SAO:孤独の剣聖
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四話
前書き
前回からの続きです
主人公のバトルスキルが戦闘じゃなくあの方によって解説されちゃいます
ヒースクリフからの勧誘を受けてから一カ月後、いまだに俺は悩んでいた。
いつもだったらある理由で即決でお断りするのだが、やつが語った内容に俺自身が共感を感じていたからだった。
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ヒースクリフも俺と同じで周りから出ている軍への不信と、軍の一強を危ぶむことを指摘したのだ。
そのうえで自分が、対抗しうる勢力を作りだそうといった。
すでに何人かに声をかけ、承諾も得て最後のピースとなりうる俺に声をかけてきたそうだ。
(たった一回のボス攻略でここまで見抜くのか…)
と感心しながらも俺も二つ質問をする
一つ、対抗しうる勢力を作るなら既存のギルドに入ればいいのではないかということ。
二つ、俺が最後のピースとなるということはどういうことなのか。
それに対しヒースクリフはふむ、といい答えを述べた。
「質問の順番とは逆になってしまうが、君のことを最後のピースになるといったのは副団長を探していたからだ。君にはその場において人とは違うベスト、ベターな答えを見つけることができる技量があると私がおもったからだ。常に同じベストを出すのは難しい、それゆえに私たちが出し続けなければいけないのはそれに準ずるベストまたはベターな答えだ。」
一度言葉を切り、紅茶のような香りがするものを飲むと
「先ほどの戦闘の終盤、ボスの攻撃をソードスキルでパリングしたがあそこは一度引き体制を整えるのがベストだろう。しかし君はあえて違う選択肢を選んだ。他のものはなぜ?と思ったかもしれないが結果としてボスの体制を崩すことになり、押し切ることができた」
それにと付け足し続けた
「君は空間把握の能力がかなり長けているね?」
さすがにこの一言には俺も驚く、まさか一度パーティを組んだだけでわかるとは思っていなかったからだ。
「自分と相手との距離、そして武器の間合いの完全な把握による絶対的な自分の空間を生み出している。その結果が先ほどのボス部屋でのノーダメージクリアといったところだろうか。これだけの実力を持っているのならギルドに誘わずにはいられない、というのが二つ目の質問の答えだよ。」
(よくいうぜ…あんたもさっきのボスではノーダメージだったくせに、そのうえ初めてのボスの戦闘中にも関わらずにこの冷静さと観察眼、ほんとに初参加かよ…)
この男には若干の恐怖すら覚える、というのが俺が抱くヒースクリフへの感想だ。
「そして一つ目の質問の答えだが…」
ヒースクリフは若干のためを作り
「やるのなら一番を目指したい。というのは男として当然ではないかな?」
そう微笑みながら答えた。
「つまり私は私が作ったギルドで、一番のギルドを作りたいということだよ。そのためにも君に協力してもらいたいと思うのだがどうかね?」
その問いに対して俺は。
「…少し時間をくれ。」
といい、その日はヒースクリフとフレンド交換だけ行い別れた。
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そのことに悩み、気分転換のため下の階層に降りてみると、最近ボス攻略に顔を出さない黒づくめの男にあった
「よう、久しぶりキリト。」
「ジンか。久しぶりだな、17層のボス攻略以来か?」
「そうだな、そういや最近ボス攻略に顔ださないけどどうしたんだ?」
「ああ、いろいろとな…」
若干気まずそうに答えるキリトを不思議に思ってみていると、キリトのアイコンにギルドマークがついていることに気が付いた
「そっか、キリトもついにギルドに入ったのか…」
「ああ…」
「まあ、これで心残りが消えたわけだ…」
そう誰にも聞こえない小さな声で呟いた。
俺がなぜ今までギルドに入らなかったかというと1階層で世話になったキリトが延々とソロで活動していたからだ
もし俺がギルドに入り時間を束縛されてしまったらあいつに恩返しができないという些細なそして自分勝手な思いからだ
ほかの人が聞いたら笑ってしまうかもしれないが、俺からしたらキリトは恩人といっても過言ではないのだ。もしキリトに始まりの街でレクチャーしてもらわなかったら俺はこの場にいないかも知れない。
あいつは始まりの街でほかのやつらを見捨てたという罪悪感を自分から背負った。さらにベーターへの妬みをビーターと名乗ることで自分に集中させ、妬みを少なくしようとする自己犠牲野郎だ。あまりに救われないそいつのためになにか出来ないか、せめてパートナー、もしくはギルドに落ち着くまでは、と考え俺自身もソロで活動してきたのだ
「キリト、俺もそろそろギルドに入ろうと思ってるんだ。」
「そうか。」
「ああ。そうだ明日は25階層のボスの攻略会議だからお前も参加しろよな」
「はは、時間があれば出向いてみるよ。」
それから簡単に一言二言かわして俺は25階層の宿屋へと向かった。
後書き
話しが薄過ぎんよーーー
しかも主人公ホモっぽい感じになってんじゃん
違うからね、単に恩を感じてるだけだからね
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