リリカルクエスト
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34日目 ゆういちはうっかりをはつどうした
前書き
3/28 練習広場から移動しました。
またまたやってきました、精神と時の部屋。
ルーラの説明を求められたので、何度も説明は面倒なので割合。
早速、なのはとアリシアから魔法を強請られ、他のメンツは魔物に興味があるみたいだ。
すずかとアリサ達にした様に、この部屋の説明を終えて、恭弥さんの時と同じく俺と魔物の実戦を見せる事にした。
モンスター図鑑から、ランダムでSからSSランクのモンスターを10匹程選び、エンカウントする。
呼び出された魔物を初めて見た皆は、ドルマゲス程じゃないけど、自分達より魔力の高い魔物に驚愕したご様子。
ふくろからいつもの装備を取り出し、魔物達が攻撃を仕掛けて来たので躱し続ける。
こちらからは一切攻撃せず、呪文を唱えられたら同属性の斬撃や初級呪文で相殺してみたり、ドルマゲス同様にマホカンタを張り、ついでにアタックカンタも掛け、魔法攻撃と直接攻撃を全て跳ね返してみたりしていた。
暫く魔物達の攻撃に付き合ってから、そろそろ仕掛けるのもいい頃合いと判断。
メラ・ギラ・ヒャド・バギ・デイン・ドルマを1体ずつ撃ち込み、残った魔物をイオで一掃して振り返ると、
みんな「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」
うん、引かれてるわこりゃ~ (´∀`∩)マタコノパターン
ファタリテ「前の時より 魔力強くなかったけど 手加減した?」
いきなり核心をついて来るかね? 確かゲマの時は、ギガデインでブレイクったっけ?
アレから比べると、今回のは初級呪文だからそこまで魔力はないと言っても、俺はアホステだからな。
なのは「ねぇ ゆ~君 今のでどれ位の力なの?」
フェイト「それ 知りたい」
アルフ「どうなんだい?」
他の面々も気になるのか、こっち見てるし、
悠一「はぁ~ 恭也さんにも同じ事聞かれたよ・・・ 流石兄妹 似てるね」
なのは「にゃ! お兄ちゃんもゆ~君の魔法知ってるの!?」
あ、ヤベ~地雷踏んだかも・・・ Σ( ̄д ̄;)
なのは「温泉の時も仲良さそうだったし どうなの!?」
これは誤魔化せん展開だわ。
悠一「さっき フェイトが話してた魔導師と戦った時に 恭也さんと偶然知り合ってね その時に」
嘘は言ってない。
でも、すずかとアリサの事もあるから大分端折ってる。
これで、『詳しくは恭也さんに聞いてくれ』とでも言えば、恭也さんも月村家の件を大ぴらに出来ないから、誤魔化してくれるだろうと画策してると、
ファタリテ「あれ? あの時 男の人いなかったよね 女の子2人いたけど」
Оh,一部始終ファタリテに見られてたんだった・・・・・ _| ̄|○ orz
フェイト「姉さん 私 その事聞いてないよ」
なのは「ファタリテちゃん 詳しく教えてなの」
そこで何か察したように、
立花「その女の子2人って すずかとアリサでしょ」
なのは「どうゆうことなの 立花ちゃん?」
立花「あの日以来 すずかとアリサが杉田君に取る態度が明らかに違うんだもん」
なかなか勘が鋭い。
橘は憶測の推理を並べ始め、なのは達に話してると、後方に黒い気配を3つ感じたので、恐る恐る振り返ると、
三姉妹「「「・・・どうゆう事かな??」」」 (<●> <●>) (<●> <●>) (<●> <●>)
目を見開いて、何か怒ってらっしゃる!! 。゚(゚´Д`゚)゚。ヒィー
ユーノ「ねぇ 悠一」
助けてくれユーノ!! 【はんにゃのめん】の様な顔をした鬼3人からと、僅かな期待を込める。
ユーノ「話戻るけど 実際さっきの魔法はどれ位の力なの?」
ナイスだユーノ!! その話乗ったよ! d(>ω<)
露骨な話題反らしだが、ここでの作戦は【いのちをだいじに】が最優先。
恭弥さんの時と同じく、ウォームアップ位なので1割も出してないと、後ろからの圧力に脂汗をかきながらユーノと話をしていると、背中をつねられながら両肩を掴まれ、
ファタリテ「・・・有罪確定?」
フェイト「・・・隠し事はいけないと思う」
アリシア「・・・浮気はメェ~なんだよ」
デンデレ デンデレ デンデレ デンデレ デ~デデン (呪われた音を脳内再生してください(>m<)b)
お気の毒ですが、冒険の書1が消えてしまいました。
って、なってたまるか~ぃ!! せめて 『おお ゆういちよ しんでしまうとはなさけない』にしといてくれない? (T д T)
あ、ヤバい、なのは達にも囲まれてるわ。
その後は、事細かに詳細を聞かれ、根掘り葉掘りな追及される羽目になり、弁明しても、後方支援はなく、1対6の状況で精神的にフルボッコにされました。
なんでアルフまで責めに回ってるんだよ・・・
ユーノは怖かったのか、ベットに逃げ込み丸まっていた様だが、俺はまさに【へんじがない ただのしかばねのようだ】状態位、グロッキーである。
そして1日目は、ドルマゲス対策を何もする事無く終わってしまった。
ティ~リ~ ティ~リ~ ティティティ~ (宿屋的音でも脳内再生おば)
はぃ、起きて早々皆の朝ごはんの準備をさせられています。
何故か罰だそうで、三食は全部俺が作れと理不尽な判決を多数決で可決されました。
さぁ、気を取り直してドルマゲス対策でもしてもらうか。
マホカンタを使える魔物で、一番弱いと思われるアイアンタートルとエンカウントして貰う事にした。
アイアンタートルは、マホカンタを張れる他は精々【だいぼうぎょ】位しか出来ず、攻撃は大した事のないただ堅いだけのモンスターだ。
耐久性も高いので、訓練相手には持って来いだと思い、アイアンタートルの特性を説明する。
まずは、アイアンタートルがマホカンタするまで待ち、皆の感覚でドルマゲスの時と同じく魔法が反射されるか試して貰うと、『全く一緒』との事で、実は見てましたは誤魔化せた。
それから数日、アイアンタートルと経験を積んでもらい、その間、俺はアリシアに魔法を教える事になった。
大体はファタリテとフェイトの魔法を見てから、アリシアが使い易い様にするだけだが、時折アリシアの引っ付き攻撃をされ、ユーノ以外の皆からジト目で睨まれる。
そして合間の休憩で、説教をされる始末。
まだ大したモンスターじゃないからいいけどさ、最低でもブラックドラゴンに勝てる位にならないと、ドルマゲスとは勝負にならんから、今は対策に集中しようよ。
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