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SAO:孤独の剣聖

作者:けい。
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五話

 
前書き
よろしいならば決闘じゃ! 

 
 俺はボス攻略会議の前にヒースクリフを呼び出し、話をすることにした。

 「やあジン君。私と話がしたいということは例の話でいいのかね?」

 「ああ、そのことであってるよ。」

 「ふむ、では少し座れる場所に移動するとしようか。」

 「ああ、そうだな。」

 今回もNPCが運営している喫茶店に入ることにした。

 「まず結論から言うと俺はあんたのギルドに入ろうと思っている。」

 「ほう…」

 俺が入るというとヒースクリフは目を細め若干微笑む

 「それでこっちからいくつか条件を出したいと思っているんだがいいか?」

 「続けたまえ。」

 「一つは一週間に一回は俺にフリーの時間を設けるということ、そしてもう一つは
いつでも俺がギルドを脱退できるようにするということ、この二つだ。」

 俺が二つ目の条件を出したところでほんの少しだがヒースクリフの眉が動いた

 「一つ目の条件はお安い御用だ、時間を前もって言ってくれればいくらでも調整ができるだろう、しかし二つ目の条件というのはどういうことかね?」

 「大丈夫だよ、入ってすぐにやめようとかは思ってないから。単純に副団長だからそう簡単にやめられては困る、ずっとこのギルドにいろ。というのをないようにするためだけだから。」

 「なるほど、分かったその条件を呑もう。」

 「それでいつからギルドを開設しようと思ってんだ?」

 「無論今からだよ。」

 「は?」

 その発言に俺は呆然とした。

 なんでも転移門の前でギルドメンバーになる予定のプレイヤーたちは集まっているらしい。

 (おいおい、どこまで用意周到なんだよ。)



 転移門の広場まで移動するとそこのには十数人のプレイヤーたちがそこにいた。

 ヒースクリフはその中央に立ち話し始めた

 「さて、ようやくすべてのピースが揃った。諸君私のギルドにようこそ私はヒースクリフ、今から作られるギルドの団長となるものだ、よろしく頼む。」

 そういいヒースクリフは一歩引き俺に目配らせで君の番だ。とでも言いたげにこっちを見た。

(はあ、こういうのはガラじゃないんだけどな…)

 俺は一歩前にでて自己紹介からすることにした。

 「俺はジン、こいつの団の副団長になる予定だが気に食わないやつがいるなら剣で話しをしよう。」 

 俺は煽るように自己紹介を行った

 (こうすれば一人はかかるだろう。)

 俺の狙いとしては煽ることにより決闘を申し込まれる、それに圧勝し実力を見せつけるということだ。

 (人の上に立つならまずは自分を知ってもらわなくちゃな。)

 一番最初に手を挙げたのはフードをかぶったプレイヤーだった

 「私はあなたの実力は知ってるけど、副団長足りえるとは思ってないわ。」

 (ん?この声聞き覚えがあるぞ?)

 そのプレイヤーから初撃決着の決闘を申し込まれた。

 (まあ、今考えても仕方ないか…)

 俺はその決闘を受諾し剣を構えると相手も細剣を構えた。

 カウントが始まる。

 3
 
 2

 1
 
 ビー

 決闘の始まりを告げるブザーがなると同時に、細剣を構えたプレイヤーはこちらに突っ込んできた。

 細剣が光る。

 (いきなりか。)

 そう思いながらも一歩半下がり俺の顔めがけてくるソードスキルリニアーを躱した。
 
 (速いな…)
 
 細剣は単発のダメージ事体は高くはないが連続して攻撃を行うという面においてはどの武器よりも優れているだろう。
 そういう意味では初撃決着の対人戦に一番適した武器といってもいいと俺は思っている。

 (まずはこのラッシュをブレイクしないとな)

 そう考えているとまた細剣が光り四連撃ソードスキル、カドラプル・ペインを放った

 カカカカーン

 周りの連中はたぶん剣が見えなかったであろう。しかし

 「見えてるんだなぁ、これが!」

 俺には細剣の軌道すら正確に見えているので防御するのもわけないのである。

 「ブレーク!」

 俺はカウンターの体制に入り剣を構えた。

 「くっ!」

 相手も慌てて距離を取ろうとバックステップを行うが

 「俺の間合いだ。」

 ここで俺はソードスキル、スラントを発動させた。
 相手もバックステップを行っている最中での攻撃のため態勢が悪く、剣を防御に回したがすでに俺の一撃が入った後だった。

 ブー

 Winner

 俺の目の前に勝利表示が付き、細剣プレイヤーとの決闘は幕を閉じた。
 

 
 

 
後書き
うーんこのなんともよくわからん戦闘シーン… 
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