リリカルクエスト
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10日目 ゆういちはいっぱつぎゃぐをした
フェイトは仲間を呼んだ。
獣耳お姉さんが現れた。
悠一は立ちすくんでいる。
獣耳お姉さんは悠一に気付いていない。
フェイトは獣耳お姉さん何かを伝えている。
悠一はまだ立ちすくんでいる。
獣耳お姉さんの攻撃。
???「アンタ! フェイトに何をした~!!」
って流れで思いっきり頬に痛恨の鉄拳を喰らいました。
悠一は我に返った。 ッハ(゜ロ ゜)
テスタ妹は慌てて獣耳お姉さんを止めに入ってるけど、いきなりコレはないんじゃね?
そんなこんなで、テスタ妹が今までの経緯を獣耳お姉さんに説明した所、
???「早とちりしてゴメンよ フェイトが何かされたかと思ったらつい・・・・・」
いぁ~心配なのはわかったけど、壁どうしてくれんの? デッカイ大穴空いちゃって、隣の家のリビングとうちのリビングが完全に繋がっちゃってるよ。
流石のわらいぶくろでも笑えない思う。
???「アタシはアルフ フェイトの家族さ」
今自己紹介されてもね、今の俺はばくだん岩でいつ弾け飛ぶかわからんよ。
テスタ妹が謝り始め、獣耳お姉さんもといアルフも謝ってくれたから、とりあえず壁破壊の件は後回しにし、
テスタロッサ家はお隣さんだったのかよ!!!
なにこれ? うんのよさってトラブルのフラグが建ちやすいんか?
オメガルーラで、宇宙空間に放り出されんかった事は確かに運がよかったけどさ、うんのよさって何に影響すんのかよくわからん。
もし、うんのよさ=なんらかのフラグ建築すると仮定したら・・・・・
某芸人が、俺の頭の中で、
「なにも考えず アホみたいに運を上げ過ぎた男がいるんですよ~」
「なぁ~にぃ~~~ やっちまったな~」
「男は黙って」
「フラグ回収!」
「男は黙って」
「フラグ回収!」
つまらんギャグを脳内で披露していたが、そんなもんは無視して、話を戻す。
悠一「俺は杉田悠一です アルフさん」
アルフ「アタシの事はアルフでいいよ さんなんてつけなくてもさ」
それから再度、俺視点でテスタ妹が路上で倒れていた事から、今に至るまでの経緯を伝えた。
―――――
―――
―
アルフ「なるほどね~ ダメじゃないかフェイト 無理をしたら」
テスタ妹も、何やら反省しているが、アルフにも壁破壊のダメ出しの反撃をしていた。
ってか2人共、会話の所々に一般人からしたら矛盾点あるからね。
電話もせず、どうやって連絡を取り合った? んで、何故テスタ妹の居場所が隣のお宅だとわかった?
そして女の力で普通ここまで壁を破壊出来ないからね。
何かツッコんだら負けな気がするのでスルーしておくけど、注意しようぜ。
取りあえず、粉砕された壁の破片を片付け終わり、すぐに壁を(魔法で)修理とは出来ないので、後日改めてどうするか決めようと話し合ってた時、
???「ただいま~」
???「ただいま戻りました~」
フラグその3が発生したのであった。
―――――
―――
―
どうしてこう次々と何か起きるんだろう?
今俺達は、(壁が破壊され)広くなったリビングにテーブルを囲んで座っている。
???「そう それでこの人にお世話になったわけね」
???「悠一君 フェイトがすみませんでした」
さっき帰って来た2人は、テスタ姉のファタリテと、その使い魔リニス。
あの壁の惨劇を見るなり、また最初から説明をしましたよ。
俺、テスタ妹、アルフの3人の話から、リニスがおおまかな流れで話を整理してくれたお蔭で、テスタ姉からの変な警戒心を買わずに済んだ。
やはり、話は壁の補修になったが、お互い魔法で直してしまう訳にもいかず、すぐに業者さんも手配出来ない。
とりあえず、リビングが繋がってしまったが、やってしまったものはしょうがないと思い、補修はテスタロッサ家が業者さんを手配出来る時でいいと結論で話は終わった。
もしここで、壁の補修にサンズ・オブ・タイムなんて使ってみ、彼女達に俺が魔法使える事がバレる所か、時間操作出来るレアスキルとかさ、テスタ母の元に連行しようとするだろうな。
ついでに、死者蘇生魔法のザオリクがテスタ母にバレたら、何されるかわからん。
これらが管理局に伝わったら、絶対に引き込もうと脅迫紛いな勧誘とかしてきそう。
もしバレたら、俺に平穏な未来はなさそうだ。
※(運を上げた時点で平穏な未来なんてありませんし、させません)※
テスタロッサ家も、魔法が無い世界で迂闊に一般人(仮)の前魔法を使うわけにはいかず、手っ取り早く魔法で補修する事が出来ないのだ。
リニス「それで 悠一君のご両親にもお詫びをしたいのですけど いつお戻りに?」
Oh、痛い所ついてきた。
悠一「いえ 両親はいませんよ」
テスタ家一同「「「「っえ??」」」」
悠一「両親とは小さい時に死に別れましたから ここに住んでるのは俺1人です」
まぁ、事実を隠しても仕方無いので、正直に話しておく。
DQⅢでは神龍に15ターン以内で勝てば、オルテガのおっさんみたいに甦らせてくれるんだけど、ここの神龍の願い選択に俺の両親を甦らせる選択はなかった。
まぁ、顔すら知らんし、どうでもいいんだけど。
っつかテスタ家の4人、同情の目を向けるの辞めてくんない?
悠一「なので あんまり気にしないでください」
これ以上聞くな的に話を切ると、テスタ姉が
ファタリテ「・・・アナタ・・・この間の石を持ってった子じゃない?」
フェイト「っあ そう言えば」
あ~テスタ姉妹が厄介な事を思い出しよった。
確かにジュエルシードは、俺のふくろの中にあるが、ここはテスタ姉妹の出方次第だな。
ファタリテ「この間拾ってた石 私達にくれない?」
悠一「ん? やっぱあの石は君達のなの?」
ファタリテ「そうなの 大切にしてた石なのに落としたから探してたんだ」
うん。初めからそう言おうよ。
ツンケンした言い方であんな睨むから、俺のはぐれメタルの心が反応して、ダッシュで逃げる羽目になったんだ。
悠一「そっか なら返すから ちょっと待ってて」
寝室に戻り、ふくろからジュエルシード取り出し、リビングへ戻る。
転生者と気付かれたら面倒なので、ジュエルシードにあんま興味ない振りしておこう。
悠一「はい この石で合ってる?」
ファタリテ「うん これ ありがとう」
フェイト「ありがとう 悠一」
素直に言ってくれたので、ジュエルシードはそのまま上げた。
テスタ姉から、橘と同質の視線を感じてたので、ジュエルシードに関して興味ない振りを貫いていると、詮索をしてこなくなり、話し合いはお開きになった。
後書き
ネタは色々浮リニスは死んでません、生きてますよ。
それは次回ファタリテ視点の時にでも書く予定。
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