守護者に俺はなる!!!
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いざココヤシ村へ!
長い航海から、ようやく目的地に辿り着いた。
ユウ「ようやく・・・ようやく帰ってこれた。ゲンさん、ベルメールさん、ノジコ、ナミ。皆無事でいてくれよ!」
俺は、村から少し離れた場所に船を停めるため、村の反対側にやって来た。その時、俺は子供の頃なかった建物を見て驚く。
ユウ「これは!?」
俺は建物に書かれている名前を見て拳を握り締めた。《ARLONG PARK(アーロンパーク)》と。
ユウ「こんな建物まで建てやがって!!けど、まずは皆の無事の確認だ」
俺は怒りを抑えて村に向かったのであった。
とある丘の上・・・
ナミ「後・・・7百万ベリー」
ノジコ「相変わらず、評判最悪だよあんた」
ナミ「ま~ね。海賊だもん。でも、アーロンは話の分かる奴よ。お金で全て事が運ぶから。あいつとの約束までもう少し!」
ベルメール「ナミ・・・」
ナミ「それに、私達の為に死んだユウお兄ちゃんに、いい報告したいから」
ナミはそう言いながら、丘の上にある木でできた墓に花を添えるのであった。
ユウ「なんだこりゃ!?家が何軒もひっくり返ってる!!」
村にやって来た俺は、目の前の光景を見て驚いた。
ユウ「ここまでやるのかよ普通!!」
俺は更にアーロンに対して怒りを募らせた。すると、懐かしい顔が俺に声をかけてきた。
ゲンゾウ「お前さんは誰だ?村の者ではないみたいだが?」
ユウ「もしかして・・・ゲンさん?ゲンさんなのか!?」
俺が見たのは、身体に傷が大量についているゲンさんの姿だった。
ゲンゾウ「そうだが・・・何故お前が私の名前を?」
ユウ「俺だよ!数年前、アーロンに撃たれてグランドラインに連れていかれたユウだよ!!」
俺は掛けていたサングラスを外す。
ゲンゾウ「本当に・・・ユウなのか?お前・・・生きていたのか!?」
ユウ「あぁ。訳あって直ぐには戻ってこれなかったけど」
するとゲンさんは、俺を抱き締めてくれた。
ゲンゾウ「よく・・・よく無事でいてくれた!あの時・・・私はお前を救ってやる事が出来なかった!!どれ程それを後悔した事か!!許してくれ!!!」
ゲンさんは、涙を流しながら俺に謝ってくれた。
ユウ「いいんだよゲンさん。今となっては、ああなったお陰で俺は強くなれた」
ゲンゾウ「ユウ・・・」
ユウ「ゲンさん、ベルメールさん達は無事なの?」
そう質問すると、ゲンさんの表情が暗くなる。俺はまさかと思った。
ゲンゾウ「お前の言う通り、あの時のお陰でベルメール達は無事だ。今でもな」
ユウ「そうか。よかった」
安心したのも束の間、ゲンさんの口から驚くべき言葉を耳にした。
ゲンゾウ「だが、代わりにナミがアーロン一味に入った」
ユウ「なっ!?どういうことだよ!!」
俺はゲンさんの胸ぐらを掴んだ。
ゲンゾウ「落ち着け!!」
ユウ「落ち着いてられるか!!何でナミがよりにもよって、アーロンの仲間になってるんだ!!」
ゲンゾウ「ナミの意思だ!!アイツが・・・アーロンから村を買うために仲間になったんだ!!」
ユウ「アーロンから村を?」
俺は掴んでた手を離す。
ゲンゾウ「そうだ!ナミは、この村をアーロンから救う為に、1億ベリーという大金を集めるために・・・」
ユウ「そうだったのか・・・それで、今ナミは?」
ゲンゾウ「村に戻ってるよ。恐らく今はアーロンパークにいるはずだ」
ユウ「そうか・・・」
そして俺は、サングラスを掛けてゲンさんに言う。
ユウ「ゲンさん、もうこれ以上苦しまなくていいよ。俺がアーロンをやっつける!!その為に、今まで修行したんだ!!」
ゲンゾウ「正気か!?いくらお前が強くなったとは言え、アーロンはそこらの海賊より強いんだぞ!!」
ユウ「安心して。アーロンより強い海賊と、俺は出会ってるから」
俺はそう言いながら、まずは久し振りに戻る家に帰るのであった。到着すると、懐かしい光景が広がっていた。
ユウ「みかん畑、そしてあの家。全然変わってないか」
俺は、久々に帰ってきた家を見ながらそう呟く。すると、家からこれまた懐かしい人が出てきた。
ベルメール「おや?珍しいね。何か用かい?」
ユウ「えぇ。久し振りですねベルメールさん」
ベルメール「久し振り?悪いけど、あんたみたいな人に知り合いはいないね」
ユウ「確かにそうですね。最後に会ったのは、8年くらい前ですしね」
ベルメール「8年前?」
ユウ「そうですね。あの時は抵抗できませんでしたけど」
ベルメール「アンタ・・・もしかして」
ユウ「はい。ユウです。ただいま戻りました。母さん」
するとベルメールさんは、俺に駆け寄り殴りかかってきた。当然見聞色を取得してる
ユウ「おわっ!?いきなり何するんだよ!!」
ベルメール「よく避けたね。ったく、親不孝が帰ってきたのには驚いたよ」
ベルメールさんは、泣きながらそう言ってくれた。
ユウ「・・・ごめんなさい」
ベルメール「グスッ・・・いいんだよ。よく無事でいてくれたよ」
ユウ「はい」
ベルメール「ノジコにも会ってやりな」
ユウ「それは後でにします。まずは、こんな状況をつくってるアーロンを倒します」
そう言うと、ベルメールさんは叫ぶ。
ベルメール「止めな!!今度は確実に殺されるよ!!」
ユウ「大丈夫です。俺は大丈夫ですから」
そう言って俺は、アーロンパークに行くのであった。
ユウ「ここか」
俺は扉の前に立つと、思いっきり扉を殴り付けた。
アーロン「何事だ!?」
ユウ「ようやく会えたな!!アーロン!!!」
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