リリカルクエスト
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44日目 ゆういちはかんしんした
現場に向かってたら、急にリニスが猛スピードで飛んで行った。
なんぞあったんか?って思い、とりあえず俺も後を追ってスピードをあげてみる。
ーリニス sideー
大きな魔力を感じてから、悠一君に事情を聴き、ファタリテ達の下に急行しています。
向かってる途中、虫の知らせとでも言うのでしょうか、私の主であるファタリテの危機を感じたので速度をあげました。
そして、ファタリテ達が視界に入った時、今まさに膨大な魔力をファタリテ達に向けて放とうとしている魔導師の姿も見え、立ち尽くすファタリテ達を守る為、私は最大限の魔力を込め防御魔法を急ぎ展開しました。
ーリニス side endー
ーファタリテ sideー
消耗しきった私達は、次第にドルマゲスに追い詰められ、窮地に立たされていた。
そして、やられる!!って思い目を閉じてしまったけど、次の瞬間、私達を守る様に広範囲の障壁が展開されていて、
リニス「大丈夫ですか みんな!?」
リニスが私達の前に立ち、ドルマゲスの魔法を防いでくれていた。
他のみんなも、恐る恐る目を開けて、自分の無事を安堵し、リニスに感謝している。
私だってその1人。
でも、事態が好転した訳じゃない。
ドルマゲス「また増援ですか? 折角貴女方を殺して差し上げる所でしたのに 邪魔が入ってばかり 悲しい 悲しいなぁ」
リニスが来てくれても、私達は疲弊しきってる。
リニス「あなたがドルマゲスですね よくもファタリテ達を傷つけてくれましたね!!」
それから1対1でリニスが交戦してるけど、ドルマゲスの魔法を反射を知らないリニスは、決めてに欠けて攻めあぐねてる。
なんとかリニスを援護しないと・・・・・
ーファタリテ side endー
現場空域に到着しました。
まだ遠目だけど、見る限りファタリテ達はガス欠なのか魔力反応も弱く、リニスとバトってるドルマゲスは余裕な笑みを浮かべ、ファタリテ達が劣勢な模様。
あ リニスが蔦に捕らわれてしまった。
こりゃ不味いと思い、ふくろからオーディンボウを取り出し、弓を構えて狙いを定める。
ドルマゲスは、高笑いして棒立ち状態。
隙だらけだったので、早打ち4連射【さみだれうち】で射抜いた。
ドルマゲス「ククク 威勢よく現れた割に 大した事ありませんでしたね 私の邪魔をしてくれたお礼に 一番最初に殺しt・さ・s・・・ なんですか・・・コレは・・・ぐがあああああ!!!!!」
ドルマゲスに4本の矢が突き刺ったみたいで、痛みに叫んでいるみたいな。
みんな、突然の事で驚いてる様子っぽいけど、そんな意外じゃないよ。
だって、さみだれうちって呪文じゃねぇから、アタックカンタならまだしもマホカンタで弾ける訳ないじゃん。 ( ´艸`)
ドルマゲス「こ・・れ・は 予想外・・・ 石も・・手に入れましたし 用は・・・ありません しかし どこの誰・・かは知りませんが この恨み・・必ず・・・晴らさせてもらう」
距離が遠く、ドルマゲスの声が聞こえなかったのが裏目に出て、ルーラで逃げられてしまったみたいだ。
それからみんなと合流して、
ファタリテ「・・・逃げられた」
なのは「ジュエルシード 奪われちゃった・・・」
ユーノ「で でも みんな無事だったんだ まだチャンスはあるよ!」
アリサ「ユーノの言う通りよ まだ終わりじゃないわ」
それぞれが悔やんだり、フォローしたりしている所に、
クロノ「君達・・・ どうやら無事だったんだな ・・・ジュエルシードは?」
ボロボロな状態のちびっ子がやって来て、双方の目的である物の問いをすると、みなは俯き無言になる。
クロノ「そうか 僕が言えた義理じゃない だから責めもしない」
超上から目線ですな。 ε=( ̄д ̄ )
てか、協力関係にでもなったんか?
ファタリテ「その前に アナタには関係ない」
立花「そうね 別に協力してもないし」
やっぱしね。
クロノ「・・・協力すると言っただろ!?」
フェイト「こっちは承諾してない」
アリシア「してないよ~」
アルフ「してないね」
あらら、否定されてるし・・・・・
クロノ「しかし あの3人の少年はなんだ? 魔力だけは高いが それだけじゃないか?」
アリサ「知らない」
すずか「知りません」
なのは「知らないよ」
クロノ「仲間じゃないのか!?」
みんな「「「「「「「「「違います」」」」」」」」」
我関せずで、取りつく島がなく、まるでエジンベアで門番に門前払いされてる感じ。
そして、ちびっ子はスライム族じゃないのにプルプル震えてて、ピキーとでも言いそうだ。
リンディ『クロノ執務官 落ち着きなさい 貴方がそんな事でどうするのですか? 皆さんご相談があります お手数ですが またアースラまでご同行お願いできませんか?』
サーチャーで覗き見てたのか、通信ウィンドウが出てあの艦長さんが提案して来て、
ファタリテ「何の話? また前と同じなら行く意味がない」
みんな同じ気持ちなのか、口を挟もうとはしないが、
ユーノ「ちょっと! ファタリテ 話は聞いてみようよ」
リニス「詳しい事情はわかりませんが ファタリテ プレシアにも報告が必要なので聞いてみましょう」
ユーノとリニスに戒められ、また管理局の船に行く事になる。
クロノ「・・・彼等は助けなくていいのか?」
ちびっ子の話で、あの3人は暫くはドルマゲスの分身体に対抗していたそうだが、軽々とあしらわれては魔法攻撃と打撃に曝されて、魔力が尽き海に墜ちたらしい。
立花「アンタが アイツ等の全責任を持つなら助ければいいじゃない」
アリサ「私はゴメンこうむるわ」
すずか「私もアリサちゃんと同感」
なのは「私も遠慮するかな」
結局ちびっ子は、正義感か使命感か知らんけど、他の管理局員を呼び3人を助けていた。
アレ等の奇行を知らないとは言え、自ら【もうどく】を内服する執務官クロノだっけ?大したもんだ。
もしちびっ子がアレ等の躾け出来たら、ある種モンスター使いに転職出来んじゃね?
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