~転生者物語~緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
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3弾 家族殺しは殺しの中で一番重い罪
前書き
女の子の口調がジミーーーーーにムジュイ。
ルール
1,お腹回りにアタリ判定を付ける、他の体に当たってもアウトにはならない。
2,御都合主義結界を張ってるため殺す気でいけ。
3,体術剣術etcの使用を認める。
4,残機は無し。 一発KO!!
5,いくつものスペカを使ってもよし。
以上!!
◇ ◇ ◇飛鳥side
結界[御都合主義結界]
うぉぉぉ!! すげーぜhidezaru!! 御都合主義結界を空中に張ることによって、空中戦を強制させるなんて……そこに痺れる憧れる(棒)
[一回戦b!! 霧雨閃輝vs葉川優海!! 大能力者同士の戦い……存分に殺し会うがいい!!]
[いや弾幕ごっこだから駄目でしょう]
本来なら実況室に使われるはずの部屋には、天照とhidezaruが占拠していた。 どうやら普通に審判していたら、流れ弾とかに当たったりしたらイケナイからとか……
(……てかっ天照様はhidezaruと仲いいよな)
あんまり接点が無さそうに見えて……実は恋人同士とかwww (ヾノ・∀・`)ナイカウン
[あっ、始まるよ。 優海君がんば~、さっきのは楽しくなかったから楽しみだよ♪]
この……人が必死こいて勝ったのに!! 襲いかかって●して○○して◎◎◎してやろかゴラッ!!
[口に出てたよ]
絶対零度のような霧の声。 声に攻撃力があれば俺は今頃氷付けだね。
◇ ◇ ◇葉川side
……何故だろう……飛鳥の悲鳴が聞こえたような? まぁいいか。 目の前の相手に集中しとかないと、一瞬で倒されそうだ。 比喩じゃなく閃輝の能力はそれを可能に出来る。 《速さを司る程度の能力》物理的な速さも加え、時の速さや回復の速さも操る……いや司る能力。 ガチの戦闘系能力だ。
(まぁ……速さの変化を操れば俺も出来るけど)
体が耐えられないだろうね、無理に体を弄ったら反動怖いし。 など考えてたら不意に閃輝が話しかけてきた。
[……確かお前も幻想郷の住人だったな]
[そうだけど……なにか問題でも?]
[いや特に無いな、まぁ軽く本気を出せるのはいいからな]
軽く……軽くね。
[その自信を打ち破ってあげるよ]
オプション装備の水晶を展開させながら言う、
[ガチでやってあげるよ。 君はこの変化の嵐に、どれだけ耐えられるかな!!]
俺が戦闘入る前のお決まりのセリフを言うと、
[ククク……いいだろう、見せてやるよ……死の恐怖を……]
[生憎もう何度も経験知るんだよ!!]
俺達は同時に飛び上がり、空中戦で戦う。
[くらいな!!]
俺はそのままスペカを発動させる、最初に選んだスペカは、
不読「風に舞う桜吹雪」
ピンク色の弾幕が不規則に飛んでくるスペカ。 動きは不規則だが、そのかわり飛ぶ速度が遅いスペカ。
我ながら久しぶりに使ったな……このスペカ。 閃輝はその不規則な弾幕をなんでも無いように避けていく、動きでわかるがかなり戦闘慣れしている。
(となるとこのスペカは悪手だったな……)
そうこう考えてたらスペカの時間制限が来てしまい、閃輝がスペルカードを構えた。
[次は此方だスペル……]
速限「速度の海を統べる者」
閃輝がスペカ宣言をした瞬間、目の前に星形の弾幕が現れた。 なっ!?
[と…時の変化!!]
俺は慌てながらも時の変化で時を止め、その場から急速離脱する。 時の変化で止めれる時間は限られるが、その一瞬で種が解った。 速度を極限まで高めた星形の弾幕をまいただけなのだ。 時の変化の止めれる時間が終わった途端に、大量の星形の弾幕がすっとんでいった━━光速で。
(恐ろしいな……)
これは速効でいくしかないか。 そう決めた俺は三枚のスペカを一気に発動する。
神変[無限変幻 境 ]
このスペカは俺と閃輝中間地点に結界をはり、無数の弾幕や光線が飛び出る。
神変[神無月の百鬼夜行]
光速弾が四方八方から襲いかかるスペカ。 威力も抜群です。
霊剣応用[水知らずの炎の槍]
霊剣を応用して使う超危険なスペカ。 一番火力が高いレベルに上げ、おもっきり振りかざし分離の変化で炎の剣を炎の槍に変えるスペカ。
高威力でキレイなスペカが飛んでいく様は、なかなか美しい場景を醸し出していた。 閃輝は危なげ無く交わしていくが、これは全て閃輝を一定の範囲に釘付けするのが目的……言わば囮だ。 本命は……
大変化[無と有の境界]
チュドォォォォォォォォォォォォォォンッッッ!!!!!!
◇ ◇ ◇凌side
[ほう……変化の能力は爆発さえも人為的に使えるのか……]
しかし変化の能力ねぇ……前に行方不明になった俺達の超上位神に関係あんのかね? 俺はよく知らねぇが、生まれたての赤ん坊の体に入り込みその人間が寝てる間のみ動けるらしいが、その人間事態に変わりが無いのだから関係ないか……。
[あの人間擬きの神……どうなったんでしょう]
雪は大きな窓に写っているディスプレイを見ながら呟く……この言い方、知ってて聞いてきたな。
[んなもん解ってるだろう? もちろん……]
バァァァァンッ!!
[生きてるさ]
◇ ◇ ◇葉川side
[ンなっ!!?]
バァカナ!! 超超威力が高いスペカを三枚使ったのに━━無ぅ傷だとぉ!! 嘘だッ!!!!!!
混乱の極みに落ちていた俺を閃輝が見逃してくれるわけなく、煙から出てきたよくわからん光を纏っている剣を降り下ろしてきた。
[うおっとぉ!?]
体を横にずらして何とか交わせた……筈だった。 俺の体を通りすぎる瞬間━バチッバチッ!!━突如稲光が輝き、俺の左腕を貫いた。
[ぐぎぃ!?]
幸いにも━━定理が解らんが━━左腕の手首に当たっただけなので、たいした痛手出ではなかった━━ただし俺基準━━そこはラッキーだったな。
(けど……閃輝相手に腕一本ではきついな……)
まだ霊剣も高火力の炎の剣状態のままだしな、やっぱりアンラッキーだ。 スペカは……止めとくか、まだ長くなるかもしれんし。 とにかく回復の変化で腕を回復させないとな。 幸いにも……
[わざわざ修行した意味もないな]
閃輝がそう呟いたので乗っからして貰おう。
[俺はまだ本気を出してないぜ。 後……あのイナズマの剣のカラクリが解ったぜ]
その瞬間、閃輝の眉がピクッと動いた。 まぁこのカラクリは博識じゃないと解らんしな、俺も喰らってから解ったしな。
[あれは刀の回りの大量空気を回転させ、数万度の温度を作り出したんだろ? プラズマは高温にしても作れるからな]
ぶっちゃけた話、とある科学の一方通行のプラズマの簡易版だ。 俺も飛鳥に教えて貰えなかったら……解らなかっただろうな。
よし……腕は治ってきたな、もう少しで完治だ。 ならもう少し話しとくか……
[そういやお前、千冬とか言う姉を殺したらしいな? 幻想郷のルールを守れよ]
俺も天子を殺しかけたから言える立場てはないが━━飛鳥情報だと━━侵略されても殺さないで送り返せよ。 さすがに殺すのはいけないと思うよ。
[ふんっ! あんな奴は姉じゃねぇよ、ただのアリみたいなもんさ]
◇ ◇ ◇霧side
バァンッ!!!
[飛鳥? どうした……ひっ!?]
なになになにッ!? なんか音したから横向いたら……飛鳥の殺気がめっちゃヤバイよ!!! 触れなくても斬れそうな殺気になってるよ!!!!
飛鳥は飛鳥で立ち上がって両手で机を叩いた状態で固まってる、表情は……俯いてるから口しか見えないや。
その口が動いてる……気になったから読唇してみれば、
『コロシノナカデカゾクゴロシハオモイゾ……センキ』
だった。
(飛鳥と閃輝君の間には何が?)
二人には……どんな因縁があるの?
◇ ◇ ◇葉川side
[へぇ~、アリか……]
嫌っていても自分の姉を……殺しておいてアリ扱い……
[ハハッ♪]
うん。 殺そう。
変化[あらゆる力の湧き出る泉]
これは霊力体力魔力を全回復するスペカ。 これでさっき使った分の霊力を回復させて、一気に行くぞ!!
[きらちゃん! ほたるちゃん! カモ~ン!!]
俺の声と連動してスキマが開き、中から俺が作った人形達が飛び出してきた。 銀髪がきらちゃん、銀髪がほたちゃんだ。
[はぁ~い♪]
[いくよぉ~]
俺は二人専用のスペカを二枚同時に発動する。 そらいけっ!!
幻想[綺羅星人形劇]
綺羅星人形こときらちゃんが飛び回り、弾幕が散布される。 これら少し難しく、気が付くと弾幕に当たってたりする。
幻想[蛍石人形劇]
蛍石人形ことほたるちゃんが飛び回り、弾幕を散布される。 難易度は上といっしょ。
もちろんこれだけじゃないぜ。 三枚同時に持ってけ!!
恋符[スターライトトンネル]
敵の頭上に無数の小さなスキマが現れ、そこから弾幕を散布するスペカ。
境界[月夜と闇夜に潜む不死鳥]
明るい白の弾幕と、暗い青の弾幕を加え、時々ものすんげぇ勢いで紅い光線が放たれるスペカ。
神変[千変万化の花畑]
美しい弾幕。 それでいて不思議でもあり、なぜか誘導性が抜群で、うっかりしてると回避不能な状態になってしまうスペカ。
うぉぉぉぉ!!
観客が盛り上がってきたな、花火大会みたいだな……よしもう二枚追加だ!!
天変[電の豪雨]
小さな弾幕が大量に降り注ぎ、それに加えて黄色いレーザーが何本も飛んでいくスペカ。
異変[異次元空間の大量発生]
スキマが無数に現れ、そこから高速で威力のある弾幕が飛び出るスペカ。
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
うおっ!? 観客の盛り上がり度が天元突破たぜ!! さて……そろそろやるか。
◇ ◇ ◇閃輝side
[くそっ!!]
なんだよこの弾幕の量はよ、5枚合計スペカの量にしちゃ多すぎる!! これじゃぁ反撃のスペカも出せん。
(とにかく今は耐えなきゃな!!)
ホーミング弾が多いのが心配だが、冥神剣で切り裂けるからまだ保てる。
(そしたら……バーンで決めてやる)
魔理沙姉のマスパの俺版だが……生憎威力は底までねぇ、だが広範囲にだせる。 このふざけた量のスペカを乗り越えたら……あの人形ごと吹き飛ばしてやる。
(…………………んっ?)
そこまで考えて俺は、とある変化に気が付いた。 葉川の体……透けてね?
その瞬間、葉川が消え去った。
(いや……分身の効力が切れたのか!!)
奴の能力を使えば分身を作るのなんて簡単だろう、蜃気楼やら色々な現象を作り出せば良いだけの話だ。 じゃぁ葉川本人は何処に?
俺だったらどうする? 俺だったら……
(後ろをとる!!)
俺は急いで後ろを向いたが、誰もいなかった。 次の瞬間、下から葉川のスペカ宣言が聞こえた。
◇ ◇ ◇葉川side
(とったとったとったとったとったとったぁ!!)
何を捕ったかって? そりゃもちろんsi・taさ☆
こちとら戦闘経験は結構あるんだよ、主にhidezaruとかhidezaruとかhidezaruとかのせいでなッ!!
(じゃなくて今は……戦争だぁぁぁ!! スペカ)
遊技[スキマ遊び]
一気に展開したスキマからは弾幕、光線が飛び交う。 スキマ系スペカではかなり強力の方。
と
霊剣応用[水知らずの炎の槍]
ここで閃輝の顔が歪んだ……天災レベルで弾幕に囲まれまくってるからな、誰でもそうなるか。 だが俺の作戦は……個々からが始まりなのだ。 俺は剣から槍を分離せずそのままの状態でいる、ただし炎の槍は伸びるので能力を使って操作する……高速でな。
[うおっ!? あぶねぇな!!]
閃輝はその槍を交わすが、また後ろから遅いかかる。 そう……投げたら必ず当たる武器《ゲイ・ボルグ》のように!!
これぞ俺の新スペカ、
霊剣応用[炎のゲイ・ボルグ]
相手に当たるまで何度でも遅いかかる、ガチの殺しあい以外は使わんとこ。
(とにかく……これで終わりだ!!)
6回目の槍の攻撃で閃輝の周りに今まで発動したスペルカードの弾幕が集まっていた、これなら……
[いっけぇぇぇぇぇ!!]
炎の槍は閃輝のアタリ判定を貫いた……筈だった。
[……………え?]
なんで? なんで止まってんだ? なんでアタリ判定ギリギリで止まってるんだ?
[優海様ぁ~]
[体が……動かないです……]
俺の体や槍所か……弾幕や人形達も……何故?
[ふぅ~。 俺の能力発動が上だったな]
閃輝の能力……ハッ!! 速さを司る程度の能力かッ!!
俺の顔が驚いてたからなのか、閃輝は説明してくれた。
[俺の能力は速さを司る程度の能力……お前らの速さを操ったのさ、とにもかくにもお前らの負けだ]
そう言うと閃輝は周りの弾幕の速さを逆に操り……俺達目掛けて弾幕が飛んできた━━超強力の弾幕がな……。
ピチューン……
◇ ◇ ◇飛鳥side
[すまん負けちまった……]
葉川がショボくれて帰ってきた。
[まぁ……相手が悪かったな。 アイツは速さと言う概念を完全に制御……いや支配してるからな]
しかも次の対戦相手は自動的に閃輝だし、勝てるには……平賀製品だな。 うん。
バシッ!! なんでいきなり叩かれたし!!
[おい霧ちゃんや……なぜ叩いたし]
[次は私の番だから応援してね♪]
うん。 叩いたのと関係あるか? しかし霧ちゃんは、ドアを開けてさっさと言ってしまった。
まったく……なに考えてるんやら?
後書き
どもどもhidezaruです。 最近スカーとか言うアサルトライフルを買い、かなり舞い上がってます。
さて、次回予告に参りますか。
死を産む殺人鬼……願いを叶える魔法使い……まさに陰と陽を現した存在が混じり合うとき、何かが起こるのか?
次回 [人の名前をきっちり覚えなさい!!]
人の名前には……必ず意味がある。
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