リリカルクエスト
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25日目 ゆういちはショックをうけた
前書き
こんなお粗末な駄文にUA1000件ありがとうございます。
さてさて、今日は待ちに待った温泉旅行の出発日です。
おやつは300円まで、バナナはおやつに含まれません。
なんて遠足で出てくる制限もない。
旅館までは、のんびりバスに乗っていくので、旅中のお供にいっぱい持って行くのだ。
旅行鞄に、着替えや洗面具にお菓子を入れ込み、他に必要そうなのはふくろにいれ、バスに乗り込んだ。
行くまでの景色は、都会から田舎に変わり、なんか和やかになって、少し心が洗われました。
―――――
―――
―
旅館に着き、子供1人でも無事チェックイン出来た。
旅行前、モシャスで適当な大人になり、旅館側に人生経験をさせる為、子供に1人旅させると工作してたので万事OK。
通された部屋は閑静な一室で、お茶を一杯、小休止。
他にもお客さんが来たのか、旅館に女の子の声が響いてる。
温泉に入るのも少し早い、何か時間つぶし出来ないかと番頭さんに聞くと、景色がいい場所を紹介されので行ってみる事にした。
DQ世界の雄大な自然程じゃないけど、なかなかの景色でした。
旅館に戻り、丁度夕暮れ時の時間だったので、温泉に入りにいくと、2人の先客がいた。
2人の先客の内1人に見覚えがある・・・・・
先日、月村邸で会った高町恭也さんだった。
あ、なんか嫌な予感がした。
恭也「杉田君じゃないか 君も家族で旅行か?」
君も家族で? 高町・・・・・ (ー“ー) ・・・・・
恭也「杉田君は なのは達と同じクラスなんだって?」
Oh、高町の兄貴だったのかよ・・・って、高町がいんのかよ!!
いぁ、高町一家だったらまだ慌てる様な時間じゃない。 (((゜д゜;)))
恭也「忍とすずか 立花と京花と橘家の親御さんにアリサも来てるぞ」
ほわぁ~~! ナンダッテーー!!((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
うんのよさぁ~、何してくれてやがる!!
温泉チケ引いてくれたのは、この為なんか? そんなに俺が憎いんか?
恭也「すずかとアリサも 君がいれば喜ぶだろう」
この人何言ってんの? ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
何で旅先でまで、高町グループに関わらんとイケン義務があるのよ?
恭也「後でみんなに 君も旅館にいる事を 伝えておくよ」
あ・・・もうダメだこりゃ、詰んだ・・・・・ ┐(´ー`)┌
???「お? 恭也 誰だいその子は?」
恭也「ああ 父さん この子はなのはのクラスメートの杉田君だよ」
???「ああ~君が杉田君か なのはや先生達から聞いてるよ 僕は高町士郎 なのはの父だ よろしくね」
今度は高町父にエンカウントですか?
今日は何て日だ!! って盛大に叫びたくなってきた。
士郎「なのは達は○○の間にいるから 遊んであげてね」
つ つ し ん で お こ と わ り い た し ま す ! ! (゜д ゜;)
折角の週末の旅行なんだから、ゆっくりさせてつかぁさい。
それからは、高町兄が、『どこの部屋に泊まっているか?』だの、『すずかやアリサとはどうだ?』だの、高町父は、学校での高町の様子を聞かれてから、『うちのなのはとはどうなんだい?』って聞かれた時には、月村家で睨んできた時以上に眼光を光らせ、睨まれたのは言うまでもない。
心の癒しなはずの温泉が、一転して地獄の釜茹で状態になりました。
露天風呂から上がってから、ダッシュで部屋に戻り、必要外は出歩かない様に心掛け、そろそろ運ばれて来るはずの晩御飯を待っていた。
他にも土産店とか散策してみたいけど、迂闊な行動は控えて、今度都合良い時はDQ7のエンゴウの井戸温泉でも入ってこようと思いを馳せていたら、誰かが廊下を走ってるのかドタバタと騒がしい。
そして急に、部屋のふすまが[バン!!]っと開かれ、
アリサ「ゆ~いちぃ~! 見つけたわよ!!」
なのは「すずかちゃん 立花ちゃん こっちなの!」
あ・・・今度こそ完全に詰んだ・・・・・と確信。 ┐(´Д`)┌
高町の仲間呼びに呼応して、月村だけじゃなく橘までやって来ましたよ。
皆さん、もう晩御飯の時間だよ? 部屋に戻らんでいいのか? なんて疑問もなんのその。
俺の部屋を受付で聞き、『友達だからご飯も一緒の所に運んでください』って旅館の人に頼んだそうだ。
通りでなかなか来ないはずだ・・・・・
それから、バニングスに襟、月村に右腕、高町に左腕を掴まれ、食事が用意されてる大広間に、まるで捕獲されたETの如く連行された。
大広間につくと、高町家の父・母?姉?・兄・姉と橘家の父・母・妹に橘家の姉とメイドさん2人にバニングス家の執事さんと勢揃いで、高町達を入れると15人の大所帯に放り込まれると、
忍「いらっしゃい 悠一君」
いつの間にか名前呼びして、してやったりな顔の忍さん。
恭也「ようやく来たか」
待ってたと言わんばかりで、不機嫌な高町兄。
士郎「待ってたよ 杉田君」
不敵な笑みを浮かべ、娘を見ている高町父。
そんなメンツと晩飯を一緒にする事になり、あれよあれよと周りを囲まれてしまう。
???「あら アナタが杉田悠一君ね いつもなのはがお世話になってます 私は母の桃子です」
姉でも通りそうな容姿の高町母も、高町父同様に微笑んでる。
そして、橘夫妻や橘妹にも挨拶され、無難な挨拶を返してると、
立花 《杉田悠一 貴方の目的は何?》
ふと頭の中に橘の声が響き、橘を見るとこちらにいつもの視線を向けてる。
立花 《もう1度聞くわ 貴方の目的は何?》
橘の口は動いてない。
これが念話ってヤツか!? って初めて気づいた。
DQで通信呪文なんて試した事ないし、そんなやり取りする相手もいないから、ちょっと新鮮だけど、
悠一「・・・何 橘さん?」
念話なんて出来ないので、こっち見てる橘に普通に返してみたら、
立花「・・・何でもないわ」
橘は転生特典で俺も転生者なのを知ってるから、また変な勘ぐりをしてるんだろうけど、今回も全くの偶然だぞ。
俺のうんのよさが悪さをした結果だが。
そもそも、アンタ等の誘い断ってここに来たのに、アンタ等がいるなんて、こっちが想定の範囲外ですよ!って言いたいが、
アリサ「悠一 何 立花と見つめ合ってんのよ?」
すずか「悠一君・・・・・」
なのは「ゆ~君 立花ちゃんと仲良しなの??」
なんか怒ってたり、悲しい顔されたり、不思議がられたりしている。
それから、苗字でなく名前で呼べだの、なんで断ったのだとかと色々聞かれながら食事したけど、正直料理の味なんて覚えていない。
原因は、誰か1人相手にしようものなら横やりが入り、月村と話をすると忍さんが、バニングスと話すと執事の鮫島さんが、高町と話をすると高町一家から興味津々って視線を浴びせられ、終始変な緊張感が張りつめていたからだ。
なんかさ、高町グループやテスタ家などの原作組に目を付けられてしまった以上、原作は不可避なんだろ~な~、もう諦めて受け入れた方が、案外楽かもしれんって思えてきた。
後書き
月村姉を忍さん呼びしてるのは、すずかと関係ない所で多少打ち解けているからです。
これからの悠一は、多少対応が軟化していくかも?
アイテムや呪文ネタが積み込めなかった・・・
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