケイドに変身しそれになのはとフェイトは驚く。


「あちこちで隔壁がしまってるから、多分本会場の方ははやてちゃんたちが閉じ込められてると思う。通信も使えないからスバル達にも連絡は取れない。」

「うん、緊急時に集まるところは支持してある。行くのは地下ロータリーホールだね。」

「よし、エレベーターを破壊しよ。」

ディケイドがそう言うとエレベーターに向かう。
二人は閃きあてを追う。
「ちょっと危ないけど……。多分いけるよ。平気? 二人とも。」

「うん!」

「上等!!」

 案の定エレベーターも電力がダウンしているためか、動いていない。扉も硬く閉ざされたままだ。ディケイドは扉の前に立ち扉と扉の僅かな隙間に指をいれ、腕に力をこめる。

「ふんっ!!」

 気合の一声と共に、エレベーターの扉が開いた。フロアから歓声が上がるものの、三人はそれを気にしない。

 なのはとフェイトはエレベーターの中を覗き込むと。

「うん、これなら大丈夫」

「行くよ翔くん!!」

「は? ってうおおおい!!?」

 なのはの声と共に、二人はエレベーターを吊っているケーブルにつかまり、一気にそこから下にすべり下りた。二人の掌は魔力でコーティングされており、傷がつかないようになっている。

「かー……。うちの女性陣はなんとも行動的だな。けど、俺も負けてらんねぇなっと!!」

 翔は微笑を浮かべると、二人と同じように手に魔力を集中させてコーティングを施し、滑り降りていく。

 ある程度滑り降りると二人の姿が見えた。

「まったく、ずいぶんとまぁ大胆なことするなお二人さん。」

「訓練学校でいろんな訓練したからね。これもその一貫だったんだ。」

「でも、こんなところで役に立つなんて思わなかったね。」

 二人はこんな状況でも焦らずに、昔のことを思い出しているようだった。それに翔は小さく笑う。

「じゃあ、このまま一気に下まで行こう!!」

「うん!」

「おう!」

 三人はそのまま下に滑り降り続けた。








 その頃、機動六課ではスバル達がナンバーズたちと相対していた。実力はほぼ五分といった感じだが、今のところスバルたちが善戦しているようだ。

「ちっ! ちょこまかと!!」

 憎々しげにエリオを睨むのは赤紫色の髪と、同じ色の瞳をした少女ウェンディだ。彼女の操るローターマインは、服にかすっただけでも爆裂する恐ろしい殺傷能力を持っているが、残念なことにそれらは一つもエリオに当たっていない。

「ウェンディ! そんな奴一人さっさとしとめろよこのグズ!!」

 苛立ちの声を漏らすのは赤い髪の短髪に黄色の瞳の少女ノーヴェだ。彼女は自らのインヒューレントスキル、ブレイクライナーを用いて高速で移動している。その移動方や、ブレイクライナーの形状はまるで、スバルやギンガのウイングロードを思わせる。

「もらったぁ!!」

 声と共に、ノーヴェが飛び掛ったのはティアナだ。ティアナの反応は少し遅れ、その強力な蹴りがティアナに直撃した。

 

 しかし彼女の姿は攻撃が当たると同時に露と消えた。

「なっ!?」

「幻影!?」

 二人が周りを見ると、既に周りを大量の幻影に包囲されていた。

 そこから少しはなれたところに、ティアナとキャロの姿が見られた。彼女達はその顔を苦悶に矢がませている。何せ、幻術は普通の魔法よりも魔力消費が激しいため、長く維持することは出来ないのだ。

「あたし等のことを騙すほど高度な幻術なんて、この幻術使い。戦闘機人の扱い方を知ってる!?」

「ハン!! 幻術だろうがなんだろうが、ようは全部ぶっ潰しゃいいだけの話だろうが!!」

 驚愕の声を漏らすウェンディに対し、ノーヴェはイライラとした様子で腕を構える。しかし、そのとき、ジャリッという音が彼女の耳に入り、ノーヴェはそちらを振り向くが、既に遅かった。

「うおおおおおお!!」

「ぐあっ!!??」

 スバルがマッハキャリバーを駆り、高速の拳をノーヴェに打ち込み、彼女は大きく後ろに吹き飛ばされる。

「ノーヴェ!? っ!?」

 吹き飛ばされたノーヴェの実を案じウェンディが声を上げるが、彼女にもまたエリオがストラーダに雷撃を纏わせていたのだ。

「はああああああ!!」

「ちっ!!」

 ウェンディも負けじと応戦するが、弾丸を生成する暇がなく、ライジングボードを構えるだけに終わってしまう。しかし、間一髪で構えることが出来たためか、直撃は免れた。

「サンダー……レイジ!!」

 だが、それでも彼女の周りを取り巻いていたガジェットはエリオの技の余波で生み出された雷で無残に破壊された。

 その爆風が彼女に及び、ウェンディもまたノーヴェと同じように吹き飛ばされてしまった。

「撤退!!」

 その気に乗じて幻術を維持していたティアナが号令をかけ、四人と四人の幻術を含めみな方々に散った。

 後に残ったのは恨めしそうな表情のノーヴェと、吹き飛ばされたとき痛めたのか、左腕を押さえているウェンデイの姿だった。

 すると、二人に通信が入る。

『ノーヴェ、ウェンディ、チンクだ。ちょっとこっちを手伝え。今、もう一機の確保対象、タイプ0ファーストの方と戦闘中だ。』

 そういう少女は長い銀髪に、黒の眼帯、そして黄色い瞳の少女。チンクだ。

 また、彼女のモニタには、スバルの姉であるギンガの姿が映し出されていた。


俺はちょこっと通信を弄りはやてが無事なのを確認して、機動六課に戦闘機人が現れたらしくなのはとフェイトにここを任せて俺はディケイダーに乗り六課に向かう行く途中でガジェット達を破壊しながら進む。


機動六課に着くとそこは燃え盛る六課だった。
「くそが、間に合わなかったか?」
広場に行くとFW達が倒れており、
ティアナを抱え
「おい、何があった?」
「翔さん、実は戦闘機人が現れて、ギンガさんとヴィヴィオが攫われました。」
と言ってきた、俺はとりあえずFW達をまとめて治療魔法陣の中に入れた。
俺の後ろに数人の気配を感じティアナに
「ここを動くな、有る程度回復したらなのは隊長かフェイト隊長に連絡入れろよ。」
と言って訓練所に走り出す。

〜ティアナsede〜
私は、翔さんに言われた、通りになのはさんに通信を入れた。
「こちらスターズ04、スターズ01応答願います。」
『こちらスターズ01です。大丈夫ティアナ?』
「はい、翔前線指揮官のおがげでどうにか、すみません。ギンガさんとヴィヴィオが攫われました。」
と言うとなのはさんは、驚き残念そうな顔をして居た。
『分かりました。翔前線指揮官は今どこに?』
「翔前線指揮官は、敵の魔力を感じて訓練所の方に走って行きました。」
『私とフェイト隊長も直ぐに行くから待機してください。あと、サーチャーをお願いします。』
「了解です。」
と私は通信を切りサーチャーを飛ばした。


〜翔sede〜
俺は訓練所に行く途中にディケイドライバーをセットして訓練所につくと、
「出て来いよ。いるんだろ?」
と言うと俺を囲むように戦闘機人が現れた。
ざっと八人だな、顔と名前は調べがついてる。
 総合管制ウーノ、現場指揮及び、後方支援のクアットロ、内部侵入作業員のセインを除く、実戦リーダーをトーレとした、チンク、セッテ、オットー、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ、ディードの八人と相対したのであった。
俺はディケイドのカードを取り出し
変身しようとするが、敵のバインドに掛かってしまいカードを奪われる。
「お前がこの奇妙なカードを使って変身しようとするのは調べがついてる。」
と言いながらそのカードを破くトーレ。
俺は無言だがクアットロが話しかけてくる。
「Dr'が貴方の持つ希少魔法の研究がしたいと出来れば抵抗せずに大人しく捕まってくれたらいいんですが?」
「断る。」
と言うとトーレが近づき俺の肋骨を殴る。
「〜っ!」
痛みに叫びそうになるがどうにか堪える。
反発すると殴る蹴るなどが続いた。
そのせいで左鎖骨完全骨折、右上腕骨不完全骨折、右肋骨4番5番複雑骨折及び左肋骨7番完全骨折。
切り傷多数。やけど多数。刺し傷少々。
簡単に言えば左鎖骨折られて、右腕ヒビ入って、肋骨折られた。

満身創痍でも俺は冷静に……要られるわけねぇだろう!

「いい加減にしろよ…ガキ共?」
と言ってバインドを破壊した、
俺は気づかないが後から目の色が黒からマゼンタ色に変わっていた。
トーレが飛び去り下がる。
「カードもない癖にどうやって戦うつもりだ?」
「誰がカード一枚と言ったかな?」
と言いながらライドブッカーからカードを一枚取り出す。
すると、カードから黒雷がベルトとライドブッカーに走り白から黒に変わりライドブッカーはディケイドのマークが青くなる。
「変身‼︎」
カードをドライバーに装填しサイドバックルを押す。
〈KAMENRIDE DECADE‼︎〉
9つの虚像が翔と重なりディケイドへと変身させるが、ディケイドは、ディケイドなのだが色が明らかに違う。
本来ならマゼンタ、白、黒で複眼は緑なのだが、彼女達の前に現れたディケイドは、体色は黒、複眼は水色、胸の『10』を意味する部分は金色だった。

「さぁ、お前ら覚悟は出来ているんだろうな?」

 
 

 
後書き
次回予告
「翔君、しっかりして‼︎」

「翔君が、いなくなった。」

「ようこそ、ディケイド!」

魔法少女リリカルなのは〜破壊者DCD〜
「破壊者、暴れる。中編」

全てを破壊し全てを繋げ‼︎ 
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