「冥王来訪」の感想一覧

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コメント
アイリスの名前とキルケの祖父の登場で楽しみが増えました後はレベルを上げて物理でベータを殴り殺すだけですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います
BETAを、ゼオライマーの圧倒的な力の前に消し去る
結果マブラヴ世界の鬱屈した設定まで吹き飛んでしまいました

>キルケの祖父
南北朝鮮と違って、東西ドイツは双方にドイツ国防軍関係者が多数います
東西ドイツを語るうえで、やはり第三帝国時代を知る人間や関係者は必要です
そういった経緯で、キルケの祖父を出しました

>アイリス
『柴犬』ヒロインは誰か……
色々なご意見があると思いますが、個人的にはアイリスディーナとベアトリクスと思っております
一時期、『柴犬』版のまりもちゃん、夕呼先生枠などと言われてました
(海外のマブラヴ関係サイトでも書かれていて驚きました)
確かにアイリスディーナは神宮司まりもと同じように愛国心が強く民族愛に溢れています
ベアトリクスのすべてを犠牲にする姿勢……、香月博士に通づるところがあると思います
 本作ではユルゲンが健在で、結果的にベアトリクスの世を倦(う)む様な行動は為されなくなるでしょう
 アイリスの件は、アスクマンが遺(のこ)した最後の爆弾です
どの様な展開を迎えるかは、今後の推移を見守っていただければ幸いです
 
(非会員)
 
良い点
歴史的な憎しみと理不尽極まりない現実への足掻く思いが伝わります。
 
コメント
大陸国家はイギリスがやったように分断統治するしかないですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います
>歴史的な憎しみと理不尽極まりない現実
東西ドイツですが、ある意味日本以上に悲惨な扱いなのです
政治的、経済的にもその影響は残っています
端的にわかりやすい海軍力に関して話します
再軍備も日本より遅く、潜水艦や大型艦の建造も長らく禁止されました
つい最近、フリゲートを15年がかりで作り上げましたが、軍に納入を拒否されるほどひどい出来でした
(バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートで調べれば出てきます)

日本の場合はまだましで、冷戦が本格化する前にGHQが方針転換し、工業力の向上を進めます
米国で戦時標準規格を策定した人物の一人であるデミング博士を招聘した事もその一例です

>大陸国家
丁度、今起きているウクライナ情勢は100年前のマッキンダー卿のハートランド理論の再現に思えます
英海軍は1918年のソ連革命に際して、オデッサより白軍勢力を支援しましたが、米国の離反により失敗します
(チェコ軍団救出の名目で行われたシベリア出兵も同様の結末を得ます)
アフガンの時もそうでしたが、今回のウクライナにも英国は干渉しています
30年ほどの短期間で見ると分かりませんが100年単位で歴史を俯瞰してみてみると、以前の失策を取り返しに来たのだなと理解できます

長々と書き記しましたが、今回のご感想は何れ話作りとして反映させたいと考えて居ります 
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良い点
歴史の動きが分かりやすく日本の失敗も分かる。ゼオライマーで東欧とソ連を分断して弱体化させる構想!
 
コメント
マサキはミクに甘えるしミクも興奮してますね。武家首脳陣はマサキからゼオライマーを取り上げる算段をしてるのか?アイリスを日本に連れ帰ると面白いですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

今回、独白という形で今一度日露の関係の始まりは何であったかを解説いたしました

2000年の往来関係がある支那、通商条約締結以前より友好的な態度で接してきた米国、先史時代よりすでに日本の影響力が及び、複雑な関係のある朝鮮半島……

その中で、ロシアは最初から領土浸食の野心と敵意をむき出しにして我が国と対峙してきています
とにかく近隣諸国の中で異質なのです
以前、タタールの軛(くびき)に簡単に触れましたが、ロシア人の思考にまで蒙古人の影響は色濃く反映しているのです。

昨今の情勢もその延長線上にあります。
まるで物に取り憑かれたように、領土を拡張する思考の原点はソ連や帝政ロシアではありません
探っていくと、タタールの軛にまで行きつきます
蒙古とロシアの関係……
今は立場が逆転しましたが、数百年に及ぶ影響はいまだに消えぬのです

>東欧とソ連を分断して弱体化……構想
東欧諸国とロシアは関係が深く、民族的にもスラブ系と言う事で近いと考えがちですが、その関係は決して良好ではありません
ハンガリーもチェコもロシアとの距離を取ろうと必死ですが、地続きで常に侵略の危険性があるのでどうしても妥協せざるを得ない面があります
そして戦後、衛星国化した際、石油の融通や原子力発電のノウハウの享受などを経て簡単に影響力を削げぬようにしました
ソ連崩壊後のこの30年でより深刻な形で依存する結果になったのが、今日の情勢です
1970年代後半であれば、各国の対露依存姿勢は修正可能な範囲です
その様な事を鑑みて、今回の話の構想となりました

>美久
過激な表現だったかと書き終えた後、悩みました
ですが、原作は両作品とも成人指定の有る作品であったことを思い出しました
喜んでいただけたことを見ると取り越し苦労であったと思っております

>武家首脳陣
今後の展開をお待ちいただければ幸いです

 
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良い点
ボリュームが有って良し。マサキの遊び心も良し。
 
悪い点
マサキの饒舌になる心情がわかりにくい。
 
コメント
ソ連をかき混ぜください。次元連結機関を教える気分になったのか?知りたいです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>心情がわかりにくい。
ご指摘のあったマサキの心情描写です
些か、会話優先で話作りをしたかなと考えて居ります
今回の話作りは、ユルゲンやベアトリクスの視点が中心で、主人公の心情描写を抑え気味にしました
ご意見を反映して、後日改めてその経緯と内心に関して書きたいと思います


>ソ連
今後の展開をお待ちいただければ幸いです

(2022年4月10日20時30分加筆) 
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良い点
リズが性虐待を受けずにすんだ事。シュタージは下衆ばかりだからベアトリクスを花嫁にして側に居させるのは正解と思えます。
 
コメント
歴史の転換期に入りましたね、続きが楽しみです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います
>リズ
アスクマンに捕らえられ、殺生與奪を奪われ、シュタージに弄ばれ、辱められた彼女ですが、
この世界では、アスクマンは様々な思惑で排除されました
ゼオライマーの来訪も無論無関係ではありません
今回、現実でのシュタージでの政治犯や監視者の対応を鑑みて、思案しました
シュタージは秘密裏に処刑や残虐行為を行っているのは事実ですが、マブラヴ世界の東ドイツは現実より過激な路線です
そこをどうするかと考え、国外退去処分に致しました

>シュタージは下衆
今回、秘密に処刑したアスクマンを手厚く葬る話を書きましたが、これはスターリン時代に良くソ連で行われた手法を取り入れました
スターリンは政敵を処刑、粛清した後、「病死」「事故死」という事で大々的な葬儀を行い、肖像画を描いて顕彰(けんしょう)しました


>ベアトリクスを花嫁にして側に居させる
思えば、彼女も不幸な人間です
一方的に極悪人のような扱いをしている二次創作が多いですが、ユルゲンが健在であれば事情は変わります
『柴犬』本編でも、彼女の志操は常にユルゲンでありました
良かれと思って進めた独裁体制の邁進、アイリスディーナとの決別……
シュタージへの入省……
上記のような悲劇は起こり得なかったと考えて、今回のような話作りにしました

今後の展開をお待ちいただければ幸いです

 
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良い点
ベアトリクスのヤンデレが上手く書かれている。浮気をしたらユルゲンは殺されますね。
 
コメント
アイリスとキルケにも春が来て欲しいですね。政治の汚さも上手く表現出来てます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>ベアトリクスのヤンデレ
お褒め頂きうれしく思います
正直、この話の執筆だけで1週間近くかけました
毎日、3000字ほど推敲を繰り返して、原作を舐めるように読みました

ベアトリクスですが特権階級の一人娘として文字通り何不自由ない生活をするのですが、父アーベルとの距離の件で悩みます
12歳ごろ、ユルゲンたちと会うまでは、陰陰滅滅とした感じで近寄りがたい人物で、周囲から遠ざけられ孤立していました
家族愛を求めて、ユルゲンとの関係が深くなったのはある意味自然な流れと思います
彼女が5歳上のユルゲンを好きになったのは単純に好意もありましょうが、やはりどこか父性を求めていた所があるのではないでしょうか

この事はアイリスディーナにも言えます。
わずか5歳の時に、両親は離婚し、7歳になる前に父は精神病院へ幽閉されます
多感な思春期を兄と過ごし、正常な家庭生活と言う物をしていません
本人もそのことを劇中で気にしている描写があります
理解力や包容力のある男性と一緒になれば、家庭を持つと言う選択肢を彼女は選ぶのではないでしょうか


リィズも多少、義兄への依存の傾向がありました
ですがシュタージに囚われの身になる前からでは無い事を考えると、あの壮絶な環境の中で理想化した義兄の存在に救いを求めた結果ではないかと考えています


>キルケ
彼女の祖父はNATOの幕僚で、第二次大戦時のエースパイロットです
マブラヴ世界の欧州は、現実世界以上に貴族社会なのでまず縁談では苦労すると思います。
ゼオライマーの来訪によってBETAの侵略が停止した為、中ソ以外は成年男子層が温存されました
原作の様に軍隊に行ったとしても、数年務めただけで何処かの名家に嫁ぐ形になるでしょう
(基本的に欧州も日本と同じように父系社会です。
現在でも貴族や名家は男系継承で、姓や苗字は父方の姓を名乗るのが9割以上です
一般庶民でもその辺は変わりありません)

長々と書き連ねましたが、今後の展開をお待ちいただければ、幸いです 
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良い点
東ドイツの実体が語られた事。
 
悪い点
いきなり場面が変わる。
 
コメント
共産主義国の非道を世界に向けて発信しますか?特にウクライナの計画経済によるモロホールドは酷いですよね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず、場面転換の件です
ご意見を頂いて改めて推敲してみた所、視点の切り替えや必要な物を書き落としてる可能性があった事が今回は多かったのではないかと思います
描写不足で、話の奥深さを損ねる結果を招いたのではないかと……
これに関しては、適宜修正を加えるつもりです

ご感想有難う御座います
>東ドイツの実体
何れは誰かの口から語らせないとはいけないかと思っていました
主人公マサキから語らせましたが、結果的には話の流れを断ち切る悪影響を与えたのかなと感じてます

>共産主義国の非道を世界に向けて発信
マサキの手の中にはソ連大使館より手に居れた文書があります
遅かれ早かれ、実情は知れ渡るでしょう

ご意見をいただいたウクライナの1930年代の人工飢饉
その件に関しては、昨今の時勢に関係なく反映させる心算でした
『隻影のベルンハルト』で、ユルゲンたちはウクライナに派兵されています
ですから話の展開上、外せないものと考えています
 この問題に関しては故・ロバート・コンクエスト教授の古典的名作、『悲しみの収穫―ウクライナ大飢饉』があります
邦訳は大分高騰していますが、英語原著は比較的安価なペーパーバックや電子書籍が入手可能です
"The Harvest of Sorrow: Soviet Collectivization and the Terror-famine" (Oxford University Press, 1986).
(小生は2007年の邦訳出版直後に入手して読みました)
英語原著はあくまで参考で、読まれるのには大変な労力の要る著作です。
同様の趣旨は『共産主義黒書』〈ソ連篇〉の邦訳版に書かれています
こちらは筑摩書房の文庫版が入手可能で、安価な古本も多数出回っています

或いは、最近発売された『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』という映画作品を見るのも良いかもしれません
 小生は未だ見て居りませんが、2時間映画という短い時間の間でスターリンの『富農撲滅運動』がどの様な物であったか、視覚的に理解できる良い作品であると伺(うかが)って居ます


 
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良い点
共産党首脳陣の悪足掻きの表現が上手く書かれている。
 
コメント
シュミットは諦めが悪いですね。マサキが落し所を考えてるのか楽しみです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います
>共産党首脳陣の悪足掻き
まず帝政時代、ソ連時代を通じて言えることですが、ロシアという国は規模が大きいので柔軟な政策決定が反映され辛いのです
しかも、社会主義政権とは権力の正統性として自らの無謬(むびゅう)を打ち出します
それ故に、政策判断で明らかな誤りがあったとして方針転換をすることが出来ないのです
仮に非を認めて、謝罪しようものなら政権、或いは国自体が傾く事態になります
『カティンの森事件』の際も、業を煮やしたポーランド政府からの再三の苦情の結果、1987年にゴルバチョフが認めるまで実に40年近い歳月がかかりました
全容は今で不明で、ソ連崩壊後の1992年にエリツィン政権の時代に公式謝罪になりました

>シュミットは諦めが悪い
20年以上の時間をかけて、国家保安省の将官になり、そこから東ドイツを牛耳ろうとしたのですから、簡単には諦められぬでしょう
しかも『柴犬』の歴史の流れとは違って、軍の主力を握っているシュトラハヴィッツ少将は健在で、現政権は彼等を支援する立場を取っています
今回、一気呵成(いっきかせい)に戦術機で暗殺を企みましたが、失敗しました

マサキが、この件に関与するか、或いは静観するのか……
 
今後の推移を見守って頂ければ、幸いです 
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良い点
シュミットとアクスマンが破滅する事。マサキの指示で持ち出された資料で悪党が滅びリズが救われたかな。
 
コメント
アイリス達の未来が楽しみです。反革命罪は便利ですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>シュミットとアクスマン
そもそも準戦時下ともいうべきソ連でのBETA戦の最中に権力闘争をしていた彼等は、現代日本の感覚からすると奇異に感じると思います
しかし、レーニンが秘密結社形式でソ連共産党を作って以来、内部闘争は党のシステムとして組み込まれました
自らの党の存続の為に常に反対派を探したし、粛清する
「無窮(むきゅう)のテロリズム」というべき悪魔の仕組みは、全体主義思想の党を否定しない限り、消えません

>反革命罪は便利
この罪状は非常に範囲が広いので、僅かな人的ミスですらその対象になりました
1930年代のソ連大粛清の際は、この罪状の判例をソ連法廷や検察当局が乱発し、1000万人近い人間を監獄に送り込みました
90年近く経つ今でさえ、正確な被害者の数もその規模の大きさも把握できないほどなのです
シベリア抑留された日本兵の中には、偽の裁判でこの罪状を認定され、落命された方もいるほどです
我々にとっても他人事ではない、歴史の一端です

アイリスやベアトリクスに関しては、ユルゲンの存在でかなり変化することは間違いありません。

些か、長文になってしまいましたが、引き続き本作品を楽しんでいただければ幸いです


 
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良い点
マサキの活躍で世界が敵意を持ちそうな所。共産主義国撲滅が楽しみです。
 
悪い点
マサキは思いつきか計画的に動いてるのかわからない所。
 
コメント
マサキは日本帝国を老害が五月蝿い国と思っているのか?ユウコ先生がミクの存在を知ったら強制徴発しそう。もし嵐山中隊をマサキが気まぐれに助けて深くかかわったら唯姫達の反応が気になりますね。質問ですがオリジナルハイブ攻略後の人類統合体政府の社霞とマサキが出会ったらどうなると思えます? 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず、主人公の心情描写に関して不明瞭な点があったのは小生の不徳の致すところです

ご感想有難う御座います

>世界が敵意を持ちそうな所
今作品の場合は、『冥府の王』になるのではなく、『世界征服』ですから、真意を知れば敵対されると思います。


>日本帝国を老害が五月蝿い国
彼自身は、政治に翻弄されて落命したこともある立場です
ある程度政治家に不信感を持っているのも致し方ありません

>TEの時代にマサキが行った場合
唯姫……、男勝りで気が強いからなあ
女の身空で、武家の嫡子扱いというで苦労を重ねるから、気の毒で……
嵐山中隊に関わったら……、如何でしょうかね
ずっと、彼は鉄甲龍やラスト・ガーディアンという男社会に居ましたから
軍事組織で、若い乙女たちが働いていることに驚くでしょう
女子高に呼ばれた男子校の教員みたいな感じになって苦労するとは思いますよ

>香月博士の強制徴発
遣れないことは無いでしょうが、日本国内で国連軍職員がそれをやったら外交問題になります
もっとも横浜にBETAばら撒いた時点で、死刑判決受けても仕方ない状態ですから
黙認した基地司令も重罪ですし、あの基地のメンバーは問題行動しかしてません
武ちゃんの持ち込んだ情報云々が無くても帝国政府や軍からの印象は最悪だったでしょうね
(城内省は別でしょうが……)

>人類統合体政府の社霞
難しい質問ですね
この辺は、ほとんど公式でも触れられていませんからね
角川書店から出ている公式漫画で、僅かに描写される程度ですから……

いっそこの連載が終わったらTE世界の1990年代に放り込んだ話を書いた方が早いかな
小生の気が向けば、考えておきます 
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良い点
先の未来を想定してないと反乱が失敗する例に成った事。ボリュームの有る話しで良かった。
 
コメント
ベータに核兵器は通じないのに頼るのは軍事的にどうなのかと思えます。自分にマサキを転移させる権限と力が有れば月面戦争末期ぐらいに送りたいですね。ユウコ先生がマサキの後継者に成ったら面白いです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>反乱
歴史上、反乱の成功回数は思ったより少ないのです
今日の世界情勢でも第三世界ですら軍事クーデターは半数近くが頓挫しています
ましてや、今回の話の様に、首脳部が察知しており、軍の機能が十全であれば、ほぼ失敗します
『オルタネイティヴ』であったクーデターは、富士教導団という国防省直轄部隊まで参加していますが、その後の経緯を見ると、計画段階で拙速であったと思います
また冷戦期の軍事クーデターは米ソの代理戦争の延長上にあり、エジプト、シリア、アフガンのクーデターはソ連が関与しています

>ベータに核兵器は通じない
有効打にならないだけで、遅延戦法としては効果的です
最も人間に対しても核爆弾は地形や天候、適切な対応によって効果が半減するので、使い方次第です
(空襲警報が発令されなかった海沿いで平坦な広島に比して、長崎は山がちな地形と空襲警報を即座に発令して、迎撃機を飛ばしています。
その結果、長崎の原爆被害は、住民が避難でき、広島より少なく抑えることに成功しています)

また、シュミットが核戦力に頼るのは『柴犬』本編でもそうなのですが、東ドイツを牛耳る為の方便です
彼は、飽く迄東ドイツの権力を奪取することが目的で、BETA戦に関してはそれほど深く考えて居りません
アニメ版だと、KGB少尉でソ連の防御壁として東ドイツを使うためにソ連の核戦力に頼りました
(本作品は、アニメ版準拠にしております)
もっとも、ソ連の核管理は、杜撰(ずさん)で、放射能汚染が30年ほど前、問題になりました
昨今の情勢を見る限り、然程変化はない様なので、ロシアのニチェーヴォ(なんとかなるさ)体質は、簡単には変化しないと、嘆いております

>月面戦争末期
月に送り込む……。非常に効果的に思えます
小生がその立場であるのならば、火星か、或いはBETAの造物主の所に放り込んで根こそぎ消すと言うのも良いかなと思います
ただ、それをやると物語としての面白みにかけ、戦術機が登場しない世界になります
『エクストラ』世界に、マサキとゼオライマーを送り込む……
怪獣『ゴジラ』が、日本を襲ったような状況に為るやもしれません

>ユウコ先生がマサキの後継者
香月博士とマサキは天才ですが、上手くいくのでしょうかね
OVA版を基に考えて、鉄甲龍でも、同僚のルーランと上手くいってなかった感じでしたし……
漫画版だと、猥褻(わいせつ)な行為をするでしょうし……
(香月博士は、年上好きだから、案外上手く行くのかな)
しばし、不安です
 
(非会員)
 
良い点
アクスマンに弾が当たった事。共産主義国の未来を予想出来る人材がいて軟着陸を模索出来る力が有る事。
 
悪い点
東ドイツやソ連の機密文書を手に入れる流れで混乱状態でも秘密警察官に見つからず行動出来るとは思えないし重要事項文書を保管してる所から一人も人員を残さないとは思えません。
 
コメント
次元連結機関は便利ですね、完全犯罪も出来そうです。質問ですがマサキが帝都燃ゆ直前の嵐山に転移してたら、どうなりますか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず、ご指摘の点ですが、描写不足で申し訳ありません
この様に至らぬ点をご指摘いただけるのは非常に感謝しております

ご感想有難う御座います
>共産……国の……軟着陸
史実においても東欧の社会主義圏は建国10年目から社会主義の限界を感じており、軟着陸の方向にもっていっているのです
ですが、ことごとくソ連の介入によって水泡に帰します
情勢が変わるのは、1980年代です
KGB出身のユーリー・アンドロポフが政権を握ってから徐々に姿勢が変化し始めます
アンドロポフ自身は、ハンガリー動乱をKGB幹部として、まじかで指揮しており、東欧諸国の人間がどの様に考えているか、知っていました
ソ連という重しが利かなくなればどうなるであろうか……
私なりの歴史IFを考えて、書いてみました

>嵐山
ご質問を頂きました、1998年7月31日の、京都最終防衛線、嵐山仮設補給基地の事です
直前となりますと、仮に府中、或いは近畿の兵庫辺りに配備すれば、洛中の炎上は抑えられるでしょう
ただ、在日米軍の撤退や九州、四国、山陰の各重要拠点の壊滅は、状況によっては変化すると思います
(仮に、全てゼオライマーで被害は防げても、政治情勢への影響は避けられないでしょう)

一番効果的なのは1998年の時点では韓国の鉄源ハイヴを焼き消す事でしょうね

光州撤退戦での彩峰中将の問題行動……
やはりここが一番の分岐点に為ろうかと思います
彼が、感情に任せて行動しなければ、京都陥落、佐渡島ハイヴ、G弾投下、軍事クーデター等々
数々の悲劇は避けられたはずです
また国連軍という烏合の衆の指揮系統にも問題はあります
現実のPKO派遣でもその辺はもめるのです
(マサキ風のやり方であれば、光州の国連軍と避難民をBETAと共に焼き消す方法がベストかもしれません)

>次元連結......完全犯罪
原子レベルまで分解できますからね……

OVA本編でもそうですが、木原マサキは基本的に相手を弄んでから倒すので、最大限の能力を出していないのです

大火力兵装、全面バリア、空間転移……実際の強さは未知数です

この無限のエネルギーを基にして、なんでも出来るのは、彼の頭脳があってこそです
別次元から無限のエネルギーを供給して、やりたい放題されたら、もう手が付けられません
以前仰られたとおり、鑑純夏の件も影響を与えるでしょう
例えば、純夏の脳より細胞を摂取して、彼女の失われた肉体を完全に再生させる……
このような事もやってのける可能性があると言う事です
(漫画版は、厳密にいえば別物なのですが、肉体の再生や修復を超次元システムで行っています)


ご指摘の点に関しては、後日改めて補足したいと思っております
 
(非会員)
 
良い点
ソ連のスパイに情報を話させた事。
 
コメント
一気に叩き潰せな展開で熱くなりますが、これからもマサキはスパイに狙われますね。早くアイリスとキルケがマサキと接触する事を期待します。ロシア人は劣等感が強いのか?自分もミクが欲しいです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>ロシア人は劣等感が強いのか
これは、現代まで続いており、非常に西欧社会への劣等感に苛まれております
10世紀ごろ、キエフルーシーが出来たばかりの時、東ローマー帝国と接していたことや、300年に及ぶタタールの軛(くびき)、の影響も大きく
17世紀にピョートル大帝が欧州を歴訪した際、彼らが滞在した館が『嵐が過ぎ去った後の様』酷く荒らされており、西欧社会から馬鹿にされていました
ロマノフ朝時代、かなり貴族層の西欧化を進めたのですが、1918年の暴力革命で水泡に帰しました。


古来より通常戦力も弱く(結構な頻度で敗退してます)、ポーランド分割の時の様に諜報戦が彼等の18番で、トルコから黒海沿岸諸国を削り取ったのも同様の手法です

一方、マブラヴ世界に置いて考えてみれば、樺太の南北で国境を接する日本において米国に対するディスインフォメーション工作が行われた節があります。
香月博士が、ロシア人の社霞を引き取ったこともESP能力以外の政治的意図があるとも受け取れます。
インド人が指令を務める横浜基地自体が、反米の巣窟という見解も成り立つかもしれません。
(インドは1947年の独立以来、伝統的に親ソ、親露の外交姿勢を捨てていません)

また、米国議会内にソ連融和派を一定数入れて、アラスカ租借という馬鹿げた政策を実現させています
(米国の三権分立は日本以上に厳格で、議会権限は非常に強固です)

御懸念されるとおり、マサキは仮にこの艱難を乗り越えても、それ以上の物に突き当たるかもしれません

また東ドイツの原作勢は、今後の展開をお待ちいただければ幸いです 
(非会員)
 
良い点
東側に反撃する決意をした事。
 
コメント
マサキが東ドイツを制圧した方が早いですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>東側に反撃する決意
原作に言える事なのですが、非常にソ連に甘いのです
『柴犬』と『TE』で、感じるのが共産圏への対応の温度差です
『柴犬』は、そこそこ現実的な対応をしてるのですが、『TE』は観ていてソ連への哀愁を作品内に感じるのです
(作者が別であるも関係しているかもしれません)
 そもそもアラスカにソ連指導部を避難させる米国の対応って気違い沙汰では、と思ってしまいます
精々、北樺太で良いじゃないと思ってしまいます
(これも日米安保嬢は非常に脅威)

>マサキが東ドイツを制圧した方が早いですね。
今後の展開をお待ちください 
(非会員)
 
コメント
アイリスの兄はお花畑の脳を持ってるのか?と思えるし妹のアイリスが苦労するのがわかりますね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

ユルゲン兄さんの議場荒らしの話は、残念ながら公式の設定なのです
彼の言動を見ていると東独の社会主義政権下では凄い危ういのです
(チェコやハンガリーの社会主義政権だったら、開放政策をしていたので許されたでしょう)

父が持っていたアメリカ映画を見たり、闇で手に入れた洋書を読んだりしてます
(この時代の東独は、ソ連の著作物まで発禁です。所有自体が刑法犯です)

ベアトリクスのところに押しかけて逢瀬を重ねたり……
妹の姿見たさに、士官学校まで遊びに行ったりしてます

士官学校主席卒業で、秀才であるのは間違いないのですが、抜けてるんですよ
多感な10代の時期に、父親の精神病院入院(幽閉)と母親の出奔(シュタージ職員との不倫)が有ったせいで、常識というか、感性がずれているんです
一応、ボルツ老人が夫婦で育ててくれたのですが、彼等も働いているので、ほぼ『鍵っ子』状態で放置されてます

両親からの愛情を受けなかったせいか、他人の愛情や好意にも、すごい鈍感です。
帰国してすぐ、軍服姿のまま、ブレーメ家を訪問するのですが、ベアトリクスをガン無視して、アーベルに『今後のドイツ経済』の事を相談しに行くのです。
アイリスディーナから指摘されるまで、ベアトリクスが、其の事を非常に憤慨していたことを気が付きませんでした

アイリスディーナは、物心ついた時から、両親が居ませんでしたから、両親の愛情を知りません。
両親との離別のショックはものすごく、結婚は諦めていると、兄にほのめかす場面があります。
(彼女自身は、『両親に捨てられた』と亡くなるまで信じていました)
666中隊での過剰とまで言える面倒見の良さは、その辺の愛情不足が起因しているのかもしれません
(もっとも、彼女自身は非常に心の優しい人物なので、本性なのでしょう)

そう考えると、ベルンハルト兄弟は正しく社会主義政権の被害者なのです

小生は、ユルゲン・ベルンハルト青年の言動を見て、むしろ憐憫(れんびん)の情を禁じ得ませんでした

彼が、シュタージに家庭を壊されなければ、外交官の息子として、それなりの暮らしも出来たはずです
両親の愛情を十分に感じて、社会主義政権下の貧しい生活でも仲間たちと手を取り合って暮らしていけたでしょう
(皮肉なことに、西独の方が、アメリカの物質文化が流入して個人主義が進み、家庭崩壊が多く、東独の方が、家族主義で、古風なドイツ社会が温存できていたのです)

長々と書き連ねましたが、今後の展開をお待ちいただければ幸いです
 
(非会員)
 
良い点
連続投稿は嬉しいです。ソ連の焦りが上手く書かれているし足の引っ張りが予想通りな所。
 
悪い点
マサキなら自分の安全を考えて最初から準備をしててもおかしくないのにと思える。
 
コメント
マサキはミクが居ないと駄目に成りそうだし武家首脳陣の傲慢な態度には腹がタツので拷問ソムリエに依頼したいくらいムカつく。ミクとキルケ・シュタインホフと友達に成りそうですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います
この話、前後3回に関しては、あまり間隔をあけると、読者の理解の妨げになるかと思い、連続投稿といたしました

>最初から準備
これは、単純に私の描写不足です。
実を申しますと、草稿段階においては、その様に書いていたのですが、推敲した結果、今のような流れになりました
些か、思慮不足であったかな、と思っております

>マサキはミクが居ないと駄目
仰る通り、彼女が居ないと、ゼオライマーは万全の状態で動かせません。
空間跳躍や次元連結砲、高速移動に制約が掛かり、出力は三分の一以下になります
逆に、マサキ無しでもゼオライマーは動かせるのです
彼自身は、飽く迄、己を生体認証の鍵としており、それほど重要視してません
(OVA本編でも、壊れても良いか、位の態度です)

彼の精神衛生上、美久の及ぼす影響は多いと思います。
機械とはいえ、異世界に付いて来てくれた存在ですから、内心は何かと頼りにしていると思います
今回のご意見を、何れかは、どの様な形であっても話に反映させようか、思っております

>武家首脳陣
後日、それ相応の対応をしようかと、検討しております

>キルケ・シュタインホフ
この時代だと、たしか、彼女の祖父はNATOの幕僚だったはずです
西ドイツのキャラも思いのほか、良い意味でも悪い意味でも強烈な印象の人物が多かったのは覚えています
西ドイツのキャラも、何れ、登場させる心算です
(パレオロゴス作戦で、東西合同作戦を実施するので、西ドイツは重要な役目を果たさざるを得ないでしょう)


話の推移を見守って頂ければ、幸いです
 
(非会員)
 
良い点
アクスマンの下衆な所の描写が上手く共産主義国では賄賂が強い所。
 
悪い点
スパイ達がわざとらしい会話をし過ぎて流れが遅い所。
 
コメント
出来ればリズだけでも西への亡命が成功して欲しいです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず、展開が遅い事に関しては小生の不徳の致すところです
大分、草稿を添削したのですが、それでもなお、無駄な部分があったかと思います
なるべく余計な描写を省くよう、心がけたいと思います

>共産主義国では賄賂が強い
賄賂ばかりではなく、大規模な横領も常態化しています
旧ソ連では、実際の人数を水増しして、食料や備品を横領し、転売、その差額を個人の懐に入れる
スターリン時代、強制収容所の所長が、10万人単位の食糧水増しによる横領罪で、銃殺刑になっています

今回のウクライナ紛争でのロシア軍の補給や需品の状況を見ると、ソ連崩壊から30年たっても、変わってないように見受けられます
報道によると、7年近く前の糧食が届いたり、燃料を戦地に入る前に転売して酒保品に変える等

>リズだけでも西への亡命
彼女の安否に関しては、今後の展開を見守って頂ければと、お答えさせてもらいます


 
(非会員)
 
良い点
各国の苦悩がわかりやすい。
 
コメント
マサキを女で釣ろうとは馬鹿にしてますね、自分なら激怒して敵の本国にグレートゼオライマーで乗り込む騒ぎを起こしますよ。武家首脳陣が次元連結機関を知ったら同じ事をしそうです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>女で釣る
これはマサキ自身に関する情報が極端に少ないゆえに、一般的な作戦を実施せざるを得ない彼等の弱さでもあります
対人工作では、人・物・金の定番の他に、その人物の自尊心や愛国心に訴えかける工作をするという変化球もあり、相手に関する理解度や創造力によって変化してこようかと思います

思えば、マブラヴ世界では、現代の軍事知識のない素人が、判りそうなことでも常識として抜け落ちている点が見えます
そういった点を加味しますと、異世界ゆえに事情が違うのかと思っております
原作世界で、最初に転生した白銀武の苦労も、作中に語られている以上であったと想像しております

>武家首脳陣が……同じ事
私も同様の懸念を抱きました
我々は、第三者の視点で、城内省がどれだけ狂った機関であり、悪政を行っていると知っては居りますが、異世界人として来訪した彼は知りません。
故に、選択肢を誤れば、城内省は文字通り消し飛ぶでしょう
仰られるとおり、城内省は魑魅魍魎の巣窟です
我々と姿形が同じでも、彼の組織が同じ論理で動いているとは限らないという事を、あらためて認識させられる思いです
また、それはマサキ自身にも言えます
同じ人間だから、と甘い考えで動いていれば、彼の逆鱗に触れ、惨めな結果になるのではないか……

今回のご意見は非常に参考になりました
何れ、話作りの中で反映させようかと、考えて居ります


 
(非会員)
 
良い点
冥王とマサキの恐ろしさを知らないのは幸せな事。
 
悪い点
ゼオライマーの武力に対して各国の軍上層部がどんな反応しているかわからない。
 
コメント
ミクとグレートゼオライマーがあれば月の近くにコロニーを作って引きこもりになりたいと思いますね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

今回CIAのみの視点にしましたが、この世界の住人はまだ本当の意味でのゼオライマーの能力を知らないという前提で話作りを致しました

>各国の軍上層部がどんな反応

ご指摘の点は、猛省しております
日米と東独以外の各国の反応が全くなかったことは、私個人の視点で抜け落ちていました
早速、このご意見を反映して、話作りを進めるつもりです

>月の近くにコロニーを作って引きこもりになりたい
それが一番無難な策だと思います
全て終わった後、米国や日本の片田舎で楽隠居するのも考えたのですが、城内省の連中やCIAの工作がありそうですし……



 
(非会員)
 
良い点
M29が有る事。未来の課長かも知れない人がマサキを煽る所。
 
コメント
ミクがガイノイドで有る事を堅物な篁と岩谷に彩峰が知った時の反応が楽しみです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>M29
一応、1970年代と言う事で好みの拳銃を考えたのですが、かの有名な『ダーティーハリー』シリーズのM29拳銃にしました
(当時は、人気が無くて安い拳銃の一つでした)
現実の世界で海保や警察が使っているM19でも良かったのですが、創作の世界で回転拳銃と言ったらM29かなと思い選びました
8インチの長銃身は完全に私の好みです
(短銃身の方が隠し持ちしやすい)

商人の下りですが、使い古された表現かもしれませんが現実的かなと思い、《行商人》と自称させました

>ミクがガイノイド
彼等が知って、スパイ組織がいい加減な日本政府に伝わったら、おそらく米ソ両国に漏れるでしょう

今後の展開を待っていただければ幸いです
 

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